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OKR管理ツール10選を徹底比較|最適な選び方を紹介【2024年最新版】

この記事で解説すること

「OKR管理ツール」とは、「目標(Objectives)」と「成果指標(Key Results)」を管理するためのツールです。プロジェクトを成功へ導くためには、企業と従業員が一体となって取り組むことが大切です。方向性と目標を定めて業務に取り組み、進捗と成果指標の評価を適切に行うことで、従業員のパフォーマンスと企業の業績が向上していきます。

しかし、OKRの導入と運用には多くの工数がかかるため、手作業で行うのは現実的ではありません。OKR管理ツールを導入すれば、OKRの設定や運用を効率化して、プロジェクトの最終的な成果を大幅に高めることができます。本記事では、OKR管理ツールの機能や導入メリット、厳選したおすすめ製品と選び方について詳しく解説します。

「OKRツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 無料プランあり
    • 称賛機能
    • 国内メーカー
    • slack連携
    • 昇格判定機能
    • 昇給・賞与算定機能
    • ニュースフィード
    • チャットボット自動質問
    • スマホから日報可
    • 1on1
    • シングルサインオン
    • Gmail連携
    • 関連業務抽出
    • 動画投稿
    • 人事・給与システム連携
    • ランキング表示
    • 基幹システム連携
    • 業務の結び付き表示
    • Microsoft Teams連携
    • 導入サポートあり
    • Chatwork連携
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
カオナビ(OKR/ワークフロー)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1on1プラン 700円/月額/1人
備考
1on1機能・データ分析/伴走支援・導入支援をご利用できます。
フルパッケージプラン 1,500円/月額/1人
備考
1on1プランの機能に加えて、目標管理機能・フィードバック(評価)機能をご利用できます。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スタンダードプラン 1,500円/月額
備考
中小規模の組織やチームのOKRをクラウドで運用することができます。
運用サポートプラン 要相談
備考
100名以上での大規模な組織での運用を専門スタッフがサポートいたします。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
1~3人 無料
4人~ 要相談
備考
ユーザー数によって価格は変動いたします。
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
基本利用料金 30,000円~/月額
フィードバック機能 500円/ユーザー/月額
サークル機能 500円/ユーザー/月額
メッセージ機能 300円/ユーザー/月額
翻訳機能 300円/ユーザー/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スイートプラン 1,500円/ユーザー/月額
備考
スイートプランは人事施策が決まっており、運用していく中でツールとして、HiManagerを利用したい企業様に適切です。
コンサルティングプラン 2,000円/ユーザー/月額
備考
コンサルティングプランはOKRや1on1を実施したことがなく組織の風土や文化を変えていきたいと考えている企業様に適切です。
プレミアムプラン 3,000円/ユーザー/月額
備考
プレミアムプランはコンサルティングプランで実施する内容に加えて、評価制度を変えていきたい企業様に適切です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

OKR管理ツール9選を徹底比較!

  • 人事評価ツールである「BizForecast HR」はUIがエクセルに似ておりとても使いやすい、そしてエクセル形式でもダウンロードできたり、いままでエクセルで管理をしていた企業には使いやすいシステムとなっている。さらには他給与システムなどの人事システムとの連携もできるため面倒な変更作業も不要である。目標管理、人事評価のシステムにおいても目標を細かく設定出来、人財の目標明確化や企業の経営管理の高度化に貢献できるツールとなっている。

    製品のおすすめポイント

    1 エクセル利用も可能、グラフ化してバラツキを確認

    多くのOKRツールはそれまで使っていたエクセルなどを使用することができず、OKRツールのみを使用することになります。BizForecastHRでは使いやすいUIのため直感的に操作がしやすく、csvでの取り込み、エクセル形式でのダウンロードも可能。標準に搭載されている分析ツールだけでなく、グラフ作成などもできるなど多機能で使いやすいことが特徴。

    2 他人事システムとの連携で煩わしい手間を削減

    さまざまな人事管理システムと連携ができ、社員マスタ、組織マスタのデータ連携ができるため、人事異動や部門統廃合の際の変更が簡単にできる。通常異動や部門異動などの際データ変更が手間を削減可能。いくつかの給与システムとの連携もできるため、人件費やボーナスなどの計算もできます。

    3 評価シートを細かく定義、OKR管理できる

    評価シートの定義を細かく設定でき、年次や役職、評価の分類、配点など、細かく設定可能。人事評価を評価観点によるばらつきを抑制し、一人一人の達成度合いが分かりやすくなります。このような細かい人事管理、目標管理を活用することでグループ経営の高度化を実現可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 基幹システム連携 1on1
  • 株式会社フルートのWistantは、企業と従業員の目標と成果の管理をするOKRツールです。wistantは進捗管理や目標が見やすく、扱いやすいことが特徴となっています。目標を明確化することで従業員のモチベーションアップ貢献、モチベーションに危惧があるときも数字に表れるよう設計。管理しやすく、当初に決めた目標に対し具体的にフィードバックができるため、メンター、プレイヤーともにPDCAを回し企業のKPIに貢献することが可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 事実ベースのフィードバックによりプレイヤー、メンターの成長に繋がる

    Wistantであれば、会社全体の目標も個人目標も進捗状況も可視化。フィードバックの時に、目標ヘルスチェックという目標に対する現状を確認できます。フィードバックが重要な1on1において、事実情報を元にし、メンターともにPDCAを回しやすい環境の構築が可能です。

    2 目標を明確化し、社員の状況が分かり、自発性もアップ

    Wistantを導入することでいままで曖昧だった目標設定も、より具体的にしっかりとすり合わせることができます。目標が明確化された。目標が明確化されることにより評価者、被評価者への評価も納得感が増し、日々の課題に自発感を持たせることが可能。進捗遅れの際も確認が容易なため社員のフォローもできます。

    3 外部ツールやスマートフォンにも対応

    Wistantは、Slack、Microsoft Teams、Chatworkなどといった主要なコミュニケーションツールに連携しています。また、スマートフォンにも対応しており、1on1の事前アンケートなどスマートフォンから簡単にお答えいただけるようになっております。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 1on1 Microsoft Teams連携 slack連携 Chatwork連携
  • 株式会社ResilyのResilyは、OKRの立ち上げと運用を効率化する、クラウド型のOKRツールです。170社以上から選ばれている実績があり、安心してOKRの導入を任せられます。OKRが初めてでも簡単に始められるようにデザインされており、透明性の高い目標設定によって企業の見通しをよくします。また頻繁な振り返りを入れることでエンゲージメントを強化。OKRの浸透を進める機能が充実していることが製品の特長です。

    製品のおすすめポイント

    1 個人やチームの目標をツリーで管理できるようになる

    Resilyを使用すれば、個人やチームの目標をツリーで管理することが可能です。プロジェクトのメンバーそれぞれの目標や現在の進捗状況を一元管理し、一覧で見られるようになります。目標に対してチームがどのように動いているか確認できるため、次の行動が分かりやすく、モチベーションのアップに繋げることが可能です。

    2 簡単に数値目標を更新して適切なアクションが可能

    簡単に数値目標を更新できるため、適切なアクションをとることが可能になります。目標を一括更新し、進捗の入力がスムーズに。進捗が更新された後はチャットツールに通知され、進捗状況をリアルタイムで把握できるようになります。更新の負担が減るため、管理者の業務負担が軽減します。

    3 定例会議や1on1の振り返り機能に優れている

    Resilyは定例会議や1on1の振り返り機能に優れているため、コミュニケーションを活発化させることが可能です。社内の議事録は整理していつでも確認可能。定例会議や1on1は目標に紐つけられます。情報取得が簡単に行えるため、業務が効率化され業績の向上に繋げることが可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 1on1 業務の結び付き表示
  • 株式会社O: (オー)のCo:TEAMは、1on1で納得感ある評価につなげることのできるOKRツールです。モバオク!や東京海上日動、おかもと整形外科など、規模や業種に関わらず幅広く使われています。経済産業省のJ-Startupにも選出されている信頼のあるソフトでもあります。「目標」「評価」「1on1」「称賛やフィードバック」を一元的に管理し、管理工数を削減し効率的・効果的に人材を管理することが可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 パフォーマンス・マネジメントによって人事評価を支援

    Co:TEAMパフォーマンス・マネジメントによって人事評価を支援します。「目標」「評価」「1on1」「称賛やフィードバック」といった、これまで別々に管理されていたものを一元管理。組織の生産性を向上させるだけでなく、管理工数の削減にもつながります。部下の期待に添い、1on1の実施が可能です。

    2 成長/キャリア開発目標を可視化して計測可能になる

    Co:TEAMによって、成長/キャリア開発目標を可視化して計測ができます。評価に必要な情報を1つに集約しているため、さまざまなシステムに散らばった情報を集める必要がありません。全社・チーム・個人の業績や、成長/キャリア開発目標を共有、可視化。目標管理の形骸化を防ぎます。

    3 適正な評価とモチベーションの向上を支援する

    Co:TEAMを使用することで、適正な評価とモチベーション向上の支援に繋がります。メンバーの貢献やサポートを可視化するので、メンバーの行動が適正に評価されモチベーションが向上します。上司や同僚からリアルタイムのフィードバック機能もあり、1on1機能と連携することで大きな効果を発揮可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 1on1 称賛機能
  • Weekdoneは、組織全体の活動を調整するための、体系的な目標を設定可能なOKRツールです。週ごとを1つの単位に、計画と進捗を追跡。正確なフィードバックを提供し、メンバーが1つの目標に向かって行動を起こせるよう支援可能です。中小企業にとって最適なソリューションになるよう開発されており、チームの行動をより生産的にできます。SlackやMSTとの連携など機能も充実しています。Weekdoneにより、組織全体の幸福度を高めコミュニケーションの透明化が可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 従業員を目的に導くことが簡単にできるようになる

    Weekdoneによって、従業員を目的に導くことが簡単にできるようになります。組織にとって何が一番重要か、目標を明確にできます。一週間の予定と、それにともなう進捗や問題を共有。チームのリーダーとチーム全体に情報を繋げることで、より生産的、効率的に業務を行えるようになります。

    2 週ごとに行われる会議によって、より実践的な仕事ができる

    Weekdoneを使用し、週ごとに行われる会議を明確化。より実践的な仕事ができるようになります。Weekdoneを使用すれば、週ごとのに行われる会議のための準備に追われることがありません。OKRを単なる行動だけに留めず、実際の仕事に生かすことができるようになります。

    3 より生産的かつ効率的に業務を行えるようになる

    Weekdoneは目標を明確化する機能に優れているため、より目の前の問題に対して集中できるようになります。報告のスピードを速め、業務における決定を迅速に共有。業務における満足度を測り対処することで、チームの結束力を高めて、より業務にコミットできるようになります。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 無料プランあり Microsoft Teams連携 slack連携 ニュースフィード
    運営企業:
    Weekdone
  • 株式会社アックスコンサルティングのMotifyHRは、人事、人材開発の強い味方になるOKRソフトです。新入社員の受け入れ、社員の離職防止、パフォーマンスの向上といった課題を抱えている企業に、エンゲージメントサーベイやタスクの通知などの機能とコンサルティングを通してソリューションを提供します。幹部の育成方法や、コミュニケーションの活性化を促し、社員のモチベーションをアップ。業務を改善し、業績のアップにつながります。

    製品のおすすめポイント

    1 オンボーディングプロセスをシステム上で表現できる

    オンボーディングプロセスをシステム化することで、社員の定着や戦力化を図ることが可能です。システムを利用し、パフォーマンスを引き出すための教育、訓練プログラムによって技能の向上につながります。動画コンテンツやタスク、サーベイを企業が設定し、社員に対して適切な教育を提供することが可能です。

    2 1on1により、部下を成功体験へ導き成長させられる

    MotifyHRの1on1の利用することで、部下を成功体験に導き成長させられます。OKRを設定し、目標とその成果を記録、適切なアプローチが可能です。質問を事前に設定し、ログを引き継ぐことが可能。社員の目標管理を4半期ごとに行い、目標の数値を更新、部下を圧倒的に成長させます。

    3 エンゲージメントサーベイにより従業員のやる気を把握

    エンゲージメントサーベイを測り、組織への愛着心や思い入れを高められます。毎週または隔週で配信される9項目10問のアンケートによって、退職者の早期発見や防止につなげるからです。定期的にサーベイメールは自動配信されるため、作業負担は増えません。ローコストで社員の意識を高められます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 1on1
  • 株式会社ColorkrewのGoalousは、日本マーケティング機構による組織改善ツール3部門でNo.1に選ばれたOKRツールです。NTTDATAや、FUJIFILMといった大企業や、中小企業も含めて幅広く使用されています。業務の見える化を推進することで、組織のエンゲージメント向上を支援。フィードバックの活性化を促し、組織を自律的に動くようにします。メンバーとの業務内容の共有、把握や、社内SNSで情報共有の活性化が可能です。

    製品のおすすめポイント

    1 フィードバックや振り返りによって組織のエンゲージメントを高める

    goalousを利用することで、組織のエンゲージメントを高められます。業務の把握やメンバーの情報共有が活性化するからです。フィードバックによる業務のサポート、業務データの蓄積による振り返りによって、業務の量と質を向上。ナレッジシェアにより、日々の業務を共有し情報を展開させます。

    2 目標意識を高め、自律的に働くようになる

    ソフトを利用することによって、目標意識を高め自律的に働くようになります。情報の共有によって、業務を遂行する人の主体性を高めることが可能です。業務の報告による目標意識の向上、他のメンバーの業務が認識できることにより学びや発見につながります。モチベーションにつながることで、成長を促すことが可能です。

    3 充実した機能によって業務改善化につながる

    Goalousはスマートフォンからでも利用でき、いつでも業務を確認できます。作成された目標はオープンに社内で共有され、進捗や業務内容、コメントもいち早く確認。業務データは視覚化され、進捗率や業務内容を確認できるようになります。メッセージ機能やサークル作成機能によって、社内の結束を高められます。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 関連業務抽出
  • HiManagerは、リアルタイムフィードバックによって高いパフォーマンスを実現できる、OKRソフトです。パフォーマンス、マネジメントを実現し、業務を改善します。丸紅やMUFG、コロプラなど、さまざまな業種や規模で導入されており成果を出しています。リアルタイムフィードバックマネジメントと、目標の共有、エンゲージメントの把握と分析を行い、社員の現状を把握。組織のネクストアクションを手助けし会社目標の達成につなげます。

    製品のおすすめポイント

    1 リアルタイムフィードバックにより社員のパフォーマンスを向上

    HiManagerを利用することで、社員のパフォーマンスを向上できます。リアルタイムのフィードバックによりマネジメントするため、効率的にステップを進められるからです。アジェンダテンプレートがついており、成長のためのフィードバックを共有。お互いに称賛を送り合う機能もあります。

    2 社員のエンゲージメントを見える化できる

    10問の簡単なサーベイによって、会社おすすめ度やマネジメントに関する8つの観点から、情報収集を多角的に実施可能です。結果も直感的にわかりやすく表示され、分析も容易に可能。毎月定点観測を行うことで、リスクとなる事象に対応できるようになり、社員が心地よく働く環境作りにもつながります。

    3 テンプレートが豊富で会社に合わせて利用できる

    豊富なテンプレートによって状況に応じたサーベイを実施できます。通常時やハイブリッドワーク時などにも柔軟に対応。また、各社の業務の状況や形態に合わせて設問をカスタマイズできるため、企業特有の課題を明らかにして対処できるようになります。高いマネジメント能力の発揮が可能です。

    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 OKRツール 1on1

OKR管理ツールの代表的な機能5選

OKR管理ツールには、OKRの継続的な運用をサポートしてくれるさまざまな機能が搭載されています。本章では、OKR管理ツールの代表的な機能5つを解説します。

  • OKRツリーの作成機能
  • 進捗管理機能
  • 議事録の記録管理機能
  • 外部ツールとの連携機能
  • テンプレート機能

1.OKRツリーの作成機能

OKR管理ツールの最も重要な機能が、「OKRツリーの作成機能」です。OKRツリーとは、すべてのOKRをツリー形式でつないで、階層構造を可視化したものを指します。企業戦略と社員のOKRの関連度合いや、個々の貢献度などを明確にできます。

しかし、OKRツリーの作成にはフォーマットの作成やデータ入力など多くの工数がかかります。OKR管理ツールでは、企業・部門・個人の目標と結果がひとつの表にまとまり、自動的にツリー構造を作成してくれるので、OKRの設定と可視化が簡単にできるようになります。

2.進捗管理機能

「進捗管理機能」は、作成したOKRのうち「KR(成果指標)」の進捗状況を管理し、最新情報をリアルタイムで共有するための機能です。計画作成と行動管理、それぞれの社員のタスクの順位付けやリソース配分の可視化など、OKR達成のために重要な準備作業をサポートしてくれます。すべての情報を一元管理できるので、進捗管理を効率化できます。従業員もその都度報告する必要がなくなり、手間が省けます。

3.議事録の記録管理機能

「議事録の記録管理機能」は、OKRの達成に向けて会議内容の一元的な記録管理や、情報の整理などを行うための機能です。OKR達成に向けて、従業員と上司は定期ミーティングをする必要があります。その会議の議事録をまとめ、一元化する機能があります。アジェンダや日程の設定、ログ蓄積などさまざまな機能が備わっているため、OKR運用時のコミュニケーションを議事録として正確に記録・管理できます。デジタルデータとして保管できるため、今後のノウハウ蓄積にも役立ちます。

4.外部ツールとの連携機能

OKRツールに搭載されている「外部ツールとの連携機能」により、ChatworkやSlack、Teamsなどの外部ツールとの連携も簡単に行えます。OKRツールと外部ツールを連携させると、OKRの進捗状況の管理や重要事項の報告などが簡単にできるので便利です。

5.テンプレート機能

OKRの目標設定や、実施には多くのサポートが必要です。いくつかのOKR管理ツールには、業種や業界ごとのテンプレートを用いて、OKR作成をサポートする機能が付いています。初めて、OKRを導入しようと考えている方は、Excelなどの普段使ったことのあるUI/UXが用いられているかを確認しましょう。

 

導入目的別のOKR管理ツール

OKR管理ツールはさまざまな導入目的に対応する必要があるため、複数のタイプの製品があります。本章では、OKR管理ツールの代表的な3つの種類について、特徴や該当する製品を紹介します。

  • OKRの管理と運用に特化しているタイプ
  • 1on1管理の実行支援に強いタイプ
  • タレントマネジメントに強みを持つタイプ

1.OKRの管理と運用に特化しているタイプ

OKRの管理と運用に特化しているツールは、とにかくOKRの運用そのものに焦点を当てたタイプです。OKRのノウハウや知見も含めて提供しているため、初めてOKRを導入する企業や、一度OKRを導入したものの頓挫したことがある企業に向いています。

このタイプのOKR管理ツールは、現状を適切に反映したOKR設定や効率的な進捗管理など、OKRの運用と定着を支援してくれる機能が充実しています。目標の運用状況を可視化できる機能や、コミュニケーション支援機能を備えた製品もあるので便利です。

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 1on1 業務の結び付き表示
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 無料プランあり Microsoft Teams連携 slack連携 ニュースフィード
    サポート チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 関連業務抽出
    サポート 電話
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

 

2.マネジメントの実行支援に強いタイプ

マネジメントの実行支援に強いツールは、OKRの管理と運用に加えてマネジメント業務も最適化できるタイプです。OKRでは、「目標設定と管理」「評価とフィードバック」「1on1」の3つの要素がとくに重要ですが、このタイプのOKR管理ツールはさまざまな場面で役立つ機能を備えています。マネジメントの効果を全体的に高めたい場合におすすめです。

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 基幹システム連携 1on1
    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 1on1 Microsoft Teams連携 slack連携 Chatwork連携
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 1on1 称賛機能
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 国内メーカー 1on1
    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

 

3.評価制度の一元管理に強みを持つタイプ

評価制度の一元管理に強みを持つツールは、OKRによる目標管理をMBOやKPIなどの指標、自社独自の人事評価制度など複数の手法と組み合わせて運用できるタイプです。目標管理だけではなく、タレントマネジメントの一環としてOKRを導入したい場合に向いています。
社内で複数の評価制度がある場合は、情報の一元管理やデータ分析が難しくなり、OKRの導入によりさらに複雑化します。このタイプでは、複数の評価制度を一元管理できる機能が搭載されているので、成長フェーズにある企業や大規模な組織での運用に最適です。

  • ワークフローシステム OKRツール
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 OKRツール 国内メーカー 導入サポートあり 人事・給与システム連携 slack連携 ワークフローシステム 申請フロー設定 申請ステータス表示 インポート・エクスポート
    サポート 電話 メール
    トライアル 無し
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

  • ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 OKRツール 1on1
    サポート メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし
    よく導入している業種

OKR管理ツールの導入時に意識したい選び方6つ

OKR管理ツールは、さまざまなベンダーから多様な製品が販売されています。製品によって機能や得意分野が異なるため、自社とマッチせず十分な効果が得られないこともあります。本章では、OKR管理ツールの導入効果を最大化するために意識したい、下記6つの選び方を見ていきましょう。

  • 自社に合うOKR管理体制が構築できるか
  • 担当者や従業員にとって使いやすい設計か
  • テンプレートやカスタマイズ性は充実しているか
  • ほかの業務システムやツールと連携できるか
  • OKR導入と運営サポートが充実しているか
  • OKR以外の人事評価制度に対応できるか

1.自社に合うOKR管理体制が構築できるか

OKR管理ツールの選定時にまず意識したいのは、自社の導入目的との整合性です。自社とマッチするOKR管理体制を構築できなければ、OKRの導入効果は十分に得られません。「OKRを社内に浸透させたい」「OKRの運用効率を高めたい」「OKRと人事評価制度を組み合わせたい」など、自社が抱えている課題を洗い出してみましょう。

そのうえで自社の現状とマッチして、課題を解決してくれるツールを選ぶことが、OKR運用を成功させるための最短ルートです。ただし、多機能な製品を選べばいいわけではありません。多機能なツールはそれだけコストも高いので、コストパフォーマンスを高めるためには、余分な機能がないツールをピンポイントで選ぶことが重要です。

2.担当者や従業員にとって扱いやすい操作性か

どれだけ機能性やコストパフォーマンスが良くても、現場の担当者や従業員が使いこなせなければ、OKRの導入効果は低下してしまいます。OKRは特定の部門だけではなく、全社的に目標を共有してプロジェクトを進めるための概念です。そのため、複雑な仕様のツールを導入すると、社内全体に浸透せずOKR運用が頓挫してしまいます。

OKR管理ツールを選ぶときは、ITリテラシーが低い人や業務負荷が高い人でも、ストレスなく使いこなせるものを選ぶことが重要です。従業員全員が利用することを想定し、直感的な操作性、明瞭なUI/UXが欠かせません。近年は、スマートフォン対応や多言語対応などの機能が搭載されたツールもありますので、使いやすさを重視してツールを選びましょう。とくに意識したいのがインターフェイスです。直感的に操作できるUIを備えていたり、各項目がグラフィカルでわかりやすく整理されていたりすると、誰でも簡単に使いやすいツールになるでしょう。

3.テンプレートやカスタマイズ性は充実しているか

OKR管理ツールは、カスタマイズ性の高さも重要な要素です。OKRのポイントは、企業の目標を従業員が意識して、それぞれの実務に落とし込んで目標を設定することです。しかし実際に何を目標と指標にするかは、各企業の経営方針や業務内容によって大きく異なります。そのため、決まり切ったパターンしか設定できないツールは、実用性が低いです。ツールの項目変更機能があるのか、契約前に確認することが重要です。カスタマイズしてから価格が決まる製品もあるので、確認しましょう。

柔軟なOKRを設定するためには、OKRシートを自由にカスタマイズできることが重要です。ただし、OKRシート自体を作るのは大変な作業なので、あらかじめさまざまな業種や組織のニーズに合ったテンプレートがある製品を選ぶことをおススメします。導入コストは少し高くなるかもしれませんが、カスタマイズ性は重要な要素なので意識して選びたいところです。

4.ほかの業務システムやツールと連携できるか

ChatworkやSlack、Teamsなどの普段業務で使用しているコミュニケーションツールとの連携も重要なポイントです。それらのツールと連携できるOKR管理ツールを選ぶことも大切です。外部ツールを連携できれば、コミュニケーションが円滑に行えるため、各従業員のOKR管理や進捗も効率的になります。たとえば、OKRの目標進捗を更新した段階で、その報告がコラボレーションツールのオープンチャンネルに流れる仕組みがあると便利です。

またeラーニングツールとの連携ができる製品もあります。従業員の学習に進捗があった際に通知が届くため、従業員がその都度報告し、上司が確認する手間を省けます。eラーニングとの連携をしたい際は、タレントマネジメントの機能とOKRの機能がついているOKR管理ツールを導入しましょう。

5.OKR導入と運営サポートが充実しているか

OKRはまだ国内で一般的な概念ではないので、社内で十分な知見やノウハウがないことは珍しくありません。しかし、そのまま導入しようとすると、適切なツール選定や運用体制の構築が難しいかもしれません。ベンダーによっては、検討段階から企業の課題をヒアリングし、OKRツールの導入サポートを提供するところもあります。こうしたサービスを利用すると、OKRの導入が成功しやすくなるでしょう。

もちろん、導入後のサポート体制も重要です。操作方法やカスタマイズへの疑問、不具合やトラブルが発生したときの問い合わせなど、サポートを利用する機会は多いです。サポート内容が充実していて対応時間が長ければ、早急に問題を解決できるので安心です。

6.OKR以外の人事評価制度に対応できるか

OKRそのものを人事評価や報酬額の査定基準にすることは好ましくありません。しかし、OKRをほかの人事評価軸と組み合わせると、従来より多角的で正確な人事評価が行いやすくなります。そのため、OKRを人事評価に取り入れたい場合は、MBOやKPI、360度評価やコンピテンシーなど、複数の人事評価制度と併用できる製品を選ぶことが重要です。

導入前にやっておくこと4つ

OKR管理ツールは目標と成果指標の管理に便利なツールではありますが、必ずしも高い効果が得られるわけではありません。OKR管理ツールを導入するにあたり、下記4つのポイントを意識して運用体制を構築することが大切です。

  • 事前に目標を見える化しておく
  • 定期的にフィードバックを行う
  • 「O(目標)」は適度な難易度で設定する
  • 「KR(成果指標)」は「SMART」を意識する

1.事前に目標を見える化しておく

OKR設定では、企業・部門・個人それぞれが密接に関連し合った、適切な目標と成果指標を設定することが大切です。そのためには、個人としてではなくチーム・部門、さらに企業全体が一丸で目標に向かうという意識が欠かせません。

まずは事前に目標を「見える化」しておくことが重要です。この場合の目標の見える化とは、文章形式で表現することではありません。図表や色分けなどグラフィカルな形で「可視化」する必要があります。グラフィカルなイメージは、文章と比べて情報量が大幅に多く、認識や理解が深まりやすいことが明らかになっています。目標をグラフィカルに可視化することで、「何をすべきか」「何が足りないか」を明確化できます。

2.定期的にフィードバックを行う

OKR運用において、定期的なフィードバックを行うことが極めて重要です。たとえ目標と成果指標をあらかじめ入念に設定しておいたとしても、運用途中で達成状況に応じた見直しが必要だからです。

たとえば、設定期間内に目標を100%達成できそうなときは、さらに高い目標へ切り替えましょう。安心感や達成感で気が緩み、最終的に失速や品質低下を招いてしまう恐れがあるからです。一方で、想定より大幅に達成率が低そうなときは、従業員のモチベーション低下を防ぐために目標設定を下げる必要があります。

フィードバックを行うときに重要なことは、結果ではなくチームのパフォーマンスとモチベーションを最適化することです。これらが高ければ結果はおのずと出るので、必ずしも成果が優れている必要はありません。そのためにも、定期的に目標設定を見直しましょう。

3.「O(目標)」は適度な難易度で設定する

前述したように、OKRの「O(目標)」は適度な難易度で設定することが重要です。目標が高すぎると従業員に諦めが出て、逆に目標が低すぎると緩みが出てしまいます。適切な難易度の目標を設定すると、適度な緊張感と達成感で大きな結果を出すことが可能です。

OKRのO(目標)は抽象的なものでも構わないので、「ワクワク感」を演出することも肝心です。プロセスの過程でワクワク感があると、目標達成のための意欲とやる気も大幅に高まります。適切な目標を設定するためには、下記3つのポイントを意識するといいでしょう。

  • 「この機能を追加する」など具体的な到達点や状態を示す
  • 達成したらワクワクするような魅力的な目標を設定する
  • 企業やほかのチームの目標との整合性がある目標を定める

4.「KR(成果指標)」は「SMART」を意識する

目標の達成度を評価するための「KR(成果指標)」は、「SMART」を意識して設定することが重要です。OKRのO(目標)は曖昧なものやビジョンでもOKでしたが、KR(成果指標)は数値で表現できるような具体的なものが欠かせません。OKRの指標設定時は下記5つのポイントを意識しましょう。

  • 達成率60%~70%前後の成果指標
  • 「SMART」の原則に沿う成果指標
  • 目標達成に直接的に結びつく成果指標
  • あくまで目標達成度を測るための成果指標
  • 1つの目標につき3個〜4個くらいの成果指標

とくに重要なポイントが、達成率60%~70%の成果指標を設定することです。前述したように、適度な難易度のタスクを定めることで、チーム全体のモチベーションとパフォーマンスが向上します。なお「SMART」は下記5つの要素を指すので、確認しておきましょう。

  • Specific(具体的に)
  • Measurable(測定可能な)
  • Achievable(達成可能な)
  • Related(関連性がある)
  • Time-bound(期限がある)

導入に向いている企業・向いていない企業

OKRの本質は、従業員の意見を取り入れながら経営方針を固めていくボトムアップ方式。従来の経験則が通用しない不確実性の高いマネジメントにて、OKRを「自ら最適解を考え、市場環境に適応するための手法」として導入する企業が増えています。つまり、リソースの限られたスタートアップ企業やマネジメント体制が整っている企業に向いています。また、多様な国籍や文化を持つ社員が働くグローバル企業では、異なる価値観を持つ者それぞれが納得できる業績の評価を行う必要があり、導入に向いています。これは、変化の激しい時代において「社員と企業が一体となって、モチベーションを保ちながら邁進する」ことが重要視されているからです。

一方で、OKRの導入には時間やコストがかかります。つまり、OKR設定や振り返りを頻繁に行えない企業やトップダウンでビジョンを浸透させたいと考えている企業、時間をかけずに目標管理を行いたい企業には向いていません。

 

導入企業

Google

Googleでは、2000年代初頭からOKRを導入しており、これはIntelの元CEOアンディ・グローブ氏から学んだジョン・ドーア氏が持ち込んだものです。OKRの設定は役職に関係なく全社員が提案でき、評価は3か月ごとに行われ、その結果は全社に公開されます。Googleは、具体的で客観的、達成に価値があり、ストレッチゴールを設定することを重視しており、60~70%の達成を成功とみなします。20年以上にわたり、OKRはGoogleの成長の原動力となり、全社員が共通の目標に向かって協力する仕組みが整えられています。

メルカリ

メルカリでは、2015年からOKRを導入し、急成長に伴う目標のズレを解消するため、社員とのコミュニケーションを重視しています。OKRはグループ全体から個人に至るまで設定され、3か月ごとに評価されます。重要視している観点として、達成率50%程度でワクワクするOKRを設定することが挙げられ、マネージャーが個別にアドバイスを行いながら、現実的でバランスの取れた目標を設定することを目指しています。

Sansan

名刺管理サービスを提供するSansanは、2015年からOKRを導入しています。生産性向上のために多くの定量目標を設定していましたが、現場の社員にはその理由が見えづらくなっていました。これを解消するため、OKRを導入して業務と企業目標のつながりを見える化し、社員のモチベーションを向上させました。個人のOKRは3か月ごとに設定すると手間がかかるため設定せず、OKRを人事評価と直結させる独自の手法を用いています。

花王

花王は、2021年に「社員活力の最大化」を目指してOKRを導入しました。目的は社員が夢や目標を臆せず掲げることを促進し、「事業貢献」「ESG(環境・社会・ガバナンス)」「One team & My Dream」の3つの観点で目標を設定することです。導入前は目標達成率が評価基準だったため、目標が達成可能な範囲に留まりがちでしたが、新制度では高い目標を掲げる例が増え、社員のモチベーションが向上しています。

ユーザベース

ユーザベースでは、クラウド型経済情報プラットフォーム「SPEEDA」の事業部にて、2016年からOKRを導入しています。総務チームは、オフィスの美化と強力なチーム体制を目標に掲げ、IP電話の導入とクリーンデーの実施で課題を解決しました。労務チームは、新入社員のケアを強化するため、「強くてやさしい労務チーム」を目指し、ウェルカムランチやSlackでの自己紹介共有、組織図の公開などを行い、新入社員のサポート体制を整えました。

企業の業績と生産性向上にOKR管理ツールの導入が必須!

企業がOKR管理ツールを導入することで、企業・部門・個人が一丸となってチャレンジングな目標に臨める体制を構築できます。全体の目標を達成するために個人のすべきことが明確化されます。それにより従業員のパフォーマンスとモチベーションを最大化できます。

ツールの選定時は自社の導入目的に適合した機能を備えているか、テンプレートやカスタマイズ性が充実しているか、総合的に検討しましょう。OKRの設定時は、60%~70%の達成度と「SMART」な指標を意識すると、運用効果を最大化できます。

よくある質問

OKR管理ツールとは?

「OKR管理ツール」とは、目標管理のフレームワーク「OKR」を効率的に運用するためのツールです。OKRは「Objective and Key Result」の略称で、企業と従業員の「目標」と「成果指標」を明確にするものです。
OKRを導入することで、企業・部門・個人の方向性や目標が一致するため、業務効率とモチベーションの向上、コミュニケーション機会の創出など大きなメリットがあります。

OKR管理ツールの導入目的とは?

OKR管理ツールの導入目的の例として以下の3つが挙げられます。これらに問題を感じている場合はOKR管理ツールを導入するとよいでしょう。
1.社内でOKRの浸透や理解が十分に進まない
2.上位目標と下位目標の関連性が曖昧になる
3.OKRの運用負荷が高いため継続運用が困難

OKR管理ツール導入時の注意点とは?

OKR管理ツールの導入時は、導入に手間とコストがかかることや、社内での浸透が容易ではないことに注意が必要です。OKR管理ツールは、紙やExcelでの管理よりはるかに工数は減るものの、導入段階では制度移行や情報入力などに手間と時間がかかります。
ツールを導入する以上、一定の導入コストや運用コストも必要です。また、従業員がOKR管理ツールに早く慣れるようにするために、マニュアルや研修なども用意しておくことも大切です。事前の準備を整えておくことで、OKR管理ツールの導入効果を最大化できます。

OKR管理ツールの導入前にやっておくこととは?

OKR管理ツールの導入前にやっておくこととして以下の4つが挙げられます。
1.事前に目標を見える化しておく
2.定期的にフィードバックを行う
3.「O(目標)」は適度な難易度で設定する
4.「KR(成果指標)」は「SMART」を意識する

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