ITIL対応のインシデント管理ツール5選|導入成功のためのコツ
最終更新日:2025/05/24
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『デジタル化の窓口』は、この国のデジタル課題「2025年の崖」に備えるため2022年にサービスをスタートしました。1,500以上のIT製品、4,000以上の導入事例を掲載し、特長・選び方を分かりやすく整理して解説することで、自社に最適な製品・サービスを見つけるお手伝いをする紹介サービスです。
目次
ITサービスの運用現場では、予期せぬ障害やトラブルが起こることが多く、その対応が遅れると業務全体に大きな影響を与えてしまいます。
こうした課題を解決し、安定したIT環境を維持するために注目されているのが、「ITIL(アイティル)に準拠したインシデント管理」です。ITILは世界的に認められたITサービス管理のフレームワークであり、効率的かつ標準化された対応を可能にします。
📌この記事で解説するポイント
- インシデント管理とITILの基本
- インシデント管理ツールの比較
- 導入事例と成功ポイント
1. インシデント管理とは|ITILにおける位置づけ
業務に支障をきたすITトラブル
──その迅速な復旧を支えるのが「インシデント管理」です。本章では、ITILに基づく基本的な考え方と役割をわかりやすく解説します。
インシデント管理とは?
「システムが突然使えなくなった」「社内ツールが不具合を起こして業務が止まった」
──そんな状況に直面したことはありませんか?このような“予期しないトラブル”を、迅速に対応・復旧するための仕組みがインシデント管理です。インシデント管理の目的は、こうした問題をできるだけ早く解決し、業務への影響を最小限に抑えることにあります。
ITILとは?
ITIL(アイティル)は、ITサービス運用のベストプラクティスを体系化したガイドラインです。もともとはイギリス政府が開発したもので、今では世界中の企業がIT運用の標準として活用しています。
インシデント管理は、このITILにおいて中核をなすプロセスの一つ。ITILを参考にすることで、業務が属人化せず、効率的にインシデント対応を進めることができます。
👇詳しくはこちらをチェック
ITIL の紹介と最新の ITSM におけるその立ち位置|ATLASSIAN
ITILにおけるインシデント管理の位置づけ
ITILのプロセスの中で、インシデント管理は「サービスオペレーション(運用)」フェーズに属します。
プロセス | 役割 | 目的 |
インシデント管理 | トラブルや問い合わせに即対応 | サービスをできるだけ早く復旧させる |
問題管理 | 根本原因の分析と恒久対応 | トラブルの再発を防止する |
変更管理 | システム変更の計画と実施 | リスクを最小限に抑えて変更を管理する |
インシデント管理と混同しやすい用語との違い
特に混同しやすいのが、「問題管理」と「変更管理」です。
インシデント管理は“今起きている問題の早期復旧”が目的ですが、問題管理は“再発防止”、変更管理は“安全なシステム変更”を目指します。この違いを理解しておくことで、IT運用の質を一段階引き上げることができるでしょう。
💡ITIL導入の第一歩として、インシデント管理ツール
最近ではITILに準拠したインシデント管理ツールが多数提供されています。これらのツールを使うことで、専門知識がなくても、誰でもITILに準拠した標準的なインシデント管理が行えるようになります。
2. インシデント管理の課題と解決策
インシデント管理には、初動の遅れや情報の属人化、再発防止の難しさといった課題が潜んでいます。本章では、これらの課題と、ITILを活用した解決策についてわかりやすく解説します。
現場でよくあるインシデント管理の課題とは?
多くの企業がITインフラやクラウドサービスを活用している今、インシデントへの対応力が企業の信頼や競争力に直結します。しかし、現場では次のような課題が頻発しています。
1. 対応の遅延
「誰が対応するのか分からない」「エスカレーションの手順が決まっていない」といった理由で、初動が遅れがちです。その結果、復旧に時間がかかり、顧客対応や業務全体に影響を及ぼします。
2. 情報の属人化
「担当者の頭の中にしか情報がない」「対応履歴が残っていない」といったケースでは、他のメンバーが引き継げず、同じ問題が何度も発生します。
3. 再発防止の難しさ
インシデントの表面的な対応だけで終わってしまい、根本原因の分析や継続的な改善が行われないケースも多く見られます。
ITILベースのプロセス導入でインシデントを解決
こうした課題に対して、ITILでは体系的なインシデント管理プロセスを推奨しています。ITILベースの解決策を紹介し、その効果を比較します。
課題 | 解決策(ITILベース) | 効果 |
対応の遅延 | 明確なフローとエスカレーションルールの定義 | 初動対応が迅速になり、復旧時間を短縮 |
情報の属人化 | 対応履歴やナレッジの記録・共有 | 他の担当者でも対応可能にし、対応の属人化を解消 |
再発防止の難しさ | 問題管理との連携、根本原因の記録・分析 | 同様のインシデントを未然に防げる |
📌実際の現場での効果とは?
ある中堅企業は、ITサービス管理ツール「ManageEngine ServiceDesk Plus」を導入し、ITIL準拠のインシデント管理を構築しました。インシデント対応にかかる時間が平均2時間以上から平均30分以内に短縮され、業務効率と顧客満足度が大きく向上しました。
ITIL準拠のインシデント管理の主な機能
ITILをすべて手動で回すのは現実的ではありません。そこで役立つのが、ITILに準拠したインシデント管理ツールです。これらのツールでは、次のような機能が備わっています。
- 自動チケット作成・通知
- エスカレーションルールの設定
- ナレッジベースの構築と検索
- インシデントの分類・優先順位付け
これにより、属人化を防ぎつつ、「誰が、いつ、何をすべきか」が明確に可視化されます。
3. 【厳選!】ITIL対応のインシデント管理ツール5選
ITILベースのインシデント管理を実現するためには、適切なツールの導入が欠かせません。ここでは、国内外で評価の高いツールを厳選してご紹介します。それぞれの特徴や向いている企業タイプが異なるため、自社に合ったツール選びの参考にしてください。
ITIL準拠のインシデント管理ツール5選|利用シーンや価格の比較
ツール名 | 特徴 | 利用シーン | 価格帯(目安) |
ManageEngine ServiceDesk Plus | ITIL準拠、豊富なカスタマイズ性、オンプレ・クラウド両対応 | 中小企業~大企業、複数部門での利用にも適応 | 月額3,000円~(ユーザー単位) |
Freshservice | クラウド型、直感的UI、迅速な導入が可能 | 初めてITサービスマネジメント(ITSM)を導入する企業、少人数チーム | 月額2,500円~(エッセンシャルプラン) |
Zendesk | 顧客対応に強み、チャットやCRMとの連携が豊富 | カスタマーサポート部門を中心に活用したい企業 | 月額7,500円~(Support Professional) |
Jira Service Management | 開発チームとの連携が強力、柔軟なワークフロー設計 | DevOpsやエンジニア部門との協業が必要な企業 | 月額2,600円~(ユーザー単位) |
ServiceNow | 大規模ITSM、拡張性と統合性に優れる | エンタープライズ、グローバル企業向け | 要問い合わせ(大規模向け価格体系) |
※ITSMとは:ITILをベースに実行されるプロセス。ITILは効果的なITサービス管理のためのガイドラインと言えるものであるのに対して、ITSMはITサービスをユーザーのビジネスの目標に合わせて適切に調整し、価値を提供することに重点を置いたものです。
1.ManageEngine ServiceDesk Plus
ITサービスマネジメント(ITSM)の高度な実践を支援する、エンタープライズ向けのヘルプデスクツールです。多機能でありながら操作性に優れ、ノーコードでのカスタマイズにも対応しているため、導入・運用のハードルが非常に低い点が特徴です。
📌導入事例:ある製造業では、『ServiceDesk Plus』の導入により対応漏れが約80%削減。IT部門の負荷軽減にもつながっています。
ソフト種別
クラウド型ソフト
基本的な機能
対応履歴の管理・閲覧
顧客管理
社内向け
社外向け
インシデント管理
ステータス管理
チャット・メッセージ
推奨環境
PCブラウザ
サポート
電話
メール
トライアル
有り
最低利用期間
1年
2.Freshservice
Freshserviceは、情シスを疲弊させないITIL準拠ヘルプデスクツールです。従業員からの複数チャネル(メール、フォーム、Teams、Slackなど)からの社内問合せ・インシデントもすべて自動で一元管理できます。問い合わせデータを活用したFAQ、チャットボット、カスタマーポータルは従業員の自己解決を高め、工数削減と従業員満足度の両立を実現します。
📌ポイント:ITサポートをこれから整備するスタートアップや中小企業におススメ!
ソフト種別
クラウド型ソフト
基本的な機能
契約プランの確認
利用状況管理
支払方法の確認
アカウント一元管理
SaaS連携
社内向け
インシデント管理
ステータス管理
データ分析・レポート作成
チャット・メッセージ
推奨環境
PCブラウザ iOSアプリ Androidアプリ
サポート
電話
メール
トライアル
有り
最低利用期間
最低利用期間の制限なし
3.Zendesk
Zendeskは、収益拡大に貢献するカスタマーサポートツールです。電話、メール、商談のスケジューリング、取引履歴の確認といった操作をすべて1か所で行うことができます。作業手順を完全に把握しながら、販売プロセスの計画、追跡、管理、分析を実行できます。
📌ポイント:社内ITサポートというよりも、「お客様対応」に重きを置く企業に適しています。
4.Jira Service Management
Jira Service Managementは、AIを搭載したヘルプデスクツールです。直感的な操作ができるインターフェースが特徴で、テンプレートも多数用意されているため、計画やバグも簡単に管理できます。Slack・Zoomなど多くの既存サービスと連携が可能です。プロセス全体を透明性の高いワークフローに転換することができます。
📌導入事例:ソフトウェア企業が導入し、開発チームとの連携で障害対応時間が40%短縮された例もあります。
ソフト種別
クラウド型ソフト
基本的な機能
外部サービスとの連携
顧客情報管理
社内FAQ
ステータス管理
AI業務支援
ラベリング・フォルダ管理
テンプレート機能
社内向け
インシデント管理
ステータス管理
推奨環境
PCブラウザ
サポート
メール
チャット
トライアル
有り
最低利用期間
不明
5.ServiceNow
ServiceNowは、単なるヘルプデスクにとどまらず、AIを組み込んだ自動化機能やリアルタイムデータ分析を活用することで、あらゆる業務プロセスを統合的に管理できます。ITILのベストプラクティスとAI支援を組み合わせることで、業務の全体最適を目指す高度なフロー設計が可能です。
📌ポイント:大規模な企業や、グローバル企業にお勧めです。
ソフト種別
クラウド型ソフト
基本的な機能
対応履歴の管理・閲覧
顧客管理
社内向け
社外向け
インシデント管理
ステータス管理
AI自動応答機能
API連携
推奨環境
PCブラウザ
サポート
メール
トライアル
無し
最低利用期間
最低利用期間の制限なし
※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています 価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!「ヘルプデスクツール」の製品比較表
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
◎機能
・チケット作成・管理
・インシデント管理
・アラート機能
・レポート作成
・ダッシュボードのカスタム
・多要素認証
・広告なし
・タスクリスト
・複数チケットに同時対応
◎機能
・メール統合
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
◎機能
・メール統合
・メールと電話による継続的なサポート
・マネージドアップグレード&メンテナンス
・堅固なインフラ
・毎日のバックアップ
・ニーズに合わせたカスタマイズ
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
◎機能
・最大 5 エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・10 MB の添付ファイル + 10 GB のストレージ容量
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・最大35エージェント
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット
・標準機能: テキストブロック、多言語、チケット履歴、マクロ、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、営業時間、ブランディング
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・ナレッジベース(単一言語)
・35 MB の添付ファイル + 25 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・無制限のエージェント
・電話サポート(8時間365日、CET)
・メールサポート(8x5、CET)
・チャネル: 電子メール、Web フォーム、SMS、Telegram、チャット、Twitter/X、Facebook、WhatsApp
・標準機能: テキストブロック、マクロ、多言語、チケット履歴、トリガーと自動化、メンション/ウォッチ、ブランディング、営業時間
・コアワークフロー
・サービスレベル契約 (SLA)
・個別のロール、個別のチケットオブジェクト
・条件のエキスパートモード(AND/OR)
・GitHub/GitLabとの統合
・ナレッジベース(多言語)
・ザマド標準レポート
・より詳細なレポート(Grafana 経由の Elasticsearch アクセス経由)
・50 MB の添付ファイル + 50 GB のストレージ容量
・ISO27001認証データセンター
・ドイツのデータセンター、SSL暗号化、デバイス管理、2要素認証
◎機能
・サービス: 月曜〜金曜 (9.00 - 17.00 CET)
・メールサポート
・応答時間は最大6時間
・15 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 18.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大4時間
・45 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス5%割引
◎機能
・初期評価
・サービス: 月曜〜金曜 (8.00 - 20.00 CET)
・メールと電話によるサポート
・応答時間は最大2時間
・95 件のサービスリクエスト
・バグエスカレーション
・パッチレベル、マイナーリリース、セキュリティパッチアップデート
・セキュリティに関するアドバイス
・追加サービス10%割引
※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
※最短6ヶ月からのご契約
◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※メール蓄積数は応相談
※最短1年からのご契約
※VPN等で自社のデータベースとも接続可能
◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。
※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
<こんな方におすすめ>
・チャットボットでFAQを自動化したい方
・チャットボットを体験してみたい方
◎機能
・設問数:100件
・チャットボット数:1体
<こんな方におすすめ>
・複数のチャットボットを運用したい方
・チャットボットを本格的に運用したい方
◎機能
・設問数:500件
・チャットボット数:5体
<こんな方におすすめ>
・大規模な社内システムでのご利用の方
・トークの内容をファイルに出力したい方
◎機能
・設問数:2000件
・チャットボット数:10体
ユーザー数:3名まで
PV:3万PVまで
ユーザー数:10名まで
PV:10万PVまで
ユーザー数:50名まで
PV:100万PVまで
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
お客様の要件に合わせて概算見積りを提示いたします。 お問い合せください。
※PV数による価格設定ではございません。
詳しくは、営業担当者にお問い合わせください。
QuickSolutionはサーバライセンスです。利用ユーザ数には依存せず、ライセンスの種類とモデル(検索対象データの規模)に応じて価格が決まります。
※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)
◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)
◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)
◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
●異なるSLAポリシーによるリマインダーやエスカレーション
●多言語ナレッジベース
●カスタムアプリ
●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
●サンドボックス
●監査ログ
●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
●エージェントシフト
●ソーシャルシグナル
●柔軟なナレッジベース階層
・基本的なチャットとWEB会議のみ必要な企業
・基本的な社内・顧客とのチャット対応をご利用されたい場合におすすめ!
・接客チャット(基本的なチャット対応と過去30日以内のメッセージの検索/閲覧のみ可能)
・社内チャット最大30名同時接続
1時間まで利用可能なボイス・ビデオMeet
◎価格:
年額払いでは2,700円~/月額とお得です。
◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数)1,000名提供
(最大3,000名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供(最大10シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)2シート提供(最大5シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
向けプランです
◎価格:
年額払いでは7,200円~/月額とお得です。
◎機能
・MU(連絡先管理の顧客数)3,000名提供
(最大100万名提供)
・基本シート(スタッフ)5シート提供
(最大1,000シートまで)
・オペレーターシート(顧客対応担当者)1 シート提供
(最大1,000シートまで)
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
◎価格:専任の担当者がコンサルティングを通して価格をご提案します。
エンタープライズ企業のためのサポートをご確認ください。
◎機能:
・MU(連絡先管理の顧客数) お問い合わせ
・基本シート(スタッフ)お問い合わせ
・オペレーターシート(顧客対応担当者) お問い合わせ
・社内チャット
・接客チャット
・電話
・顧客情報の照会
・問い合わせタグ/統計/ゴール設定
・担当者自動振り分け
・返信通知機能
・ドキュメント
・モバイルSDK
・Open API/Webhook
4. インシデント管理ツールの選定ポイント
数あるインシデント管理ツールの中から自社に最適なものを選ぶには、機能や価格だけでなく、自社の業務体制や目的との相性を見極めることが重要です。ここでは、選定時に押さえておきたい主要なポイントをご紹介します。
ツール選定時に重要な5つの視点
以下の観点をもとに、各ツールを比較検討しましょう。
選定基準 | チェックポイント | 解説 |
機能性 | インシデント管理以外の機能も必要か? | 問題管理、変更管理、ナレッジ管理など、将来的な拡張性を見越して選ぶと安心です。 |
使いやすさ | 現場の担当者が直感的に使えるか? | UIのシンプルさや日本語対応、トレーニングの有無を確認しましょう。 |
コスト | 導入・運用コストは予算内か? | 月額費用だけでなく、初期導入費やトレーニングコストも考慮が必要です。 |
サポート体制 | ベンダーのサポート体制は十分か? | トラブル時の対応、FAQ・ドキュメントの充実度、対応言語なども重要です。 |
導入形態 | クラウド or オンプレミスか? | セキュリティ要件や社内方針に応じて選択する必要があります。 |
1. 機能性
まず確認したいのは、「自社に本当に必要な機能がそろっているか」という点です。インシデント管理に加え、問題管理や変更管理、ナレッジ管理なども将来的に必要になる可能性があります。ITILに準拠した運用を目指すなら、こうした周辺機能もカバーできるツールを選ぶと、将来の拡張時にも対応しやすくなります。
2. 使いやすさ
どれだけ高機能でも、現場で使いこなせなければ意味がありません。直感的なUI(ユーザーインターフェース)かどうか、日本語対応がしっかりしているか、初心者向けのトレーニングやヘルプ機能があるかなどを事前に確認しましょう。試用版やデモ環境を利用して、実際に使ってみるのがおすすめです。
3. コスト
「月額費用が安いから」と選んでしまうと、あとから初期導入費やカスタマイズ費用、研修コストなどが追加でかかるケースもあります。導入時点で、初期費用+年間維持費+サポートコストを含めた総コストを把握しておきましょう。コストと機能のバランスを見ることが大切です。
4. サポート体制
システムトラブルが発生した際、すぐに対応してもらえる体制があるかどうかは非常に重要です。日本語での問い合わせ対応があるか、チャットや電話サポートは利用できるか、FAQやヘルプドキュメントの充実度などもあらかじめチェックしておきましょう。
5. 導入形態
ツールにはクラウド型とオンプレミス型があります。クラウド型は初期費用が抑えられ、短期間で導入できるのが特長です。しかし、情報をクラウド上に保管するため、不安を感じる企業もあります。
セキュリティ要件や自社ポリシーを重視する場合は、社内サーバーで管理するオンプレミス型を選ぶほうがよい場合もあります。IT部門や情報セキュリティ担当と連携して選びましょう。
💡まずは無料トライアルから
多くのツールは無料トライアルやデモ環境を提供しています。いきなり契約するのではなく、まずは実際の操作感や業務との相性を確かめることが大切です。また、導入前に現場の担当者の声を聞くことで、「選んだけど使われないツール」になるリスクを防げます。
5. ITILインシデント管理ツール導入の流れ
ITILに準拠したインシデント管理ツールを導入する際は、機能性だけでなく、自社にフィットするかどうかが重要です。ここでは、導入前の準備から運用定着までのステップを具体的に解説します。
①導入前の準備|自社に適したツールを選ぶためのチェックリスト
ツール選定を成功させるには、まず自社の現状と要件を明確にすることが大切です。以下のチェックリストをもとに、必要な情報を整理しておきましょう。
チェック項目 | チェック欄 |
---|---|
自社のITサポート体制(担当人数や対応時間)を把握している | ☐ |
現在のインシデント対応フロー(対応から解決まで)を洗い出している | ☐ |
ナレッジ管理や変更管理など、将来的に導入したい機能を明確にしている | ☐ |
導入形態(クラウド/オンプレミス)が自社のセキュリティ方針に合っている | ☐ |
無料トライアル・デモで操作性を事前に試せるツールか確認している | ☐ |
導入後の社内マニュアル整備やトレーニングのスケジュールを設計している | ☐ |
こうした事前準備が、導入後のトラブルやギャップを防ぎます。
②複数ツールを選定し、トライアルを実施
候補をいきなり1つに絞らず、複数のツールを比較・試用しましょう。トライアルでは、次のような視点で確認するのがおすすめです。
- 実際のUIの使いやすさ(特に非エンジニアの視点で)
- 標準機能とカスタマイズ性のバランス
- インシデント登録→対応→完了までの流れ
- サポートの対応スピードや質
トライアル時に得たフィードバックを、関係部門(IT部門・現場ユーザー)と共有することで、納得感のある選定が可能になります。
③ツールを契約する
トライアルで得た評価をもとに、最も自社にフィットするツールを決定・契約します。この際、以下も併せて確認しておくと安心です。
- 契約期間と途中解約の条件
- 追加費用(ユーザー数増加、オプション機能など)
- データ保管先やセキュリティ体制
ベンダーとのやり取りで不明点が残らないよう、納得のいく形で進めましょう。
④ 導入後|スムーズな定着と活用を目指して
導入して終わりではなく、社内でツールを定着させ、活用を促すプロセスが重要です。成功する企業では以下の取り組みが見られます。
- 操作マニュアルや利用ルールを整備する
- 初期研修やOJTでの定着を支援する
- 利用データをもとに運用改善のPDCAを回す
- ナレッジ共有を促し、属人化を防ぐ仕組みを作る
ITILに準拠したツールでも、使われなければ意味がありません。定着までのサポート体制を整えることが、成果につながる第一歩です。
👇ナレッジの蓄積・共有・検索にも対応する「ヘルプデスクツール」はこの記事をチェック!
6. 導入事例と成功のポイント
インシデント管理ツールは導入すれば終わりではありません。現場に定着し、業務の効率化に貢献して初めて「導入成功」と言えます。ここでは、実際の企業の導入事例をもとに、成功のポイントを見ていきましょう。
導入事例①|業務属人化の解消に成功(製品名:ManageEngine ServiceDesk Plus)
株式会社シンカでは、情報システム部門のインシデント対応が属人化し、対応の遅延や引き継ぎミスが頻発していました。そこでITIL準拠の「ManageEngine ServiceDesk Plus」を導入しました。
導入後はチケット管理やエスカレーションルールの整備により、IT部門だけでなく、他部門との連携もスムーズになりました。ナレッジベースも活用し、対応ノウハウを共有する文化が根付きました。誰が見ても同じように対応できる環境が整いました。
導入事例②|迅速な立ち上げでスモールスタート(製品名:Freshservice)
従業員100名ほどのITベンチャーでは、急成長によって社内の問い合わせが急増。メールや口頭での対応が限界に達していました。そこで選ばれたのが直感的なUIとスピーディーな導入が魅力の「Freshservice」でした。
クラウドベースで初期設定も簡単だったため、申し込みからわずか1週間で社内運用をスタートできました。Slackとの連携も活用し、若手社員を中心に早期定着に成功しました。
💡成功のためのポイント
導入を成功させるためには、単に「高機能なツールを選ぶ」だけでは不十分です。以下のポイントを意識することで、現場に根づいた運用が可能になります。
成功のポイント | 解説 |
関係者の巻き込み | 情報システム部門だけでなく、実際に利用する部門(営業・カスタマーサポートなど)も巻き込むことで、導入効果を最大化できます。 |
段階的な導入 | いきなり全機能を使おうとせず、まずはインシデント管理から始め、徐々に範囲を広げるのが効果的です。 |
教育とサポート体制の整備 | ユーザー向けのマニュアル整備やトレーニングを行い、導入初期の混乱を防ぎます。ベンダーのサポート活用も重要です。 |
継続的な改善 | 導入後も定期的に運用状況をレビューし、現場の声を反映しながら改善を重ねていく姿勢が求められます。 |
7. まとめ
今回は「インシデント管理」と「ITIL」の基本から、よくある課題と解決策、さらにはおすすめツールの比較や選定ポイント、導入事例まで幅広く解説しました。
インシデント管理の重要性とITILの活用
インシデント管理は、ITサービスの安定稼働を支える重要なプロセスです。ITILのフレームワークを活用することで、インシデント対応の迅速化・標準化・再発防止が期待できます。
適切なツール選定と導入のポイント
ツール選びでは、機能性・使いやすさ・コスト・サポート体制など複数の観点をバランスよく検討することが重要です。また、無料トライアルを活用して現場の声を取り入れながら、段階的に導入を進めることが成功の鍵となります。
導入成功のためのアクションプラン
- 現状のインシデント管理体制を見直す
まずは自社の課題を整理し、何を改善すべきか明確にしましょう。
- ツールの無料トライアルを活用し比較検討する
ManageEngineやFreshservice、Zendeskなどのツールを実際に試し、操作性や機能の適合性を確認しましょう。
- 社内の関係者を巻き込んで導入計画を立てる
情報システム部門だけでなく、利用部門の意見も取り入れ、スムーズな運用開始を目指します。 - 導入後も定期的に運用状況をレビューし改善を続ける
継続的な改善により、インシデント対応の質をさらに高めていきましょう。
よくある質問
インシデント管理とは何ですか?
ITサービスの障害やトラブルを迅速に検知し、影響を最小限に抑えて正常な状態に戻すための管理プロセスです。
ITILとはどのようなフレームワークですか?
ITILはITサービス管理のベストプラクティスをまとめたフレームワークで、効率的な運用や品質向上に役立ちます。
インシデント管理におけるITILのメリットは?
ITIL準拠のプロセスで標準化・効率化され、対応の遅延や情報の属人化といった課題を改善しやすくなります。
インシデント管理ツールはどのように選べば良いですか?
機能性、使いやすさ、コスト、サポート体制を総合的に比較し、自社の課題や規模に適した製品を選ぶことが重要です。
インシデント管理導入時に注意すべきポイントは?
関係者の巻き込み、段階的な導入、継続的な改善が成功のカギです。また、現場の運用に合ったカスタマイズも欠かせません。
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