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最終更新日: 2021/12/09

データ消去ソフト比較おすすめ5選|必要性と選ぶ基準を紹介

デジタル化が進む現代では顧客情報から従業員の個人情報、マーケティング手法や会計情報に経営戦略まで様々な情報が電子データとして保管されます。それはもちろんPCのHDDやUSBメモリなどにも保管され、たとえPC1台であっても機密情報の塊となり得ます。

そのようなPCが紛失したとなればセキュリティ担当としては大事件ですが、PCの廃棄や売却・譲渡といった場合にも情報漏洩に繋がることがあります。

そこでデータを完全に消去するデータ消去ソフトがありますが、ただデータが消えれば良いという訳でもありません。基本的な機能から、あると便利な機能まで、選び方と比較を紹介していきます。

本当にデータ消去ソフトは必要か

ご存じではあると思いますが、通常の手順でファイルを削除したりフォーマット(初期化)を行ったりしてもデータは完全に消えるわけではありません。個人であっても復元ソフトを使えば容易にデータを復元できます。もちろん、誤って大切なデータを消去してしまった場合にはそれで助かることもあります。

便利な復元ソフトですが、企業の中古PCであろうものを狙って購入し復元を行い、機密情報を盗み出す手口が存在します。

そういったリスクがある以上、企業としては完全なデータ消去を行う他ないでしょう。

データ消去ソフトの選び方6つ

PCのデータを完全に消去するなら、とりあえずデータ消去ソフトを用意すれば良いというわけではなく、製品ごとにそれぞれ性能の良し悪し長所短所、さらに対応範囲の違いなど選ぶポイントはいくつかあります。

ここでは法人向けに利用シーンを想定して必要な性能の基準と対応範囲、データ消去が行われるケースから選び方を紹介していきます。

1.消去レベルの高さと処理時間で選ぶ

この消去レベルがデータ消去ソフトを選ぶうえで最も重要となります。消去レベルはいくつかの方式によって規格化され、復元の難しさによってグレード分けされています。基本的にはデータを上書きする回数が多ければ多いほど復元が困難になり、その代わり消去にかかる時間が増えていきます。

また、HDDは磁気によってデータが記録されますが、一度上書きしただけではその磁気が微量に残ってしまい、そこを辿っていけばデータを復元できてしまうとされています。しかし、近年のHDDは記録密度が上がっており、一度の上書きでも残留磁気を読み取れなくなると言われています。

ここでは主な規格4つとそれらをどのような基準で選ぶべきか紹介します。

ゼロライト方式

データ領域をゼロ(0x00)で上書きします。ゼロライト後はソフトウェアを使用したデータ復元は不可能です。残留磁気を読み取る装置で復元される可能性があります。

出典:全16種類のデータ消去方式 | DiskDeleter | ライセンス数無制限のSSD・HDDデータ消去ソフト

通常の従業員が利用するようなPCである場合や、社外には出さずに他の従業員に貸与する場合であればこのゼロライト方式と下記のランダムライト方式でも十分でしょう。劣化などによって社内PCを一斉に入れ替えるようなケースであれば処理時間を短縮できることもメリットになります。

また、近年のHDDであれば1回の上書きでも十分と言われているため、企業にとって重大な機密である場合や大量の個人情報を含むなどといった場合を除けばこれらの方式を選んでも良いかもしれません。

ランダムライト方式

データ領域を乱数で上書きします。ランダムライト後はソフトウェアを使用したデータ復元は不可能です。残留磁気を読み取る装置で復元される可能性があります。

出典:全16種類のデータ消去方式 | DiskDeleter | ライセンス数無制限のSSD・HDDデータ消去ソフト

DoD5220.22-M方式

ディスク全体の領域を最初にゼロ、次に0xff、乱数で上書きし、最後に書き込み検証を行います。国内企業・官公庁で、最も採用されている方式です。ソフトウェアの復元 および 残留磁気を読み取る装置で復元不可能です。

出典:全16種類のデータ消去方式 | DiskDeleter | ライセンス数無制限のSSD・HDDデータ消去ソフト

官公庁でも採用されているため、信頼性は申し分ありません。廃棄や社外に出すのであればこの方式を選ぶと安心です。もちろん上書きの回数は増えるため処理にも時間がかかります。

グートマン方式

ディスク全体の領域に対して最初に乱数を4回、その後固定値を27回、最後に乱数を4回、合計35回の上書きを行います。1996年にピーターグートマンによって紹介された方式です。ソフトウェアの復元 および 残留磁気を読み取る装置で復元不可能です。

出典:全16種類のデータ消去方式 | DiskDeleter | ライセンス数無制限のSSD・HDDデータ消去ソフト

復元最難関と呼べる方式ですが、実際に利用されるケースはほとんどありません。官公庁の基準をさらに越えて大量の上書き処理を行います。オーバースペックなうえに処理時間も相当にかかるため、どうしても心配で仕方がない場合か国家機密を消去する場合に利用すると良いでしょう。

2.対応しているOSで選ぶ

データ消去ソフトにも対応するOSに種類があります。Windowsに対応しているかMacに対応しているか、利用を想定されるPCのOSを確認しておきましょう。多くのソフトはWindowsに対応していますが、Macの場合は対応していないこともあり、OSのバージョンによっても古いものには対応していないことがあります。その逆も然り、まだソフトが最新のOSバージョンに対応していないこともあります。

3.複数台に対応できるかで選ぶ

データ消去ソフトの中にはソフト1つで1つのPCのみ消去できるものと、複数のPCを消去できるものがあります。

法人であれば対象とするPCの他にもデータ消去が必要なPCが出てくるかもしれないため、ストックとしてソフトを持っておきたい場合や、そもそも今回対象とするPCが複数台ある場合など、とにかく複数台に対応している方が都合が良いことの方が多いでしょう。

しかし、逆に法人の場合は台数制限がかかるといったソフトもあるため注意が必要です。

4.外部機器のデータ消去もできるかで選ぶ

機密情報はPC内臓のHDDだけでなく、外付けのHDDやSSD、USBメモリなどにも保存されます。それらにもデータ消去が対応しているソフトがあるため、外部機器も合わせて廃棄するのであれば重要なポイントです。もちろん、その外部機器をバックアップ用として残しておきたいのであればデータ消去は不要なので関係のない機能になります。

5.CDブート機能で選ぶ

PCを廃棄する理由として、PCの不具合は当然考えられます。ちょっとした不具合なら良いですが、OSの起動すらしないというケースもあるでしょう。そういった場合はHDDを取り出して別のPCに付け替えるといった作業が必要となりますが、CDブート機能があればCDドライブからOSを起動することができます。CDドライブがない場合はUSBブート機能もあるため確認しておきましょう。

また、これらの機能を利用すればOSごとデータ消去を行うことができます。

OSが起動しなくても情報を抜き出すことはできます。法人であれば、将来的なケースとしてOSが起動しないPCを廃棄する可能性も十分にあるため、備えあれば患いなしです。

6.ログ機能やスケジューリング機能などプラスαで選ぶ

データ消去ソフトの中にはデータ消去のログを残せる機能や特定のフォルダ内をスケジューリングして定期的に消去できる機能、消去証明書を発行する機能などがあります。

法人の場合はセキュリティポリシーから上記のような機能が必要になることもあるでしょう。社内の規定やセキュリティ担当者を確認してみると良いです。

データ消去ソフト比較おすすめ5選

データ消去ソフト

Blancco Drive Eraser

Blancco

データ消去ソフト

Blancco Drive Eraser

Blancco

BlanccoのBlancco Drive Eraserは、12以上の国際的な認定・承認を受けているデータ消去ソフトです。25以上の消去規格に適合し、今まで2.5億台以上のデバイス消去を担当しました。パソコン、サーバー、ストレージの消去ソフトとして高い信頼性を持っています。またデータ消去を安全に行うことにより、IT資産の安全な再販や再利用が可能。また消去後は電子署名された改竄不可能な監査証後を作成できます。

  • 特許取得済みのSSD消去法を確立、証明の発行
  • 高いユーザビリティーで規格に合わせた消去が可能
  • 充実したレポーティングと、電子署名の発行ができる
ソフト種別 クラウド型ソフト 
基本的な機能 ランダムライト方式 ゼロライト方式 DoD5220.22-M方式 グートマン方式 消去証明書発行 ログ機能 
推奨環境 なし 
サポート 電話 メール 
トライアル 有り
最低利用期間 最低利用期間の制限なし
よく導入している業種
IT・情報通信
よく導入している企業の規模
1-5名

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データ消去ソフト

サーバディスクシュレッダー

パーソナルメディア株式会社

データ消去ソフト

サーバディスクシュレッダー

パーソナルメディア株式会社

パーソナルメディア株式会社のデータ消去ソフト、サーバディスクシュレッダーは、PCサーバーからの情報漏洩を防ぐソフトです。スポット利用用の3ヵ月版と機嫌のない無制限版の2種類が用意されており、利用台数の制限がありません。日本語表示のため簡単操作でインストール不要。削除形式の選択や複数HDDの削除も可能で、消去作業はログで記録可能です。IT資産管理にも有効な、簡単かつリーズナブル、そして強力なデータ消去ソフトです。

  • 日本語表示でインストール不要の簡単操作、複数HDDデータ消去に対応
  • OSに囚われない、DVD-ROM一枚で完全消去
  • 「利用回数無制限」と「3ヵ月版」を使い分け可能
ソフト種別 パッケージ型ソフト 
基本的な機能 CDブート USBブート ランダムライト方式 ゼロライト方式 DoD5220.22-M方式 グートマン方式 ログ機能 
推奨環境 なし 
サポート 電話 メール 
トライアル 無し
最低利用期間 最低利用期間の制限なし
よく導入している業種
よく導入している企業の規模

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データ消去ソフト

ターミネータ データ完全抹消 クラウド

AOSデータ株式会社

データ消去ソフト

ターミネータ データ完全抹消 クラウド

AOSデータ株式会社

AOSデータ株式会社のターミネータ データ完全抹消 クラウドは、経済産業大臣賞を受賞した技術力と実績のある企業の開発したデータ消去ソフトです。警察の証拠調査に協力し、操作に必要な証拠復旧に貢献してきた確かな実力があります。10種の抹消方式により復旧不可能なレベルでデータの抹消が可能。同時にクラウドベースで抹消状況を一元管理できます。なので複雑なシステムを導入せず、ブラウザのみで利用状況を管理できるのです。

  • 確かな完全抹消能力、復元不可能な状態にする
  • 抹消後にクラウド上にレポートも自動生成、目で確認
  • 大量の抹消ログや抹消状況をクラウド管理
ソフト種別 クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
基本的な機能 CDブート USBブート 外付け機器データ消去 ランダムライト方式 ゼロライト方式 DoD5220.22-M方式 グートマン方式 ログ機能 
推奨環境 なし 
サポート 電話 メール 
トライアル 無し
最低利用期間 最低利用期間の制限なし
よく導入している業種
よく導入している企業の規模

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データ消去ソフト

完全ハードディスク抹消17

株式会社ジャングル

データ消去ソフト

完全ハードディスク抹消17

株式会社ジャングル

株式会社ジャングルの完全ハードディスク抹消17は、簡単で手軽でありつつ、強力な抹消能力を持っているデータ除去ソフトです。ゴミ箱にファイルを入れて削除しただけでは消えないデータを抹消し、確実なリスク管理を行えます。マイナンバーに関してもデータを確実に除去。基本的なDoD5220.22-M方式やグートマン方式で削除できるだけでなく、外付けの外部メディアや古いパソコンにも対応しているので、機器ごとにソフトを買いなおす必要がありません。

  • 簡単操作なので迷わず抹消でき、初心者でも安心
  • 業界最高水準のスピードで大容量でも安心して抹消
  • 6種類の抹消グレードで場合に応じた抹消が可能
ソフト種別 パッケージ型ソフト 
基本的な機能 ログ機能 CDブート 外付け機器データ消去 ランダムライト方式 ゼロライト方式 DoD5220.22-M方式 グートマン方式 
推奨環境 なし 
サポート 電話 メール 
トライアル 無し
最低利用期間 最低利用期間の制限なし
よく導入している業種
よく導入している企業の規模

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データ消去ソフト

ディスクシュレッダー7

パーソナルメディア株式会社

データ消去ソフト

ディスクシュレッダー7

パーソナルメディア株式会社

パーソナルメディア株式会社のデータ除去ソフトディスクシュレッダー7は、2001年の発売以来利用回数無制限やシンプルな操作性が高い評価を得ているソフトです。主要官公庁や各県庁、自治体、証券や銀行で使われています。また大学や教育機関、病院まで幅広く利用されており、多くの採用実績を持っている安心、安全のソフトです。ファイルはゴミ箱で削除するだけでは消えませんが、ディスクシュレッダー7を利用すれば確実なデータ除去を実現できます。

  • 総務省のガイドライン、UEFI規格に対応
  • 利用回数無制限の画期的なラインセンス制度
  • 日本語表示のわかりやすい操作画面なので迷わない
ソフト種別 パッケージ型ソフト 
基本的な機能 ログ機能 CDブート USBブート ランダムライト方式 ゼロライト方式 DoD5220.22-M方式 グートマン方式 
推奨環境 なし 
サポート 電話 メール 
トライアル 有り
最低利用期間 最低利用期間の制限なし
よく導入している業種
IT・情報通信製造公共機関・非営利団体
よく導入している企業の規模
101名-300名6名-20名1,001名以上

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フリーソフトを利用しても問題ない?

データ消去ソフトにもフリーソフトは存在します。情報漏洩に関わるため、法人であればできれば有料版を利用した方が良いですが簡易的で構わないのであれば選択肢としてあり得るでしょう。

しかし、フリーソフトの場合はCDを用意してそこにソフトを書き込んで利用したり、消去方式がゼロライトとランダムライトのみだったり、処理に時間がかかったりと性能が足りないこともあります。

また、ログ機能やスケジューリング機能といったプラスαの機能が備わっていないことはもちろん、操作が難しくPCに慣れていないと手間取ってしまうこともあるため玄人向きと言えます。

データ消去ソフトを使わない方法はある?

HDDを物理的に破壊するという方法もあります。HDDを粉々にしてしまえばさすがに復元ソフトや特殊な機器を用いてもデータの復元はできません。しかし、HDDは思いのほか頑丈で破壊したつもりでも必要な部分が破壊できていなかったり、そもそも破壊が大変だったりという難しさがあります。破壊によって有害物質が出る可能性もあるため、個人で物理破壊を試みることはおすすめしません。

その他、専用の装置を用いて強力な磁力を当て、記録を破壊してしまう方法もあります。素人が行うことは不可能と考えて良いですので、この方法を用いる場合は業者に依頼することになります。

また、家電量販店やPC専門店、廃棄PCの回収業者などの中にはデータ消去を有料で行っているところもあります。いくら業者とはいえ機密情報を扱ってもらうには信頼性の部分でリスクがあるため、法人として利用するのであれば慎重に選ぶようにしましょう。

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