コールセンターKPIで重要な13指標|目標設定から活用までの完全ガイド
最終更新日:2025/06/23
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『デジタル化の窓口』は、この国のデジタル課題「2025年の崖」に備えるため2022年にサービスをスタートしました。1,500以上のIT製品、4,000以上の導入事例を掲載し、特長・選び方を分かりやすく整理して解説することで、自社に最適な製品・サービスを見つけるお手伝いをする紹介サービスです。
目次
顧客接点の最前線に立つコールセンターは、今や企業の競争力を左右する重要な機能となっています。
応答率の低下、オペレーターの離職、顧客満足度の伸び悩み──こうした課題は多くのコールセンターに共通する悩みです。従来は「コストセンター」と見なされていたコールセンターも、顧客の声を直接聞き取れる価値あるチャネルとして、「プロフィットセンター」への進化が求められています。
そのためには、感覚や経験に頼るのではなく、数値に基づいた運営と改善が不可欠です。ここで鍵となるのが、KPI(重要業績評価指標)の設定と活用です。KPIは、最終目標(KGI)に向かって現場が着実に前進しているかを可視化する“羅針盤”であり、組織全体の方向性を一致させ、成果へと導く力を持ちます。
📌この記事で解説すること
- KPIの基礎:コールセンターにおけるKPIの重要性やKGIとの関係を解説。
- 主要KPIと活用術:押さえるべきKPI13指標と効果的な設定・運用ポイントを紹介。
- 効率化ツール:KPI管理に役立つヘルプデスクツール3選。
1. なぜ今、コールセンターのKPIが重要なのか?KGIとの関係と設定の基本
現代において、コールセンターは単なる顧客対応の窓口ではなく、企業の成長を左右する重要な役割を担っています。デジタル化が進む中で、顧客との接点は多様化し、コールセンターの役割も変化しています。ここでは、なぜ今KPIがコールセンターにとって不可欠なのか、そしてその基本について解説します。
1.1 コールセンターはコストセンターからプロフィットセンターへ
かつてコールセンターは、電話対応にかかるコストの高さから「コストセンター」と見なされることが少なくありませんでした。しかし、顧客ニーズの多様化やデジタル技術の進化により、コールセンターは顧客の声を直接聞き、サービス改善や新たなビジネスチャンスを創出する「プロフィットセンター」へと進化しています。
1.2 KPIとは?目標達成のための羅針盤
KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)とは、企業や組織が目標達成に向けたプロセスにおいて、その達成度合いを測るための具体的な数値指標です。簡単に言えば、「今、目標に対してどこまで進んでいるか」を教えてくれる羅針盤のようなものです。
指標 | 意味 | コールセンターにおける役割 |
KGI | Key Goal Indicator(重要目標達成指標) | コールセンターが最終的に目指すゴール(例:顧客満足度90%達成、売上10%向上) |
KPI | Key Performance Indicator(重要業績評価指標) | KGI達成に向けた中間目標やプロセスを測る指標(例:応答率95%、AHT 300秒以内) |
1.3 なぜコールセンターでKPIが必要なのか?
KPIを設定し、適切に管理することは、コールセンター運営において以下のような大きなメリットをもたらします。
- 目標の明確化と共有: 漠然とした目標ではなく、具体的な数値目標を設定することで、オペレーターからマネージャーまで全員が「何を」「どこまで」目指すべきか明確に理解し、共有できます。
- 現状把握と課題の可視化: KPIという客観的な数値データを用いることで、コールセンター全体のパフォーマンスや個々のオペレーターの状況を正確に把握できます。これにより、どこに問題があるのか、どの部分を改善すべきかといった課題が明確になります。
- 効率的な業務改善: 数値の変化を定期的に追うことで、実施した改善策の効果を迅速に測定できます。効果が見られない場合はすぐに軌道修正し、PDCAサイクル(Plan:計画、Do:実行、Check:評価、Act:改善)を素早く回すことで、継続的な業務改善に繋げられます。
このように、KPIはコールセンターの生産性向上、顧客満足度向上、さらには従業員のエンゲージメント向上に不可欠な要素と言えるでしょう。
2. コールセンターのKPI管理を効率化!おすすめツール7選
KPIを効果的に管理し、データを日々の業務改善に活かすためには、適切なツールの導入が欠かせません。ここでは、コールセンター運営の効率化に貢献するヘルプデスクツールを4つ厳選してご紹介します。また、IVR(自動音声応答)システムやテキストマイニングツールを3つ紹介します。
2.1. Zendesk Support
Zendesk Supportは、世界中の企業で利用されている実績豊富なカスタマーサービスプラットフォームです。問い合わせの一元管理はもちろん、豊富な分析機能やAIによる自動応答機能などが充実しており、コールセンターのKPI管理に大きく貢献します。
たとえば、応答時間や初回解決時間、顧客満足度(CSAT)といった重要なKPIをリアルタイムで把握し、レポートとして出力できるため、データに基づいた迅速な意思決定が可能になります。直感的なインターフェースも特徴で、オペレーターも管理者もスムーズに使いこなせるでしょう。
Team$19 (1ユーザーあたり月額) |
※ただし年間一括払いです。 ◎合理的なメールサポートですぐに業務を効率化できます。 |
---|---|
Suite Team$55 (1ユーザーあたり月額) |
※ただし年間一括払いです。 ◎マルチチャネルサポートとAIでサービスを自動化します。 |
Suite Professional$115 (1ユーザーあたり月額) |
※ただし年間一括払いです。 ◎カスタマイズ機能やデータでオペレーションを最適化できます。 |
Suite Enterprise 要問い合わせ |
※ただし年間一括払いです。 ◎変更管理ツールでサービスの変更を安全に管理できます。 |
製品HP: Zendesk Support 公式サイト
2.2. Freshdesk
Freshdeskは、使いやすいインターフェースと多機能性が魅力のヘルプデスクソフトウェアです。メール、チャット、電話、SNSなど、多様なチャネルからの問い合わせを一元的に管理できるため、顧客とのコミュニケーションを逃しません。
チケットの解決率や初回応答時間、さらには各エージェントのパフォーマンスといったKPIを細かく追跡し、視覚的に分かりやすい形で提供します。中小企業から大企業まで、幅広い規模のコールセンターで導入が進められています。
FREE 0円 |
ユーザー:2人まで ◎機能 ●ナレッジベース ●メールのチケット化 ●チケットの発信 など |
---|---|
GROWTH月間契約 2700円/1担当者 |
◎機能 FREEの機能に加えて ●営業時間とSLA設定 ●API連携など |
PRO月間契約 8,600円/1担当者 |
◎機能 FREE、GROWTHの機能に加えて ●カスタムアプリ ●顧客満足度調査・レポート ●レポートの共有 |
ENTERPRISE月間契約 13,800円/1担当者 |
◎機能 FREE、GROWTH、PROの機能に加えて ●監査ログ ●ナレッジベース承認ワークフロー |
※為替の変動が大きいため、参考価格での表記となります。
製品HP:【Freshdesk(フレッシュデスク)】使いやすさNo1!ヘルプデスク・問合せ管理ツール
2.3. FastHelp / FastText(テクマトリックス)
FastHelpは、顧客情報や問い合わせ履歴の一元管理、応対状況の可視化を通じて、オペレーターの業務を包括的にサポートするCRMシステムです。これにより、応対時間の短縮や顧客情報のスムーズな引き継ぎが可能となり、生産性向上に貢献します。
一方、FastTextは、コールセンターでの通話やテキストデータ(チャット、メールなど)をテキストマイニング技術で分析するツールです。これにより、顧客の「生の声」からニーズや課題、不満点を深く掘り下げて特定できます。応対品質の向上やFAQコンテンツの改善、さらには新サービス開発のヒントまで、多角的な視点から業務改善をサポートしてくれます。
料金プラン 要問い合わせ |
HPで資料請求をしてください。 |
---|
製品HP: テクマトリックス FastHelp 公式サイト/テクマトリックス FastText 公式サイト
2.4. Salesforce Service Cloud
株式会社セールスフォース・ジャパンが提供している「Salesforce Service Cloud」は、企業が顧客対応を効率的に管理し、優れたカスタマーサポートを提供するための強力なプラットフォームです。このシステムは、AI技術とCRMを組み合わせて、従来のサービス運用を革新します。多様なコミュニケーションチャネル(電話、メール、SMS、チャットなど)を統合し、顧客の問題を迅速に解決するために最適なエージェントに自動的にルーティングすることができます。
Stater Suite 3,000円(税抜)/ユーザー/月 |
◎マーケティング、営業、サービス、コマース向けのシンプルなCRMスイート |
---|---|
Pro Suite 12,000円(税抜)/ユーザー/月 |
◎マーケティング、営業、サービス、コマース向けのツールがさらに充実した柔軟性の高いCRMスイート |
Enterprise 19,800円(税抜)/ユーザー/月 |
◎AI搭載のサービス向けCRM |
Unlimited 39,600円(税抜)/ユーザー/月 |
◎チャットおよび年中無休24時間体制のサポートを備えたサービス向けCRM |
Einsterin 1 Service 60,000円(税抜)/ユーザー/月 |
◎信頼できるAIとデータを搭載した、サービス向けSalesforceの最上位のツール |
製品HP:Service Cloud (サービスクラウド) | AI搭載のカスタマーサービス向け統合コンソール
ソフト種別
クラウド型ソフト
基本的な機能
顧客管理
AI自動応答機能
外部サービスとの連携
問い合わせ担当者の振り分け
集計レポート作成
顧客情報管理
社内FAQ
ステータス管理
AI業務支援
ラベリング・フォルダ管理
推奨環境
PCブラウザ
サポート
電話
チャット
トライアル
有り
最低利用期間
1年
2.5. あふれ呼IVR(自動音声応答システム)
オペレーターが対応できなかったあふれ呼を逃さずキャッチ!コンタクトセンターのビジネスの機会損失軽減、お客さま満足度向上を実現します。応答率や放棄呼率といったKPIの改善に直結するのがIVRシステムです。顧客の問い合わせ内容に応じて適切な部署に振り分けたり、営業時間外や回線混雑時に自動で情報提供を行ったりすることで、オペレーターの負担を軽減し、顧客の待ち時間を短縮します。
料金プラン 要問い合わせ |
HPで資料請求をしてください。 |
---|
製品HP:あふれ呼IVRサービス|コールセンターシステム/クラウド型CTI/チャット導入なら|NTTビズリンク株式会社
2.6. テキストマイニングシステム
一般的なテキストマイニングツールは、コンタクトセンターなどでのお客さまとの会話における『話し言葉』の分析に弱いと言われています。VOiC Finderは、この弱点を補完し、VOC分析に強みを持つテキストマイニングツールです。VOiC Finderでは複数の文章の関係性も読み取ることができます。
料金プラン 要問い合わせ |
HPで資料請求をしてください。 |
---|
製品HP:テキストマイニングツール:VOiC Finder | SCSK株式会社
2.7. Voice Miner(音声認識システム)
コンタクトセンターに蓄積された音声データを分析し、業務改善やマーケティングに活用することが可能です。VextVoiceMinerは目的に合わせて使い分けることができ、大きく分けると会話分析・監視システム(バッチ型)・オペレータ支援システム(リアルタイム型)に分類できます。
料金プラン 要問い合わせ |
HPで資料請求をしてください。 |
---|
製品HP:VextVoiceMiner | ベクスト株式会社(Vext Inc.)
💡どのツールを選ぶべき?
ツール選びは、貴社のコールセンターが抱える具体的な課題や目指す目標によって大きく異なります。
- 応答率や放棄呼率に課題がある: IVRシステムやAIチャットボットが有効かもしれません。
- オペレーターの生産性や応対品質を向上させたい: ヘルプデスクツールやCRMシステム、テキストマイニングツールが役立つでしょう。
- 顧客満足度を向上させたい: 顧客体験全体を管理できるCRMシステムが適しています。
3. コールセンターで押さえるべき主要KPI13選【カテゴリ別】
ここでは、コールセンターで特に注目すべき13のKPIを、目的別に4つのカテゴリに分けてご紹介します。それぞれのKPIがどのような意味を持ち、どう計算され、一般的な目安がどのくらいなのかを解説しますので、ぜひ貴社のKPI設定の参考にしてください。
3.1. 応対品質に関するKPI
顧客との最初の接点となる応対品質は、コールセンターの顔とも言える重要な指標です。これらのKPIは、顧客がどれだけスムーズに、そして満足のいく対応を受けられたかを示します。
- 応答率
- 放棄率(放棄呼率)
- サービスレベル(SL)
- 平均応答速度(ASA)
- 一次解決率(FCR:First Call Resolution)
KPI項目 | 意味・概要 | 計算式 | 目安・補足 |
応答率 | 入電数に対して、オペレーターが実際に応答できたコールの割合。コールセンターのつながりやすさを示す基本指標です。 | 応答数 ÷ 入電数 × 100(%) | 一般的に80%以上が望ましい。業界やサービス内容で目標値は異なります。 |
放棄率(放棄呼率) | 顧客がオペレーターにつながる前に、待ちきれずに電話を切ってしまったコールの割合。顧客の不満やビジネスチャンスの損失に繋がります。 | 放棄呼数 ÷ 入電数 × 100(%) | 3〜5%以内が理想。あふれ呼IVRの導入が改善に有効です。 |
サービスレベル(SL) | 設定した時間内に応答できたコールの割合。「20秒以内に80%のコールに応答する」といった目標で設定されます。 | 設定時間内に応答できたコール数 ÷ 総応答数 × 100(%) | 「80/20ルール」(80%のコールを20秒以内に応答)がよく用いられます。 |
平均応答速度(ASA) | コールが着信してからオペレーターが応答するまでの平均時間。顧客の待ち時間を示す直接的な指標です。 | 総待ち時間 ÷ 総応答数 | 20秒以内が望ましいとされますが、業種やコール内容で許容範囲は異なります。 |
一次解決率(FCR) | 顧客からの問い合わせに対し、最初のコンタクトで問題を完全に解決できた割合。顧客の手間を最小限に抑え、高い顧客満足度につながる重要な指標です。 | 一次解決できた問い合わせ数 ÷ 総問い合わせ数 × 100(%) | 70〜80%以上を目指したい指標です。 |
3.2. 顧客満足度に関するKPI
コールセンターの最終的な目標の一つは、顧客に満足してもらうことです。これらのKPIは、顧客がサービスにどれだけ満足し、企業に対して好意的な感情を抱いているかを測定します。
- 顧客満足度(CSAT:Customer Satisfaction)
- 顧客推奨度(NPS®:Net Promoter Score)
- クレーム発生率
KPI項目 | 意味・概要 | 計算式 | 目安・補足 |
顧客満足度(CSAT) | 顧客がサービスや対応に対してどれくらい満足したかを直接的に尋ねる調査で得られる指標です。「満足」「やや満足」「普通」「やや不満」「不満」などで評価します。 | (「満足」「やや満足」の回答数 ÷ 総回答数) × 100(%) | 80%以上を目指したい指標です。 |
顧客推奨度(NPS®) | 顧客がその企業やサービスを友人や同僚に「どの程度勧めたいか」を0〜10点の11段階で尋ねることで算出される指標。企業の成長性との相関が高いとされています。 | (推奨者(9-10点)の割合)−(批判者(0-6点)の割合) | 数値が高いほど良いとされますが、業界平均と比較することが重要です。 |
クレーム発生率 | 総問い合わせ数に対するクレーム(苦情)の発生数の割合。不満の早期発見と対応策検討に役立ちます。 | クレーム数 ÷ 総問い合わせ数 × 100(%) | 低ければ低いほど良い指標です。 |
3.3. 生産性・効率性に関するKPI
コールセンターの運営コストを最適化し、オペレーターの生産性を高めるために不可欠なのが、このカテゴリのKPIです。効率的な運用は、コスト削減だけでなく、オペレーターの負担軽減にもつながります。
- 稼働率
- 平均処理時間(AHT:Average Handle Time)
- 平均通話時間(ATT:Average Talk Time)
- 平均後処理時間(ACW:After Call Work Time)
- コスト・パー・コール(CPC:Cost Per Call)
KPI項目 | 意味・概要 | 計算式 | 目安・補足 |
稼働率 | オペレーターが顧客対応や後処理業務など、実際に生産活動に費やした時間の割合。高すぎると疲弊に、低すぎるとコスト無駄に繋がります。 | (通話時間+後処理時間+待機時間)÷ 総労働時間 × 100(%) | 75〜85%程度がバランスが良いとされています。 |
平均処理時間(AHT) | 1件の問い合わせ対応にかかる平均時間。通話時間、保留時間、通話後の後処理時間がすべて含まれます。 | (総通話時間+総保留時間+総後処理時間) ÷ 総処理件数 | 業種や問い合わせ内容により大きく異なります。適切な目標設定と継続的な短縮を目指します。 |
平均通話時間(ATT) | 1件のコールにおける純粋な通話の平均時間。オペレーターのトークスキルや対応の効率性を示します。 | 総通話時間 ÷ 総応答数 | AHTと同様、業種によって幅があります。 |
平均後処理時間(ACW) | 通話終了後、顧客情報の入力や対応履歴の記録、次の対応準備などにかかる平均時間。 | 総後処理時間 ÷ 総応答数 | 短縮が求められますが、品質を損なわない範囲での効率化が重要です。 |
コスト・パー・コール(CPC) | 1件の問い合わせ対応にかかる平均コスト。人件費、通信費、システム費など、コールセンター運営にかかる総コストを対応件数で割って算出します。 | コールセンターの総コスト ÷ 総対応件数 | 低ければ低いほどコスト効率が良いですが、品質とのバランスが重要です。 |
3.4. マネジメントに関するKPI (オペレーター)
オペレーターはコールセンターの最も重要な資産です。これらのKPIは、オペレーターの定着率やモチベーションを測り、組織全体の健全性を評価するために役立ちます。
- 欠勤率
- 離職率
- ES(従業員満足度)
KPI項目 | 意味・概要 | 計算式 | 目安・補足 |
欠勤率 | オペレーターの総労働時間に対して、欠勤した時間の割合。人員計画への影響だけでなく、職場環境に課題がある可能性を示唆します。 | 欠勤時間 ÷ 総労働時間 × 100(%) | 低ければ低いほど良い指標です。 |
離職率 | 一定期間内に離職したオペレーターの割合。採用・教育コストに直結するため、非常に重要です。 | 離職者数 ÷ 在籍オペレーター数 × 100(%) | 低ければ低いほど良い指標です。業界平均と比較し、改善策を講じましょう。 |
ES(従業員満足度) | オペレーターが自身の仕事や職場環境に対してどれくらい満足しているかを測る指標。ESが高いほど、パフォーマンス向上や離職率低下に繋がります。 | アンケート調査やヒアリングを通じて定性的に評価されることが多いですが、数値化して追跡することも可能です。 | 高ければ高いほど良い指標です。 |
※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています 価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!「ヘルプデスクツール」の製品比較表
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
・広告なし
・タスクリスト
・複数チケットに同時対応
◎機能
・メール統合
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
・ニーズに合わせたカスタマイズ
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
◎機能
・最大 5 エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・10 MB の添付ファイル + 10 GB のストレージ容量
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・最大35エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット
・標準機能: テキストブロック、多言語、チケット履歴、マクロ、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・ナレッジベース(単一言語)
・35 MB の添付ファイル + 25 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・無制限のエージェント
・電話サポート(8時間365日、CET)
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット、Twitter/X、Facebook、WhatsApp
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、ブランディング、営業時間
・コアワークフロー
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・条件のエキスパートモード(AND/OR)
・GitHub/GitLabとの統合
・ナレッジベース(多言語)
・ザマド標準レポート
・より詳細なレポート(Grafana 経由の Elasticsearch アクセス経由)
・50 MB の添付ファイル + 50 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・サービス: 月曜〜金曜 (9.00 - 17.00 CET)
・メールサポート
・応答時間は最大6時間
・15 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 18.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大4時間
・45 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス5%割引
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 20.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大2時間
・95 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・パッチレベル、マイナーリリース、セキュリティパッチアップデート
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス10%割引
※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
※最短6ヶ月からのご契約
◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※メール蓄積数は応相談
※最短1年からのご契約
※VPN等で自社のデータベースとも接続可能
◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。
※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
<こんな方におすすめ>
・チャットボットでFAQを自動化したい方
・チャットボットを体験してみたい方
◎機能
・設問数:100件
・チャットボット数:1体
<こんな方におすすめ>
・複数のチャットボットを運用したい方
・チャットボットを本格的に運用したい方
◎機能
・設問数:500件
・チャットボット数:5体
<こんな方におすすめ>
・大規模な社内システムでのご利用の方
・トークの内容をファイルに出力したい方
◎機能
・設問数:2000件
・チャットボット数:10体
ユーザー数:3名まで
PV:3万PVまで
ユーザー数:10名まで
PV:10万PVまで
ユーザー数:50名まで
PV:100万PVまで
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
お客様の要件に合わせて概算見積りを提示いたします。 お問い合せください。
※PV数による価格設定ではございません。
詳しくは、営業担当者にお問い合わせください。
QuickSolutionはサーバライセンスです。利用ユーザ数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)に応じて価格が決まります。
※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)
◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)
◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)
◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
●異なるSLAポリシーによるリマインダーやエスカレーション
●多言語ナレッジベース
●カスタムアプリ
●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
●サンドボックス
●監査ログ
●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
●エージェントシフト
●ソーシャルシグナル
●柔軟なナレッジベース階層
・基本的なチャットとWEB会議のみ必要な企業
・基本的な社内・顧客とのチャット対応をご利用されたい場合におすすめ!
・接客チャット(基本的なチャット対応と過去30日以内のメッセージの検索/閲覧のみ可能)
・社内チャット最大30名同時接続
1時間まで利用可能なボイス・ビデオMeet
◎価格:
年額払いでは2,700円~/月額とお得です。
◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数)1,000名提供
(最大3,000名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供(最大10シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)2シート提供(最大5シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
向けプランです
◎価格:
年額払いでは7,200円~/月額とお得です。
◎機能
・MU(連絡先管理の顧客数)3,000名提供
(最大100万名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供
(最大1,000シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)1 シート提供
(最大1,000シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
◎価格:専任の担当者がコンサルティングを通して価格をご提案します。
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◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数) お問い合わせ
・基本シート(スタッフ)お問い合わせ
・オペレーターシート(顧客対応担当者) お問い合わせ
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
4. コールセンターKPIの設定・活用のポイント
KPIを設定するだけでは、コールセンターのパフォーマンスは向上しません。設定したKPIを最大限に活かし、継続的な業務改善に繋げるためには、いくつかの重要なポイントがあります。ここでは、KPIを効果的に活用するためのヒントを5つご紹介します。
4.1. KGIとの関連性を明確にする(KPIツリーの活用)
KPIは、最終目標であるKGI(重要目標達成指標)を達成するためのものです。そのため、設定するKPIがKGIにどう貢献するのか、その関連性を明確にすることが非常に重要です。たとえば、「顧客満足度向上」がKGIであれば、そのためのKPIとして「一次解決率」や「NPS®」を設定するといった具合です。
上図のように、KPIをツリー状に分解していく「KPIツリー」を作成すると、各KPIが上位の目標にどう繋がっているか、全体像を把握しやすくなります。これにより、どのKPIを改善すればKGI達成に近づくのかが明確になり、より効果的な戦略を立てられるでしょう。
4.2. 「SMART」原則で現実的な目標を設定する
KPIは、ただ数値を追うだけでなく、現実的で達成可能な目標として設定することが大切です。そのためのフレームワークが「SMART原則」です。
要素 | 意味 | コールセンターでの例 |
Specific(具体的) | 誰が見ても同じ解釈になるように、具体的に設定する。 | 「応答率を上げる」ではなく「応答率を90%にする」 |
Measurable(測定可能) | 数値で測れるように設定する。 | 「顧客満足度を高める」ではなく「CSATスコアを85%にする」 |
Achievable(達成可能) | 現実的に達成できる範囲で設定する。 | 業界平均や過去の実績からかけ離れた高すぎる目標を設定しない。 |
Realistic(関連性がある) | KGI(最終目標)と関連性がある目標を設定する。 | 顧客満足度を上げるKGIに対し、オペレーターの欠勤率だけをKPIにしない(関連性は薄い)。 |
Time-bound(期限がある) | いつまでに達成するか、期限を設定する。 | 「年内にAHTを300秒に短縮する」 |
SMART原則に沿ってKPIを設定することで、目標が曖昧になることを防ぎ、チーム全体が迷いなく目標達成に向けて取り組めるようになります。
4.3. 定期的なPDCAサイクルを回す
KPIを設定したら終わりではありません。むしろそこからが始まりです。KPIを継続的な業務改善に活かすためには、PDCAサイクルを定期的に回すことが不可欠です。
- Plan(計画): 目標とするKPIを設定し、その達成に向けた具体的な計画を立てます。
- Do(実行): 計画に基づいて施策を実行します。
- Check(評価): 設定したKPIが計画通りに推移しているか、データを収集・分析して評価します。
- Act(改善): 評価の結果に基づいて、計画や実行プロセスを見直し、次の改善策を講じます。
このサイクルを繰り返すことで、コールセンターのパフォーマンスは着実に向上していきます。ツールを活用してデータ収集を自動化すると、Checkのプロセスが格段に効率化されるでしょう。
4.4. インバウンドとアウトバウンドでKPIを使い分ける
コールセンター業務には、顧客からの入電に対応するインバウンドと、企業側から顧客へ発信するアウトバウンドの2種類があります。それぞれの業務特性は大きく異なるため、重視すべきKPIも変わってきます。
業務種別 | 主な目的 | 重視されるKPIの例 |
インバウンド | 顧客からの問い合わせ対応、サポート、問題解決 | 応答率、放棄呼率、サービスレベル(SL)、平均応答速度(ASA)、一次解決率(FCR)、顧客満足度(CSAT)など |
アウトバウンド | 営業、プロモーション、アンケート調査 | 架電数、コンタクト率、アポイント獲得率、成約率、顧客単価、コスト・パー・コール(CPC)など |
インバウンドとアウトバウンドの業務を兼ねているコールセンターでは、それぞれの特性に合わせてKPIを設定し、目標管理を行うことが重要です。
4.5. データに基づき、柔軟にKPIを見直す
ビジネス環境や顧客ニーズは常に変化しています。そのため、一度設定したKPIが永遠に最適とは限りません。定期的にKPIの有効性を評価し、必要に応じて見直す柔軟な姿勢が求められます。
- 外部環境の変化: 競合の動向、新しい技術の登場、社会情勢の変化などがKPIに影響を与えることがあります。
- 内部環境の変化: サービス内容の変更、オペレーターの増減、システム導入などもKPIを見直すきっかけになります。
データに基づいた客観的な評価を行い、現状に即したKPIへと調整していくことで、コールセンターは常に最適な状態で運営され、変化に強い組織へと成長できるでしょう。
📌コールセンターKPIの設定ポイント
- KGIとの関連性を明確にする(KPIツリーの活用)
- SMART原則で現実的な目標を設定する
- 定期的なPDCAサイクルを回す
- インバウンドとアウトバウンドでKPIを使い分ける
- データに基づき、柔軟にKPIを見直す
5. KPI最適化のための具体的な改善策
KPIを設定し、日々の活動を追跡するだけでは不十分です。測定したKPIの数値が思わしくない場合、それは改善のチャンスを意味します。ここでは、主要なKPIの数値が低下した場合に考えられる原因と、それらを最適化するための具体的な改善策をご紹介します。
各KPIの課題に応じた改善策
コールセンターの課題は多岐にわたりますが、KPIの数値からその原因を特定し、適切な対策を講じることが重要です。
KPIの課題例 | 想定される原因 | 具体的な改善策 |
応答率/放棄率の低下 | ・入電数の急増に人員が不足 ・オペレーターの離席が多い ・待ち呼対策が不十分 |
・人員配置の見直し:ピークタイムに合わせたシフト調整 ・IVR(自動音声応答)の活用:顧客の自己解決促進、適切な部署への振り分け ・WebサイトのFAQ充実:簡単な問い合わせはWebで解決を促す ・チャットボット/ビジュアルIVRの導入:顧客の選択肢を増やす |
平均処理時間(AHT)の増加 | ・オペレーターの知識不足、スキルのばらつき ・顧客情報の検索に時間がかかる ・後処理業務に時間がかかる |
・オペレーター研修の強化:製品知識、応対スキルの向上 ・ナレッジベース/FAQシステムの整備:オペレーターが迅速に情報にアクセスできるようにする ・CRM/ヘルプデスクツールの活用:顧客情報や履歴の一元管理による検索時間短縮 ・後処理業務の効率化:自動入力機能の導入、定型文の活用 |
顧客満足度(CSAT/NPS)の低下 | ・応対品質に問題がある (言葉遣い、共感不足など) ・問題が解決されない (一次解決率の低さ) ・待ち時間が長い ・つながりにくい |
・モニタリングとフィードバック:応対内容を評価し、個別に改善点を指導 ・VOC(顧客の声)分析:クレームや要望を分析し、サービス改善に繋げる ・一次解決率の向上:オペレーターの権限拡大や知識強化 ・待ち時間の短縮:前述の応答率改善策の実施 |
離職率の高さ | ・業務負荷が高い ・ストレスが多い ・キャリアパスが見えない ・評価制度への不満 |
・ワークロードの適正化:適切な人員配置、休憩管理 ・キャリアパスの提示:スキルアップ研修、昇進機会の創出 ・ES(従業員満足度)調査の実施:不満点の把握と改善 ・インセンティブ制度の導入:モチベーション向上策 |
デジタル技術を活用したKPI最適化の具体例
KPIの最適化には、単なる業務改善だけでなく、最新のデジタル技術の導入も非常に有効です。
AI技術を活用した業務改善支援
キューアンドエー株式会社は、AI技術を活用してコールセンターの業務改善を積極的に支援している企業の一つです。AI(人工知能)は、顧客からの問い合わせ内容をリアルタイムで解析し、オペレーターに適切な回答候補を提示したり、自動で後処理業務をサポートしたりすることで、AHT(平均処理時間)の短縮や応対品質の向上に貢献します。
参考:導入事例|企業のDXを支援するDIGINEXT(デジネクスト)
ITSMツールやインシデント管理との連携
コールセンターで受けた問い合わせが、システム障害やサービス不具合に起因する場合、IT部門との連携が不可欠です。ITSM(IT Service Management)ツールやインシデント管理ツールを導入し、コールセンターシステムと連携させることで、問い合わせから問題解決までの一連の流れをスムーズにし、一次解決率の向上や解決時間の短縮に繋げられます。
一次解決率(FCR)が下がる原因とは?コールセンターで満足度を改善する4つの方法【__current_year__年更新】
社内ナレッジの活用(FAQシステム・社内wikiツール)
オペレーターの知識レベルのばらつきは、AHT(平均処理時間)の増加や一次解決率の低下に直結します。顧客からのよくある質問や対応履歴をまとめたFAQシステムや社内wikiツールを整備し、オペレーターがいつでも必要な情報に素早くアクセスできる環境を整えることで、応対品質と生産性を同時に向上させられます。
これらの改善策は、一つだけでなく複数を組み合わせることで、より大きな効果を発揮します。KPIの数値を注意深く見守り、常に最適な改善策を模索していくことが、コールセンターの持続的な成長に繋がるでしょう。
6. まとめ:KPIを活用して「強い」コールセンターを築こう
ここまで、コールセンターにおけるKPIの重要性から、具体的な指標、そして効果的な設定・活用方法、さらにはデジタルツールを活用した改善策まで、幅広く解説してきました。
- コールセンターの重要性
- KPI管理に役立つヘルプデスクツールやIVRシステム
- コールセンターで押さえるべき13指標
- KPI設定のポイント
- KPI改善のための施策
KPIは、まさにコールセンターの「健康診断書」のようなものです。ただ漠然と業務を行うのではなく、KPIという具体的な数値で現状を把握し、課題を特定し、改善策を実行していくことで、コールセンターは着実に成長していきます。
コールセンターは、単なるコストセンターではなく、顧客との貴重な接点であり、企業にとっての「価値創造拠点」となり得ます。ぜひ本記事で学んだKPIの知識とツールを活用し、貴社のコールセンターを「強い」組織へと成長させていきましょう。
※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています 価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!「ヘルプデスクツール」の製品比較表
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
◎機能
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・インシデント管理
・アラート機能
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・多要素認証
・広告なし
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・複数チケットに同時対応
◎機能
・メール統合
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
・ニーズに合わせたカスタマイズ
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
◎機能
・最大 5 エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・10 MB の添付ファイル + 10 GB のストレージ容量
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・最大35エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット
・標準機能: テキストブロック、多言語、チケット履歴、マクロ、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・ナレッジベース(単一言語)
・35 MB の添付ファイル + 25 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・無制限のエージェント
・電話サポート(8時間365日、CET)
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット、Twitter/X、Facebook、WhatsApp
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、ブランディング、営業時間
・コアワークフロー
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・条件のエキスパートモード(AND/OR)
・GitHub/GitLabとの統合
・ナレッジベース(多言語)
・ザマド標準レポート
・より詳細なレポート(Grafana 経由の Elasticsearch アクセス経由)
・50 MB の添付ファイル + 50 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・サービス: 月曜〜金曜 (9.00 - 17.00 CET)
・メールサポート
・応答時間は最大6時間
・15 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 18.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大4時間
・45 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス5%割引
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 20.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大2時間
・95 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・パッチレベル、マイナーリリース、セキュリティパッチアップデート
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス10%割引
※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
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◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
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※最短1年からのご契約
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◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。
※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
<こんな方におすすめ>
・チャットボットでFAQを自動化したい方
・チャットボットを体験してみたい方
◎機能
・設問数:100件
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<こんな方におすすめ>
・複数のチャットボットを運用したい方
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◎機能
・設問数:500件
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<こんな方におすすめ>
・大規模な社内システムでのご利用の方
・トークの内容をファイルに出力したい方
◎機能
・設問数:2000件
・チャットボット数:10体
ユーザー数:3名まで
PV:3万PVまで
ユーザー数:10名まで
PV:10万PVまで
ユーザー数:50名まで
PV:100万PVまで
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
お客様の要件に合わせて概算見積りを提示いたします。 お問い合せください。
※PV数による価格設定ではございません。
詳しくは、営業担当者にお問い合わせください。
QuickSolutionはサーバライセンスです。利用ユーザ数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)に応じて価格が決まります。
※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)
◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)
◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)
◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
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●多言語ナレッジベース
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●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
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●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
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・基本的なチャットとWEB会議のみ必要な企業
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年額払いでは2,700円~/月額とお得です。
◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数)1,000名提供
(最大3,000名提供)
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・社内チャット
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・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
向けプランです
◎価格:
年額払いでは7,200円~/月額とお得です。
◎機能
・MU(連絡先管理の顧客数)3,000名提供
(最大100万名提供)
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(最大1,000シートまで)
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・顧客情報の照会
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・担当者自動振り分け
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◎価格:専任の担当者がコンサルティングを通して価格をご提案します。
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よくある質問
コールセンターのKPIとは?
コールセンターのKPIとは、コールセンター運営の目標達成度を測るための重要な数値指標です。例えば、電話のつながりやすさを示す「応答率」や「サービスレベル」、「顧客満足度(CSAT)」「稼働率」などがあります。
コールセンターでKPIを設定するメリットとは?
KPIを設定する最大のメリットは、漠然とした目標を具体的な数値に落とし込み、その達成状況を客観的に把握できることです。これにより、コールセンター全体の目標が明確になり、オペレーター一人ひとりが自身の業務が目標にどう貢献しているかを理解できます。
KPI管理を効率化するためには、どのようなツールが役立ちますか?
KPI管理を効率化するには、ヘルプデスクツールやCRMシステムが非常に役立ちます。リアルタイムでのKPI達成状況確認や詳細なデータ分析に特化した機能があります。
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