Menu
Close

授業支援システム比較10選|機能や活用シーンを解説【2026年最新版】監修付き

この記事で解説すること

現代の教育現場では、授業の質と効率を向上させるためのツールとして、授業支援システムの導入が注目されています。2025年現在、授業支援システムはLMSとの境界が薄れ、学習者主導の機能や生成AIとの連携が加速しています。

しかし、どのシステムが自分たちのニーズに最適なのか分からず、選定や導入に悩んでいる教育関係者も多いでしょう。そこでこの記事では、授業支援システムの基本から具体的な機能、導入のメリットや選定方法までを詳しく解説します

「授業支援システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 授業支援システム
    • 配信機能
    • 録画機能
    • チャット機能
    • コミュニケーション機能
    • 画面共有
    • 出席管理
    • 手書き入力機能
    • 外部連携
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
講師と生徒の架け橋
ライト 20,000円(税別)~
備考
◎性能:ファイル共有、配信、レポート、アンケート、評価・振り返り
※動画配信サービス機能はオプションで利用可能
◎初期費用:月額費用の1か月分(税別)〜
◎月額:100名まで20,000円
◎1人当たりのファイル容量:5GB
※オプションで増量可能
スタンダード 40,000円(税別)~
備考
◎性能:ライトプランの機能に加えて、グループワーク、テスト機能、出席管理機能
※動画配信サービス機能はオプションで利用可能
◎初期費用:月額費用の1か月分(税別)〜
◎月額:100名まで45,000円
◎一人当たりのファイル容量:5GB
※オプションで増量可能
看護医療プラン 32,000円(税別)~
備考
◎性能:OSCEや実技試験など、専門的な評価に最適
※動画配信サービスきのうはオプションで利用可能
◎初期費用:月額費用の1か月分(税別)~
◎月額:100名まで32,000円(税別)
◎1人当たりのファイル容量:5GB
※オプションで増量可能
カスタマイズ 要相談
備考
◎性能:スタンダードの機能に加えて、オリジナル機能を追加したい方向け(追加ストレージオプション)
※動画配信サービス機能はライト・スタンダードプランともにオプションで利用可能
◎初期費用:都度お見積もりが必要
◎月額:都度お見積りが必要
◎一人当たりのファイル容量:好きな容量を設定可能
一か月
Phollyの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AI研修で効率アップ
初期費用 要相談
利用料金 24,000円(税別)/月 
12か月
SkillBridgeの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
生徒アカウント 要問合せ
備考
10アカウントごとに個別お見積
先生・管理者アカウント 無料
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問い合わせ
備考
自治体での導入に合わせた形でお見積り
利用料金 要問い合わせ
備考
先生:容量無制限、料金永年無料、生徒:容量無制限、料金初年度無料
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
EES 要相談(年払い/一括払い)
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:ナレッジワーカー数が1000以上、かつ少なくとも一つ以上のEducationプラットフォーム製品を持っている
◎販売チャネル:LSP
◎契約期間:1,3年
◎購入単位:学校全体、組織
◎SA特典:あり(標準)
◎第三者利用:〇
◎契約書:キャンパスおよびスクール基本契約書、教育機関向けソリューション加入契約
◎Microsoft Imagine:1加入契約ごとにMicrosoft Imagine Standard (or Premium)の1サブスクリプション無償提供
◎プログラム特典:教職員全体で包括契約をすると、学生向けライセンス無償提供
OVS-ES 要相談(年払い)
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:教職員もしくは学生のFTE数が3以上、かつ少なくとも一つ以上のEducationプラットフォーム製品を持っている
◎販売チャネル:AEP
◎契約期間:1,3年
◎購入単位:学校全体、組織
◎SA特典:あり(標準)
◎第三者利用:〇
◎契約書:オープンバリューサブスクリプション契約
◎Microsoft Imagine:1加入契約ごとにMicrosoft Imagine Standard (or Premium)の1サブスクリプション無償提供
◎プログラム特典:教職員全体で包括契約をすると、学生向けライセンス無償提供
School Agreement 要相談(一括払い)
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:使用サイトが10以上(サーバーのみの場合は5ライセンス以上)
◎販売チャネル:AEP
◎契約期間:1,3、5年
◎購入単位:使用サイト
◎SA特典:あり(標準)
◎第三者利用:〇
◎契約書:キャンパスおよびスクール基本契約書、スクールアグリーメント購入申込書
◎Microsoft Imagine:1加入契約ごとにMicrosoft Imagine Standard (or Premium)の1サブスクリプション無償提供
Academic Open 0円
備考
◎ライセンス形態:永続
◎ライセンス購入条件:
要相談
◎販売チャネル:LSP
◎契約期間:追加発注 およびソフトウェアアシュアランス有効期間は2年
◎購入単位:必要な製品を必要な数を購入可能
◎SA特典:オプション購入(ソフトウェアアシュアランス付きSKUで購入)
◎第三者利用:〇
◎契約書:アカデミックオープン契約書(オンラインでの確認のみ)
◎Microsoft Imagine:なし
Academic Select Plus 0円
備考
◎ライセンス形態:永続
◎ライセンス購入条件:
要相談
◎販売チャネル:LSP
◎契約期間:なし
◎購入単位:アプリケーション/システム/サーバー製品群ごと
◎SA特典:オプション購入(ソフトウェアアシュアランス付きSKUで購入)
◎第三者利用:〇
◎契約書:セレクトプラス契約、関連会社登録フォーム(ARF)
◎Microsoft Imagine:なし
Microsoft Cloud Agreement CSPの料金体系
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:ユーザーサブスクリプションライセンス以上、または従量課金制Azureサービスの利用
◎販売チャネル:CSP
◎契約期間:1年
◎購入単位:必要な製品を必要な数で購入可能
◎SA特典:なし
◎第三者利用:×
◎契約書:CSPとのご契約(マイクロソフトクラウド契約を付帯)
◎Microsoft Imagine:なし
MOSA クラウドサービス単位での発注数に基づく
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:ユーザーサブスクリプションライセンス以上、または従量課金制Azureサービスの利用
◎販売チャネル:マイクロソフトによる直接販売
◎契約期間:1年
◎購入単位:必要な製品を必要な数で購入可能
◎SA特典:なし
◎第三者利用:×
◎契約書:マイクロソフトオンラインサブスクリプション契約
◎Microsoft Imagine:なし
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspace for Education Fundamentals 0円
備考
※所定の要件を満たす教育機関が利用可能です。
◎機能:
・ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームなどのGoogleアプリとコラボレーション
・Google Meet、Gmail、Chatなどのコミュニケーションツール
・Gmailとドライブのデータ損失防止
・GDPRに準拠しながら使用可
Google Workspace for Education Standard 360円/生徒1人/年
備考
※生徒4人につき教職員向けのライセンスを1つ提供されます。

◎機能:
・Google Workspace for Education Fundamentalsの機能
・脅威をプロアクティブに防止、検出、修正するセキュリティセンター
・デバイスとアプリの高度な管理機能が監査を実施し、セキュリティとアプリのアクセスツールを管理します
・GmailとClassroomのログをエクスポートし、BigQueryで分析してインサイトを得ることができます
Teaching and Learning Upgrade 576円/1ライセンス/月、または5760円/1ライセンス/年
備考
※教職員の人数分、ライセンス契約が必要です。

◎機能:
・Google Workspace for Education Fundamentalsの機能
・Google Meet では、最大250人が参加できる会議や、ドメイン内の最大10000人が視聴できるライブストリーミングを実施できます。
・インタラクティブなQ&A、アンケート、ブレイクアウトセッションなど、やり取りを活発にするためのGoogle Meetのプレミアム機能
・Classroomのアドオンでお気に入りのツールやコンテンツを直接統合
・無制限に利用できる独自性レポートと、過去の生徒の提出物が保存された非公開リポジトリとの照合機能
Google Workspace for Education Plus 600円/生徒1人/年
備考
※生徒4人につき教職員向けのライセンスを1つ提供されます。

◎機能:
・Google Workspace for Education Standard とTeaching and Learning Upgradeの機能
・Google Meetでは、最大500が参加できる会議や、ドメイン内の最大10万人が視聴できるライブストリーミングを実施できます。
・ドメイン向けにCloud Searchをカスタマイズして、情報の見つけやすさやアクセス性を向上できます。
・AppSheetを使用して、コーディングすることなくカスタムアプリを構築できます。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
ランニングコスト 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額利用料 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料プラン 0円/月
備考
期間制限なくお試しできます!
プランS 1,100円/月(月払)
備考
個別指導・プライベートレッスンにおすすめ!
プランM 2,420円/月(月払)
備考
小グループレッスンに対応!
プランL 4,400円/月(月払)
備考
グループレッスン・フルタイムでのレッスン開講に!
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額利用料 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 50,000円
月額利用料 50,000円より
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

授業支援システムを導入することで、以下のような効果が期待できます。

  • 時間と場所を選ばない学習
  • 学習・進捗のリアルタイム管理
  • コミュニケーションの活性化
  • ファイル共有・共同作業
  • データ分析

この記事を読むことで、授業支援システムの導入に関する悩みを解消し、教育現場でどのように活用できるかを具体的にイメージすることができます。システムの選定から導入後の運用まで、段階的に解説していますので、システム導入の参考にしてみてください。

授業支援システムとは

授業支援システムは、ICT教育の一環として、多くの学校や教育機関で導入が進んでいます。まずはその概要から見ていきます。

授業支援システムの概要

授業支援システムは、教育現場で教師と生徒の間のコミュニケーションを支え、授業の効率を高めるためのツールです。これらのシステムは、教材の配布、授業の進行、学習の管理など、さまざまな機能を提供します。具体的には、オンラインでの授業配信、資料の共有、課題の提出管理、出欠確認などを簡単に行うことが可能です。これにより、教育のデジタル化が進み、教員と生徒の双方にとって便利な環境が整います。

授業支援システムの利点は以下の通りです。

  • オンライン授業配信:遠隔地からでも授業に参加でき、録画機能で後から見直すことも可能
  • 資料共有:授業資料をデジタル化し、生徒に簡単に配布できる
  • 課題管理:生徒の課題提出状況を一目で把握し、期限の管理も容易
  • 出欠確認:オンラインで出欠を取ることで、正確かつ迅速に管理できる

これらの機能を活用することで、教員は授業の準備や進行を効率化でき、生徒も自宅から必要な情報にアクセスできます。授業支援システムを導入することで、教育の質を向上させるとともに、時間や距離の制約から解放されます。

LMS(学習管理システム)との違い

授業支援システムとLMS(学習管理システム)は、どちらも教育現場で使用されるツールです。

授業支援システムは主に授業の進行を支援し、教員が授業を円滑に進めるための機能が充実しています。一方で、LMSは生徒の学習活動全般を管理し、学習の進捗を追跡するためのシステムです。

授業支援システムは、教員の授業準備のサポートから、リアルタイムの授業における学習者の様子を見みとる機能、教員が主導で学習者の考えを他の学習者に共有したり、教員対学習者のみならず、学習者同士も交流できる、コミュニケーション機能までを備えています。こうした様々な機能を持たせることで、協働学習を活発化できるのです。

つまり、LMSと授業支援システムは似て非なるものではなく、「授業支援システムにはLMSの機能の多くが含まれている」と言えます。

授業支援システムの具体的な機能としては、以下が挙げられます。

授業支援システム

  • 相互コミュニケーション機能:授業参加者(教員・学習者)の双方向コミュニケーションが可能
  • 教員の授業支援機能:教員の学習者管理やリアルタイムの進捗確認、操作画面閲覧機能
  • 授業のオンライン配信:リアルタイムでの授業参加が可能
  • 資料のデジタル配布:授業資料を簡単に生徒に提供
  • 課題の提出・管理:生徒の課題提出を管理し、フィードバックを迅速に行う
  • 出欠管理:オンラインでの出欠確認が容易

授業を円滑に進めるための包括的な機能を備えています。一方、LMSは主に次のような機能を提供します。

LMS(学習管理システム)

  • 学習進捗の管理:生徒の学習状況を詳細に追跡
  • テストと評価:オンラインテストの実施と成績管理
  • 学習コンテンツの提供:多様な教材へのアクセスを支援
  • コミュニケーションツール:フォーラムやチャット機能でのやり取りを促進

授業支援システムが授業の進行に特化しているのに対し、LMSは学習全体の管理に焦点を当てています。これらのシステムを併用することで、教員と生徒の両方にとって最適な教育環境を提供することが可能です。どちらのシステムも教育のデジタル化を進めるために重要な役割を果たしています。このように、授業支援システムとLMSはそれぞれ異なる特性を持ち、教育現場での用途も異なります。

五十嵐 晶子
合同会社かんがえる/代表五十嵐 晶子
1箇所に集まって行う授業スタイルから、時間と距離の制約を超えた、多様な授業スタイルを実現するために、ICT活用を支援してくれる様々な機能が授業支援システムの魅力です。また、対面の一斉授業の中でも、今まで教員が前に提示するために事前に準備していた資料を、授業の流れの中で臨機応変に、タイミングよく配布することで、学習者が必要な資料を自由に閲覧できたり、口頭では一人ずつ、数名しか発表できなかった、学習者の意見を一度に集め、それを更に共有するという、アナログでは難しかったことが授業支援システムによって可能になります。端末を使うと学習者の今の様子が見づらくなると思われがちですが、リアルタイムで作業画面を閲覧できるシステムも多く、机間巡視より素早く学習者の躓きに気づいて、タイミングよく助言をすることもできます。つまり、データの管理だけでなく、実際の授業で使うツールとしての機能が充実しています。

GIGAスクール構想で問われる「使い込めているか」|配ったあとのICT教育

1人1台端末の整備は2023年度末に義務教育段階でほぼ完了し、授業での日常活用も小学校93.3%・中学校90.8%まで広がりました(2024年度・全国学力・学習状況調査)。授業支援システムの検討が増えているのは、論点が「導入したか」から「どれだけ授業で使い込めているか」へ移ったためです。

「個別最適な学び」と「協働的な学び」を教室で動かす道具

文部科学省はGIGAスクール構想を、1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを活用して「個別最適な学び」と「協働的な学び」を実現する取り組みと位置づけています(出典:文部科学省「GIGAスクール構想について」)。授業支援システムは、この2つの学びを教室で実際に動かすための道具です。一人ひとりの回答を画面で見取って理解度に応じた声かけにつなげることも、児童生徒が互いの考えを見比べて議論することも、端末上で行えます。

「配っただけでは使われない」という壁

一方で文部科学省自身も、個別最適・協働的な学びの場面での活用割合はなお低く、学校間・地域間の差が残ると課題を挙げています。現場の教員からも「端末を配ったが運用が回らない」「”使ったかどうか”で成果を測る空気が残り、道具を使うこと自体が目的になっている」「教員がITサポート係になっている」という声が上がっています。だから選定では、機能の多さよりも、ICTに不慣れな教員でも無理なく使い続けられるか、つまり現場で「定着」するかが問われます。このあとの章は、その観点で自校に合う一本を選べるように組み立てています。

授業支援システムの機能5つ

授業支援システムには、教育現場で役立つさまざまな機能が搭載されています。このセクションでは、代表的な5つの機能に着目して見ていきます。

1.LIVE配信機能

授業支援システムの主要な機能の一つは、LIVE配信機能です。この機能は、遠隔地にいる生徒にもリアルタイムで授業に参加できる機会を提供します。

従来の授業形式では、教室に来られない生徒は自主学習をするほかありませんでした。しかし、この機能を使うことで遠隔地にいながらにして同じ授業を受けることができ、教育の機会を得られるようになりました。

また、LIVE配信機能を利用することで、授業の進行を妨げることなく、質の高い教育を提供することが可能です。

例えば、海外留学中の生徒や病気で学校に通えない生徒でも、LIVE配信を通じて授業を受けることができます。また、授業中に生徒が質問をする際も、リアルタイムで教員が回答することができるため、対話型の授業を実現可能です。さらに、親やガーディアンが授業の様子を確認できるようにすることで、家庭でのサポートも強化されます。

このように、LIVE配信機能は教育の範囲を広げ、質を向上させるための重要なツールです。特に、パンデミックなどで対面授業が困難な状況でも、教育を止めずに続けることができます。

2.録画機能

録画機能は、授業支援システムにおいて非常に有用な機能です。従来の授業では、授業中に教員が話した内容をメモに残すなどして、生徒側が記録する作業が必要でした。

しかし、この機能を使うことで、授業の内容を録画し、後で再生することができます。これにより、生徒は授業を見逃した場合や理解が不十分だった場合でも、後から授業を見直して学習することが可能です。また、教員にとっても、授業の振り返りや改善に役立ちます。

録画機能の利点は以下の通りです。

  • 復習:生徒が授業を再度視聴し、理解を深められる
  • 欠席時の学習:欠席した生徒も授業内容を把握でき、遅れを取り戻すことができる
  • 教員の振り返り:授業内容を見直し、次回の授業改善に役立てることができる
  • 保護者の確認:保護者が授業内容を確認し、家庭での学習支援に役立てることができる

録画機能は、生徒の自主学習を支援し、教員の授業改善にもつながる重要な機能です。

3.チャット機能

チャット機能は、授業支援システムにおける重要なコミュニケーションツールです。この機能を使うことで、生徒と教員、あるいは生徒同士がリアルタイムでコミュニケーションを取ることができます。これにより、授業中の質問や意見交換がスムーズに行えるため、対話型の授業が実現します。

従来の方式では、一人の教員に対して数十名の生徒が相対しており、生徒の意見は挙手や教員からの指名でしか述べることはできませんでした。しかし、チャット機能があれば、生徒全員が平等に発言する機会を得られます。

チャット機能の具体的な利点は以下の通りです。

  • 即時質問:生徒が授業中に疑問点をすぐに質問できるため、理解度が向上する
  • ディスカッション:生徒同士のディスカッションが促進され、協働学習が進む
  • 教員のフィードバック:教員がリアルタイムでフィードバックを提供しやすい
  • 匿名性の確保:匿名での質問が可能なため、恥ずかしがり屋の生徒も質問しやすくなる

チャット機能は、授業のインタラクティブ性を高め、生徒の積極的な参加を促進するツールです。

4.学習管理機能

学習管理機能は、授業支援システムの中核的な機能であり、生徒の学習進捗を詳細に追跡・管理します。これまでは教員がアナログな方法で管理していた学習記録も、この機能を使うことで、教員は各生徒の学習状況を把握し、個別の指導が可能になります。また、生徒自身も自分の学習進捗を確認し、目標に向かって学習を進めることが可能です。

学習管理機能の主な特長は以下の通りです。

  • 進捗確認:生徒一人ひとりの学習進捗を詳細に追跡できる
  • 成績管理:テストや課題の成績を管理し、成績評価を効率化する
  • 個別指導:各生徒の理解度に応じた個別指導が可能
  • 目標設定:生徒が学習目標を設定し、達成に向けた学習計画を立てられる

学習管理機能は、教員と生徒の双方にとって、学習の効率と効果を高めるための重要なツールです。

5.ファイル共有・共同作業機能

ファイル共有・共同作業機能は、授業支援システムにおいて非常に便利な機能です。この機能を利用することで、教員は授業資料や課題を簡単に生徒と共有でき、生徒同士の共同作業も円滑に進めることができます。

これまでは授業の資料はアナログなものが多く、生徒と共有することはほとんど不可能でした。しかし共有機能により、効率的な学習環境が整い、生徒間、あるいは生徒と教師間でのコラボレーションが促進されます。

ファイル共有・共同作業機能の利点は以下の通りです。

  • 資料共有:授業資料や参考資料をデジタル形式で簡単に配布できる
  • 共同編集:生徒同士が同じファイルを編集し、グループワークを円滑に進められる
  • リアルタイム更新:ファイルの変更がリアルタイムで反映され、常に最新の情報を共有できる
  • アクセス権限:誰がファイルにアクセスできるかを制御でき、セキュリティも確保される

このように、ファイル共有・共同作業機能は、授業の進行を効率化し、生徒同士の協働学習をサポートするための重要な機能です。授業支援システムの多彩な機能を活用することで、より効果的な教育環境を整えることができます。

五十嵐 晶子
合同会社かんがえる/代表五十嵐 晶子

これまでのLMSにあったような、教員から学習者に対する課題・資料・テストの配布と回収と評価という教員主導の授業スタイルがメインだった授業支援システムが、最近では学習者の主体的な資料作成と共有ができる機能を強化し、アップデートされています。そのおかげで、教員と学習者間のやりとりだけでなく、学習者同士の情報共有と協働学習がますますやりやすくなってきました。授業支援システムも、初期のころは教員が授業準備をしないと学習者は使うことができないものも多く見られましたが、徐々に学習者の好きな時に使いたいアプリで資料を自由に作成して、それを学習に生かすことができるようになってきています。学習者が自分に合った作り方でアウトプットができ、多様なデータを柔軟に共有できるものがこれからの学びに求められています。

授業支援システムの導入メリット6つ

授業支援システムを導入することで得られるメリットは多岐にわたります。このセクションでは、そのメリットの中から6つのポイントに着目して解説していきます。

1.時間と場所を選ばない学習

授業支援システムの導入により、生徒は時間と場所に縛られない学習が可能になります。これにより、柔軟な学習環境を提供でき、教育の機会が広がります。ポイントは以下の通りです。

  • 生徒はどこでも学習可能:自宅やカフェなど、インターネットが利用できる場所ならどこでも授業に参加できる
  • 通学時間の削減:オンラインでの授業参加により、通学の必要がなくなり、その時間を学習に充てられる
  • 録画機能の活用:授業を見逃した場合や復習が必要な場合でも、後から授業内容を確認できる
  • 柔軟な授業スケジュール:教員は事前に録画した授業を配信することで、リアルタイムの授業と同様に進行できる

このように、授業支援システムは時間と場所の制約を解消し、学習の柔軟性と効率性を高めるための強力なツールです。

2.学習・進捗管理

授業支援システムを導入することで、学習・進捗管理が大幅に効率化されます。教員は生徒一人ひとりの学習状況を把握し、個別指導がしやすくなります。

  • 生徒の進捗を詳細に追跡:課題提出状況やテスト結果を自動で集計し、視覚的にわかりやすく表示する
  • 個別のフィードバック提供:各生徒の弱点や改善点を明確にし、具体的なアドバイスを提供する
  • データを活用した授業改善:学習データを分析し、授業の効果を客観的に評価することで、次回の授業改善に役立てる

これにより、教員は生徒の学習をよりきめ細かくサポートし、生徒は自分の進捗を確認しながら学習を進めることができます。

3.コミュニケーションを活性化

授業支援システムの導入により、教員と生徒、生徒同士のコミュニケーションが活性化されます。これにより、教育現場での対話が増え、深い学びが実現します。

  • リアルタイムでのやり取り:チャット機能を使えば、授業中や授業外でもすぐに質問や意見交換ができる
  • ディスカッションの促進:フォーラム機能で生徒が自由に意見を投稿し、他の生徒と意見交換ができる
  • 個別指導の強化:オンラインミーティングで直接対話し、個別のサポートを提供できる

このように、コミュニケーションが活性化することで、授業がよりインタラクティブになり、生徒の学習意欲も高まります。

4.ファイル共有・共同編集

授業支援システムのファイル共有・共同編集機能は、教育現場での情報共有と協働作業を効率化します。これにより、授業の進行がスムーズになり、学習効果が向上します。

  • デジタル資料の配布:教員は授業資料や参考資料を簡単に共有でき、生徒はいつでもアクセス可能
  • 共同編集の促進:生徒同士が同じファイルをリアルタイムで編集し、グループワークが効率的に進められる
  • セキュリティの確保:ファイルのアクセス権限を設定し、情報の漏洩を防ぐ

このように、ファイル共有・共同編集機能は、授業の効率化と生徒の協働学習をサポートするための重要なツールです。

5.アクセス権限管理

授業支援システムのアクセス権限管理機能は、教育現場での情報セキュリティを確保するために欠かせません。これにより、教員は必要な人だけにアクセスを許可し、情報を適切に管理できます。

  • 資料のアクセス制御:特定の生徒やグループにのみ資料を公開し、他の生徒にはアクセスを制限できる
  • タイムリミットの設定:テスト前に解答を公開する際、特定の時間にのみアクセスを許可することで、公平なテスト環境を保てる
  • 個人情報の保護:生徒の成績や進捗情報を必要な教員のみがアクセスできるように設定できる

このように、アクセス権限管理機能は、情報の安全性を確保し、公平な学習環境を提供するために重要な役割を果たします。

6.データ分析

授業支援システムのデータ分析機能は、教育の質を向上させるために非常に有用です。これにより、教員は生徒の学習データを詳細に分析し、授業の効果を客観的に評価することができます。

  • 学習進捗の可視化:生徒の学習進捗やテスト結果、課題の提出状況などを視覚的に表示する
  • 授業改善の支援:データを基に授業内容の改善点を明確にし、次回の授業の質を向上させる
  • 個別指導の最適化:生徒の学習傾向を長期的に追跡し、個々のニーズに応じた学習プランを提供する

このように、データ分析機能は、教育現場での学習効果を高め、教員と生徒の双方にとって有益なツールです。

五十嵐 晶子
合同会社かんがえる/代表五十嵐 晶子
過疎地や島嶼部の学校の地域間交流や、近年では災害や様々な事情で授業が受けられない場合に、遠隔授業は学習者の体験をより豊かに、また学びを止めないためにも有効な手段として考えられてきました。優れた授業支援システムは遠隔授業をより取り入れやすくする後押しになります。映像や音声の共有だけでなく、教材や課題ファイルの共有も様々な設定が可能です。アクセス制御ができることで、クラスを跨いだ配布から、学習者への個別の配布まで細やかに教材の共有範囲を調整できたり、課題の提出期限を決めることで、スムーズな提出を促すサポートができます。学習者に合わせた課題を配布する機能も、今後は生成AIの導入が進んで、より高度なデータ分析ができるようになることが期待されます。学校外でも活用できるようになった授業支援システムは、常にチャット機能が使えることで、連絡帳や安否確認など広い用途で活用されるようになりました。

授業支援システムの活用シーン5つ

授業支援システムは、多様な教育シーンで活用されています。どのようなシーンで活用されているか、5つのシーンを見ていきます。

1.オンライン環境での授業配信・参加

授業支援システムは、オンライン環境での授業配信や参加を容易にします。これにより、教員と生徒は物理的な距離に関係なく、質の高い教育を受けることができます。

  • リアルタイム授業配信:インターネットを介してリアルタイムで授業を配信し、遠隔地にいる生徒も同時に参加可能
  • 録画授業の視聴:授業の録画をシステムに保存し、生徒が後から復習できるようにする
  • インタラクティブな学習:チャット機能やQ&Aセッションを通じて、生徒が授業中にリアルタイムで質問や意見交換を行える
  • アクセスの柔軟性:生徒は自宅やカフェなど、どこでもインターネットが使える場所で授業に参加できる

このように、授業支援システムはオンライン環境での学習を効果的にサポートし、教育の機会を広げます。

2.ハイブリッド学習

ハイブリッド学習とは、対面授業とオンライン授業を組み合わせた学習スタイルです。授業支援システムは、このハイブリッド学習を効果的に実現するためのツールとして機能します。

  • 対面とオンラインの併用:一部の生徒は教室で対面授業を受け、他の生徒はオンラインで参加することができる
  • 柔軟な学習環境:生徒は自分の都合に合わせて対面授業とオンライン授業を選択できるため、学習の柔軟性が向上する
  • 一貫した学習体験:オンライン参加者も対面参加者と同じ授業資料や課題にアクセスできるため、一貫した学習体験を提供できる
  • 協働学習の促進:オンラインと対面の生徒が共同でプロジェクトを進めたり、ディスカッションに参加したりすることができる

ハイブリッド学習により、生徒は自分のペースで学習を進めることができ、教員は多様な教育方法を取り入れることができます。

3.グループワークの実施

授業支援システムは、グループワークの実施を支援し、生徒同士の協働学習を促進します。これにより、生徒はチームでの作業を通じてコミュニケーション能力や問題解決能力を向上させることができます。

  • オンラインでの共同作業:システム上でファイル共有や共同編集が可能で、生徒がリモートでも効率的にグループワークを進められる
  • リアルタイムのディスカッション:チャット機能やビデオ会議を利用して、リアルタイムでの意見交換ができる
  • 役割分担の明確化:プロジェクト管理機能を使って、各生徒の役割や進捗状況を管理しやすくなる
  • 成果物の共有:グループごとの成果物をシステム上で簡単に共有し、教員からのフィードバックを受けられる

このように、授業支援システムはグループワークを円滑に進めるためのさまざまな機能を提供し、生徒の協働学習をサポートします。

4.学習管理と個別指導

授業支援システムは、学習管理と個別指導を効率的に行うためのツールとしても活用できます。これにより、教員は生徒一人ひとりの学習状況を把握し、適切な指導を行うことができます。

  • 学習進捗の追跡:生徒の課題提出状況やテスト結果をシステム上で自動的に管理し、視覚的に表示する
  • 個別フィードバック:各生徒の理解度や進捗に基づいて、具体的なフィードバックを提供できる
  • 個別指導の計画:システムを活用して、生徒の弱点を補強するための個別指導計画を立てることができる
  • 目標設定と達成管理:生徒が自分の学習目標を設定し、その達成状況を確認できるようにサポートする

これにより、教員は生徒の学習をきめ細かくサポートし、生徒は自分の進捗を確認しながら学習を進めることができます。

5.オンラインでの試験実施

授業支援システムは、オンラインでの試験実施をサポートし、教員と生徒にとって公平で効率的なテスト環境を提供します。

  • テストの作成と配信:教員はシステム上でテストを作成し、生徒にオンラインで配信できる
  • 自動採点機能:システムが自動でテストを採点し、結果をすぐに生徒に通知する
  • 試験監督機能:オンライン試験中に不正行為を防止するための監督機能を利用できる
  • 成績管理と分析:テスト結果をシステム上で管理し、学習データを分析して授業の改善に役立てる

オンラインでの試験実施により、生徒は自宅からでもテストを受けることができ、教員は効率的にテストを管理できます。このように、授業支援システムは多様な活用シーンで教育の質を向上させるための強力なツールです。

五十嵐 晶子
合同会社かんがえる/代表五十嵐 晶子
対面授業が復活し、人が集まって学ぶことができるようになっても、オンライン授業の重要性は変わりません。授業支援システムを利用して可能になることを再度みなおして、具体的な授業での活用シーンを検討していくとよいでしょう。本記事にもあるように、学校生活のあらゆるシーンでICTは活躍します。日常的なICT活用により、先生方は自分の授業デザインに効果的な活用ポイントを見出すことができます。また、学習者は様々なシーンで使うことで、基本的なICTリテラシーをはぐぐむ必要があります。こうした活用のサポートになることも、授業支援システム導入に期待されるひとつです。また、授業支援システムには課題や授業の流れを記録しやすい機能が多いので、先生方は自分の授業を振り返ったり、以前の授業の内容を他の授業に応用することもできるでしょう。

授業支援システムの種類4つ

授業支援システムの「種類」は、紹介する媒体によってモニタリング系・思考共有系といった機能の軸で分けられることもあり、分類は業界でまだ統一されていません。本記事では「どんな授業の進め方に向くか」で4つのタイプに分けて捉えます。自校の授業がどのタイプに近いかを先に決めると、候補を絞り込みやすくなります。なお、どのタイプを選ぶ場合も、自校のGIGA端末(Chromebook・iPad・Windows)で無理なく動くかは必ず確認してください。

1.ライブ授業支援システム

ライブ授業支援システムは、リアルタイムで授業を配信するためのツールです。このシステムを活用することで、教員は授業をライブストリーミングし、生徒はインターネットを通じてその授業に参加できます。ライブ授業支援システムの利点は、リアルタイムでのインタラクティブな学習体験を提供できる点にあります。

  • リアルタイム配信:教員は授業をリアルタイムで配信し、生徒はその場で質問や意見を述べることができる
  • インタラクティブな授業:チャット機能やQ&Aセッションを利用して、生徒と教員の双方向のコミュニケーションが可能
  • 即時フィードバック:生徒がリアルタイムで質問し、教員がその場で回答することで、学習の理解度が向上する
  • 遠隔学習の促進:場所を問わず、生徒が授業に参加できるため、教育の機会が広がる

このように、ライブ授業支援システムは、教員と生徒の間のリアルタイムのやり取りを強化し、臨場感のある授業を提供するための強力なツールです。

2.オンデマンド授業支援システム

オンデマンド授業支援システムは、事前に録画した授業を配信し、生徒が自分のペースで学習できるようにするツールです。このシステムは、時間の制約なく授業を受けられる点で非常に便利です。

  • 授業の録画と配信:教員は授業を録画し、システム上で配信。生徒は自分のスケジュールに合わせて授業を視聴できる。
  • 自分のペースで学習:生徒は授業を一時停止したり、巻き戻したりして、自分のペースで学習できる。
  • 復習に最適:授業内容を何度も視聴できるため、理解が深まる。
  • 柔軟な学習環境:生徒はいつでもどこでも授業にアクセスでき、学習の柔軟性が高まる。

オンデマンド授業支援システムは、学習の自由度を高め、生徒が自分のペースで学習を進められる環境を提供します。

3.学習管理システム(LMS)

学習管理システム(LMS)は、生徒の学習活動全般を管理するためのプラットフォームです。このシステムは、学習コンテンツの提供、進捗管理、成績評価など、さまざまな機能を統合しています。

  • 学習コンテンツの提供:教員は教材やテストをシステム上で配信し、生徒はそれをオンラインで学習する
  • 進捗管理:システムは生徒の学習進捗を自動で記録し、教員と生徒がリアルタイムで確認できる
  • 成績評価:オンラインテストの実施や課題の提出をシステム上で管理し、自動採点機能を利用して迅速に成績を評価できる
  • コミュニケーションツール:フォーラムやチャット機能を利用して、生徒同士や教員とのコミュニケーションを促進する

学習管理システム(LMS)は、生徒の学習を体系的に管理し、効果的な学習環境を提供するための不可欠なツールです。

4.専門特化型システム

専門特化型システムは、特定の教育分野やニーズに特化した授業支援システムです。このシステムは、専門的な学習内容や特定の教育方法に対応するために設計されています。

  • 特定分野の学習支援:例えば、医学教育やエンジニアリングなど、専門的な知識を必要とする分野で利用される
  • カスタマイズ可能な機能:各分野に特化した機能が搭載されており、教員は授業内容に応じてシステムをカスタマイズできる
  • シミュレーションツール:実践的な学習を支援するためのシミュレーションツールが含まれている場合がある
  • 専門的なデータ分析:特定分野における学習データを詳細に分析し、学習効果を高めるためのフィードバックを提供する

このように、専門特化型システムは、特定の教育分野に特化した機能を提供し、より効果的な学習を支援します。

【校種別】授業支援システムの選び方

同じ授業支援システムでも、重視すべき点は校種で変わります。児童生徒の年齢と授業の進め方に合うかを基準にすると、現場で定着しやすくなります。次の導入事例(校種別)とあわせて確認してください。

小学校|文字入力に頼らない参加導線

低学年でも迷わず使えるかが最優先です。写真・手書き・カード・付箋で回答や提出ができ、教員が全員の手元を一覧で見取れる協働学習・課題共有型が中心になります。発言が苦手な児童も「コメントなら思いを書ける」ようになるなど、参加のハードルを下げられるかが決め手です(出典:スクールタクト導入事例・西条市立神拝小学校)。

中学校|教科ごとの使い分けと評価の効率化

教科ごとの使い分けと、記述提出・小テストの採点や評価のしやすさが鍵です。発展問題の撮影提出やワードクラウドの活用で躓きの早期発見と記述量の増加につながり、採点時間を1時間ほど削減できたという現場報告もあります(出典:スクールタクト導入事例・上尾市立西中学校)。生活記録ノートのデジタル化が校内に広がる入口になることも多いタイプです。

高校|教科横断の基盤と記録の蓄積

ChromebookとGoogle Workspaceなどを教科横断の基盤として選び、学習記録の蓄積・相互評価・自動集計で評価業務を効率化する使い方が中心です。全員の解答を一度に共有でき、配布・回収・集計の業務削減と授業テンポの改善が決め手になります。

大学・専門学校|大人数の管理と既存システムとの整理

大人数講義の出席・課題提出・履修管理を捌くLMS型が軸になります。既存のLMSや教務・認証システムと役割が重なるため、何をどのツールに任せるかを整理してから選ぶと重複投資を避けられます。専門学校では実技を動画撮影して相互評価する使い方で、印刷費を前年比70%削減した例もあります(出典:トラベルジャーナル学園・ロイロノート導入事例)。

授業支援システムの導入事例

授業支援システムは、さまざまな教育機関で導入されています。小中高校・大学における導入事例について見ていきます。

小学校での導入事例

小学校での授業支援システムの導入は、教育の現場を大きく変えています。小学生にとって、デジタルツールの活用は学習の興味を引き出すための有効な手段です。具体的な導入事例を見てみましょう。

導入した学校 導入内容
金沢大学人間社会学域学校教育学類附属小学校 「SKYMENU Pro」を導入し、コロナ禍の休校中でもオンライン授業が実施できるように。オンライン朝の会や、ノートの一覧表示による生徒の考えの把握などが可能になり、授業の効率化に成功。生徒からは「みんなの顔が見られて嬉しい」「1人じゃないから勉強もやる気が出る」と好評だった。

※参考:授業支援ソフト・システムポータルサイト

山口県山口市立白石小学校 「らくらく授業支援」を導入し、「学力低位の子供たちにもウレシー変化が!」という評価を得ている。授業支援システムの導入により、生徒の主体性やモチベーションが向上し、教員の働き方も効率化されている。

※参考:授業支援ソフト・システムポータルサイト

茨城県つくば市立吾妻小学校 探究学習の一環として「ごみ問題」をテーマに学習を進めている。その中で、授業支援システム「Microsoft Teams for Education」と2in1 PC「dynabook Kシリーズ」を活用し、児童はネット上の情報収集や調査、地域活動を通じて環境問題に対する理解を深めている。また、Scratchを使ったオリジナルゲーム制作なども行い、デジタルとアナログの得意を生かしたアウトプットを実現​。

※参考:こどもとIT

このように、小学校での授業支援システムの導入は、生徒の学習意欲を高め、教員の負担を軽減する効果があります。

中学校での導入事例

中学校での授業支援システムの導入は、生徒の自主学習を促進し、教員の指導を効率化するために役立っています。具体的な導入事例を見てみましょう。

導入した学校 導入内容
ルーテル学院中学・高等学校 「MetaMoJi ClassRoom」を導入し、時間や手間を効率化。生徒たちはタブレットを使用して授業に参加し、コミュニケーションが活発になっている。特に、オンライン上での共同作業や意見交換が促進され、生徒同士の交流が深まった。

※参考:MetaMoji ClassRoom

青森県八戸市小中学校 「GIGAスクール構想」を実現するために、チエルのクラウド型授業支援システム「InterCLASS Cloud」を採用。同市が整備する1万6千台のPCに製品を導入。生徒個々人の考えをリアルタイムで共有できるようになった。

※参考:青森・八戸市、「1人1台端末整備」でチエルの授業支援システムなどを導入

このように、中学校での授業支援システムの導入は、生徒の自主学習を支援し、教員の指導を効率化するための重要なツールです。

高等学校での導入事例

高等学校での授業支援システムの導入は、より高度な学習内容の理解をサポートし、生徒の大学進学やキャリア形成に役立っています。具体的な導入事例を見てみましょう。

導入した学校 導入内容
北海道岩見沢緑陵高等学校 授業支援システム「SKYMENU Cloud」を導入し、3年間一貫して生徒の個人フォルダで学習データを管理している。これにより、教員の負担が軽減され、生徒の学習成果も一貫して追跡できるようになった​。

※参考:学校とICT

茨城県立守谷高等学校 「ClassiNOTE(スクールタクト)」を導入。生徒はタブレットを使って授業に参加し、匿名機能やグループ機能を活用して、より効果的な授業を実現。また、教員間での研修や相互参観授業を通じて、効果的な活用方法が広がっている。

※参考:学びとマナビが、ひびき合う。| 授業支援クラウドならスクールタクト

このように、高等学校での授業支援システムの導入は、生徒の高度な学習をサポートし、将来の進路選択においても有益なツールとなっています。

大学での導入事例

大学での授業支援システムの導入は、幅広い学習スタイルに対応し、学生の自主学習を促進するために非常に有効です。具体的な導入事例を見てみましょう。

導入した学校 導入内容
横浜国立大学 「YNU授業支援システム」を利用している。このシステムは、オンラインでの授業資料の提供、課題の提出、成績管理、出席管理など、多機能なプラットフォームを提供。これにより、学生は時間と場所に制約されることなく、学習を進められている。

※参考:横浜国立大学

経営イノベーション専門職大学 スクールタクトの授業支援システムを活用して、相互フィードバックを促進。これにより、学生の発言力が急上昇し、授業のインタラクティブ性が大幅に向上。

※参考:school Takt

このように、大学での授業支援システムの導入は、学生の多様な学習ニーズに応え、学習効果を高めるための強力なツールです。

次のセクションでは、授業支援システムの種類について詳しく説明します。授業支援システムは、ライブ授業支援、オンデマンド授業支援、学習管理システム、専門特化型システムの4つに分類できます。

授業支援システムの選定方法6つ

授業支援システムを選定する際には、いくつかのポイントを確認することが重要です。具体的なポイントとして、6つの選定方法を見ていきます。

1.目的の確認

授業支援システムを選定する際には、まず導入の目的を明確にすることが重要です。何を達成したいのかをはっきりさせることで、適切なシステムを選ぶことができます。以下の観点で考えると良いでしょう。

  • 教育目標の設定:生徒の学習成果を向上させるためか、授業の効率を上げるためか、具体的な目標を設定する
  • 使用シナリオの想定:オンライン授業をメインにするのか、ハイブリッド形式にするのか、具体的な使用シナリオを考える
  • 必要な機能のリストアップ:ライブ配信、課題管理、成績評価など、必要な機能をリストアップし、それに対応したシステムを探す
  • 予算の確認:予算に合わせてシステムを選定することも重要なため、導入後のコストも考慮に入れる
  • 学校規模を考慮:小規模校や大規模校によって重視すべき項目が変わることを考慮する

学校の規模について、製品によっては、たとえば、学習者の作業状況をリアルタイムに閲覧できる機能や、学習者の端末操作を制限する機能を持たせたものもあります。大規模の場合、このような機能は学習者全員に指示を出す必要がある場合、非常に有効です。そのほかにも、学習進捗の確認や資料配布機能などは、少人数制の授業に有効でしょう。

このように目的を明確にすることで、システム選定がスムーズに進み、教育現場に最適なツールを導入することができます。

2.授業スタイルの確認

授業支援システムを選ぶ際には、自分たちの授業スタイルに合ったシステムを選ぶことが重要です。授業スタイルに応じて、必要な機能やシステムの特長が異なります。

  • 対面授業中心の場合:対面授業を補完するための資料配布や課題管理機能が重要
  • オンライン授業中心の場合:ライブ配信機能や録画機能が充実しているシステムが適している
  • ハイブリッド授業の場合:オンラインと対面の両方をサポートする機能が必要なため、リアルタイムの授業配信と録画機能、オンライン参加者とのインタラクティブなコミュニケーション機能など
  • プロジェクトベースの学習:共同編集やファイル共有機能が充実しているシステムが求められる

授業スタイルに合ったシステムを選ぶことで、授業の質を向上させ、生徒の学習効果を最大化することができます。

3.使いやすさ

授業支援システムの使いやすさは、教員と生徒がスムーズに利用できるかどうかに直結します。直感的な操作性とわかりやすいインターフェースが求められます。

  • インターフェースの直感性:複雑な操作が不要で、誰でも簡単に使えるインターフェースが理想
  • サポート体制の充実:トラブルが発生した際に迅速に対応できるサポート体制が整っていることが重要(FAQやチュートリアル動画があると便利)
  • トレーニングの提供:システム導入後に、教員や生徒向けのトレーニングが提供されているか確認する
  • カスタマイズの容易さ:学校や教育機関のニーズに合わせて、システムをカスタマイズできる柔軟性も大切

使いやすいシステムを選ぶことで、教員と生徒のストレスを減らし、教育活動を円滑に進めることができます。

4.機能の充実度

授業支援システムの選定において、必要な機能が充実しているかどうかは非常に重要です。自分たちの教育ニーズに合った機能を持つシステムを選ぶことが必要です。

  • ライブ配信機能:リアルタイムでの授業配信と双方向のコミュニケーションが可能か確認
  • 録画機能:授業の録画と後からの視聴ができるかどうかをチェック
  • 課題管理機能:課題の配布、提出、フィードバックがシームレスに行えるか確認
  • 学習進捗の追跡:生徒の学習進捗をリアルタイムで追跡し、視覚的に表示できるかどうかを見る
  • データ分析機能:学習データを分析し、授業の改善に役立てる機能があるか確認

機能が充実しているシステムを選ぶことで、教育現場の多様なニーズに対応し、効果的な学習をサポートすることができます。

5.セキュリティ

授業支援システムの選定において、セキュリティは非常に重要な要素です。生徒や教員の個人情報、学習データを安全に守るための対策が必要です。

  • データ保護:システムがデータの暗号化や安全な保存を行っているか確認
  • アクセス制御:誰がどのデータにアクセスできるかを細かく設定できる機能があるか確認
  • 定期的なバックアップ:データの定期的なバックアップが行われているかどうかを確認
  • セキュリティ更新:システムが最新のセキュリティ対策を講じているか、定期的に更新されているか確認
  • 認証システム:ユーザー認証の仕組みがしっかりしているか確認(例えば、二段階認証などの機能があると安心)

セキュリティが確保されたシステムを選ぶことで、安心して授業を進めることができます。

6.費用対効果

最後のポイントは、授業支援システムの導入にあたって、コストとその効果を十分に考慮することが重要です。予算内で最大の効果を得られるシステムを選ぶことが求められます。

  • 初期導入費用:システムの導入にかかる初期費用を確認
  • 運用コスト:年間のライセンス料やサポート費用など、運用にかかるコストを把握
  • ROI(投資対効果):導入後の教育効果を見積もり、その効果がコストに見合うものであるかを評価
  • スケーラビリティ:学校や教育機関の規模に応じて、システムを拡張できるかどうかを確認
  • サポートとメンテナンス:導入後のサポート体制やメンテナンス費用が含まれているかを確認

費用対効果をしっかりと考慮することで、限られた予算内で最適なシステムを導入し、効果的に活用することができます。

五十嵐 晶子
合同会社かんがえる/代表五十嵐 晶子
授業支援システムの機能は共通する機能も多いので、時別な機能があるものに目を惹かれがちですが、大切なことは「まずは授業でどんなICT活用がしたいのか」をこれまでの事例を参考によく検討することです。新しい機能はアップデートで他のアプリでもできるようになることがあるため、何ができる・できないという機能の違いだけで決めないことです。注目すべきは、今の環境で、なるべく現場の負担が少なく導入できるかです。日常的に多くの先生がスムーズに使えるものであるかは、起動が早く、準備が少なく始められ、実際に授業で使う時に操作の手数が少ないこともチェックするポイントになります。また、メーカーのサポートが継続的に受けられること、OSのアップデートなどに対応する体制など、学びを止めないことに、意識を置いているかも大切です。最近のアプリケーションは名簿を登録したり、学習データをその企業のサーバーやクラウドにアップロードするので、目立たない部分ですが、もしもアプリケーションを更新で変えることになった時に、学習データや、教材データを変換してもらえるかも注意しましょう。データは学習者の個人情報なので、セキュリティ面は注意しましょう。返還されるデータの形式も確認が必要です。

端末環境・予算・セキュリティで絞り込む

前章の一般的な選定観点に加えて、GIGA端末の環境と予算・調達、セキュリティは実務上の決め手になります。ここを外すと、機能が良くても導入後に運用が止まります。

端末環境(Chromebook・iPad・Windows)で絞る

自校のGIGA端末がどれかで、選べる製品は実質的に決まります。GIGAスクール第2期で配備された端末はChromeOSが約6割、iPadOSが約3割、Windowsが約1割と、Chromebookが大きく増えました(出典:MM総研 2025年調査)。ブラウザだけで動く製品は端末を問わず使いやすく、専用アプリが前提の製品はOSの対応可否を必ず確認します。導入前に配備済みの端末で動作を試しておくと安全です。

予算と調達(共同調達・スペック基準)

端末の更新・調達は都道府県の共同調達会議を通じて行う枠組みで、補助の基準額は1台あたり5.5万円・補助率3分の2、予備機15%分も対象です(出典:文部科学省)。端末は最低スペック基準(メモリ4〜8GB程度)が補助の要件のため、端末に重い処理をさせる設計より、クラウド・ブラウザ動作前提の軽い製品が向きます。費用は公開が限られ、教員アカウント無料や初年度無料の制度を持つ製品(ロイロノート等)と、1端末あたり年額数千円規模の有償製品(MetaMoJi ClassRoomは1端末5,280円/年・税込)が併存します。自治体・学校単位の予算の組み方に合うかを早めに確認します。

セキュリティと個人情報の扱い

児童生徒の学習データや成績を扱うため、自治体の情報セキュリティポリシーに適合するかが前提条件です。文部科学省のガイドラインは情報を重要性で分類し、成績など機密性の高い情報をクラウドで扱う場合は多要素認証などの強固なアクセス制御を求めています(出典:文部科学省「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」)。データの保存場所・アクセス権限・認証方式に加え、将来ツールを乗り換えるときに学習データを移行できるかも確認しておくと安心です。

授業支援システムの比較とタイプ別おすすめ

ここまでの軸(タイプ・校種・端末・予算・定着)をもとに、主要な製品を比較します。まず下の比較表で料金や機能を見比べ、気になる製品の資料を取り寄せて検討を進めてください。

「授業支援システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 授業支援システム
    • 配信機能
    • 録画機能
    • チャット機能
    • コミュニケーション機能
    • 画面共有
    • 出席管理
    • 手書き入力機能
    • 外部連携
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
講師と生徒の架け橋
ライト 20,000円(税別)~
備考
◎性能:ファイル共有、配信、レポート、アンケート、評価・振り返り
※動画配信サービス機能はオプションで利用可能
◎初期費用:月額費用の1か月分(税別)〜
◎月額:100名まで20,000円
◎1人当たりのファイル容量:5GB
※オプションで増量可能
スタンダード 40,000円(税別)~
備考
◎性能:ライトプランの機能に加えて、グループワーク、テスト機能、出席管理機能
※動画配信サービス機能はオプションで利用可能
◎初期費用:月額費用の1か月分(税別)〜
◎月額:100名まで45,000円
◎一人当たりのファイル容量:5GB
※オプションで増量可能
看護医療プラン 32,000円(税別)~
備考
◎性能:OSCEや実技試験など、専門的な評価に最適
※動画配信サービスきのうはオプションで利用可能
◎初期費用:月額費用の1か月分(税別)~
◎月額:100名まで32,000円(税別)
◎1人当たりのファイル容量:5GB
※オプションで増量可能
カスタマイズ 要相談
備考
◎性能:スタンダードの機能に加えて、オリジナル機能を追加したい方向け(追加ストレージオプション)
※動画配信サービス機能はライト・スタンダードプランともにオプションで利用可能
◎初期費用:都度お見積もりが必要
◎月額:都度お見積りが必要
◎一人当たりのファイル容量:好きな容量を設定可能
一か月
Phollyの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AI研修で効率アップ
初期費用 要相談
利用料金 24,000円(税別)/月 
12か月
SkillBridgeの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
生徒アカウント 要問合せ
備考
10アカウントごとに個別お見積
先生・管理者アカウント 無料
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要問い合わせ
備考
自治体での導入に合わせた形でお見積り
利用料金 要問い合わせ
備考
先生:容量無制限、料金永年無料、生徒:容量無制限、料金初年度無料
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
EES 要相談(年払い/一括払い)
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:ナレッジワーカー数が1000以上、かつ少なくとも一つ以上のEducationプラットフォーム製品を持っている
◎販売チャネル:LSP
◎契約期間:1,3年
◎購入単位:学校全体、組織
◎SA特典:あり(標準)
◎第三者利用:〇
◎契約書:キャンパスおよびスクール基本契約書、教育機関向けソリューション加入契約
◎Microsoft Imagine:1加入契約ごとにMicrosoft Imagine Standard (or Premium)の1サブスクリプション無償提供
◎プログラム特典:教職員全体で包括契約をすると、学生向けライセンス無償提供
OVS-ES 要相談(年払い)
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:教職員もしくは学生のFTE数が3以上、かつ少なくとも一つ以上のEducationプラットフォーム製品を持っている
◎販売チャネル:AEP
◎契約期間:1,3年
◎購入単位:学校全体、組織
◎SA特典:あり(標準)
◎第三者利用:〇
◎契約書:オープンバリューサブスクリプション契約
◎Microsoft Imagine:1加入契約ごとにMicrosoft Imagine Standard (or Premium)の1サブスクリプション無償提供
◎プログラム特典:教職員全体で包括契約をすると、学生向けライセンス無償提供
School Agreement 要相談(一括払い)
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:使用サイトが10以上(サーバーのみの場合は5ライセンス以上)
◎販売チャネル:AEP
◎契約期間:1,3、5年
◎購入単位:使用サイト
◎SA特典:あり(標準)
◎第三者利用:〇
◎契約書:キャンパスおよびスクール基本契約書、スクールアグリーメント購入申込書
◎Microsoft Imagine:1加入契約ごとにMicrosoft Imagine Standard (or Premium)の1サブスクリプション無償提供
Academic Open 0円
備考
◎ライセンス形態:永続
◎ライセンス購入条件:
要相談
◎販売チャネル:LSP
◎契約期間:追加発注 およびソフトウェアアシュアランス有効期間は2年
◎購入単位:必要な製品を必要な数を購入可能
◎SA特典:オプション購入(ソフトウェアアシュアランス付きSKUで購入)
◎第三者利用:〇
◎契約書:アカデミックオープン契約書(オンラインでの確認のみ)
◎Microsoft Imagine:なし
Academic Select Plus 0円
備考
◎ライセンス形態:永続
◎ライセンス購入条件:
要相談
◎販売チャネル:LSP
◎契約期間:なし
◎購入単位:アプリケーション/システム/サーバー製品群ごと
◎SA特典:オプション購入(ソフトウェアアシュアランス付きSKUで購入)
◎第三者利用:〇
◎契約書:セレクトプラス契約、関連会社登録フォーム(ARF)
◎Microsoft Imagine:なし
Microsoft Cloud Agreement CSPの料金体系
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:ユーザーサブスクリプションライセンス以上、または従量課金制Azureサービスの利用
◎販売チャネル:CSP
◎契約期間:1年
◎購入単位:必要な製品を必要な数で購入可能
◎SA特典:なし
◎第三者利用:×
◎契約書:CSPとのご契約(マイクロソフトクラウド契約を付帯)
◎Microsoft Imagine:なし
MOSA クラウドサービス単位での発注数に基づく
備考
◎ライセンス形態:非永続
◎ライセンス購入条件:ユーザーサブスクリプションライセンス以上、または従量課金制Azureサービスの利用
◎販売チャネル:マイクロソフトによる直接販売
◎契約期間:1年
◎購入単位:必要な製品を必要な数で購入可能
◎SA特典:なし
◎第三者利用:×
◎契約書:マイクロソフトオンラインサブスクリプション契約
◎Microsoft Imagine:なし
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
Google Workspace for Education Fundamentals 0円
備考
※所定の要件を満たす教育機関が利用可能です。
◎機能:
・ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォームなどのGoogleアプリとコラボレーション
・Google Meet、Gmail、Chatなどのコミュニケーションツール
・Gmailとドライブのデータ損失防止
・GDPRに準拠しながら使用可
Google Workspace for Education Standard 360円/生徒1人/年
備考
※生徒4人につき教職員向けのライセンスを1つ提供されます。

◎機能:
・Google Workspace for Education Fundamentalsの機能
・脅威をプロアクティブに防止、検出、修正するセキュリティセンター
・デバイスとアプリの高度な管理機能が監査を実施し、セキュリティとアプリのアクセスツールを管理します
・GmailとClassroomのログをエクスポートし、BigQueryで分析してインサイトを得ることができます
Teaching and Learning Upgrade 576円/1ライセンス/月、または5760円/1ライセンス/年
備考
※教職員の人数分、ライセンス契約が必要です。

◎機能:
・Google Workspace for Education Fundamentalsの機能
・Google Meet では、最大250人が参加できる会議や、ドメイン内の最大10000人が視聴できるライブストリーミングを実施できます。
・インタラクティブなQ&A、アンケート、ブレイクアウトセッションなど、やり取りを活発にするためのGoogle Meetのプレミアム機能
・Classroomのアドオンでお気に入りのツールやコンテンツを直接統合
・無制限に利用できる独自性レポートと、過去の生徒の提出物が保存された非公開リポジトリとの照合機能
Google Workspace for Education Plus 600円/生徒1人/年
備考
※生徒4人につき教職員向けのライセンスを1つ提供されます。

◎機能:
・Google Workspace for Education Standard とTeaching and Learning Upgradeの機能
・Google Meetでは、最大500が参加できる会議や、ドメイン内の最大10万人が視聴できるライブストリーミングを実施できます。
・ドメイン向けにCloud Searchをカスタマイズして、情報の見つけやすさやアクセス性を向上できます。
・AppSheetを使用して、コーディングすることなくカスタムアプリを構築できます。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
ランニングコスト 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額利用料 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料プラン 0円/月
備考
期間制限なくお試しできます!
プランS 1,100円/月(月払)
備考
個別指導・プライベートレッスンにおすすめ!
プランM 2,420円/月(月払)
備考
小グループレッスンに対応!
プランL 4,400円/月(月払)
備考
グループレッスン・フルタイムでのレッスン開講に!
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額利用料 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 50,000円
月額利用料 50,000円より
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

「無料」を見るときは、ずっと無料で使えるものと、有償製品の30日などの無料体験を区別します。教員アカウントが無料・全校導入の初年度が無料といった製品もあるので、まず無料の範囲で端末との相性や操作性を試してから有償プランを検討すると失敗しにくくなります。以下、タイプ別に主な製品を紹介します。

協働学習・課題共有型

日常授業での課題のやり取りや意見交流を中心に据えたい学校向けです。

  • 「ロイロノート・スクール」は株式会社LoiLoが提供する授業支援クラウドサービスです。紙や黒板に依存した従来の授業スタイルをデジタル化し、児童生徒と教員がタブレットやPCを使って直感的に学習活動を行えることを目的としています。資料配布、提出、共有、発表、意見交換といった学習活動をワンタッチで行える操作性が特長で、ICTリテラシーに不安を持つ教員でも短時間で使いこなせる設計です。全国の小中学校・高等学校に広く導入され、文部科学省が推進するGIGAスクール構想の実現にも寄与しています。13000校導入、1日280万人が使用した実績があります*。さらに、クラウドベースのため校内ネットワークや自宅学習でも利用でき、BYOD(Bring Your Own Device)環境にも対応しています。

    *公式サイトより引用

ロイロノート・スクールは、テキストや写真・動画を「カード」にして線でつなぎ、思考を可視化できる点が中核です。操作が直感的で、ICTに不慣れな教員でも短時間で使える設計が一貫した強みで、1日の利用者数は260万人を超え、国内外およそ1万3000校が導入しています(2024年7月時点)。先生アカウントは永年無料で、まず試しやすい一本です。

  • 「スクールタクト」は株式会社コードタクトが提供するクラウド型授業支援ツールです。タブレットやPCを利用して、教師と児童生徒がリアルタイムに課題の配布・提出・共有を行える点が特徴です。手書き入力や図形作成、写真・動画の添付など多様な表現方法に対応しており、思考過程を可視化しながら学習を進められます。また、教師は児童生徒の回答状況を一覧で確認し、その場でコメントや評価を返すことができるため、双方向の学びを自然に実現できます。国内外の小中高校で導入が進んでおり、GIGAスクール構想に対応した学習環境整備を支援しています。

スクールタクトは、全員の回答を一覧でリアルタイムに表示し「学び合い」を可視化する協働学習特化型です。ブラウザだけで動いてデバイスを選ばず、ワードクラウドやルーブリック評価も備えます。全国2,500校以上の小中高・大学・学習塾・教育委員会で使われています。

  • Googleが提供している『Google Classroom』は、教育者が授業のパーソナライズ、管理、評価を一元的に行うことができるツールです。Google Workspace for Educationの一部であるこのシステムは、教育の質を向上させ、個々の生徒にパーソナライズされた学習を提供することで、自主的な学びを促進する環境を提供します。現在、世界中で1億5,000万人以上が利用しており、それらのフィードバックを基に、Google Classroomは設計されています。これにより、教育者が指導に専念し、生徒が学習に集中できる新機能が次々と導入されています。

Google Classroomは、課題の配布から提出・採点までを一元化するLMS的なハブで、ドキュメントやMeetとシームレスに連携します。教育機関向けの無償エディションがあり、ChromebookやGoogle Workspace中心の学校に向きます。

  • Mogic株式会社が提供している『Pholly』は、コミュニケーション型授業支援システムです。月額20,000円から利用でき、教材や資料、課題レポートをクラウド上で一元管理。オンデマンドで講義動画や教材動画を配信し、専用アプリやWebから簡単にアクセス・閲覧が可能です。また、テストやアンケートの実施、レポート課題提出もPCやスマホ、タブレットなどのオンラインで完結するため、場所にとらわれない学習を提供しています。学習記録の蓄積や総合的な評価、チャット機能など、多種多様な機能を備えており、教員と学生の双方にとって利便性の高いツールです。

Pholly(フォリー)は、eポートフォリオを起点にしたコミュニケーション型のシステムです。動画配信・レポート課題・出席管理に加え、ルーブリック評価や振り返り、実技試験向けのチェックリストも備え、大学や資格団体・医療系の研修で使われています。月額20,000円から利用できます。

ライブ授業・Web会議型

遠隔・同時配信を軸に授業を届けたい学校向けです。映像と音声の安定性、大人数での扱いやすさで選びます。

  • Zoomの教育機関向け Zoom ソリューションは、授業支援システムとして場所にしばられずに、学生、教員、スタッフの学習、コラボレーション、管理のエンゲージメントを深めます。待機室、カスタマイズ可能なバーチャル座席表、マルチピン留め、マルチ スポットライトなど、オンライン クラスの管理に役立つ機能を豊富に用意しています。またワンクリックで画面共有、注釈、ホワイトボード、ブレイクアウト ルーム、投票、リアクション、Hi-Fi 音楽モードなど、学生の参加とエンゲージメントを高める機能が満載です。字幕、ライブ文字起こし、キーボード ショートカットなど、さまざまなアクセシビリティ機能を備え、教育環境をサポートします。

教育機関向けZoomソリューションは、オンライン授業に強いビデオ会議基盤です。待機室やバーチャル座席表、投票などの授業運営機能を備え、LMSとも連携します。遠隔・ハイブリッド授業や大人数講義が中心の大学・学校法人に向きます。

  • 株式会社 大和コンピューターのLesson-Link(レッスンリンク)は、ブラウザのみでオンライン授業ができるオンラインレッスンシステムです。一般的なWeb会議システムとは異なり、オンラインレッスンに特化した機能があります。専用アプリのインストール(ダウンロード)は不要、パソコン、タブレット、スマートフォンなどで利用可能で、専用のURLへアクセスするだけで受講できます。
    ホワイトボード、チャット、画面共有などオンラインレッスンに必要な機能が利用でき、個別指導やグループレッスンに対応しているWeb授業に特化したオンラインレッスンシステムです。

Lesson-Link(レッスンリンク)は、ブラウザだけでオンライン授業を行えるオンラインレッスンシステムです(大和コンピューター)。一般的なWeb会議では物足りない、授業に必要な機能をそろえています。

  • Microsoftが提供している『教育向けMicrosoft Teams』は、教育機関において効果的な学習環境を実現するためのツールです。教育関係者や生徒がオンライン授業やコラボレーションを円滑に行うために設計されたこのプラットフォームは、授業の準備、課題の管理、リアルタイムのコミュニケーションなど、教育のあらゆる側面をサポートします。年齢、言語、言語の流暢さ、個々の能力に関わらず、すべての生徒への教育体験に対応しており、メールアドレスを持つ全ての生徒と教員がアクセス可能です。さらに、生徒の感情の健全性をサポートするために、生徒はフィーリングモンスターを一体持ち、感情と向き合いながら表現することが学べる空間を提供します。

教育向けMicrosoft Teamsは、ビデオ会議・チャット・課題・クラスノートを統合し、課題の配布から採点・成績管理までを一貫して扱えます。Microsoft 365やWindows基盤の学校に向き、学校のメールアドレスがあれば無料で利用できます。

  • 富士ソフト株式会社が提供している『FAMcampus』は、オンライン授業のコミュニケーション課題を解決するために開発されたバーチャル空間です。「みんなを感じられる教育環境」をコンセプトに、アバターを使って対面授業と同様の双方向型授業をオンラインで再現します。主な機能として、アバター操作、ビデオ通話、外部Webシステム連携、チャット、画面共有、教材・資料共有があります。これにより、授業はもちろん、自習や個別質問、友達とのチャットも可能になります。既存のWeb会議システムとの連携が可能で、授業前後のコミュニケーションを活性化させます。FAMcampusは、オンライン教育の質を向上させ、学生のモチベーションアップと個別サポートを強化するツールです。

FAMcampus(富士ソフト)は、アバターで通う「教育メタバース」です。顔出しや声出しが苦手な子ども向けの機能も備え、オンラインや通信制、不登校支援など、孤立しがちな学習に居場所感を持たせたい場面に向きます。

オンデマンド配信・教材型

授業の収録配信や、自分のペースで進める学習を重視する場合の選択肢です。

  • 株式会社アップのeducast(エデュキャス)は、ネット授業の配信・収録に特化したサービスが充実し、既存のWeb会議システムでは実装されていない機能が盛りだくさんの授業支援システムです。
    受講者が反応ボタンを押すことで、講師は受講者の理解度を瞬時に把握できたり、大人数の講義でも講師はライブ参加の受講者の状況が一目瞭然です。また、詳細な視聴状況が把握できる受講管理機能が備わっており、アンケート結果・ライブチャット履歴が一目瞭然で、ライブ配信後のオンデマンド版も自動生成・自動公開で手間いらず。まさに、今までのオンライン授業や研修の課題を解決した画期的なシステムです。

educast(エデュキャス)は、ネット授業の配信・収録に特化し、ライブ授業をそのままオンデマンドに自動公開できます。受講・視聴管理が細かく、月額5万円から、15年を超える稼働実績があります。学習塾や中高一貫校・大学・研修に向きます。

専門特化型(語学・CALL)

特定の教科・用途に深く対応するタイプです。

  • チエル 株式会社のCaLabo®Onlineは、先生画面送信や学習者モニタなど従来のPC教室に必要な機能と、小テストやファイル管理系のLMS機能をコンパクトにまとめた授業支援システムです。「モニタリング」「ファイル配布・回収」「インカム機能」「モデル機能」といった対面での授業支援を実現しつつ、オンラインによる授業外の課題提出もサポートできるため、シームレスな授業運営を実現します。また「事前課題の配布」や「反転学習」を はじめとし、授業中はもちろん、授業前後の活動も支援する機能が多数備わっています。

CaLabo®Online(チエル)は、CALL(語学学習)由来のオンライン授業支援です。チャットや小テストの自動採点に加え、AIが英文を評価して例文を示す機能もあり、高校・大学の語学(特に英語4技能)の授業に向きます。

授業支援システムの導入後に行うこと4つ

授業支援システムは、導入しただけでは使われません。一部のクラスや教科で試し、うまくいった使い方を教員同士で共有しながら、無理のない範囲で広げるのが定着の近道です。最初から全校一斉に広げるより、現場の負担を抑えながら横に広げるほうが続きます。導入効果を最大化するため、次の4つを押さえましょう。

1.初期トレーニングの実施

授業支援システムの導入後、最初に行うべきことは教員と生徒への初期トレーニングです。システムの機能を最大限に活用するためには、全員がその使い方をしっかりと理解している必要があります。

  • トレーニングセッションの開催:教員向け、生徒向けに分けてトレーニングセッションを開催。システムの基本操作から応用機能までをカバーする内容を提供する。
  • マニュアルとチュートリアルの配布:システムの使用方法を詳しく説明したマニュアルや、オンラインチュートリアル動画を提供。これにより、いつでも操作方法を確認できる。
  • Q&Aセッションの実施:トレーニング後に質疑応答の時間を設け、参加者の疑問や不安を解消する。
  • 継続的なサポート:初期トレーニング後も、定期的なフォローアップセッションやサポート窓口を設置し、困ったときにすぐに相談できる体制を整える。

初期トレーニングをしっかりと行うことで、教員と生徒が安心してシステムを利用できるようになります。

2.システムの設定とカスタマイズ

授業支援システムを導入した後、教育現場に最適な形でシステムを設定し、カスタマイズすることが重要です。これにより、システムの機能を最大限に活用できます。

  • ユーザーアカウントの作成:教員と生徒のアカウントを作成し、必要な権限を設定。これにより、各ユーザーが必要な機能にアクセスできるようになる。
  • コース設定:各授業コースをシステム上に設定し、授業内容やスケジュールを登録。これにより、生徒が自分のコースにアクセスしやすくなる。
  • カスタマイズ可能な機能の設定:授業のニーズに合わせて、システムの各種機能をカスタマイズする。例えば、通知設定、課題提出のフォーマット、評価基準などを調整。
  • インターフェースの調整:学校や教育機関のブランドに合わせて、システムのインターフェースをカスタマイズする。ロゴやカラースキームを設定することで、統一感を持たせる。

システムの設定とカスタマイズを行うことで、教育現場に最適な環境を整えることができます。

3.データ管理とセキュリティ

授業支援システムを導入した後、データ管理とセキュリティ対策をしっかりと行うことが重要です。これにより、個人情報や学習データを安全に守ることができます。

  • データのバックアップ:定期的にデータのバックアップを行い、万が一のデータ損失に備える。クラウドストレージを利用することも有効。
  • アクセス権限の設定:各ユーザーに適切なアクセス権限を設定し、機密情報への不正アクセスを防ぐ。教員と生徒で異なる権限を設けることが重要。
  • データの暗号化:データの保存時や送信時に暗号化を施し、情報の漏洩を防止。SSL/TLSなどのセキュリティプロトコルを利用する。
  • セキュリティ更新:システムのセキュリティパッチや更新プログラムを定期的に適用し、常に最新の状態を保つ。これにより、新たな脅威からシステムを守ることができる。

データ管理とセキュリティを徹底することで、安心してシステムを利用することができます。

4.フィードバックの実施

授業支援システムを導入した後は、定期的にフィードバックを実施し、システムの効果や改善点を把握することが重要です。これにより、継続的な改善が可能になります。

  • アンケート調査:教員と生徒に対して、システムの使い勝手や機能についてアンケート調査を行う。具体的な改善点や要望を集めることができる。
  • 定期的なレビュー会議:教育機関内で定期的にレビュー会議を開催し、システムの運用状況や改善点を話し合う。これにより、具体的なアクションプランを策定できる。
  • パフォーマンス評価:システムのパフォーマンスを定量的に評価し、目標達成度を確認する。生徒の学習成果や授業の効率化の度合いを評価する。
  • 継続的な改善提案:収集したフィードバックを基に、システムの機能改善や新しい機能追加の提案を行う。システム提供者と連携し、実現可能な改善策を実施する。

フィードバックを継続的に実施することで、授業支援システムの効果を最大限に引き出し、教育現場のニーズに合わせたシステム運用が可能になります。

さらに、導入して終わりではなく、必ずその後の評価→改善→再評価のサイクルを回すようにしましょう。授業支援システム導入後の活用が継続しやすくなり、教育の質と効率がさらに向上します。

授業支援システムについてよくある質問

授業支援システムとLMS・校務支援システムの違いは?

授業支援システムは授業中の双方向のやり取り(課題配布・回答共有・画面送信など)を支える道具、LMSは教材や受講履歴・成績を蓄積して学習を管理する仕組み、校務支援システムは出欠・成績処理・通知表など教職員の事務を扱う仕組みです。機能が一部重なる製品もありますが、主目的で見分けます。

無料の授業支援システムは本当に無料ですか?

「ずっと無料で使えるもの」と「有償製品の30日などの無料体験」が混在します。教員アカウント無料や初年度無料の制度を持つ製品もあるので、まず無料の範囲で試し、人数規模や必要な機能に応じて有償プランを検討すると安全です。

ChromebookやiPadでも使えますか?

ブラウザだけで動く製品は端末を選びにくく、専用アプリが前提の製品はOS(Chrome OS・iPadOS・Windows)の対応可否を確認する必要があります。自校のGIGA端末で実際の動作を試してから決めるのが確実です。

導入しても使われるか不安です。定着させるには?

一部のクラスや教科から始め、無料プランやトライアルで現場の手応えを確かめてから広げると定着しやすくなります。操作に不安のある教員向けの短い研修や、データの取り扱いルールづくりもあわせて行うと、運用が安定します。

まとめ

授業支援システムの導入は、教育現場に多くのメリットをもたらします。この記事で取り上げた主要なポイントを押さえることで、システムの導入と運用を効果的に進めることができます。

ポイントをまとめると以下の通りです。

  • 授業支援システムを通じてできること:オンライン授業配信、学習管理、成績評価、コミュニケーションの活性化など
  • 主要な機能:ライブ配信、録画、チャット、学習管理、ファイル共有・共同作業など
  • 導入後は以下のステップを実施することで効果を最大化できる:
    • 初期トレーニング
    • システム設定
    • データ管理とセキュリティ
    • フィードバックの実施
  • システムの選定基準:目的の確認、授業スタイルの確認、使いやすさ、機能の充実度、セキュリティ、費用対効果を総合的に確認することが重要

授業支援システムを適切に導入・運用することで、教育の質を大幅に向上させることができます。この記事を参考に、最適なシステムを選び、効果的に活用してください。

授業支援システム比較10選一覧

講師と生徒の架け橋 Pholly

製品詳細はこちら

授業支援システム

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • Phollyによる完結型のオンライン授業
  • CSVでテストの一括作成、結果の一括ダウンロード
  • 充実した先生と学生の双方向コミュニケーションを実現
  • チェックリスト機能が追加

AI研修で効率アップ SkillBridge

製品詳細はこちら

LMSオンライン研修授業支援システム

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 現場で役立つ実践スキルを強化
  • 一人ひとりに合わせた学習環境
  • 受講者コミュニティ
  • スマホでも受講可能
トライアル 無し
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • リアルタイムでの学習共有とフィードバック
  • 多様な表現を支える手書き・添付機能
  • クラウド基盤による導入・運用のしやすさ
トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • 直感的な操作とスピーディな授業展開
  • 協働学習を促進する共有・発表機能
  • クラウド基盤による柔軟な利用環境
トライアル 無し
サポート 電話 

製品のおすすめポイント

  • シームレスな共同作業
  • インクルーシブな学習環境
  • 高度なセキュリティとプライバシー保護

授業支援システム

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • パーソナライズされた学習体験の提供
  • インタラクティブな課題作成機能
  • 統合された教育環境の提供

授業支援システム

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • アバターで再現するリアルな教育空間
  • 既存システムとのシームレスな連携
  • モチベーションを高めるバーチャル空間
トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 授業を管理
  • エンゲージメントの向上
  • アクセシビリティを確保
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • Web授業に特化したオンラインレッスンサービス
  • ブラウザのみでオンラインレッスンを開催できる
  • タブレット、スマートフォンでも利用可能なマルチデバイス対応

授業支援システム

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • BYODに最適なシステム
  • 授業支援とLMSの一体化
  • 他製品とのシームレス連携
トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 臨場感あふれる双方向型のライブ配信
  • 手軽にコンテンツを配信・受講
  • 配信後すぐオンデマンドを公開
  • コストを抑えて導入可能

よくある質問

授業支援システムにログインできません。どうすれば?

大学から発行されたIDとパスワードを正しく入力してください。学外から利用する場合、多要素認証が求められることがあります。エラー時は、公式ログインURLからアクセスしたか、クッキーやブラウザ設定を確認してください。必要であれば情報基盤センターへの問い合わせをおすすめします。

授業支援システムに推奨されるブラウザは?スマホでも使えますか?

Google Chrome、Edge、Firefox、Safariの最新版が推奨されます。タブレットやスマホでは閲覧機能が中心で、一部の操作(課題提出など)は想定外の挙動をする場合があるため注意が必要です。

授業支援システムで学生と個別にやりとりできますか?メール機能は?

授業支援システム上での個別メッセージ送信機能は基本的にありません。個別の連絡が必要な場合はメールやシステム外の手段を利用してください。

授業支援システムの掲示板で質問を受け付けたいのですが?

掲示板機能を使って「質問はこちら」といったトピックを立てることは可能です。ただし、個別のやりとりは難しいため、全体への回答形式になります。

授業支援システムに出席機能はありますか?

システムによって異なりますが、一般的な授業支援システムでは出席取得機能が備わっていないことが多いです。別途、出席管理機能のあるシステムやツール(例:CaLaboやICカードシステム)と連携する方法があります。

授業支援システムでは、大容量ファイル(20MB以上)の共有にはどうすれば?

講義資料や動画など大容量のファイルは、OneDriveやYouTubeなどの外部サービスを活用し、システムからリンクで共有する方法が推奨されています。

授業支援システムで授業名や科目名、担当教員の管理が自分でできますか?

一部システムでは、担当教員が授業名の編集や副担当教員・TA、生徒の追加・削除・権限設定を自分で行える機能も備わっています。システムによって対応の範囲は異なるため、操作マニュアルを参照してください。

授業支援システムの掲示したお知らせが学生に文字化けして届く場合の対処は?

システムからのメールはUTF-8で送信されています。文字化けが起こる場合は、旧式のメールクライアントか、UTF-8に非対応の環境が原因の可能性が高いため、UTF-8対応のクライアントを使用するよう案内してください。

記事で紹介されたサービス

料金・機能を詳しく知る

授業支援システムの比較表を表示する

おすすめ比較一覧から、
最適な製品をみつける

カテゴリーから、IT製品の比較検索ができます。
2178件の製品から、ソフトウェア・ビジネスツール・クラウドサービス・SaaSなどをご紹介します。

すべてみる