Menu
Close

ヘルプデスクツール比較41選【2025年】|利益貢献を導く戦略的活用ガイド

この記事で解説すること

1. ヘルプデスク部門とは|真の役割やサポート窓口の進化
2. おすすめのヘルプデスクツール10選|機能・価格・導入事例
3. スムーズな社内導入を実現するための実践的なヒント
ヘルプデスクツールを社内で定着させるアドバイスや、KCSに基づいたナレッジ活用戦略を解説します。

「ヘルプデスクツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • ヘルプデスクツール
    • FAQの作成
    • 画像検索機能
    • AI自動応答機能
    • API連携
    • 対応履歴の管理・閲覧
    • ステータス管理
    • 社内向け
    • 社外向け
    • 顧客管理
    • データ分析・レポート作成
    • インシデント管理
    • チャット・メッセージ
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
Core 無料
備考
ユーザー:5人まで
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
Premium $6/月額
備考
ユーザー:無制限
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
・広告なし
・タスクリスト
・複数チケットに同時対応
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Standard Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
基本的なITサービス管理機能を提供し、コストを抑えたプランです。
Professional Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
中小規模の企業向けで、必要な機能をコンパクトにまとめて提供します。
Enterprise Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
高度なITサービス管理(ITSM)機能を提供し、組織全体のプロセスを一元管理するための機能が豊富です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 29万~560万円/年額
備考
1年間利用可能な製品ライセンスで、年間保守サポートサービスが含まれています。 1年ごとに年間ライセンス契約を更新します。
オンプレミス版(年間ライセンス) 29万~560万円/年額
備考
1年間利用可能な製品ライセンスで、年間保守サポートサービスが含まれています。 1年ごとに年間ライセンス契約を更新します。
オンプレミス型(無期限の製品ライセンス) 120万~1,386万円
備考
無期限の製品ライセンスに、初年度のみの年間保守サポートサービスが含まれています。製品の納品日から保守サービスが開始され、以後、1年ごとに年間保守サポートサービス契約を更新します。
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オープンソース 無料
備考
サポート:コミュニティサポートのみ
◎機能
・メール統合
クラウド型 $12/月額/ユーザー~
備考
サポート:サポートシステム搭載
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
カスタマイズ型 要問い合わせ
備考
サポ―ト:サポートシステム搭載
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
・ニーズに合わせたカスタマイズ
1カ月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Freeプラン 0円
備考
利用可能なユーザー数:3名
スタンダード 2,400円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
プロフェッショナル 4,200円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
エンタープライズ 6,000円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Free 0円
備考
完全無料のオープンソースです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スターター 7ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・最大 5 エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・10 MB の添付ファイル + 10 GB のストレージ容量
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
プロ 17ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・最大35エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット
・標準機能: テキストブロック、多言語、チケット履歴、マクロ、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・ナレッジベース(単一言語)
・35 MB の添付ファイル + 25 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
プラス 26ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・無制限のエージェント
・電話サポート(8時間365日、CET)
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット、Twitter/X、Facebook、WhatsApp
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、ブランディング、営業時間
・コアワークフロー
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・条件のエキスパートモード(AND/OR)
・GitHub/GitLabとの統合
・ナレッジベース(多言語)
・ザマド標準レポート
・より詳細なレポート(Grafana 経由の Elasticsearch アクセス経由)
・50 MB の添付ファイル + 50 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
個人向け(セルフホスト) 2.999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・サービス: 月曜〜金曜 (9.00 - 17.00 CET)
・メールサポート
・応答時間は最大6時間
・15 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
企業向け(セルフホスト) 5,999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 18.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大4時間
・45 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス5%割引
株式会社(セルフホスト) 9,999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 20.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大2時間
・95 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・パッチレベル、マイナーリリース、セキュリティパッチアップデート
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス10%割引
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Sell Team $19(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Professional $49(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Enterprise $99(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Team $49(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Growth $79(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Professional $99(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Enterprise $150(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
さらに高度な機能が必要なら $215(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Support Team $19
備考
ただし年間一括払いです
Support Professional $49
備考
ただし年間一括払いです
Support Enterprise $99
備考
ただし年間一括払いです
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(ライトプラン) 30,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
ライトプラン(ASP型クラウドサービス) 5,000円(税抜)/月額
備考
◎ライトプランよりも多くのメールを蓄積できる上、複数グループの運用もできるプランです。標準で、アンケートシステムWEBCAS formulatorで作成したお問い合わせフォームを1枚ご利用いただけます。

※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
初期費用(スタンダードプラン) 50,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
スタンダードプラン(ASP型クラウドサービス) 19,000円(税抜)/月額
備考
◎最小限のコストで、負担をかけずスタートしたいならASP型

※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
※最短6ヶ月からのご契約
初期費用(SaaS型クラウドサービス) 500,000円(税抜)~
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
SaaS型クラウドサービス 100,000円(税抜)~/月額
備考
◎クラウドの大規模利用やシステム連携が必須ならSaaS型
◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※メール蓄積数は応相談
※最短1年からのご契約
※VPN等で自社のデータベースとも接続可能
パッケージ導入型 ライセンス費用 350万円(税抜)~
備考
◎自社環境にシステムを設置し既存システムと連携したいなら導入型

◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。

※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
1カ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
エントリー 10,000円/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・チャットボットでFAQを自動化したい方
・チャットボットを体験してみたい方
◎機能
・設問数:100件
・チャットボット数:1体
ベーシック 30,000円(税抜)/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・複数のチャットボットを運用したい方
・チャットボットを本格的に運用したい方
◎機能
・設問数:500件
・チャットボット数:5体
アドバンス 50,000円(税抜)/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・大規模な社内システムでのご利用の方
・トークの内容をファイルに出力したい方
◎機能
・設問数:2000件
・チャットボット数:10体
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(エントリー) 250,000円
月額費用(エントリー) 50,000円/月
備考
サイト数:1サイト
ユーザー数:3名まで
PV:3万PVまで
初期費用(スタンダード) 500,000円
月額費用(スタンダード) 100,000円/月
備考
サイト数:3サイト
ユーザー数:10名まで
PV:10万PVまで
初期費用(プロフェッショナル) 800,000円
月額費用(プロフェッショナル) 200,000円/月
備考
サイト数:5サイト
ユーザー数:50名まで
PV:100万PVまで
エンタープライズ 要相談
備考
サイト数、ユーザー数、PV:カスタマイズ可能
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Stater 3,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎マーケティング、営業、サービスを扱う小規模なチームのためのシンプルなCRMスイート
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
Professional 9,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎サービス向けCRM
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
Enterprise 19,800円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎AI搭載のサービス向けCRM
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
Unlimited 39,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎チャットおよび年中無休24時間体制のサポートを備えたサービス向けCRM
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
Einsterin 1 Service 60,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎信頼できるAIとデータが含まれたSalesforceのカスタマーサービス向け最上位ソリューション
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
備考
FastAnswer2及びFastAnswer Pe(製薬企業向け学術文献検索システム)は、オンプレミス型とクラウド型の両方で提供しており、それぞれ料金体系が異なります。
お客様の要件に合わせて概算見積りを提示いたします。 お問い合せください。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
備考
価格は、FAQの登録数およびテンプレート数により決まります。
※PV数による価格設定ではございません。
詳しくは、営業担当者にお問い合わせください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 なし
月額料金 50,000円/月額
備考
Web限定プラン
月額料金 50,0000円/月額
備考
レギュラープラン
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
ユーザー向けFAQの初期費用です。ユーザー向けFAQ+チャットボットは600,000円~、オペレーター向けFAQは400,000円~です。
ユーザー向けFAQ 要相談
備考
ユーザーが参照する企業サイトのFAQを導入するプランです。
ユーザー向けFAQ+チャットボット 要相談
備考
ユーザー向けFAQとチャットボットを導入するプランです。
オペレーター向けFAQ 要相談
備考
コールセンターのオペレーターが参照するFAQを導入するプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Starterプラン 要相談
備考
まずはFAQ検索システムを試したい、分析やAIのチューニングは自社でやってみるという企業向けのプランです。
Standardプラン 要相談
備考
本格的に問い合わせ改善をしたい、サイシードと一緒に分析や改善に取り組みたいという企業向けのプランです。
DXプラン 要相談
備考
FAQページだけでなく総合的に問い合わせチャネルを改善したい、顧客の声を生かし売上向上施策につなげたい、自社に最適な形でカスタマイズしたいという企業向けです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス価格 2,500,000円(税抜)~
備考
※価格についての詳細はお問い合わせください。
QuickSolutionはサーバライセンスです。利用ユーザ数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)に応じて価格が決まります。
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
STARTER ¥2,800 /担当者/月(年間払い)
GROWTH ¥7,200 /担当者/月(年間払い)
PRO ¥13,800 /担当者/月(年間払い)
ENTERPRISE ¥17,300 /担当者/月(年間払い)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
LMIS 25ユーザー 100,000円/月額
備考
最小利用ユーザー数は25ユーザーです。利用料金には製品サポートが含まれます。
LMIS ユーザー追加 4,000円/月額
備考
26ユーザー以上を利用する場合は1ユーザー単位で追加可能です。
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
1ユーザー 月額1980円~
備考
7日間の無料トライアルあり!

※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
◎個人でお試ししたい人用です!

◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
スターターコース 月額3800円(税抜)
備考
◎3人までのチームの利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
プロフェッショナルプラン 月額9400円(税抜)
備考
◎企業での利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
エンタープライズプラン 月額25,400円(税抜)
備考
◎11名以上のご利用に向いています!
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)

◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
31名以上のご利用 要相談
備考
ご利用ユーザーが 31名以上の方は、サポートフォームでご利用料金についてお問い合わせください。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
FREE 0円
備考
◎機能:
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
GROWTH 月間契約:月額2700円/1担当者または、年間契約:月額2200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
PRO 月間契約:月額8600円/1担当者または、年間契約:月額7200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
●異なるSLAポリシーによるリマインダーやエスカレーション
●多言語ナレッジベース
●カスタムアプリ
●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
ENTERPRISE 月間契約:月額11500円/1担当者または、年間契約:月額13800円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
●サンドボックス
●監査ログ
●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
●エージェントシフト
●ソーシャルシグナル
●柔軟なナレッジベース階層
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
フリープラン 0円
備考
試しにRe:lationを使ってみたい方向けのプランです。
有償プラン 12,800円〜/月額
備考
月額費用はご利用のユーザ数やストレージ容量によって費用は変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
不明
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 330,000円
ベーシック 55,000円/月額
備考
FAQ,文書数1,000件まで
オプション 要相談
備考
FAQ,文書数1,000件超
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
ベーシック 2,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
プロフェッショナル 3,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
エンタープライズ 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Free 0円
備考
3ユーザーまで無料で利用できるプランです。
Standard 2,312円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Premium 5,786円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Enterprise 要相談
備考
年額の請求となります。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
別途お問い合わせ 別途お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
月額費用 50,000円/月額
備考
年間費用:約140万円
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
FAQ1~100問 30,000円/月額
FAQ101~200問 40,000円/月額
備考
このあと100問ごとに10,000円ずつ増加します。
1,001問以上 要問合せ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング、提案
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
無料プラン 0円
備考
◎機能:
・基本的なチャットとWEB会議のみ必要な企業
・基本的な社内・顧客とのチャット対応をご利用されたい場合におすすめ!
・接客チャット(基本的なチャット対応と過去30日以内のメッセージの検索/閲覧のみ可能)
・社内チャット最大30名同時接続
1時間まで利用可能なボイス・ビデオMeet
Early Stage 3.600円~/月額
備考
※立ち上げ期の企業さん向けプランです
◎価格:
年額払いでは2,700円~/月額とお得です。

◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数)1,000名提供
(最大3,000名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供(最大10シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)2シート提供(最大5シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
Growth 9,600~/月額
備考
※急成長中の企業さん
向けプランです
◎価格:
年額払いでは7,200円~/月額とお得です。

◎機能
・MU(連絡先管理の顧客数)3,000名提供
(最大100万名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供
(最大1,000シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)1 シート提供
(最大1,000シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
Enterprise 要問合せ
備考
※年商10億円越えの企業さん向けプランです
◎価格:専任の担当者がコンサルティングを通して価格をご提案します。
エンタープライズ企業のためのサポートをご確認ください。

◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数) お問い合わせ
・基本シート(スタッフ)お問い合わせ
・オペレーターシート(顧客対応担当者) お問い合わせ
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

近年、社内外の問い合わせ対応の効率化を目的に「ヘルプデスクツール」の導入が急務となっています*。従来「コストセンター」と見なされがちだったヘルプデスクは、「プロフィットセンター」として再定義されつつあります。顧客満足度向上、社内効率化、情報の蓄積・分析によるサービス改善など、ヘルプデスクが果たす役割はビジネスの中核へと進化しています。

ところが、ツールの導入そのものをゴールと捉えてしまい、思うような成果が出ないケースも少なくありません。実際には、ただツールを導入するだけでは、期待した成果を得ることはできません。むしろ、業務プロセスの再設計やナレッジの活用方法、組織全体の戦略に沿ったツール活用が不可欠なのです。

本記事では、ヘルプデスクツールを「ビジネス成果に直結させる仕組み」として活用するためのポイントを解説します。各ツールの比較・選定のヒントから、業界別の活用法、導入・運用の成功事例まで、戦略的にツールを選ぶための情報を網羅的にご紹介します。

*参照:社内ヘルプデスク業務の現状と課題:キヤノンMJ調査結果

1. ヘルプデスクはコストセンター?その認識が企業の成長を阻害する

ヘルプデスクや社内サポート部門は、日々たくさんの問い合わせに対応し、業務を支える重要な役割を担っています。一方で、営業やマーケティングといった“直接利益を生む部門”と比べて、どこか“コスト部門”として見られがち…そんな印象を持たれている方も少なくないかもしれません。

確かに、ヘルプデスクやカスタマーサポート部門は、お客様や社員からの質問・トラブルに対応するため、日々多くの業務を抱えています。その結果、どうしても「コストがかかる部門」というイメージが先行しがちです。

しかし、この「コストセンター」という認識が、実は企業の成長にとって大きなブレーキとなってしまう可能性があることをご存知でしょうか?

「コストセンター」という認識がもたらす課題

ヘルプデスクを単にコスト(経費)として捉えてしまうと、どのようなことが起こるでしょう。

  • 投資の抑制:「コストはなるべく削減したい」という考えから、必要な人員やツールへの投資が後回しにされがちです。その結果、対応品質の低下や担当者の疲弊を招くことも。
  • モチベーションの低下:「自分たちの仕事はコストなんだ」と感じてしまうと、働くスタッフのモチベーション維持が難しくなります。創造性や改善意欲も削がれてしまうかもしれません。
  • 機会損失:お客様との貴重な接点であるにも関わらず、その重要性が見過ごされ、顧客満足度向上や新しいビジネスチャンス発見の機会を逃してしまうことにも繋がりかねません。

これらの課題は、巡り巡って企業の収益性や競争力にも影響を与えうるのです。

発想の転換:「ヘルプデスク=顧客接点=価値創出」

そこで、「ヘルプデスク = 顧客接点 = 価値創出の最前線」という認識に転換してみましょう。

お客様や社員と直接コミュニケーションを取るヘルプデスクは、実は企業にとって非常に価値のある「情報収集の場」であり、「顧客ロイヤルティを育む場」でもあります。問い合わせの裏には、お客様の真のニーズや製品・サービス改善のヒントが隠れていることも少なくありません。

以下の表は、ヘルプデスクに対する古い認識と新しい視点を比較したものです。

比較視点 旧来の認識
(コストセンター)
新しい視点(バリューセンター/プロフィットセンター)
役割 問題処理、クレーム対応、コスト部門 顧客理解、課題解決、関係構築、価値提供、情報収集、利益貢献部門
主な目的 コスト削減、対応件数の効率化 顧客満足度向上、顧客ロイヤルティ向上、LTV(顧客生涯価値)向上、製品・サービス改善
スタッフの意識 「こなす」業務、受け身の対応 提案型の業務、積極的な課題発見と解決、顧客成功支援
経営への影響 間接的なコスト要因 直接的な収益貢献、ブランド価値向上、競争優位性の確立

このように視点を変えるだけで、ヘルプデスクへの見方が大きく変わります。

ヘルプデスクツール導入の真の目的とは?

「業務効率化のためにツールを導入したいんだ」と思われるかもしれません。もちろん、業務負担の軽減や効率化は、ヘルプデスクツール導入の大きなメリットの一つです。

しかし、ヘルプデスクツールの真の目的は、ヘルプデスクを「価値創出の拠点」へと変革し、ビジネス全体に貢献することにあります。

例えば、顧客満足度を高めてリピーターを増やしたり、収集したお客様の声を製品開発に活かしたり、社内ヘルプデスクであれば従業員の生産性を向上させたりすること。これら全てが、企業の成長に繋がる大切な要素です。

山下 辰巳
代表取締役CEO/HDI-Japan 山下 辰巳
ヘルプデスクが価値創造を図るポイントは、顧客対応の中から価値あるナレッジを作成することです。したがってヘルプデスクツールにはナレッジの作成、修正、更新、利用した解決の記録などができる機能が望まれます。

2. ヘルプデスクの役割とは|時代によるサポート窓口の進化

そもそも「ヘルプデスク」という言葉はいつ頃から使われ始め、どのような役割を期待されてきたのでしょうか。実は、顧客やユーザーをサポートする部門の呼び名は、時代とともに変化しており、その変遷を辿ることで、現代のヘルプデスクに求められる本質が見えてきます。

サポート窓口の呼び名はどう変わってきた?

企業における顧客サポートの窓口は、技術の進展やビジネス環境の変化に伴い、その機能や呼称を進化させてきました。それぞれの時代背景と役割を簡潔に見ていきましょう。

年代 呼び名 主な役割・特徴 主なチャネル
1970年代~ コールセンター 大量の電話応対による情報提供、受注処理、シンプルな問い合わせ対応が中心。効率性が重視された。 電話
1980年代~ ヘルプデスク 主にIT製品やサービスに関する技術的な問い合わせ対応、社内外のユーザーに対する問題解決支援。専門知識が求められ始めた。 電話、メール
1990年代~ サービスデスク ITIL(Information Technology Infrastructure Library)※ の概念が普及し、ITサービス全般に関する広範なサポートを提供。プロセスの標準化やサービス品質の管理が重視された。 電話、メール、Web
2000年代~ コンタクトセンター 電話やメールに加え、チャット、SNS、Webフォームなど多様なチャネルを一元的に管理。顧客とのあらゆる接点でのエンゲージメント強化や、プロアクティブな情報提供も視野に入れるようになった。 マルチチャネル

ITIL(Information Technology Infrastructure Library)とは? ITサービスマネジメントにおける成功事例やベストプラクティスを体系的にまとめたフレームワークのことです。ITサービスの品質向上や効率的な運用を目指すための指針として、世界中の企業や組織で活用されています。

このように、サポート窓口は、単に「電話を受ける場所」から、IT技術のサポート拠点へ、そしてより包括的なサービス提供の窓口へと、その役割を拡大してきました。

ITIL対応のインシデント管理ツール5選|導入成功のためのコツ

単純な問題解決から「価値提供」へ

この歴史的な変遷は、単なる名称の変更以上の意味を持っています。それは、企業が顧客やユーザーとの関係性において、何を重視してきたかの変化を反映していると言えるでしょう。

  • 初期(コールセンター):主に電話という単一チャネルで、いかに多くの問い合わせを効率的に処理するか。
  • 発展期(ヘルプデスク、サービスデスク):ITの普及に伴い、専門的な知識に基づいた問題解決能力や、ITILのようなフレームワークに沿った体系的なサービス提供が求められる。
  • 現代(コンタクトセンター):技術の進歩によりコミュニケーションチャネルが多様化し、企業は顧客一人ひとりに合わせたきめ細やかな対応や、より深い関係構築(エンゲージメント)を意識するようになりました。「顧客体験(CX:Customer Experience)」の向上が重視される。

現代のヘルプデスクに求められるのは、発生した問題を解決する「守り」の役割だけでなく、顧客満足度を高め、良好な関係を築き、さらにはビジネス機会を創出する「攻め」の役割、すなわち「価値提供」です。つまりヘルプデスクは、利益を生み出すプロフィットセンターへと転換できる大きな可能性を秘めているのです。

山下 辰巳
代表取締役CEO/HDI-Japan 山下 辰巳
現在のヘルプデスクの価値は、単に問合せに答えるだけでなく、顧客が利用する様々なチャネルの利用動向についても分析できることにあります。その中にはセルフサービスやSNSの利用状況分析も含まれ、それらを総合して検討することにより、企業のサービスや製品への課題解決も可能となってきます。

3.【徹底比較】おすすめヘルプデスクツール10選|機能・価格・導入事例

この章では、具体的なヘルプデスクツールをピックアップし、それぞれの特徴や価格帯、得意分野などを比較しながらご紹介します。まずご理解いただきたいのは、「すべてにおいて完璧なヘルプデスクツール」は存在しないということです。大切なのは、自社の課題を解決し、目標を達成するために「何が必要か」を明確にし、それに最も合致するツールを選ぶことです。

【比較表】ヘルプデスクツール10選

まずは、今回ご紹介する主要なヘルプデスクツールの概要を一覧表にまとめました。※価格帯はあくまで目安です。詳細は各サービスの公式サイト等でご確認ください。

ツール名 提供形態 価格帯(目安) 主な特徴・得意分野 無料トライアル
Zendesk クラウド プラン別(中~高価格帯) グローバルスタンダード、豊富な機能、高いカスタマイズ性と拡張性、大規模対応、外部連携エコシステムが充実 あり
Freshdesk クラウド プラン別(低~中価格帯) 中小企業向け、直感的なUI、迅速な導入、コストパフォーマンス、AI機能(一部プラン) あり
LMIS クラウド/オンプレミス 要問い合わせ/プラン別(中~高価格帯) ITSM特化、ITIL準拠、社内ヘルプデスク向け、ワークフロー管理、資産管理連携、日本企業向けサポート体制 あり
Salesforce Service Cloud クラウド プラン別(高価格帯) CRM(Salesforce)との完全連携、大規模コンタクトセンター向け、AI(Einstein)、オムニチャネル対応、高度な分析機能 あり
メールディーラー クラウド アカウント数課金(中価格帯) メール共有・管理特化、導入社数実績豊富、使いやすさ、誤送信防止機能、ECサイト・BtoBサポート向け あり
Re:lation クラウド アカウント数課金(中価格帯) 複数チャネル(メール、電話、LINE、Twitter等)一元管理、ステータス共有、チーム内コミュニケーション機能 あり
Tayori クラウド プラン別(低価格帯) FAQ、フォーム、チャット一体型、簡単導入、中小企業・個人事業主向け、Webサイトへの埋め込みが容易 あり
Zoho Desk クラウド プラン別(低~中価格帯) Zoho CRM等Zoho製品群との連携、多機能、コストパフォーマンス、AI機能(Zia)、カスタマイズ性 あり
FastHelp5 クラウド/オンプレミス 要問い合わせ/ライセンス・プラン別 大規模コールセンター向け、豊富な導入実績、電話連携(CTI)、オペレーター支援機能、カスタマイズ性、純国産 あり
Jira Service Management クラウド/オンプレミス プラン別(低~中価格帯) ITSM、ITIL準拠、開発チーム(Jira Software)との連携、インシデント・問題・変更管理、社内ヘルプデスク向け あり

各ヘルプデスクツールの特徴と導入事例

それでは、上記の表でご紹介した各ツールについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

1. Zendesk

世界的に高いシェアを誇る、ヘルプデスク/カスタマーサービスプラットフォームの代表格です。非常に豊富な機能、高いカスタマイズ性、そして多様な外部サービスとの連携(API、アプリマーケットプレイス)が大きな特徴です。小規模からエンタープライズまで対応可能ですが、特に機能の網羅性や拡張性を求める中規模以上の企業に適しています。オムニチャネル対応にも強く、顧客とのあらゆる接点を統合的に管理したい場合に有効です。

  • 価格帯(目安): プランにより月額数千円/ユーザーから。高機能なプランは比較的高価になります。
  • こんな企業におすすめ: グローバル展開している企業、多様なチャネルで高度な顧客サポートを実現したい企業、CRM機能も含めて包括的に顧客管理を行いたい企業。

📌導入事例: 急成長中のECサイト運営企業が、増加する問い合わせチャネル(メール、チャット、SNS)と量の対応に限界を感じてZendeskを導入。問い合わせの一元管理と自動化ルール設定により対応効率が大幅に向上し、レポート機能で得られた顧客の声を商品開発に活かせるようになった。

👇公式ホームページ
より良い顧客体験を実現するカスタマーサービスソフトウェア | Zendesk

  • ヘルプデスクツール 問い合わせ管理システム CTIシステム SFA
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 予実管理 顧客管理 案件管理 商談管理 プロセス管理 ToDo管理 営業日報 名刺管理 社外向け FAQの作成 ステータス管理 AI自動応答機能 外部サービスとの連携 一斉送信機能 集計レポート作成 コメント機能 AI業務支援
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

2. Freshdesk

Zendeskと比較されることも多いですが、より中小企業向けで、直感的なインターフェースと導入のしやすさ、コストパフォーマンスの高さが魅力です。チケット管理、ナレッジベース、自動化、レポートといった基本機能に加え、一部プランではAIを活用した機能(チャットボット、自動応答サジェストなど)も利用可能です。無料プランも用意されており、スモールスタートしやすいのも特徴です。

  • 価格帯(目安): 無料プランあり。有料プランは月額数千円/ユーザーから。
  • こんな企業におすすめ: スタートアップ、中小企業、迅速にヘルプデスクシステムを立ち上げたい企業、コストを抑えつつ多機能なツールを導入したい企業。

📌導入事例: 社内ヘルプデスクの問い合わせ管理をExcelで行っていた中堅企業が、対応漏れや進捗管理の煩雑さに課題を感じFreshdeskを導入。チケット管理システムにより対応状況が可視化され、ナレッジベースの活用で社員の自己解決も促進。情報システム部門の業務負荷軽減に繋がった。

👇公式ホームページ
【Freshdesk】世界最高評価ヘルプデスクツール | OrangeOne株式会社

  • ヘルプデスクツール 問い合わせ管理システム
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 顧客管理 社外向け 社内向け FAQの作成 データ分析・レポート作成 外部サービスとの連携 対応履歴確認 多言語対応 集計レポート作成 社内FAQ ステータス管理 コメント機能 アラート機能 AI業務支援 アクセス権限
    サポート 電話
    トライアル 有り
    最低利用期間 1ヶ月

3. LMIS

国産のITサービスマネジメント(ITSM)ツールとして高い評価を得ている製品です。ITILに準拠したインシデント管理、問題管理、変更管理、構成管理<などのプロセスを効率的に運用するための機能が充実しています。特に社内ITヘルプデスクやITサービス提供部門での利用に適しており、日本企業の業務慣行やニーズに合わせたきめ細やかな機能やサポートが期待できます。ITreview Grid Awardなど、第三者機関からの受賞歴も多数あります。

  • 価格帯(目安): 要問い合わせ。クラウド版とオンプレミス版があります。
  • こんな企業におすすめ: ITILベースの本格的なITSMを導入・実践したい企業、社内IT統制を強化したい企業、手厚い日本語サポートを重視する企業。

📌導入事例: ある製造業の情報システム部門が、社内からのIT関連の問い合わせやトラブル対応、システム変更管理をより体系的に行いたいと考えLMISを導入。インシデント管理と問題管理を連携させることで根本原因の特定と再発防止が進み、変更管理プロセスを導入することでシステム変更時のリスクを低減。ITサービス全体の品質向上に貢献した。

👇公式ホームページ
サービスマネジメントによる可視化、自動化、標準化を実現する|LMIS

  • ヘルプデスクツール
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 外部サービスとの連携 対応履歴確認 顧客情報管理 社内FAQ ステータス管理 ラベリング・フォルダ管理 顧客管理 社内向け インシデント管理 ステータス管理 データ分析・レポート作成
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 1年間

4. Salesforce Service Cloud

世界No.1のCRM(顧客関係管理)プラットフォームであるSalesforceの一部として提供されるカスタマーサービスソリューションです。営業部門が利用するSales Cloud(SFA)と顧客情報を完全に統合できるため、営業からサポートまで一貫した顧客体験を提供できるのが最大の強みです。AI機能「Einstein」による高度な分析や業務自動化、オムニチャネル対応、大規模コンタクトセンター向けの機能も充実しています。

  • 価格帯(目安): プランにより月額数千円/ユーザーからですが、多機能な上位プランや関連製品との組み合わせでは高価格帯になります。
  • こんな企業におすすめ: 既にSalesforceのCRM/SFAを導入している企業、営業とサポートの連携を強化したい企業、AIを活用した高度な顧客分析やパーソナライズされたサポートを目指す大企業。

📌導入事例: 金融機関が、顧客からの問い合わせ対応の品質向上と、営業部門との情報共有の円滑化を目指してService Cloudを導入。顧客の契約情報や過去の対応履歴を瞬時に把握し、AIによる最適な回答候補の提示を受けることで、オペレーターはより迅速かつ的確なサポートを提供。その結果、顧客満足度が向上し、サポート部門から営業部門への有望なリード情報の連携もスムーズになった。

👇公式ホームページ
Service Cloud (サービスクラウド) | AI搭載のカスタマーサービス向け統合コンソール – セールスフォース・ジャパン

  • ヘルプデスクツール 問い合わせ管理システム 顧客管理システム
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 顧客管理 AI自動応答機能 外部サービスとの連携 問い合わせ担当者の振り分け 集計レポート作成 顧客情報管理 社内FAQ ステータス管理 AI業務支援 ラベリング・フォルダ管理
    サポート 電話 チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 1年

5. メールディーラー

メール共有・管理に特化したクラウド型ツールで、日本国内で非常に多くの導入実績があります。複数の担当者でのメール対応状況(未対応、対応中、完了など)をリアルタイムに可視化し、二重対応や対応漏れを防ぎます。テンプレート機能、承認機能、誤送信防止機能など、メール対応業務を効率化し、品質を高めるための機能が充実しています。特にECサイトのカスタマーサポートや、BtoBの問い合わせ窓口など、メールでのやり取りが多い部門に適しています。

  • 価格帯(目安): アカウント数に応じた月額課金制。初期費用と月額費用がかかります。
  • こんな企業におすすめ: メールでの問い合わせ対応が中心の企業、複数名でメール対応を行っているチーム、対応品質の標準化と効率化を図りたい企業。

📌導入事例: あるECサイト運営企業が、受注確認や商品問い合わせのメール対応に追われ、担当者間の情報共有も不十分だったためメールディーラーを導入。共有トレイで対応状況が一目で分かるようになり、テンプレート活用で返信速度も向上。繁忙期でも安定したメールサポート体制を構築できた。

👇公式ホームページ
【公式】メールディーラー|株式会社ラクス|メール・問い合わせの共有管理システム

  • 問い合わせ管理システム
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 問い合わせ担当者の振り分け 対応漏れ・誤送信・二重送信防止機能 対応履歴確認 外部サービスとの連携 顧客情報管理 社内FAQ 集計レポート作成 エクスポート機能 ステータス管理 コメント機能 アクセス権限 ラベリング・フォルダ管理 テンプレート機能
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

6. Re:lation

メールだけでなく、電話、LINE、Twitter、チャットなど、複数のコミュニケーションチャネルからの問い合わせを一元管理できるツールです。各チャネルの対応状況や顧客とのやり取り履歴をタイムライン形式で確認でき、チーム内での情報共有や連携をスムーズにするためのコメント機能なども充実しています。顧客とのコミュニケーションを重視し、多チャネルでの対応を効率化したい企業に向いています。

  • 価格帯(目安): アカウント数に応じた月額課金制。
  • こんな企業におすすめ: 複数のチャネルで顧客対応を行っている企業、チーム内での情報共有と連携を強化したい企業、顧客とのコミュニケーション履歴を一元管理したい企業。

📌導入事例: 複数の店舗を持つ小売業が、各店舗へのメールや電話での問い合わせに加え、近年はLINE公式アカウントからの問い合わせも増加。Re:lationを導入することで、本社でこれらの問い合わせを一元的に把握・管理し、担当者の割り振りや対応状況の共有をスムーズに行えるように。結果として、どのチャネルからの問い合わせにも迅速に対応できるようになり、顧客満足度の向上に繋がった。

👇公式ホームページ
Re:lation(リレーション) | 使いやすさNo.1の顧客対応クラウド

  • ヘルプデスクツール
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 対応履歴の管理・閲覧 顧客管理 社内向け ステータス管理 チャット・メッセージ データ分析・レポート作成
    サポート 電話 チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

7. Tayori

FAQ(よくある質問)作成、お問い合わせフォーム作成、チャット(有人/自動応答)といった顧客サポートに必要な基本機能を、シンプルかつ低価格で提供するクラウドサービスです。専門知識がなくても簡単に導入・設定でき、Webサイトへの埋め込みも容易です。特に中小企業や個人事業主、スタートアップなど、手軽に顧客サポートの仕組みを構築したい場合に適しています。無料プランから始められるのも魅力です。

  • 価格帯(目安): 無料プランあり。有料プランも月額数千円からと比較的安価です。
  • こんな企業におすすめ: 中小企業、個人事業主、スタートアップ、手軽にFAQサイトやお問い合わせフォームを設置したい企業、コストを抑えて基本的な顧客サポートを始めたい企業。

📌導入事例: Webサービスを立ち上げたばかりのスタートアップが、開発リソースを割かずにFAQページと問い合わせフォームを設置したいと考えTayoriを導入。直感的な操作で短時間のうちにFAQページを公開し、問い合わせフォームからの連絡もスムーズに受け付けられるようになった。ユーザーの自己解決を促しつつ、必要なサポートを提供できる体制を低コストで実現した。

👇公式ホームページ
無料から試せるカスタマーサポートツール|Tayori(タヨリ)

  • 問い合わせ管理システム ヘルプデスクツール
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 対応履歴の管理・閲覧 顧客管理 社外向け ステータス管理 FAQの作成 チャット・メッセージ 問い合わせ担当者の振り分け 集計レポート作成 顧客情報管理 社内FAQ ステータス管理 コメント機能 AI業務支援 アクセス権限 フォーム作成・管理 テンプレート機能
    サポート メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 なし

8. Zoho Desk

Zohoが提供するクラウド型ヘルプデスクツールで、Zoho CRMをはじめとする40種類以上のZohoビジネスアプリケーション群との連携が強力です。多機能でありながら比較的低価格で提供されており、コストパフォーマンスに優れています。チケット管理、ナレッジベース、SLA管理、レポート機能に加え、AIアシスタント「Zia」による業務効率化支援(問い合わせの自動分類、担当者への自動割り当てサジェストなど)も特徴です。

  • 価格帯(目安): 無料プランあり。有料プランは月額数千円/ユーザーから。
  • こんな企業におすすめ: 既にZohoの他サービスを利用している企業、多機能なヘルプデスクツールを低コストで導入したい中小企業、AIを活用したサポート業務の効率化に関心のある企業。

📌導入事例: あるソフトウェア開発会社が、顧客からの技術的な問い合わせ対応にZoho Deskを導入。Zoho CRMと連携することで、顧客の契約状況や過去のやり取りを把握した上でサポートを提供できるようになった。また、AI「Zia」が問い合わせ内容を分析し、関連するナレッジ記事をオペレーターに提示することで、解決時間の短縮と回答品質の向上を実現した。

👇公式ホームページ
Zoho Desk | トップ評価のカスタマーサービスヘルプデスクソフトウェア評価トップ

  • ヘルプデスクツール 問い合わせ管理システム
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 外部サービスとの連携 問い合わせ担当者の振り分け 集計レポート作成 顧客情報管理 社内FAQ アクセス権限 対応履歴の管理・閲覧 顧客管理 社外向け ステータス管理 API連携 データ分析・レポート作成 チャット・メッセージ
    サポート 電話 メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 1カ月

9. FastHelp5

主に大規模なコールセンター/コンタクトセンター向けに開発された、純国産のヘルプデスクシステムです。長年の導入実績とノウハウに基づき、日本のコールセンター業務に求められるきめ細やかな機能(CTI連携、オペレーター支援機能、詳細なレポート機能など)を豊富に搭載しています。オンプレミス型とクラウド型の両方を提供しており、企業のセキュリティポリシーやシステム構成に合わせた導入が可能です。カスタマイズ性にも優れています。

  • 価格帯(目安): 要問い合わせ。ライセンス体系やプランにより異なります。
  • こんな企業におすすめ: 大規模なコールセンターを運営している企業、電話対応中心のサポート業務を行っている企業、日本の業務慣行に合わせた詳細な機能や手厚いサポートを求める企業。

📌導入事例: 大手通販会社のコールセンターが、オペレーターの応対品質の標準化と業務効率の向上を目指してFastHelp5を導入。CTI連携により顧客情報がポップアップ表示され、過去の対応履歴やFAQを瞬時に参照できるようになったことで、オペレーターの作業負荷が軽減された。また、詳細な応対分析レポートを活用して、研修内容の改善や業務プロセスの見直しに繋げた。

👇公式ホームページ
FastSeries -コンタクトセンターCRM/FAQナレッジソリューション- | テクマトリックス株式会社

  • ヘルプデスクツール 顧客管理システム
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 顧客管理 社外向け ステータス管理 データ分析・レポート作成 チャット・メッセージ 外部サービス連携 ワークフロー 顧客対応管理 ウェブチャット生成 アラート管理 レポート機能 メール配信機能
    サポート 電話 メール
    トライアル 有り
    最低利用期間 最低利用期間の制限なし

10. Jira Service Management

ソフトウェア開発チーム向けのプロジェクト管理ツール「Jira Software」で知られるAtlassian社が提供するITSMツールです。ITILに準拠したインシデント管理、問題管理、変更管理、サービスリクエスト管理などの機能を備え、特に開発部門とIT運用部門が密接に連携する必要がある場合に強みを発揮します。Jira Softwareとのネイティブな連携により、開発タスクとサポートチケットの情報をシームレスに共有できます。

  • 価格帯(目安): エージェント数に応じたプラン別課金。比較的手頃な価格から始められます。
  • こんな企業におすすめ: Jira Softwareを既に利用している企業、開発部門とITサポート部門の連携を強化したい企業、アジャイルな手法でITSMを実践したい企業、社内ヘルプデスク向けのツールを探している企業。

📌導入事例: あるIT企業が、社内システムに関する問い合わせやバグ報告を開発チームと効率的に共有するためにJira Service Managementを導入。従業員は使い慣れたポータルから簡単にリクエストを起票でき、ITサポートチームは受け付けたインシデントをJira Software上の開発タスクと直接リンク。開発チームはバグ修正の優先順位付けや進捗管理をスムーズに行えるようになり、問題解決までの時間が短縮された。

👇公式ホームページ
Jira Service Management で IT サポートに革命を起こす | アトラシアン

  • ヘルプデスクツール 問い合わせ管理システム
    ソフト種別 クラウド型ソフト
    基本的な機能 外部サービスとの連携 顧客情報管理 社内FAQ ステータス管理 AI業務支援 ラベリング・フォルダ管理 テンプレート機能 社内向け インシデント管理 ステータス管理
    サポート メール チャット
    トライアル 有り
    最低利用期間 不明

help-desk-tools

この比較表を拡大表示する

4. なぜ今、戦略的なヘルプデスクツールが不可欠なのか?

ヘルプデスクが、単なる問題解決の窓口から「価値提供」の拠点へと変化していることを背景に、ヘルプデスクツールの導入や刷新を検討する企業が増えています。しかし、なぜ今、単に業務を楽にするだけでなく、「戦略的な」視点でのツール活用がこれほどまでに重要視されるのでしょうか。

ヘルプデスクツール導入によるメリット5選

現代のビジネス環境において、ヘルプデスクツールは、コスト削減や対応効率の向上といった直接的な効果以上に、企業の成長戦略に貢献する多様なメリットをもたらします。

1.顧客満足度とロイヤルティの向上によるLTV(顧客生涯価値)最大化

迅速かつ的確なサポートは、顧客満足度を直接的に高めます。満足した顧客はリピーターとなり、長期的な関係性を築くことで、企業にもたらされる総利益、すなわちLTVの向上に大きく貢献します。質の高いサポート体験は、顧客ロイヤルティを醸成する上で不可欠な要素です。

2.問い合わせデータ分析によるサービス改善、マーケティングへの活用

ヘルプデスクに寄せられる顧客の声は、製品やサービスの改善点、あるいは新たなニーズを発見するための貴重な情報源です。多くのヘルプデスクツールには、問い合わせ内容や傾向を分析する機能が備わっており、これらのデータを活用することで、より顧客に寄り添った製品開発や効果的なマーケティング戦略の立案に繋げることができます。

3.社内ヘルプデスクにおける業務効率化と従業員満足度向上

社内ヘルプデスクの場合、従業員からの問い合わせ対応を効率化することで、情報システム部門などの担当者が本来の専門業務や戦略的な業務に集中できる時間を創出します。また、従業員が迅速に必要なサポートを受けられる環境は、業務の円滑化だけでなく、従業員満足度の向上にも寄与します。

4.属人化の排除とサービス品質の標準化

優れたヘルプデスクツールは、対応履歴やナレッジを一元的に管理・共有する機能を提供します。これにより、特定の担当者にしか対応できないといった属人化を防ぎ、組織全体として均一で質の高いサービスを提供することが可能になります。結果として、顧客は誰が対応しても安定したサポートを受けられるという安心感を得られます。

5.機会損失の防止とアップセル・クロスセルの機会創出

問い合わせ対応の遅延や漏れは、顧客の不満を招き、最悪の場合、取引の停止といった機会損失に繋がります。ヘルプデスクツールによる適切な管理は、こうしたリスクを最小限に抑えます。さらに、顧客の利用状況や過去の問い合わせ内容を分析し、潜在的なニーズを先読みして情報提供や提案を行う「プロアクティブなサポート」を通じて、アップセルやクロスセルの機会を創出することも期待できます。

これらのメリットを享受するためには、自社の課題や目的に合致したツールを選定し、戦略的に活用していくことが重要です。

💡「ツールを導入すれば即改善」ではない。戦略なき導入の落とし穴

ここで一つ、注意しておきたい点があります。それは、「高機能なヘルプデスクツールを導入すれば、自動的に業務が改善され、成果が出る」という考え方です。特に日本では、新しい技術やツールを導入すること自体が目的化してしまい、本来達成すべき戦略的な目標が見失われるケースが散見されます。

しかし、ツールはあくまで業務を支援するための「手段」に過ぎません。

戦略的視点 陥りがちな誤解・注意点
LTV最大化を見据えた顧客体験の設計 ツール機能の過信。顧客接点全体の質的向上が伴わなければ、ツールだけではLTV向上に直結しにくい。
データ収集・分析を通じた継続的な改善サイクルの確立 「データは取っているが見ていない」状態。分析結果を具体的なアクションプランに落とし込み、実行・評価する体制と文化が不可欠。
現場の運用に即した業務プロセスの再構築とツールの連携 既存の非効率なプロセスをそのままツールに置き換えるだけでは効果半減。導入を機に業務プロセス自体の見直しが必要。現場の意見を無視した導入は形骸化を招く。
ナレッジ共有文化の醸成と組織的な学習の促進 ツールに情報を蓄積するだけでは不十分。ナレッジを積極的に活用し、更新していく文化と、それを評価する仕組みが重要。
明確なKPI設定と効果測定に基づく運用改善 何をもって成功とするのか、具体的な目標(KPI)が曖昧なままでは、導入効果を正しく評価できず、改善にも繋がらない。
ツール提供ベンダーとの継続的な連携とサポート活用 導入して終わりではなく、ベンダーが提供するサポートや最新情報を活用し、ツールを最大限に活かす努力が必要。

ヘルプデスクツールは、正しく選定し、戦略的に活用することで、企業にとって強力な武器となり得ます。しかし、戦略なしでツールを導入すると、期待した効果が得られないばかりか、現場の混乱を招き、無駄なコストとなってしまう可能性すらあります。

大切なのは、「何のためにツールを導入するのか」「ツールを使ってどのような状態を実現したいのか」という明確なビジョンと戦略を持ち、それを組織全体で共有することです。

山下 辰巳
代表取締役CEO/HDI-Japan 山下 辰巳
導入戦略や目的を考えることは非常に重要です。しかし 根源にあるのは「ヘルプデスクそのものの目的」を考えることです。ヘルプデスクがコストセンターであるという上層部の考えでは、価値ある情報を集積するためのツールは機能しません。

「ヘルプデスクツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • ヘルプデスクツール
    • FAQの作成
    • 画像検索機能
    • AI自動応答機能
    • API連携
    • 対応履歴の管理・閲覧
    • ステータス管理
    • 社内向け
    • 社外向け
    • 顧客管理
    • データ分析・レポート作成
    • インシデント管理
    • チャット・メッセージ
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
Core 無料
備考
ユーザー:5人まで
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
Premium $6/月額
備考
ユーザー:無制限
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
・広告なし
・タスクリスト
・複数チケットに同時対応
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Standard Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
基本的なITサービス管理機能を提供し、コストを抑えたプランです。
Professional Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
中小規模の企業向けで、必要な機能をコンパクトにまとめて提供します。
Enterprise Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
高度なITサービス管理(ITSM)機能を提供し、組織全体のプロセスを一元管理するための機能が豊富です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 29万~560万円/年額
備考
1年間利用可能な製品ライセンスで、年間保守サポートサービスが含まれています。 1年ごとに年間ライセンス契約を更新します。
オンプレミス版(年間ライセンス) 29万~560万円/年額
備考
1年間利用可能な製品ライセンスで、年間保守サポートサービスが含まれています。 1年ごとに年間ライセンス契約を更新します。
オンプレミス型(無期限の製品ライセンス) 120万~1,386万円
備考
無期限の製品ライセンスに、初年度のみの年間保守サポートサービスが含まれています。製品の納品日から保守サービスが開始され、以後、1年ごとに年間保守サポートサービス契約を更新します。
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オープンソース 無料
備考
サポート:コミュニティサポートのみ
◎機能
・メール統合
クラウド型 $12/月額/ユーザー~
備考
サポート:サポートシステム搭載
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
カスタマイズ型 要問い合わせ
備考
サポ―ト:サポートシステム搭載
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
・ニーズに合わせたカスタマイズ
1カ月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Freeプラン 0円
備考
利用可能なユーザー数:3名
スタンダード 2,400円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
プロフェッショナル 4,200円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
エンタープライズ 6,000円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Free 0円
備考
完全無料のオープンソースです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スターター 7ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・最大 5 エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・10 MB の添付ファイル + 10 GB のストレージ容量
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
プロ 17ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・最大35エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット
・標準機能: テキストブロック、多言語、チケット履歴、マクロ、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・ナレッジベース(単一言語)
・35 MB の添付ファイル + 25 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
プラス 26ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・無制限のエージェント
・電話サポート(8時間365日、CET)
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット、Twitter/X、Facebook、WhatsApp
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、ブランディング、営業時間
・コアワークフロー
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・条件のエキスパートモード(AND/OR)
・GitHub/GitLabとの統合
・ナレッジベース(多言語)
・ザマド標準レポート
・より詳細なレポート(Grafana 経由の Elasticsearch アクセス経由)
・50 MB の添付ファイル + 50 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
個人向け(セルフホスト) 2.999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・サービス: 月曜〜金曜 (9.00 - 17.00 CET)
・メールサポート
・応答時間は最大6時間
・15 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
企業向け(セルフホスト) 5,999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 18.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大4時間
・45 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス5%割引
株式会社(セルフホスト) 9,999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 20.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大2時間
・95 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・パッチレベル、マイナーリリース、セキュリティパッチアップデート
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス10%割引
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Sell Team $19(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Professional $49(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Enterprise $99(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Team $49(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Growth $79(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Professional $99(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Enterprise $150(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
さらに高度な機能が必要なら $215(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Support Team $19
備考
ただし年間一括払いです
Support Professional $49
備考
ただし年間一括払いです
Support Enterprise $99
備考
ただし年間一括払いです
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(ライトプラン) 30,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
ライトプラン(ASP型クラウドサービス) 5,000円(税抜)/月額
備考
◎ライトプランよりも多くのメールを蓄積できる上、複数グループの運用もできるプランです。標準で、アンケートシステムWEBCAS formulatorで作成したお問い合わせフォームを1枚ご利用いただけます。

※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
初期費用(スタンダードプラン) 50,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
スタンダードプラン(ASP型クラウドサービス) 19,000円(税抜)/月額
備考
◎最小限のコストで、負担をかけずスタートしたいならASP型

※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
※最短6ヶ月からのご契約
初期費用(SaaS型クラウドサービス) 500,000円(税抜)~
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
SaaS型クラウドサービス 100,000円(税抜)~/月額
備考
◎クラウドの大規模利用やシステム連携が必須ならSaaS型
◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※メール蓄積数は応相談
※最短1年からのご契約
※VPN等で自社のデータベースとも接続可能
パッケージ導入型 ライセンス費用 350万円(税抜)~
備考
◎自社環境にシステムを設置し既存システムと連携したいなら導入型

◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。

※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
1カ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
エントリー 10,000円/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・チャットボットでFAQを自動化したい方
・チャットボットを体験してみたい方
◎機能
・設問数:100件
・チャットボット数:1体
ベーシック 30,000円(税抜)/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・複数のチャットボットを運用したい方
・チャットボットを本格的に運用したい方
◎機能
・設問数:500件
・チャットボット数:5体
アドバンス 50,000円(税抜)/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・大規模な社内システムでのご利用の方
・トークの内容をファイルに出力したい方
◎機能
・設問数:2000件
・チャットボット数:10体
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(エントリー) 250,000円
月額費用(エントリー) 50,000円/月
備考
サイト数:1サイト
ユーザー数:3名まで
PV:3万PVまで
初期費用(スタンダード) 500,000円
月額費用(スタンダード) 100,000円/月
備考
サイト数:3サイト
ユーザー数:10名まで
PV:10万PVまで
初期費用(プロフェッショナル) 800,000円
月額費用(プロフェッショナル) 200,000円/月
備考
サイト数:5サイト
ユーザー数:50名まで
PV:100万PVまで
エンタープライズ 要相談
備考
サイト数、ユーザー数、PV:カスタマイズ可能
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Stater 3,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎マーケティング、営業、サービスを扱う小規模なチームのためのシンプルなCRMスイート
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
Professional 9,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎サービス向けCRM
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
Enterprise 19,800円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎AI搭載のサービス向けCRM
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
Unlimited 39,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎チャットおよび年中無休24時間体制のサポートを備えたサービス向けCRM
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
Einsterin 1 Service 60,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎信頼できるAIとデータが含まれたSalesforceのカスタマーサービス向け最上位ソリューション
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
備考
FastAnswer2及びFastAnswer Pe(製薬企業向け学術文献検索システム)は、オンプレミス型とクラウド型の両方で提供しており、それぞれ料金体系が異なります。
お客様の要件に合わせて概算見積りを提示いたします。 お問い合せください。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
備考
価格は、FAQの登録数およびテンプレート数により決まります。
※PV数による価格設定ではございません。
詳しくは、営業担当者にお問い合わせください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 なし
月額料金 50,000円/月額
備考
Web限定プラン
月額料金 50,0000円/月額
備考
レギュラープラン
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
ユーザー向けFAQの初期費用です。ユーザー向けFAQ+チャットボットは600,000円~、オペレーター向けFAQは400,000円~です。
ユーザー向けFAQ 要相談
備考
ユーザーが参照する企業サイトのFAQを導入するプランです。
ユーザー向けFAQ+チャットボット 要相談
備考
ユーザー向けFAQとチャットボットを導入するプランです。
オペレーター向けFAQ 要相談
備考
コールセンターのオペレーターが参照するFAQを導入するプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Starterプラン 要相談
備考
まずはFAQ検索システムを試したい、分析やAIのチューニングは自社でやってみるという企業向けのプランです。
Standardプラン 要相談
備考
本格的に問い合わせ改善をしたい、サイシードと一緒に分析や改善に取り組みたいという企業向けのプランです。
DXプラン 要相談
備考
FAQページだけでなく総合的に問い合わせチャネルを改善したい、顧客の声を生かし売上向上施策につなげたい、自社に最適な形でカスタマイズしたいという企業向けです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス価格 2,500,000円(税抜)~
備考
※価格についての詳細はお問い合わせください。
QuickSolutionはサーバライセンスです。利用ユーザ数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)に応じて価格が決まります。
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
STARTER ¥2,800 /担当者/月(年間払い)
GROWTH ¥7,200 /担当者/月(年間払い)
PRO ¥13,800 /担当者/月(年間払い)
ENTERPRISE ¥17,300 /担当者/月(年間払い)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
LMIS 25ユーザー 100,000円/月額
備考
最小利用ユーザー数は25ユーザーです。利用料金には製品サポートが含まれます。
LMIS ユーザー追加 4,000円/月額
備考
26ユーザー以上を利用する場合は1ユーザー単位で追加可能です。
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
1ユーザー 月額1980円~
備考
7日間の無料トライアルあり!

※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
◎個人でお試ししたい人用です!

◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
スターターコース 月額3800円(税抜)
備考
◎3人までのチームの利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
プロフェッショナルプラン 月額9400円(税抜)
備考
◎企業での利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
エンタープライズプラン 月額25,400円(税抜)
備考
◎11名以上のご利用に向いています!
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)

◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
31名以上のご利用 要相談
備考
ご利用ユーザーが 31名以上の方は、サポートフォームでご利用料金についてお問い合わせください。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
FREE 0円
備考
◎機能:
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
GROWTH 月間契約:月額2700円/1担当者または、年間契約:月額2200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
PRO 月間契約:月額8600円/1担当者または、年間契約:月額7200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
●異なるSLAポリシーによるリマインダーやエスカレーション
●多言語ナレッジベース
●カスタムアプリ
●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
ENTERPRISE 月間契約:月額11500円/1担当者または、年間契約:月額13800円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
●サンドボックス
●監査ログ
●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
●エージェントシフト
●ソーシャルシグナル
●柔軟なナレッジベース階層
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
フリープラン 0円
備考
試しにRe:lationを使ってみたい方向けのプランです。
有償プラン 12,800円〜/月額
備考
月額費用はご利用のユーザ数やストレージ容量によって費用は変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
不明
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 330,000円
ベーシック 55,000円/月額
備考
FAQ,文書数1,000件まで
オプション 要相談
備考
FAQ,文書数1,000件超
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
ベーシック 2,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
プロフェッショナル 3,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
エンタープライズ 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Free 0円
備考
3ユーザーまで無料で利用できるプランです。
Standard 2,312円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Premium 5,786円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Enterprise 要相談
備考
年額の請求となります。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
別途お問い合わせ 別途お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
月額費用 50,000円/月額
備考
年間費用:約140万円
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
FAQ1~100問 30,000円/月額
FAQ101~200問 40,000円/月額
備考
このあと100問ごとに10,000円ずつ増加します。
1,001問以上 要問合せ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング、提案
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
無料プラン 0円
備考
◎機能:
・基本的なチャットとWEB会議のみ必要な企業
・基本的な社内・顧客とのチャット対応をご利用されたい場合におすすめ!
・接客チャット(基本的なチャット対応と過去30日以内のメッセージの検索/閲覧のみ可能)
・社内チャット最大30名同時接続
1時間まで利用可能なボイス・ビデオMeet
Early Stage 3.600円~/月額
備考
※立ち上げ期の企業さん向けプランです
◎価格:
年額払いでは2,700円~/月額とお得です。

◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数)1,000名提供
(最大3,000名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供(最大10シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)2シート提供(最大5シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
Growth 9,600~/月額
備考
※急成長中の企業さん
向けプランです
◎価格:
年額払いでは7,200円~/月額とお得です。

◎機能
・MU(連絡先管理の顧客数)3,000名提供
(最大100万名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供
(最大1,000シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)1 シート提供
(最大1,000シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
Enterprise 要問合せ
備考
※年商10億円越えの企業さん向けプランです
◎価格:専任の担当者がコンサルティングを通して価格をご提案します。
エンタープライズ企業のためのサポートをご確認ください。

◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数) お問い合わせ
・基本シート(スタッフ)お問い合わせ
・オペレーターシート(顧客対応担当者) お問い合わせ
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

5. ヘルプデスクツールの種類と機能|業界別に適したツール

この章では、多種多様なヘルプデスクツールの全体像を掴むために、主なカテゴリとその概要をご紹介します。自社の目的や規模、課題に合ったツールを選ぶための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

主なヘルプデスクツールのカテゴリ分けと概要

ヘルプデスクツールは、その機能や得意分野、対象とする企業規模などによって、いくつかのカテゴリに分類できます。ここでは代表的なカテゴリと、それぞれの特徴、そしてどのような企業・部門に向いているのかを見ていきましょう。

カテゴリ 主な特徴 こんな企業・部門におすすめ 代表的な製品例(一部)
網羅型プラットフォーム 豊富な機能、高いカスタマイズ性と拡張性を持ち、顧客管理 (CRM) から問い合わせ対応、分析まで一元的にカバーできることが多い。 中規模から大規模の企業、複雑な業務プロセスを持つ企業、部門横断での包括的な顧客情報管理を目指す場合。 -Zendesk
-Salesforce Service Cloud
中小企業・スタートアップ向け 比較的導入しやすく、直感的な操作性を備え、コストパフォーマンスに優れている。必要な機能がバランス良く搭載されている。 中小企業、スタートアップ、迅速な導入とシンプルな運用を重視する企業・部門。 -Freshdesk
-Zoho Desk
-Tayori
メール・問い合わせ管理特化型 主にメールでの問い合わせ対応業務の効率化に特化。共有トレイ、対応状況の可視化、テンプレート機能などが充実。 メールでの顧客対応が中心の企業・部門(例:ECサイトのカスタマーサポート、BtoBの問い合わせ窓口など)。 -メールディーラー
-Re:lation
ITSM特化型 ITILに準拠した運用など、ITサービスマネジメント(ITSM)のプロセス(インシデント管理、問題管理、変更管理など)を重視。 主に社内ITヘルプデスク、ITサービスを提供する部門、IT統制を強化したい企業。 -LMIS
-Jira Service Management
AI活用型 AI(人工知能)を活用し、チャットボットによる自動応答、FAQの自動生成、問い合わせ内容の分析・分類などで業務効率化と高度化を図る。 大量の定型的な問い合わせがある企業、24時間365日の対応を目指す企業、先進技術を活用してサポート品質を向上させたい企業。 -sAI Chat
-PKSHA AI
-Helpdesk

ITSM(IT Service Management)とは?
企業が顧客(社内ユーザー含む)に対して価値のあるITサービスを安定的かつ効率的に提供・管理するための仕組みや活動全般を指します。ITILはITSMのベストプラクティスをまとめた代表的なフレームワークです。

補足:AI活用型ヘルプデスクツールについて

AI技術の進化は目覚ましく、上記のカテゴリのツールにAI機能が搭載されるケースも増えています。AIチャットボットによる一次対応の自動化、過去の対応履歴からFAQ候補を提示するナレッジ支援機能など、その活用範囲は広がっています。AI活用型ツールは、単独のソリューションとして提供される場合もあれば、既存のヘルプデスクプラットフォームの一機能として組み込まれる場合もあります。

AIヘルプデスクで社内・社外からの問い合わせ対応を自動化する方法

業界別に適したヘルプデスクツール

実は、最適なツールは業界や業務内容によって大きく異なります。この章では、業界ごとのよくある課題をもとに、それぞれに適したヘルプデスクツールの特徴や選定ポイントをわかりやすく解説します。「導入してから後悔したくない」「現場にフィットするものを選びたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

業界 主なニーズ・課題例 おすすめツール例(特徴)
IT・ソフトウェア ・バグ報告機能
・問い合わせ
・ユーザー管理
・SLA対応
– Jira Service Management
(開発連携・ITIL対応)
– Zendesk
(マルチチャネル・AI自動化)
– Freshdesk
(手軽で多機能)
製造業 ・製品不具合
・保守対応
・仕様説明
・マニュアル共有
– Zoho Desk
(マニュアル・FAQ管理に強い)
– Freshservice
(インシデント/資産管理)
– Zammad
(オープンソース、UIが分かりやすい)
小売・EC ・配送・返品
・在庫問合せ
・チャット対応
・レビュー対応
– Zendesk
(チャット+ソーシャル連携)
– Re:lation
(LINE・メール対応に強い)
– Helpfeel
(検索特化FAQ)
教育機関 ・学生・教職員からのIT系問い合わせ
・簡単な問い合わせ管理
– osTicket
(無料・カスタマイズ性)
– Freshdesk
(中小規模向け)
– Zoho Desk
(シンプルUI)
医療・福祉 ・電子カルテ/PC障害
・急ぎの社内連絡
・セキュリティ配慮
– ServiceNow
(高度なITIL準拠)
– ServiceDesk Plus
(オンプレ対応)
– Spiceworks
(IT向け無料ツール)
金融・保険 ・顧客情報の機密保持
・厳格なログ管理
・監査対応
– ServiceNow
(大企業・監査対応)
– Jira Service Management
(詳細権限設定)
– Zendesk
(SLA+ログ出力)
建設・不動産 ・顧客からの問い合わせ対応
・外部パートナー連携
– Freshdesk
(複数部門対応がしやすい)
– Zoho Desk
(モバイル対応◎)
– Re:lation
(電話+メール連携が簡単)
スタートアップ/中小企業 ・工数削減
・低コスト
・将来の拡張性を重視
– Freshdesk
(導入簡単、後から有料移行可)
– Zammad
(無料・高機能)
– Zoho Desk
(チーム用入門ツールとして優秀)

1. IT・ソフトウェア業界

求められる特徴:開発との連携・API対応・インシデント管理・柔軟なカスタマイズ性

ITやソフトウェア企業では、社内外の技術的な問い合わせに加え、バグ報告や機能改善要望など多岐にわたる情報が日々寄せられます。特に開発チームとの連携が重視されるため、JiraやSlackなど外部ツールと連携できるAPI対応が必須。また、障害発生時のインシデント管理も重要で、優先度設定やSLA管理ができる機能が求められます。技術者が多いため、UIよりも柔軟なカスタマイズ性やレポート機能が評価される傾向にあります。

2. 製造業

求められる特徴:現場との連携・設備トラブル管理・マルチデバイス対応

製造現場では、工場設備の故障や社内システムの不具合にすぐ対応する必要があります。そのため、スマホやタブレットでも使いやすいUIが大切です。また、設備トラブルの報告を分類・記録しやすいチケット管理機能や、作業手順をナレッジとして蓄積できるツールが有効。現場とバックオフィスの情報共有をスムーズにする設計が好まれます。自社システムと連携できる国産ツールを選ぶケースも多いです。

3. 小売・EC業界

求められる特徴:スピード対応・多チャネル連携・FAQの整備・シンプルなUI

小売・ECでは、顧客対応のスピードと一貫性がカギ。電話、チャット、メール、SNSなど、複数チャネルからの問い合わせを一元管理できるツールが求められます。オペレーターのITリテラシーにばらつきがある場合も多いため、直感的に操作できるUIと自動返信機能が重宝されます。また、よくある質問をFAQとして簡単に構築・共有できる機能も、問い合わせ件数を減らすうえで効果的です。

4. 教育・学校法人

求められる特徴:学生・教職員対応、アクセス権管理、サポート範囲の明確化

教育機関では、学生・教職員・保護者など、さまざまな立場の利用者から問い合わせが寄せられます。そのため、ユーザー属性に応じた対応履歴の管理や、アクセス制限を含むユーザー権限管理機能があると便利です。また、校内システムやeラーニング、設備利用の問い合わせなど範囲が広いため、カテゴリ分類とチケットのルーティング機能が役立ちます。公的機関としての透明性も求められるため、対応ログや履歴管理も重要です。

5. 医療・福祉業界

求められる特徴:高セキュリティ、操作の簡単さ、ログ管理、カスタマーサポート対応

個人情報・機密情報を多く扱う医療・福祉業界では、セキュリティと監査対応が最重要。セキュリティに強いオンプレミス型や、国内データセンターを利用したクラウド型が選ばれがちです。現場スタッフのITスキルに差があるため、誰でも迷わず操作できるシンプルなUIと、マニュアルやFAQの活用支援が導入成功のカギとなります。また、問い合わせ対応の履歴保存担当者の記録が残せることも、法的観点から求められる場合があります。

6. 金融・保険業界

求められる特徴:厳格な権限管理、SLA設定、オンプレミス導入、ワークフロー制御

高いセキュリティ基準が求められる金融・保険業界では、情報漏洩対策や内部統制機能が欠かせません。システム監査にも対応できるよう、アクセスログや操作履歴の記録、対応内容の詳細なトレーサビリティが重視されます。また、SLA(サービスレベル合意)に基づいた対応期限の設定や通知機能も重要。内部の承認フローを反映できるワークフロー設計機能があるツールが好まれます。

7. スタートアップ・中小企業

求められる特徴:低コスト、すぐに使える、必要最小限の機能、将来の拡張性

限られた人員・予算で運営されるスタートアップや中小企業では、導入のしやすさと費用対効果が最優先されます。無料プランやスモールスタートが可能なクラウド型ツールが人気です。導入後すぐに運用を開始できるテンプレートや、ノーコードで使えるカスタマイズ機能も強みになります。また、将来的に人員や問い合わせ数が増えたときに備えて、プランアップや機能追加がしやすい拡張性のあるツールが望ましいです。

クラウド型とオンプレミス型、どちらを選ぶべき?

ヘルプデスクツールには、「クラウド型」と「オンプレミス型」の2つの導入形態があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、企業の規模や求めるセキュリティレベル、運用体制によって適切な選択が異なります。

クラウド型ヘルプデスクツール

クラウド型は、インターネット経由で利用するタイプ。初期費用が抑えられ、スピーディーに導入できるのが特徴です。運用・保守の手間が少なく、テレワークなどの柔軟な働き方にも適しています。一方で、カスタマイズの自由度や、機密情報の取り扱いに制限がある場合もあります。

オンプレミス型ヘルプデスクツール

オンプレミス型は、自社サーバーにシステムを構築するタイプ。高いセキュリティ性や柔軟なカスタマイズが可能で、特に金融・医療・官公庁など、厳しいセキュリティ要件を持つ組織に選ばれやすいです。ただし、導入・運用には専門的な知識と人手が必要で、コストも高めです。

どちらが正解というわけではなく、自社の業務環境や管理体制に合った選択が重要です。

気になる費用相場は?

ヘルプデスクツールの料金形態には主に「月額(年額)契約制」と「ライセンス契約制」の2種類に分けられます。それぞれ特徴やコスト感が異なるため、企業の規模や導入目的に応じて適切なモデルを選ぶことが重要です。

月額(年額)契約制

多くのクラウド型ヘルプデスクツールでは、「月額制」や「年額一括払い」のサブスクリプションモデルが採用されています。このタイプでは、1ユーザーごとの料金が設定されており、必要なアカウント数やプラン内容に応じて柔軟に費用が変動します。年額契約を選ぶと割引されることが多く、1年単位での運用計画を立てやすいのも魅力です。初期費用が不要なケースが多く、スモールスタートしやすい点も人気の理由となっています。

  • 月額制:1ユーザーあたり1,000~10,000円
  • 年額制:1ユーザーあたり10万円~30万円

ライセンス契約制

一方、オンプレミス型のヘルプデスクツールでは「ライセンス契約制」が一般的です。このモデルでは、ソフトウェアを一括購入または年次更新型で導入する必要があり、初期費用はやや高めになります。

  • 初期導入費用:数十万円〜数百万円
  • 年間保守・サポート費用:導入費用の20〜30%が目安

大規模組織や高いカスタマイズ性、厳しいセキュリティ要件を求める企業には適していますが、サーバーや運用管理のコストもかかるため、中小企業にとってはややハードルが高い傾向にあります。

help-desk-tools

この比較表を拡大表示する

6.「守り」から「攻め」のヘルプデスクへ|KCSに基づいたナレッジ活用戦略

ヘルプデスクツールの活用方法、特に「ナレッジ(知識)」の戦略的な活用に焦点を当ててみましょう。効果的なナレッジ活用は、単に問い合わせ対応を効率化する「守り」の姿勢から、顧客満足度の向上やビジネス貢献といった「攻め」の姿勢へとヘルプデスクを変革させるための重要な鍵を握ります。

従来のナレッジ管理の課題

多くの企業では、問い合わせ対応で得られた知見やノウハウをナレッジとして蓄積しようと試みています。しかし、以下のような課題に直面することも少なくありません。

  1. ナレッジ作成の負担と形骸化:特定の担当者にナレッジ作成の負担が集中し、日常業務に追われる中で後回しにされたり、作成ルールが守られず形骸化してしまったりする。
  2. ツールの分断と情報のサイロ化:問い合わせ管理を行うヘルプデスクツールと、ナレッジを蓄積するツール(例:ファイルサーバー、別システムのナレッジベースなど)が分断されているケース。これにより、情報の二重入力や、必要な時に必要な情報がすぐに見つからない「情報のサイロ化」が起きてしまいます。
  3. ナレッジの陳腐化と信頼性の低下:一度作成されたナレッジが更新されないまま放置され、情報が古くなってしまう。結果として、現場で使われない「死んだナレッジ」が増え、ナレッジベース全体の信頼性が低下する。

これらの課題は、せっかくの貴重な情報資産であるナレッジが有効活用されず、ヘルプデスクの生産性向上やサービス品質向上を妨げる大きな要因となります。

KCS(Knowledge-Centered Service)でリアルタイムのナレッジ活用

こうした従来の課題を克服し、ナレッジをうまく活用するための手法として注目されているのが、KCS(Knowledge-Centered Service:知識中心のサービス)です。

KCSは、サポートを提供するプロセスの中で、リアルタイムにナレッジを作成し、活用し、維持・改善していくという考え方に基づいたベストプラクティスです。単にナレッジを「蓄積する」のではなく、「フローとして流通させ、使うことで価値を高める」ことを目指します。

従来のナレッジ管理の課題 KCS(Knowledge-Centered Service)によるアプローチ・メリット
ナレッジ作成が属人化する 全員で対応しながら作成・更新: サポート担当者全員が、問い合わせ対応の過程でナレッジを検索・利用し、必要に応じてその場で作成・修正。これにより、ナレッジ作成が日常業務に組み込まれ、負担が分散される。
ナレッジのサイロ化 インシデントとナレッジの統合: 問い合わせ(インシデント)とナレッジを密接に連携させ、ヘルプデスクツール内で一元管理。必要な情報を迅速に検索・活用できる環境を整備する。
死んだナレッジが増える 「使って改善」のサイクル: ナレッジは常に利用され、その過程で内容の正確性や有効性が検証される。利用頻度の高いナレッジや評価の高いナレッジは信頼性が高まり、逆に利用されないものは見直しの対象となる。ナレッジが「生きた状態」で維持される。
ツールの連携が取れていない、手間がかかる プロセスの統合: KCSの考え方を取り入れたヘルプデスクツールでは、問い合わせ対応からナレッジ作成・活用までがシームレスに連携されるため、二度手間を削減し、業務効率を大幅に向上できる。
自己解決のための仕組みが整備されていない 自己解決の促進: KCSによって整備・蓄積された質の高いナレッジは、顧客向けのFAQサイトやチャットボットの知識源として容易に展開できる。これにより、ユーザーの自己解決率が向上し、結果として問い合わせ件数の削減に繋がる。

KCSを導入することで、ヘルプデスクは単なる問題解決の場から、組織全体の知識レベルを向上させ、継続的にサービス品質を高めていく「学習する組織」へと進化することができます。

👉社内でナレッジを共有する際に便利な「社内Wikiツール」はこちら!

KCSを支援するヘルプデスクツールの機能

KCSを効果的に実践するためには、それを支援するヘルプデスクツールの機能が非常に重要になります。具体的には、以下のような機能が求められます。

  • ナレッジ作成・検索・更新の容易さ
  • インシデントとナレッジの連携
  • 利用状況の分析と改善サイクル支援
  • ワークフローと権限管理

💡ユーザー自身による自己解決を最大化する仕組み

KCSによって質の高いナレッジが蓄積・整備されると、次はそのナレッジをいかにユーザーに届け、自己解決を促すかが重要になります。

そのための代表的な仕組みとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • FAQシステム(よくある質問): 最も基本的な自己解決手段。KCSで蓄積されたナレッジを元に、分かりやすく整理されたFAQサイトを構築・公開します。
  • チャットボット: AIを活用し、簡単な質問であれば24時間365日自動で回答を得られます。FAQやナレッジベースと連携し、適切な情報へ誘導します。
  • 動画コンテンツ: 操作方法やトラブルシューティングの手順などを、視覚的に分かりやすく解説する動画は、理解を助ける上で非常に有効です。
  • コミュニティフォーラム: ユーザー同士が質問したり、解決策を共有したりできるオンラインコミュニティを作りましょう。企業が公式の回答を提供したり、活発な議論を促進したりすることも可能です。

これらの自己解決チャネルを効果的に機能させるためには、やはりその根幹となるナレッジの質と鮮度が重要です。そして、ヘルプデスクツールがこれらのチャネルとの連携機能を持っているか、あるいはナレッジを外部に展開しやすい仕組みになっているかも、ツール選定のポイントの一つとなります。

7. ヘルプデスクツール選定で押さえるべきプロセス

ツールを選定する際、「どのような業務プロセスを効率化・高度化したいのか」そして「そのためにどのような機能が必要なのか」を明確にすることが不可欠です。

このセクションでは、特にITIL(Information Technology Infrastructure Library)で定義されるような主要なサポートプロセスと、それらを支えるヘルプデスクツールの機能について解説します。

ITILベースのサポートプロセスとツールの関連性

ITILは、ITサービスマネジメントのベストプラクティスであり、多くの企業でヘルプデスク業務の標準的なフレームワークとして参考にされています。ここでは、ITILで定義される主要なプロセスと、それぞれにおいてヘルプデスクツールがどのように貢献するのかを見ていきましょう。

ITIL対応のサポートプロセス プロセスの目的 ヘルプデスクツールが果たす主な役割
1.インシデント管理 サービスの中断(例:システムが使えない)や品質低下(例:動作が遅い)といった事象から、可能な限り迅速にサービスを通常状態に復旧させ、業務への影響を最小限に抑えます。 -問い合わせの一元受付
-自動的なチケット発行・担当者割り振り
-優先度・SLA※に基づいた対応管理 など
2.リクエスト管理 パスワードリセット、新規アカウント作成、情報提供、ソフトウェアのインストールなど、ユーザーからのITサービスに関する様々な要求に効率的に対応します。 -サービスカタログの提示
-承認ワークフローの自動化
-進捗状況の可視化 など
3.問題管理 複数のインシデントの根本原因を特定・分析し、恒久的な解決策や回避策を実施することで、インシデントの再発を防止します。未知の問題に対する調査も行います。 -インシデントの傾向分析
-原因究明プロセスの記録・管理
-既知のエラーデータベースの構築 など
4.変更管理 ITシステムやサービス構成要素への変更(例:サーバーの入れ替え、ソフトウェアのバージョンアップ)を計画的かつ統制された方法で実施し、変更に伴うリスクやビジネスへの悪影響を最小化します。 -変更要求の受付
-影響範囲・リスク分析の支援
-変更後のレビュー など
5.ナレッジ管理 前セクションで詳述したKCS(Knowledge-Centered Service)の考え方に基づき、組織の知識を効果的に収集・作成・共有・活用・改善し、問題解決の効率化、対応品質の標準化、ユーザーの自己解決を促進します。 -ナレッジベースの構築
-インシデント管理との連携
-FAQサイトの自動生成
-PDCAサイクルの支援 など

SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意)とは?
サービスの提供者と利用者の間で結ばれる、サービスの品質レベルに関する合意のことです。例えば、「問い合わせ受信後、X時間以内に一次回答を行う」といった具体的な目標値を設定し、その達成度を管理します。

これらのプロセスを適切に運用することで、ヘルプデスクは場当たり的な対応から脱却し、より安定した質の高いサービスを提供できるようになります。ヘルプデスクツールは、これらのプロセスを効率的に実行するための強力な基盤となるのです。

テクニカルサポートとは?専門性と役割

ここで、特にIT関連の問い合わせを扱う「テクニカルサポート」の役割について触れておきます。テクニカルサポートは、単にインシデントの二次対応を行うだけでなく、問題管理プロセスにおいて高度な専門知識を活かして根本原因を追究したり、ナレッジ管理プロセスにおいて質の高い技術情報を整備・共有したりするなど、多岐にわたる専門的な価値を提供します。

ヘルプデスクツールは、こうしたテクニカルサポート担当者が持つ専門知識を組織の資産として蓄積・活用しやすくする上でも重要な役割を果たします。

テクニカルサポートとヘルプデスクの違いは?業務内容や必要資格・年収を比較

✅ツール選定時の機能面チェックポイント

自社に必要なサポートプロセスを理解した上で、次はヘルプデスクツールが持つ具体的な機能に目を向けていきましょう。ここでは、ツール選定時に特に確認しておきたい機能面のチェックポイントを挙げます。

機能カテゴリ 選定時のチェックポイント(✔)
マルチチャネル対応 -メール・チャット・SNSなど必要なチャネルに対応しているか
-CTI連携※に対応しているか
-問い合わせを一元的に管理・可視化できるか
-将来的な拡張性があるか
チケット管理機能 -自社の対応フローに合わせた柔軟なカスタマイズが可能か
-SLAの設定と遵守状況の監視が行えるか
-担当者の割り振りは自動か手動か
-対応漏れや遅延を防ぐための仕組みは十分か
-期限超過時のアラート機能はあるか
自動化機能 -よくある質問には自動応答できるか
-自動化ルールの設定は直感的に行えるか
-複雑な条件分岐に対応できるか
-適した担当者に自動的に割り振れるか
-承認プロセスなどのワークフローを自動化できるか
レポート・分析機能 -担当者のパフォーマンスを測定できるか
-問い合わせの傾向分析ができるか
-分析レポートのフォーマットや分析軸は自社のニーズに合っているか
-リアルタイムでの状況把握は可能か。
外部システム連携 -CRMやSFA、社内チャットで現在利用しているシステムとの連携は可能か
-API連携は公開されているか
セキュリティとコンプライアンス -自社のセキュリティポリシーや業界特有の規制に対応できるか
-クラウド型の場合、データセンターの所在地やセキュリティ対策は十分か
-暗号化や二要素認証などのセキュリティがすでに搭載されているか
-個人情報保護法やGDPRなどの法令遵守へ対応しているか
ナレッジ管理機能 -効果的なナレッジマネジメントを実践したいか
-ユーザーの自己解決をどの程度重視するか
-社内ナレッジと顧客向けFAQを効率的に管理・公開できるか
-高度な検索機能が搭載されているか

CTI(Computer Telephony Integration)連携とは? コンピューターと電話システムを連携させる技術のことです。ヘルプデスクツールとCTI連携することで、着信時に顧客情報をPC画面に自動表示したり、通話内容を自動で録音・記録したりすることが可能になります。

これらのチェックポイントを参考に、自社のニーズを具体的に洗い出し、ツールの比較検討を進めていくことが重要です。全ての機能を網羅しているツールが良いとは限りません。自社にとって本当に必要な機能を見極め、コストとのバランスを考慮しながら最適なツールを選びましょう。

山下 辰巳
代表取締役CEO/HDI-Japan 山下 辰巳
SLAに基づいたサポート提供が今まで検討されてきました。しかしSLAはヘルプデスク視点の測定指標(KPI)に基づいています。昨年来北米で注目されていることは、顧客体験価値を向上させるために、SLAではなくXLA(顧客体験同意書)ベースの顧客視点の測定指標(KPI)を考える、ということです。ヘルプデスクツールの導入も、AI活用もXLAベースで考える時代となってきています。

help-desk-tools

この比較表を拡大表示する

8. ヘルプデスクツール導入成功のためのステップと注意点

「高機能なツールを導入したのに、なぜか現場で活用されない…」「期待したほどの効果が出ない…」といった事態を避けるために、ここではヘルプデスクツール導入を成功に導くためのステップと、各段階での注意点を解説します。

ツールの導入は、単にソフトウェアをインストールすることではありません。業務プロセスを見直し、組織全体で新しい働き方へと移行していくプロジェクトであると捉えることが重要です。

ヘルプデスクツール導入の主要5ステップ

効果的なツール導入は、一般的に以下のステップで進められます。

1. 目的・課題の明確化

現状のヘルプデスク業務における課題(例:対応時間の長さ、情報共有の非効率性、顧客満足度の低迷、属人化の進行など)を具体的に洗い出します。そして、ヘルプデスクツールを導入することで「何を達成したいのか」という明確な目的と、測定可能な目標(KPI:重要業績評価指標)を設定します(例:平均初回応答時間をX分以内に短縮、顧客満足度スコアをYポイント向上など)。

注意点:
なぜ導入するのか?を徹底的に掘り下げ、関係者間で共通認識を持つこと。 経営層、現場のサポート担当者、関連部門(営業、開発など)を巻き込み、それぞれの立場からの意見や期待を吸い上げ、全員が納得する目的・目標を設定することが、プロジェクト推進の大きな力となります。抽象的な目標ではなく、後で効果測定できる具体的な数値目標を立てることが重要です。

2. 要件定義

設定した目的・目標を達成するために、新しいヘルプデスクツールに「どのような機能が必須か」を具体的にリストアップします(例:チケット管理、ナレッジベース、レポート機能、チャット機能など)。

また、既存システム(CRM、SFA、社内チャットツールなど)との連携要件、予算の上限、導入後の運用体制(必要な人員、役割分担、教育計画など)、そしてセキュリティポリシーに合致するかといったセキュリティ要件も明確にします。

注意点
「Must(必須要件)」と「Want(希望要件)」を区別し、優先順位を明確にしましょう。 現場の意見を丁寧にヒアリングし、本当に必要な機能を洗い出します。将来的な事業拡大やサポート体制の変化も見越して、ある程度の拡張性も考慮に入れておくと良いでしょう。予算内で最適な機能を実現するためのバランス感覚も求められます。

3. 複数ツールの比較検討とトライアル

前のセクションでご紹介したような情報を参考に、自社の要件に合致しそうなヘルプデスクツールを複数選定します。各ツールの公式サイトで詳細情報を確認したり、資料請求をしたり、可能であればベンダーにデモンストレーションを依頼したりします。そして、必ず無料トライアルや評価版を利用し、実際の操作感、設定の容易さ、UIの分かりやすさなどを複数の担当者で確認します。必要に応じてRFP(提案依頼書)を作成し、ベンダーから具体的な提案と見積もりを取得するのも有効な手段です。

注意点
カタログスペックだけでなく、実際の使い勝手と自社業務への適合性を徹底的に検証すること。 価格だけで判断せず、機能、操作性、サポート体制、ベンダーの信頼性などを総合的に評価します。トライアル期間中は、実際の業務で発生しうるシナリオを想定してテスト運用を行い、現場の担当者からのフィードバックを重視しましょう。複数のツールを比較することで、自社にとっての最適解が見えてきます。

4. 導入計画の策定と社内体制の整備

比較検討の結果、導入するヘルプデスクツールを正式に決定します。次に、具体的な導入スケジュールを策定します。これには、既存データの移行計画、ツールの初期設定作業、テスト期間、担当者向けトレーニングの実施、そして本稼働開始日などが含まれます。導入プロジェクトを推進するチームを編成し、役割分担を明確にします。

また、新しいツールの導入目的や使い方、期待される効果などを関係部署に丁寧に説明し、協力を得ることも重要です。運用マニュアルの整備や、導入初期の問い合わせに対応するためのサポート体制も準備します。

注意点
無理のない現実的なスケジュールと、周到な準備が成功の鍵です。 特にデータ移行は時間と手間がかかる場合があるため、事前に十分な調査と計画が必要です。現場の担当者が新しいツールをスムーズに使いこなせるよう、質の高いトレーニングプログラムを提供し、導入初期は手厚いフォローアップ体制を敷きましょう。変更に対する現場の不安を軽減し、前向きな協力を引き出すためのコミュニケーションも欠かせません。

5.導入後の効果測定と継続的な改善(PDCAサイクル)

ヘルプデスクツールを導入して終わりではありません。事前に設定したKPI(目標値)に基づいて、導入効果を定期的に測定・評価します(Plan → Do → Check)。ユーザー(顧客や社内従業員)からのフィードバックを積極的に収集し、ツールのレポート機能などを活用して新たな課題や改善点を発見します。そして、それに基づいてツールの設定を見直したり、運用プロセスを改善したりするアクションを実行します(Action)。このPDCAサイクルを継続的に回していくことが、ツールの価値を最大限に引き出すために不可欠です。

注意点
ヘルプデスクツールの導入はゴールではなく、継続的な改善活動のスタートであると認識しましょう。 定期的なレビュー会議などを設け、効果測定の結果や現場からの意見を共有し、次の改善アクションに繋げることが大切です。ベンダーが提供するツールの最新情報や活用セミナーなども積極的に活用し、常に最適な運用方法を模索し続けましょう。また、前述したKCS(Knowledge-Centered Service)のようなナレッジ活用手法を組織に浸透させ、継続的な学習と改善の文化を醸成していくことも、長期的な成功には不可欠です。

💡ツールはあくまで手段。成功の鍵は戦略と運用、そして「人」

ここで改めて強調したいのは、ヘルプデスクツールはあくまで業務を支援するための「手段」であるということです。どんなに高機能なツールを導入しても、それを使う「人」の意識やスキル、そしてツールを活かすための「戦略」や「運用体制」が伴わなければ、期待した効果は得られません。

特に、日本企業においては、新しいツールを導入すれば自動的に業務が改善されるといった期待感が先行しがちですが、そのような「ツール万能主義」からは脱却する必要があります。

  • 明確な戦略: 何のためにツールを導入し、どのようなヘルプデスクを目指すのか。
  • 適切な運用体制: 誰が、いつ、どのようにツールを使い、情報を管理し、改善活動を行うのか。
  • 現場の主体性: ツールを「使わされる」のではなく、現場の担当者が主体的に活用し、改善提案ができる環境。
  • 継続的な改善文化: KCSのような考え方を取り入れ、日々の業務を通じてナレッジを蓄積・活用し、常に学び続ける姿勢。

これらの要素が揃って初めて、ヘルプデスクツールはその真価を発揮し、単なるコストセンターからビジネスに貢献するプロフィットセンターへと変革を遂げるための強力なエンジンとなるのです。

山下 辰巳
代表取締役CEO/HDI-Japan 山下 辰巳
ヘルプデスクやサポートセンターでのポイントは、ピープル60%、プロセス30%、テクノロジ10%と言われています。まずは企業の方針と戦略をベースにヘルプデスクの方針と戦略を作成し、これに基づいた人員とプロセスを作成します。その実現要因の一つにヘルプデスクツールなどのテクノロジがあると考えるのが望ましいでしょう。

9. まとめ:今こそ価値創造型のヘルプデスクへ

本記事では、ヘルプデスクツールの比較検討を軸に、その戦略的な重要性から具体的な選定ポイント、導入・活用方法に至るまで、多角的に解説してまいりました。

日々発生する問い合わせへの対応に追われ、「コストセンター」と見なされがちだったヘルプデスクですが、その認識はもはや過去のものとなりつつあります。現代のヘルプデスクは、顧客や社内ユーザーと直接対話し、その生の声を最も間近で受け止めることができる、いわば「企業の顔」であり「最前線の顧客接点」です。ここには、顧客満足度を高め、ロイヤルティを育み、さらには製品やサービスの改善、新たなビジネスチャンスの発見に繋がる、計り知れない「価値創出のポテンシャル」が秘められています。

戦略的なツール選定と運用が未来を拓く

このポテンシャルを最大限に引き出し、「プロフィットセンター」へと飛躍させるためには、「戦略的なヘルプデスクツールの選定と運用」が必須です。

  • 自社の課題と目的を明確にし、それに合致したツールを選ぶ
  • KCS(Knowledge-Centered Service)を取り入れたナレッジの蓄積と活用
  • ツール導入をゴールとせず、PDCAサイクルを回しながら継続的に業務プロセスを改善していく
  • ヘルプデスク部門のメンバー自身が、主体的に貢献していく意識を持つ

これらの要素が組み合わさって初めて、ヘルプデスクツールは真の力を発揮し、企業の成長を加速させる原動力となり得るのです。

help-desk-tools

この比較表を拡大表示する

「ヘルプデスクツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • ヘルプデスクツール
    • FAQの作成
    • 画像検索機能
    • AI自動応答機能
    • API連携
    • 対応履歴の管理・閲覧
    • ステータス管理
    • 社内向け
    • 社外向け
    • 顧客管理
    • データ分析・レポート作成
    • インシデント管理
    • チャット・メッセージ
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
Core 無料
備考
ユーザー:5人まで
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
Premium $6/月額
備考
ユーザー:無制限
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
・広告なし
・タスクリスト
・複数チケットに同時対応
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Standard Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
基本的なITサービス管理機能を提供し、コストを抑えたプランです。
Professional Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
中小規模の企業向けで、必要な機能をコンパクトにまとめて提供します。
Enterprise Edition ユーザー数や機能によって変動
備考
高度なITサービス管理(ITSM)機能を提供し、組織全体のプロセスを一元管理するための機能が豊富です。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 29万~560万円/年額
備考
1年間利用可能な製品ライセンスで、年間保守サポートサービスが含まれています。 1年ごとに年間ライセンス契約を更新します。
オンプレミス版(年間ライセンス) 29万~560万円/年額
備考
1年間利用可能な製品ライセンスで、年間保守サポートサービスが含まれています。 1年ごとに年間ライセンス契約を更新します。
オンプレミス型(無期限の製品ライセンス) 120万~1,386万円
備考
無期限の製品ライセンスに、初年度のみの年間保守サポートサービスが含まれています。製品の納品日から保守サービスが開始され、以後、1年ごとに年間保守サポートサービス契約を更新します。
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オープンソース 無料
備考
サポート:コミュニティサポートのみ
◎機能
・メール統合
クラウド型 $12/月額/ユーザー~
備考
サポート:サポートシステム搭載
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
カスタマイズ型 要問い合わせ
備考
サポ―ト:サポートシステム搭載
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
・ニーズに合わせたカスタマイズ
1カ月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Freeプラン 0円
備考
利用可能なユーザー数:3名
スタンダード 2,400円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
プロフェッショナル 4,200円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
エンタープライズ 6,000円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Free 0円
備考
完全無料のオープンソースです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
スターター 7ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・最大 5 エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・10 MB の添付ファイル + 10 GB のストレージ容量
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
プロ 17ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・最大35エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット
・標準機能: テキストブロック、多言語、チケット履歴、マクロ、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・ナレッジベース(単一言語)
・35 MB の添付ファイル + 25 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
プラス 26ユーロ/1人/月
備考
※年間での支払いで10%割引
◎機能
・無制限のエージェント
・電話サポート(8時間365日、CET)
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット、Twitter/X、Facebook、WhatsApp
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、ブランディング、営業時間
・コアワークフロー
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・条件のエキスパートモード(AND/OR)
・GitHub/GitLabとの統合
・ナレッジベース(多言語)
・ザマド標準レポート
・より詳細なレポート(Grafana 経由の Elasticsearch アクセス経由)
・50 MB の添付ファイル + 50 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
個人向け(セルフホスト) 2.999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・サービス: 月曜〜金曜 (9.00 - 17.00 CET)
・メールサポート
・応答時間は最大6時間
・15 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
企業向け(セルフホスト) 5,999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 18.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大4時間
・45 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス5%割引
株式会社(セルフホスト) 9,999ユーロ/年
備考
※セルフホスト バージョンでは、Zammad はお客様のサーバー上で実行されます。
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 20.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大2時間
・95 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・パッチレベル、マイナーリリース、セキュリティパッチアップデート
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス10%割引
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
Sell Team $19(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Professional $49(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Enterprise $99(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Team $49(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Growth $79(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Professional $99(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Enterprise $150(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
さらに高度な機能が必要なら $215(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Support Team $19
備考
ただし年間一括払いです
Support Professional $49
備考
ただし年間一括払いです
Support Enterprise $99
備考
ただし年間一括払いです
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(ライトプラン) 30,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
ライトプラン(ASP型クラウドサービス) 5,000円(税抜)/月額
備考
◎ライトプランよりも多くのメールを蓄積できる上、複数グループの運用もできるプランです。標準で、アンケートシステムWEBCAS formulatorで作成したお問い合わせフォームを1枚ご利用いただけます。

※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
初期費用(スタンダードプラン) 50,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
スタンダードプラン(ASP型クラウドサービス) 19,000円(税抜)/月額
備考
◎最小限のコストで、負担をかけずスタートしたいならASP型

※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
※最短6ヶ月からのご契約
初期費用(SaaS型クラウドサービス) 500,000円(税抜)~
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
SaaS型クラウドサービス 100,000円(税抜)~/月額
備考
◎クラウドの大規模利用やシステム連携が必須ならSaaS型
◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※メール蓄積数は応相談
※最短1年からのご契約
※VPN等で自社のデータベースとも接続可能
パッケージ導入型 ライセンス費用 350万円(税抜)~
備考
◎自社環境にシステムを設置し既存システムと連携したいなら導入型

◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。

※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
1カ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
エントリー 10,000円/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・チャットボットでFAQを自動化したい方
・チャットボットを体験してみたい方
◎機能
・設問数:100件
・チャットボット数:1体
ベーシック 30,000円(税抜)/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・複数のチャットボットを運用したい方
・チャットボットを本格的に運用したい方
◎機能
・設問数:500件
・チャットボット数:5体
アドバンス 50,000円(税抜)/月
備考
※チャット利用者数は無制限
<こんな方におすすめ>
・大規模な社内システムでのご利用の方
・トークの内容をファイルに出力したい方
◎機能
・設問数:2000件
・チャットボット数:10体
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(エントリー) 250,000円
月額費用(エントリー) 50,000円/月
備考
サイト数:1サイト
ユーザー数:3名まで
PV:3万PVまで
初期費用(スタンダード) 500,000円
月額費用(スタンダード) 100,000円/月
備考
サイト数:3サイト
ユーザー数:10名まで
PV:10万PVまで
初期費用(プロフェッショナル) 800,000円
月額費用(プロフェッショナル) 200,000円/月
備考
サイト数:5サイト
ユーザー数:50名まで
PV:100万PVまで
エンタープライズ 要相談
備考
サイト数、ユーザー数、PV:カスタマイズ可能
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Stater 3,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎マーケティング、営業、サービスを扱う小規模なチームのためのシンプルなCRMスイート
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
Professional 9,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎サービス向けCRM
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
Enterprise 19,800円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎AI搭載のサービス向けCRM
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
Unlimited 39,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎チャットおよび年中無休24時間体制のサポートを備えたサービス向けCRM
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
Einsterin 1 Service 60,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎信頼できるAIとデータが含まれたSalesforceのカスタマーサービス向け最上位ソリューション
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
備考
FastAnswer2及びFastAnswer Pe(製薬企業向け学術文献検索システム)は、オンプレミス型とクラウド型の両方で提供しており、それぞれ料金体系が異なります。
お客様の要件に合わせて概算見積りを提示いたします。 お問い合せください。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
費用 要相談
備考
価格は、FAQの登録数およびテンプレート数により決まります。
※PV数による価格設定ではございません。
詳しくは、営業担当者にお問い合わせください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 なし
月額料金 50,000円/月額
備考
Web限定プラン
月額料金 50,0000円/月額
備考
レギュラープラン
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
ユーザー向けFAQの初期費用です。ユーザー向けFAQ+チャットボットは600,000円~、オペレーター向けFAQは400,000円~です。
ユーザー向けFAQ 要相談
備考
ユーザーが参照する企業サイトのFAQを導入するプランです。
ユーザー向けFAQ+チャットボット 要相談
備考
ユーザー向けFAQとチャットボットを導入するプランです。
オペレーター向けFAQ 要相談
備考
コールセンターのオペレーターが参照するFAQを導入するプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Starterプラン 要相談
備考
まずはFAQ検索システムを試したい、分析やAIのチューニングは自社でやってみるという企業向けのプランです。
Standardプラン 要相談
備考
本格的に問い合わせ改善をしたい、サイシードと一緒に分析や改善に取り組みたいという企業向けのプランです。
DXプラン 要相談
備考
FAQページだけでなく総合的に問い合わせチャネルを改善したい、顧客の声を生かし売上向上施策につなげたい、自社に最適な形でカスタマイズしたいという企業向けです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス価格 2,500,000円(税抜)~
備考
※価格についての詳細はお問い合わせください。
QuickSolutionはサーバライセンスです。利用ユーザ数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)に応じて価格が決まります。
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
STARTER ¥2,800 /担当者/月(年間払い)
GROWTH ¥7,200 /担当者/月(年間払い)
PRO ¥13,800 /担当者/月(年間払い)
ENTERPRISE ¥17,300 /担当者/月(年間払い)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
LMIS 25ユーザー 100,000円/月額
備考
最小利用ユーザー数は25ユーザーです。利用料金には製品サポートが含まれます。
LMIS ユーザー追加 4,000円/月額
備考
26ユーザー以上を利用する場合は1ユーザー単位で追加可能です。
1年間
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
1ユーザー 月額1980円~
備考
7日間の無料トライアルあり!

※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フリープラン 0円
備考
◎個人でお試ししたい人用です!

◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
スターターコース 月額3800円(税抜)
備考
◎3人までのチームの利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
プロフェッショナルプラン 月額9400円(税抜)
備考
◎企業での利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
エンタープライズプラン 月額25,400円(税抜)
備考
◎11名以上のご利用に向いています!
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)

◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
31名以上のご利用 要相談
備考
ご利用ユーザーが 31名以上の方は、サポートフォームでご利用料金についてお問い合わせください。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
FREE 0円
備考
◎機能:
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
GROWTH 月間契約:月額2700円/1担当者または、年間契約:月額2200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
PRO 月間契約:月額8600円/1担当者または、年間契約:月額7200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
●異なるSLAポリシーによるリマインダーやエスカレーション
●多言語ナレッジベース
●カスタムアプリ
●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
ENTERPRISE 月間契約:月額11500円/1担当者または、年間契約:月額13800円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
●サンドボックス
●監査ログ
●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
●エージェントシフト
●ソーシャルシグナル
●柔軟なナレッジベース階層
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
フリープラン 0円
備考
試しにRe:lationを使ってみたい方向けのプランです。
有償プラン 12,800円〜/月額
備考
月額費用はご利用のユーザ数やストレージ容量によって費用は変わります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
不明
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 330,000円
ベーシック 55,000円/月額
備考
FAQ,文書数1,000件まで
オプション 要相談
備考
FAQ,文書数1,000件超
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
ベーシック 2,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
プロフェッショナル 3,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
エンタープライズ 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
Free 0円
備考
3ユーザーまで無料で利用できるプランです。
Standard 2,312円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Premium 5,786円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Enterprise 要相談
備考
年額の請求となります。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
別途お問い合わせ 別途お問い合わせ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
月額費用 50,000円/月額
備考
年間費用:約140万円
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
FAQ1~100問 30,000円/月額
FAQ101~200問 40,000円/月額
備考
このあと100問ごとに10,000円ずつ増加します。
1,001問以上 要問合せ
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング、提案
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
無料プラン 0円
備考
◎機能:
・基本的なチャットとWEB会議のみ必要な企業
・基本的な社内・顧客とのチャット対応をご利用されたい場合におすすめ!
・接客チャット(基本的なチャット対応と過去30日以内のメッセージの検索/閲覧のみ可能)
・社内チャット最大30名同時接続
1時間まで利用可能なボイス・ビデオMeet
Early Stage 3.600円~/月額
備考
※立ち上げ期の企業さん向けプランです
◎価格:
年額払いでは2,700円~/月額とお得です。

◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数)1,000名提供
(最大3,000名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供(最大10シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)2シート提供(最大5シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
Growth 9,600~/月額
備考
※急成長中の企業さん
向けプランです
◎価格:
年額払いでは7,200円~/月額とお得です。

◎機能
・MU(連絡先管理の顧客数)3,000名提供
(最大100万名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供
(最大1,000シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)1 シート提供
(最大1,000シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
Enterprise 要問合せ
備考
※年商10億円越えの企業さん向けプランです
◎価格:専任の担当者がコンサルティングを通して価格をご提案します。
エンタープライズ企業のためのサポートをご確認ください。

◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数) お問い合わせ
・基本シート(スタッフ)お問い合わせ
・オペレーターシート(顧客対応担当者) お問い合わせ
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
要相談 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

ヘルプデスクツールとは

ヘルプデスクツールは、顧客と従業員からの問い合わせや要望を一元的に受け付け、問い合わせや要望をを効率的に追跡・解決するのに役立つサービスです。「コストセンター」というイメージから、企業の成長を後押しする「プロフィットセンター」というイメージに変わってきています。

ヘルプデスクツールの「チケット」とは

「チケット」とは、顧客からの問い合わせや問題が記録され、追跡されるための一連の情報のことを指します。ヘルプデスクツールでは、チケットの進行状況や対応内容が随時更新されるため、問題解決までの一貫した追跡が可能となります。

ヘルプデスクツールのメリットとは

大まかなメリットは6つあります。1.問い合わせ対応の効率化、2.顧客満足度の向上、3.データ分析とレポート作成、4.コラボレーションの強化、5.スケーラビリティ(拡張性)、6.ナレッジの蓄積です。 この6つのメリットは顧客満足度の向上や、企業の信頼向上、運営効率化につながります。

ヘルプデスクツールの価格はどのくらい?

まず初期費用は、5,000~30,000円程度かかるものと無料のものがあります。導入後には、月額費用かライセンス契約の2つの料金形態があります。月額費用では、1,000~10,000円程度が相場です。ライセンス契約では、年間2,500,000円程度が相場です。

このカテゴリーの導入事例

デジタル化の窓口 製品比較表サイドバナー

このカテゴリーの導入事例

ヘルプデスクツールの比較表を表示する

おすすめ比較一覧から、
最適な製品をみつける

カテゴリーから、IT製品の比較検索ができます。
2005件の製品から、ソフトウェア・ビジネスツール・クラウドサービス・SaaSなどをご紹介します。

すべてみる