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電話代行の選び方・料金相場ガイド【小規模事業者・士業・一人社長向け】|コールセンターとの違い・任せる範囲・料金相場

目次

電話代行は、受付や電話番、一次対応といった受電業務を外部に任せる仕組みですが、料金体系も対応できる範囲も会社によってかなり異なります。本記事は、こうしたサービスを発注する側の視点から選び方をまとめた共通ガイドで、比較を始める前に相場の感覚と自分なりの物差しを持っておくための土台としてご活用いただけます。

あわせて、地域別におすすめの電話代行を紹介する記事への入口も兼ねていますので、探したい地域から具体的なサービスを見ていく出発点としてもお使いいただけます。

1. 電話代行とは?できることと仕組み

電話代行は、かかってきた電話を自社名で受け、用件を担当者へ届ける一次対応の外部委託です。電話に出られない時間帯の取りこぼしを減らしながら、誰が・何のために電話をしてきたのかを把握できます。依頼する前に、任せられる基本業務と自社に戻す情報の流れを押さえておくと、必要なカバー範囲を判断しやすくなります。

電話代行の基本像

BOXILによると、電話代行は自社の電話対応をオペレーターが一時的に代わり、企業の社員の一員として応対するサービスです。相手から見れば会社へ電話をかけたまま、社内では電話番を常置せずに受付の窓口を設けられます。

このサービスは「秘書代行」や「電話秘書」と呼ばれることもあります。基本業務は同じものを指す呼称として捉えて差し支えありません。呼び名や周辺サービスとの違いは、次章で整理します。

受電から報告までの流れ

利用時は、かかってきた電話をオペレーターが受け、相手の氏名・連絡先・担当者・用件を確認します。その後、担当者へ取り次ぐか、折り返しの案内をして内容を報告する流れが基本です。BOXIL

段階 電話代行が担うこと 社内で受け取るもの
受電 会社名で電話に応対し、用件を聞き取る 誰からの電話かを把握できる状態
整理 氏名、連絡先、担当者、用件を記録する 折り返しや判断に必要な情報
連携 取次、折り返し案内、用件報告を行う 対応すべき電話の通知

報告先はメールだけとは限りません。チャットツールやLINEなど、希望するチャネルでの連携ができるサービスもあります。普段チームが見ている場所に報告が届くかを確認しておくと、受電後のフォローが滞りにくくなります。BOXIL

任せられる一次対応

このサービスの中心は、一次受電、用件預かり、担当者への取次、折り返し案内です。加えて、事前に決めた範囲であれば、次のような業務も依頼できます。

  • FAQに沿った簡単な質問への案内
  • 予約の受付と予約システムへの入力
  • 担当者や部署ごとの取次・伝言の振り分け

たとえば予約入力まで任せる場合は、どの項目を聞き取り、どの時点で確定とするかを自社で決めておく必要があります。FAQ対応でも、回答文だけでなく、判断に迷ったときは用件を預かるといった運用を定めると、応対のばらつきを抑えられます。一次受電、取次、予約受付、FAQ案内をどこまで任せられるかは、パーソルビジネスプロセスデザインでも紹介されています。

依頼前に描くべき受付像

電話代行を選ぶ最初の判断は、「電話を取ってもらう」ことではなく、どこまでの一次対応を外部に任せ、どの情報を誰に届けてもらうかです。自社の電話を思い浮かべ、よくある用件、折り返しが必要な条件、回答してよい質問、報告を受ける担当者を整理してください。

この受付像があれば、候補を比べる際にも、必要な範囲が基本料金内に収まるか、報告方法が日常の運用に合うか、予約やFAQ対応に必要な準備は何かを見極められます。次章以降では、似た呼称やサービスとの違い、代替手段、対応タイプの見方を順に確認します。

2. コールセンター・テレアポ・秘書代行との違い|役割と規模の線引き

電話代行を選ぶ前に、まず「代表電話の一次対応を任せたい」という自社の要件に合うサービスかを確定させます。受電件数が多い顧客対応、見込み客への発信、電話以外の事務まで必要な場合は、似た名称でも選ぶべき委託先が変わります。

電話代行は代表電話の一次対応

電話代行は、顧客や取引先からの電話を受け、用件を聞いて担当者へ伝える、必要に応じて転送するといった受付・一次取次を担うサービスです。予約受付や簡単な問い合わせの受付を含むことはありますが、中心は「電話を取りこぼさず、内容を正確に社内へ届けること」にあります。アスピックの電話代行サービス解説でも、一次対応、メッセージ伝達、転送を主な役割として紹介しています。

「受付電話に出られない」「営業中や会議中でも会社としてきちんと応対したい」「担当者へ用件だけをすぐ共有してほしい」と考えているなら、探しているのはこの電話代行です。ここでは、少人数の代表電話を外部で受けることが目的になります。

コールセンターは大量対応の受託

コールセンター代行は、注文受付、カスタマーサポート、テクニカルサポートなど、問い合わせ後の説明や問題解決まで引き受ける大規模な運営受託です。電話代行の一次対応よりも、業務設計、教育、品質管理、席数を必要とするため、求める体制も費用感も同じではありません。

実際に大規模対応型の例として、NTTグループのコンタクトセンターは全国200拠点以上・30,000席以上と紹介されています。アスピックのコールセンター代行サービス比較が示すように、これは代表電話を少数件だけ扱う電話代行とは規模が大きく異なります。

必要なこと 見極めるサービス
代表電話を受け、用件を担当者へ届ける 電話代行
注文、苦情、技術的な質問に継続して回答・解決する コールセンター代行

自社で回答や判断を引き継ぐ前提なら電話代行の領域です。一方、外部委託先だけで問い合わせを完結させたい、商品知識をもとに詳細説明をしてほしい場合は、コールセンター代行を検討します。

テレアポ代行は発信による営業

テレアポ代行は、見込み客へ電話をかけ、商談やアポイントの獲得を目指すアウトバウンド業務です。受け身で用件を聞き取る電話代行とは、必要な話法、対象者の選定、成果の測り方が異なります。プロセルトラクションの解説でも、発信と受信ではノウハウがまったく別物だと説明されています。

「こちらから新規顧客に電話して商談を作りたい」ならテレアポ代行です。反対に、「かかってきた代表電話に確実に対応し、社内へ取次ぎたい」なら、比較対象はテレアポ代行ではなく電話代行になります。

秘書代行は電話以外も含む

電話代行は「電話秘書」「秘書代行」と呼ばれることもあり、電話の一次取次を指す文脈ではほぼ同義で使われます。BOXILの解説も、呼び名は異なっても基本的な業務内容は同一としています。

ただし、オンライン秘書のように事務まで担う秘書代行は別です。メール対応、スケジュール調整、出張・会食の手配、リサーチ、契約書作成の補助などまで任せるサービスでは、電話は業務の一部に過ぎません。秘書代行サービスの解説では、こうしたサービスは月20時間・30時間といった時間単位の契約例も示されています。

電話以外の庶務もまとめて外部化したいなら、オンライン秘書を含む秘書代行の範囲です。必要なのが代表電話の受付と取次に限られるなら、電話代行として比較を進めると、依頼内容と契約範囲のずれを防げます。

依頼先を確定するための整理

  • 代表電話を受け、用件を伝達・転送してほしい:電話代行
  • 注文や技術問い合わせを外部で回答・解決してほしい:コールセンター代行
  • 新規顧客へ発信し、商談を獲得してほしい:テレアポ代行
  • 電話に加え、メール、日程調整、庶務も任せたい:オンライン秘書・広義の秘書代行

ここで「必要なのは大量の顧客対応でも営業発信でも事務代行でもなく、代表電話に出て取り次ぐことだ」と整理できたなら、選ぶ対象は電話代行です。次章以降では、その前提で比較すべき条件を見ていきます。

3. そもそも電話代行は必要か?人が取るか、IVR・問い合わせ管理システムで受電を減らすか

電話代行を選ぶ前に、そもそも人が電話を取り続ける必要があるのかを一度問い直す価値があります。受電で困っている中身は会社によって違い、着信で作業が止まることが問題なのか、急な欠勤で電話番が回らないことが問題なのかで、打つべき手はまるで変わります。ここでは「取りこぼしや業務中断、信用の毀損をなくし、受付に人を雇わずに本業へ集中できる受電体制をつくる」という一つ上の目的に立ち返り、電話代行だけに解を絞らず選択肢を並べて整理します。要ると決めた後の任せ方や料金は後の章に譲り、この章は「要るのか、代替で足りるのか」の見極めに徹します。

受電が本業を止める痛み

受電の負担は感覚的な話にとどまらず、数字にも表れています。ソフツーがオフィスに固定電話がある職場の男女1,000名へ行った調査では、電話に苦手意識を感じる人が64.4%、固定電話が鳴ることを不快に感じる人は56.1%に達し、特に20〜30代の女性で高い傾向でした(Web担当者Forum(ソフツー調べ))。着信のたびに手元の作業が中断され集中が切れる、急な欠勤や人手不足で電話番が誰も取れない、代表電話の当番のために毎日誰かが出社せざるを得ずテレワークに踏み切れない。こうした痛みが積み重なると、電話そのものを職場のストレス源として抱え続けることになります。まず解くべきはこの痛みであって、電話代行の契約はその手段の一つにすぎません。

電話代行以外の選択肢

受電の受け方は、人が全部取る電話代行だけではありません。自動で受ける、そもそも受電を減らす、常駐で雇う、庶務ごと任せる、といった幅があります。まずは全体像を並べ、自社の状況に近い受け方の見当をつけてください。

受け方 向いている状況 コスト感
人が全部取る(有人の電話代行) 柔軟な会話や信頼感が要る受電で、件数は少〜中 高め
IVR(自動音声応答) 用件を番号で振り分ければ足り、費用を抑えたい 低め
AI電話代行 定型の受け答えを24時間・大量にこなし、記録も残したい 中〜低
問い合わせ管理システム・チャットボット 電話に限らずテキストで一次受け・振り分けし、件数自体を減らす ツール費用
社内で受付を雇う 受電に加え来客対応など常時人が要る規模 人件費(小規模には過剰)
オンライン秘書 電話に庶務や事務作業もまとめて任せたい 有人代行より高め
コールセンター 受電量が多く、二次対応や販売まで担う拡大フェーズ 規模により大きい

自動で受けるか、人が受けるか

選択肢を分ける最初の分岐は、電話を人が受けるか自動で受けるかです。コスト面では、番号選択で振り分けるIVR(自動音声応答)が最も安く、AIによる自動応答は月額数千円台からと中程度、オペレーターが応対する有人の電話代行が最も高いという順になります(ミツモア)。有人代行の相場は月50コールまでで5,000〜7,000円、100〜200コールで15,000〜30,000円ほど(お名前.com ビジネスコンシェルジュ)、AI電話代行は月額3,000〜20,000円前後で24時間365日の対応と通話内容の自動テキスト化ができます(ITトレンド)。

ただし安さだけで自動に寄せると失敗します。IVRやAIは定型の用件や大量の一次受けには強い一方で、込み入った相談や前後の文脈に依存する会話、感情的なやりとりには柔軟に対応しきれません(ITトレンド)。IVRは費用こそ抑えられるものの人の応対ではないため、機械的な受け答えが不満につながる場面もあります。判断の軸はシンプルで、信頼感やその場の柔軟な対応が要る電話は人へ、定型で件数の多い電話は自動へ、と仕分けるだけです。実際、ある企業では月400件の電話のうち約8割が営業電話で、代行の導入を機に固定電話そのものを廃止し、外線本数の削減やオプション解約まで含めて月6万円を圧縮、実質負担が月1万円になったという事例もあります(ウィルゲートの導入事例(note))。人が丁寧に取るべき電話とそうでない電話を分けるだけで、負担もコストも大きく動きます。

受電量・即時性・コストで選ぶ

どの受け方が自社に合うかは、次の観点を順に当てはめると絞り込めます。網羅ではなく、自社が本当に困っている点から見ていくのが近道です。

  • 受電量:月に数十件程度なら転送や自動応答でも回りますが、件数が多く二次対応まで求められるならコールセンターが視野に入ります。
  • 即時性:その場で人の声ですぐ応える必要があるのか、後からのテキスト報告で足りるのか。緊急の電話がまれに入る程度なら、内容をチャットやメールに残す運用でも困りません。
  • コスト:固定電話の基本料や電話番の人件費まで含めて、いま総額でいくらかかっているかを起点に、置き換えで下がるかを見ます。
  • 将来の拡大:問い合わせが増える見込みなら、受電だけの代行から秘書型やコールセンターへ広げられる余地も見ておきます。

受電をシステムで減らす道

ここまでは電話をどう受けるかを見てきましたが、もう一段さかのぼると、そもそも電話で受ける件数を減らす道もあります。問い合わせ管理システムは、電話・メール・チャット・SNSなど複数チャネルの問い合わせを一つの画面で一元管理し、内容に応じて担当者へ自動で振り分けることで、対応漏れや二重対応を防ぎます(Hinemos)。さらにFAQやチャットボットを併せると、顧客が問い合わせフォームを書いている段階で関連する解決策を提示し、送信前の自己解決を促せます(PKSHA CXジャーナル)。電話を減らしてテキストで一次受けし、社内で効率よく捌きたいのであれば、こうしたツールが受け皿になります。

電話代行に人を立てる前に、まず受電そのものを減らして一次対応を仕組み化できないかを検討したい場合は、この下の問い合わせ管理システムの比較表から各サービスの機能や資料を見比べてみてください。自社の問い合わせをどこまでテキストで受けきれるかが見えると、有人の電話代行に任せるべき範囲もおのずとはっきりします。

電話に追われず本業に集中するには、そもそも受電をシステムで一次対応・振り分けして減らす方法も選択肢です。以下の問い合わせ管理システム比較もあわせてご覧ください。

「問い合わせ管理システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 問い合わせ管理システム
    • 社内FAQ
    • 未読・既読確認
    • アクセス権限
    • 一斉送信機能
    • 対応漏れ・誤送信・二重送信防止機能
    • 顧客情報管理
    • ステータス管理
    • 外部サービスとの連携
    • 集計レポート作成
    • 対応履歴確認
    • エクスポート機能
    • フォーム作成・管理
    • コメント機能
    • ラベリング・フォルダ管理
    • テンプレート機能
    • AI業務支援
    • 多言語対応
    • アラート機能
    • 問い合わせ担当者の振り分け
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
1hでインサイト発見
初期費用 要相談
月額費用/利用料金 要相談
備考
利用規模や機能に応じて個別見積もりです。
要相談
flyleの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ブラウザ上で簡単問い合わせ管理
ライセンスプラン(クラウド・同時ログイン方式) 個別見積
備考
同時ログインライセンス制。企業規模や構成により変動。無料体験あり。詳細は営業窓口にて案内。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
OfficeやTeamsと連携
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
CRMとサポートを繋ぐ
初期費用 0円
Sell Team $19(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Professional $49(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Sell Enterprise $99(1ユーザーあたり月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Team $49(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Growth $79(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Professional $99(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Suite Enterprise $150(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
さらに高度な機能が必要なら $215(エージェント1人の月額)
備考
ただし年間一括払いです。
Support Team $19
備考
ただし年間一括払いです
Support Professional $49
備考
ただし年間一括払いです
Support Enterprise $99
備考
ただし年間一括払いです
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
メールもLINEもこれ一つ
初期費用 0円
1ユーザー 月額1980円~
備考
7日間の無料トライアルあり!

※メールアドレス・ユーザーなど基本機能の使用数で料金プランが異なります。
※2ユーザーからご利用いただけます。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
フォームもFAQも簡単
フリープラン 0円
備考
◎個人でお試ししたい人用です!

◎性能
・ 利用ユーザー1人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ1つまで作成可能
スターターコース 月額3800円(税抜)
備考
◎3人までのチームの利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー3人
・ フォーム、FAQ、アンケートをそれぞれ3つまで作成可能
・ 有人チャット1つまで
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
プロフェッショナルプラン 月額9400円(税抜)
備考
◎企業での利用に向いています!
(初期費用は無料です。また14日間無料トライアルがあります。)

◎性能
・ 利用ユーザー10人
・ フォーム、FAQ、アンケートそれぞれ無制限
・ 有人チャット3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
エンタープライズプラン 月額25,400円(税抜)
備考
◎11名以上のご利用に向いています!
(初期費用 : ¥50,000 (税抜)※ 年間契約・銀行振り込みのみ)

◎性能
・ 利用ユーザー11~30名
・ 有人チャットは各アカウントごとに3つまで
・ AIチャットボット無制限
・Tayoriクレジットの非表示
・公開URL設定
・サブドメイン設定
・Google Analytics連携
・管理画面へのIP制限
・複数アカウント作成
・担当カスタマーサクセスによるサポート
・セキュリティチェックシートへの個別回答
・Googleタグマネージャー連携
・ログイン通知と履歴
31名以上のご利用 要相談
備考
ご利用ユーザーが 31名以上の方は、サポートフォームでご利用料金についてお問い合わせください。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低価格で本格IT運用
初期費用 0円
ベーシック 2,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
プロフェッショナル 3,000円/月額
備考
1ユーザーアカウントあたりの料金です。
エンタープライズ 要相談
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
全窓口の問合せに対応
FREE 0円
備考
◎機能:
●最大10エージェント
●ナレッジベース
●メールのチケット化
●チケットの発信
●社内外のチームメンバーとのコラボレーション
●チケット分析レポート
●SNSとの連携
●データセンターロケーション
GROWTH 月間契約:月額2700円/1担当者または、年間契約:月額2200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREEの機能に加えて
●アクションによるチケットの自動処理
●営業時間とSLA設定
●エージェント対応重複検出
●マーケットプレイスアプリ
●ヘルプデスク詳細レポート
●カスタムメールサーバ
●カスタムチケットビュー
●カスタムチケットフィールド&ステータス
●カスタム SSL 証明書
●タイムトラッキング
PRO 月間契約:月額8600円/1担当者または、年間契約:月額7200円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTHの機能に加えて
●エージェント役割権限のカスタマイズ
●顧客をセグメント化することで対応ポリシーを変更可能
●複数のSLA
●複数の営業時間
●拡張可能なAPI
●5000人のコラボレーター登録
●ナレッジベースのバージョン管理
●異なるSLAポリシーによるリマインダーやエスカレーション
●多言語ナレッジベース
●カスタムアプリ
●顧客満足度調査・レポート
●複数製品
●ラウンドロビンルーティング
●カスタムオブジェクト
●カスタムレポートとダッシュボード
●カスタマージャーニー
●定型フォーム
●コミュニティフォーラム
●多言語ナレッジベース
●平均処理時間 (AHT)
●カスタムメトリック
●レポートの共有
ENTERPRISE 月間契約:月額11500円/1担当者または、年間契約:月額13800円/1担当者
備考
※為替の変動が大きいため参考価格での表記です。
◎機能:
FREE、GROWTH、PROの機能に加えて
●スキルベースのチケット割り当て
●IPアドレスのホワイトリスト化
●サンドボックス
●監査ログ
●無制限のポータルを保有可能
●ナレッジベース承認ワークフロー
●エージェントシフト
●ソーシャルシグナル
●柔軟なナレッジベース階層
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
窓口の問合せを一つに
Freeプラン 0円
備考
利用可能なユーザー数:3名
スタンダード 2,400円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:5チャネル
・フィードバックウィジェット:1
・詳細なWebフォーム:5
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:なし
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:20タグ
・カスタムレポート:50
・権限(機能アクセス制限):6
・サポート:メール、電話
プロフェッショナル 4,200円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:10チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:10/部門
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:1
・電話連携:あり
・Webチャット:なし
・問い合わせタグ:30タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):25
・サポート:メール、電話、チャット
エンタープライズ 6,000円/ユーザー/月額
備考
※年間払いでは最大35%節約
◎機能
・メールチャネル:100チャネル
・フィードバックウィジェット:1/部門
・詳細なWebフォーム:20/部署
・ソーシャルメディア(Facebook、Twitter)
ブランド数:マルチブランディングの場合、1部門につき2ブランドまたは1ブランド
・電話連携:あり
・Webチャット:あり
・ガイド付き会話:あり
・問い合わせタグ:50タグ
・カスタムレポート:無制限
・権限(機能アクセス制限):50
・サポート:メール、電話、チャット
1カ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
開発チームと連携デスク
初期費用 要相談
Free 0円
備考
3ユーザーまで無料で利用できるプランです。
Standard 2,312円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Premium 5,786円/月額
備考
1ユーザーあたりの料金です。
Enterprise 要相談
備考
年額の請求となります。
不明
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
メール対応漏れを防ぐ
初期費用(ライトプラン) 30,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
ライトプラン(ASP型クラウドサービス) 5,000円(税抜)/月額
備考
◎ライトプランよりも多くのメールを蓄積できる上、複数グループの運用もできるプランです。標準で、アンケートシステムWEBCAS formulatorで作成したお問い合わせフォームを1枚ご利用いただけます。

※問合せ窓口の設置可能数は1まで
※蓄積メール保存数は5,000通まで(1通追加ごと3円)
※最短1ヶ月からのご契約
初期費用(スタンダードプラン) 50,000円(税抜)
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
スタンダードプラン(ASP型クラウドサービス) 19,000円(税抜)/月額
備考
◎最小限のコストで、負担をかけずスタートしたいならASP型

※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※蓄積メール保存数は10,000通まで(1通追加ごと1円)
※最短6ヶ月からのご契約
初期費用(SaaS型クラウドサービス) 500,000円(税抜)~
備考
全てのプランに専任の担当営業/カスタマーサポートの無料支援が付きます。
SaaS型クラウドサービス 100,000円(税抜)~/月額
備考
◎クラウドの大規模利用やシステム連携が必須ならSaaS型
◎ASP型よりも、グループ数やメール蓄積数が大きい場合に最適です。カスタマイズや外部データベース・外部システムとの連携が必要な場合にご利用いただけます。
※問合せ窓口の設置可能数は10まで
※メール蓄積数は応相談
※最短1年からのご契約
※VPN等で自社のデータベースとも接続可能
パッケージ導入型 ライセンス費用 350万円(税抜)~
備考
◎自社環境にシステムを設置し既存システムと連携したいなら導入型

◎「個人情報は自社で管理したい」という企業様には、自社環境にシステム導入できる導入版がおすすめです。サーバやDBなどの環境を選ばないので、新規DB構築の必要がなく、初期投資の大幅削減が可能です。

※保守費用は別途請求あり
※問合せ窓口の設置数は標準で10まで(追加オプションあり)
※自社の既存システムとフレキシブルに連携可能
自社のセキュリティポリシーに対応可能
1カ月
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
営業とCRMを一元化
Stater 3,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎マーケティング、営業、サービスを扱う小規模なチームのためのシンプルなCRMスイート
◎機能
・ケースの管理
・カスタマイズ可能なレポート&ダッシュボード
・ナレッジベース
※年間契約
Professional 9,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎サービス向けCRM
◎機能
・ケーススウォーミング
・CTI (Computerized Telephony Integration)
・オムニチャネルケースルーティング
※年間契約
Enterprise 19,800円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎AI搭載のサービス向けCRM
◎機能
・カスタマーサービス向けAI
・セルフサービスのヘルプセンター
・ワークフローの自動化
※年間契約
Unlimited 39,600円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎チャットおよび年中無休24時間体制のサポートを備えたサービス向けCRM
◎機能
・年中無休24時間体制のサポート
・AIを活用したチャットボット
・チャット
※年間契約
Einsterin 1 Service 60,000円(税抜)/ユーザー/月
備考
◎信頼できるAIとデータが含まれたSalesforceのカスタマーサービス向け最上位ソリューション
◎機能
・Unlimited版の全機能に加え、デジタルチャネル、Service Intelligence、Slackによるチーム連携
・生成AIを含んだEinstein Copilot(ベータ)
・Data Cloud
※年間契約
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
チーム全体でのメール対応を効率化
プランなし 利用ユーザー数や保存通数に応じて変動します。
備考
公式HPで最適なプランを提案していただけるので、お問い合わせください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ネット環境ですぐに導入
SaaS型(CRMate/お客様接点力 SaaS) 月額 ¥60,000(10ユーザーライセンス)〜
備考
ロット割引あり。ディスク容量:1GBまたは50MB×契約数の大きい方。
自社設置型(CRMate/お客様接点力 V3) 個別見積
備考
カスタマイズ性高。月額/一括支払いどちらも可能。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
エクセル管理からの脱却しませんか?
標準プラン 月額 ¥9,980(税抜)
備考
アカウント数無制限・30GBのストレージ容量。ユーザー数に関係なく定額で利用可能。初期費用は「2か月分前払い」のみ。追加費用なしでアップデート提供。
電話サポートオプション 月額 ¥5,250(税抜)
備考
メールサポートは無制限で無料、電話サポートを希望する場合に別途契約。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
自由設計フォームで問い合わせ管理
クラウド利用プラン 基本料金 月額2,500円 + 月額300円/1契約
備考
契約単位で基本料金が発生。ユーザーごとの追加料金はID単位。シンプルで低コストな価格設定。
14日間無料お試しプラン 無料
備考
導入前に機能や使い勝手を確認可能。フォーム作成やナレッジ共有の体験ができる。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
メールアドレスからの問い合わせを一元管理
クラウド/SaaSプラン 月額9,800円~
備考
初期費用24,800円。
最大5アカウント。10,000通までは¥9,800、10,000通追加ごとに+¥5,000。ディスク容量10GB。
仮想サーバープラン・パッケージ導入型 月額66,800円~
備考
初期費用50,000円。
最大99アカウント、ディスク容量40GB。専用仮想サーバーで快適な動作。300,000通以上は個別見積もり。
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AI活用で効率化
無料プラン 0円
備考
チケット管理、チャット、レポートなど基本機能を提供。個人〜小規模チーム向け。
Starter 月額2,400円
備考
Eメールテンプレート、簡易自動化、通話ログなどが利用可能。より実践的な対応管理が可能。
Professionalプラン 月額12,000円
備考
ナレッジベース、より高度な自動化、カスタムレポートなどが利用可能。チームでの運用向け。
Enterpriseプラン 月額18,000円
備考
高度な権限管理、カスタムオブジェクト、サービス分析など大規模組織向け。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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4. 任せる範囲を決める|受電のみ(通知型)か一次対応・簡単な受付まで(一次対応型)か

任せる範囲は、電話を「記録して知らせてもらう」のか、「その場で判断・案内してもらう」のかで分けます。急ぎの用件を誰がいつ処理するかを起点に、通知型か一次対応型かを仮決めしてから、各社の対応範囲と照らし合わせてください。

通知型と一次対応型の違い

タイプ 代行会社が担うこと 電話をかけた相手の次の行動
通知型 電話に出て用件を聞き、チャットやメールで自社へ通知します。原則として、その場で担当者へ取り次ぎません。 いったん電話を切り、自社からの折り返しを待ちます。
一次対応型 用件や緊急度を確認し、ルールに従って担当者へ取次、折り返し案内、予約受付、簡単な質問への回答などを行います。 取次や案内をその場で受けられるため、待ち時間を減らせます。

通知型は受電内容の共有までで、その後の判断と対応は自社が担います。一方、一次対応型はオペレーターが会話の中で緊急度・重要度を判断し、あらかじめ定めた範囲で次の対応へ進めます。両者は単に機能の多寡ではなく、顧客対応の主体がどこにあるかという点で異なります。バルテックの解説も、通知型では相手が折り返しを待つ形になること、一次対応型ではその場で取次や対応を行えることを整理しています。

急ぎの用件から選ぶ

不動産の内見予約やクリニックの当日予約のように、連絡を受けた時点で空き状況の確認や担当者への接続が求められる用件があるなら、通知だけでは機会損失につながりかねません。この場合は、どの条件なら取次ぐか、取次げない場合に何分以内の折り返しを案内するかまで含めて、一次対応型を検討する余地があります。

反対に、電話の本数が少なく、至急の連絡がほとんどなく、用件を共有してもらえれば自社で順次対応できるなら、通知型でも運用しやすいでしょう。急ぎ・即時対応が必要な電話では通知型は折り返し前提になるため、自社の受電履歴から「待たせられない電話」を洗い出すことが選定の出発点になります。バルテックのタイプ別の整理を参考に、用件ごとの必要な初動を考えてください。

範囲をルールに落とし込む

任せる範囲を決めたら、応対マニュアルを先に作り込みます。「何を聞き取るか」「誰へ、どの条件で取次ぐか」「折り返し案内にする条件」「予約として確定できる条件」を用件別に定めると、オペレーターごとの対応差と社内の確認漏れを抑えやすくなります。一次受付だけにするのか、予約や問い合わせ対応まで含めるのかを曖昧にしたまま始めると、運用開始後に混乱が生じやすいためです。ITトレンドの導入手順も、範囲の明確化とマニュアル整備が対応品質の安定につながるとしています。

ただし、技術的な質問、法的・医療的な専門判断、複雑なクレーム、詳細な個人情報変更までを無条件に任せる前提にはしないほうが安全です。基本の受電・取次を超える対応可否、対応時間、オペレーターのスキルは事業者ごとに異なります。専門性が必要な問い合わせは、回答せず担当者へ引き継ぐルールを置いたうえで、依頼候補の会社に対応できるかどうかを確認してください。パーソルビジネスプロセスデザインの解説でも、専門・技術的な問い合わせは柔軟な対応が難しい場合があり、業務範囲を事前確認すべきとされています。業種ごとの詳しい線引きは第8章で取り上げます。

情報の扱いも範囲に含める

聞き取り項目を増やすほど、代行会社が扱う顧客情報や機密情報も増えます。マニュアルには取得する情報、通知先、閲覧できる担当者、記録の保管方法を定め、契約時にはNDAと個人情報の取扱いを確認してください。個人データの取扱いを委託する場合、委託元にも委託先を必要かつ適切に監督することが求められます。個人情報保護委員会のガイドライン

まずは「急ぎの用件はあるか」「その場で何を確定・案内してよいか」「代行会社に渡してよい情報は何か」の3点を決めてください。この仮決めがあれば、通知型・一次対応型のどちらが合うか、候補会社に確認すべき条件も具体的になります。

5. 電話代行の4タイプと自社に合うタイプの選び方

電話代行は、会社名を比べる前に「自社の受電内容に合うタイプ」を決めると選びやすくなります。前章で定めた任せる範囲に加え、予約の多さや専門性の必要度を重ねて見ることで、候補を無理なく絞り込めます。

電話代行を4タイプで捉える

電話代行には、一次受付を中心にしたものから、予約確定や専門的な問い合わせ対応まで担うものがあります。代表的には、受付特化・柔軟対応・予約受付・業種特化の4タイプです。ASPICの電話代行サービス解説でも、同様に一次受付、柔軟なカスタマイズ、予約受付、業種特化という違いが整理されています。

タイプ 主な対応 選びやすい受電内容
受付特化 用件を聞き、担当者へ報告・取次ぎ 代表電話の一次受付が中心で、内容に応じた判断をあまり求めない
柔軟対応 聞き取り項目、案内、回答内容を自社用に設計 問い合わせごとに確認事項や案内の手順が異なる
予約受付・質問回答 予約変更・キャンセル、予約台帳やシステムへの入力、定型質問への回答 予約電話や、FAQで完結する問い合わせが多い
業種特化 業界用語や業務慣行を踏まえた一次対応 専門質問が多く、一般的な受付では聞き取り漏れが心配

まず受付特化型を基準にする

「担当者につなぐ前に、社名・氏名・連絡先・用件だけを正確に残せればよい」という場合は、受付特化型が出発点になります。対応を絞るぶん、運用を始めやすく、報告の形式も整えやすいタイプです。

ただし、問い合わせのたびに確認すべき項目が変わる、自社独自の案内が必要になる、といった場合は、単純な伝言受付では不足しがちです。そのときは、料金の安さだけで決めず、次の柔軟対応型へ進むべきかを判断します。

柔軟対応型が合う場面

柔軟対応型は、応対マニュアルを自社向けに作り込み、ヒアリングする項目や回答の仕方をあらかじめ決めておくタイプです。受付特化型との違いは、電話を受けた後の報告だけでなく、電話中の案内や聞き取りの精度を設計できる点にあります。オフィスのでんわばんの解説でも、顧客ごとに聞く内容や質問への回答をカスタマイズできる点が示されています。

たとえば、資料請求では利用目的と希望時期を聞く、採用応募では応募職種と折り返し可能な時間を確かめる、といった運用です。自社内で「この電話なら何を確認してほしいか」を言語化できるなら、柔軟対応型の価値を活かしやすくなります。

予約の多さで選ぶ予約受付型

予約電話が日常的に発生するなら、予約受付・質問回答型を優先して検討します。予約の聞き取りだけでなく、変更・キャンセルの受付、予約台帳やシステムへの登録まで対応できるサービスがあります。予約受付代行の実務範囲の解説によると、確定まで代行するか、仮受付にとどめるかはサービスごとに異なります。

比較時は、「予約を確定できるか」「空き状況をどの方法で把握できるか」「変更とキャンセルをどこまで受けるか」を確認してください。予約システムを直接参照・入力できるサービスもありますが、連携方法や対応範囲は各社で異なります。IVRyの予約受付代行に関する解説のように、予約入力や定型問い合わせへの回答まで含む例もあります。

専門性で選ぶ業種特化型

不動産、士業、クリニックなど、電話の時点で専門用語や固有の確認事項が出やすい業種では、業種特化型が候補になります。依頼者が求めているのが単なる取次ぎではなく、要件を誤解なく受け止めてもらうことなら、業界経験や教育内容を確認する意味があります。

一方で、専門業種だからといって常に特化型が必要とは限りません。難しい判断をせず、必要事項を正確に聞き取って担当者へ渡せれば足りる受電もあります。業界特有の質問がどれくらいの頻度で来るか、聞き取りミスが業務へ与える影響、一次対応でどこまで回答する必要があるかを基準に選びます。

受電内容から逆算する選び方

4タイプは、前章で整理した任せる範囲を置き換えるものではありません。その範囲を踏まえたうえで、予約や専門性といった受電内容の特徴を重ね、必要なタイプを選ぶための地図です。一次受付とカスタマイズ対応に加え、予約受付や業種特化を別の選択肢として扱う考え方は、BOXILの比較解説でも確認できます。

  • 代表電話の取次ぎ・伝言が大半なら、受付特化型から検討します。
  • 電話ごとに聞く内容や案内が変わるなら、柔軟対応型を選びます。
  • 予約、変更、キャンセルが多いなら、予約受付・質問回答型を優先します。
  • 専門用語や業界固有の確認が多いなら、業種特化型を比較します。

複数に当てはまる場合は、もっとも取りこぼしの影響が大きい受電内容を優先します。たとえば予約が売上や来院につながる事業なら、通常の取次ぎ電話が多くても、予約対応の確実さを軸に候補を選ぶほうが判断しやすくなります。

タイプを決めた後に比較するのは、対応時間、報告方法、教育体制、情報管理、契約条件です。料金の見方は第6章、個別サービスの見極め方は第7章、業種ごとの判断は第8章で確認してください。

6. 電話代行の料金相場|料金体系4型・コール数別相場・超過・時間帯割増・初期費用

電話代行の料金は、月額の安さだけでは比べられません。想定コール数、任せる一次対応の範囲、対応時間帯によって総額が変わるため、まず料金体系を選び、そのうえで自社の条件に近い相場を確認することが妥当です。

先に決める料金体系4型

同じ「月額制」に見えても、含まれるコール数や超過料金の有無が異なります。秘書センターの料金体系解説が示す固定月額・従量・基本料と超過料金の組み合わせ・時間帯別という整理を踏まえると、比較では次の4型に分けると見やすくなります。

  • 月額固定+超過課金型:基本料に一定数の受電を含め、上限を超えた分だけ1件ごとに加算する仕組みです。たとえばfondeskの公式料金は月額10,000円(税別)で50件まで含み、51件目以降は1件200円(税別)です。
  • コール数無制限型:月額の範囲内で受電数を気にせず運用したい場合に選ぶ型です。比較時は「無制限」の対象が受電件数だけか、報告・転送・対応内容にも条件があるかを料金表で確かめます。
  • 時間単位型:オペレーターの対応時間や受付時間を基準に費用を組む方式です。平日昼間だけか、土日・夜間まで広げるかで料金が変わるため、営業時間が定まっている事業者に向いています。
  • 従量(AI)型:件数に応じて費用が増えるAI電話代行の方式です。ITトレンドの相場解説では、従量課金を1件10〜60円程度、月額固定費を3,000〜20,000円前後の目安としており、長時間通話は別加算となる場合もあります。

コール数別の月額相場

人が一次受付を担う電話代行は、月間コール数を基準に月額が上がる設計が中心です。以下は平日日中を前提とした目安であり、対応範囲や時間帯、専門性によって上下します。

月間コール数の目安 月額相場の目安 料金表との対応
〜50コール 5,000〜7,000円 お名前.com ビジネスコンシェルジュの相場。公開料金では、渋谷オフィスが20件で月額3,000円、40件で月額5,000円を掲示しています。
50〜100コール 8,000〜15,000円 お名前.com ビジネスコンシェルジュの相場。fondeskの月額10,000円・50件まで含む料金も、この件数帯を試算する際の比較材料になります。
100〜200コール 15,000〜30,000円 お名前.com ビジネスコンシェルジュの相場。渋谷オフィスの相場解説も、150〜200件で月額15,000〜30,000円を目安に挙げています。

超過料金と時間帯割増

基本料に含まれる件数を超えると、超過料金が総額を左右します。超過単価は1件80〜300円程度が目安で、お名前.com ビジネスコンシェルジュは約80〜200円、格安プランでは約300円の場合もあるとしています。実例では、fondeskは51件目以降1件200円(税別)です。

夜間・休日・24時間対応は標準の平日昼間プランとは分けて見ます。セントラル・アイの料金表では、100コール時の平日9〜18時は月額8,500円・超過150円/件(税別)、全日9〜18時は月額18,500円・超過170円/件(税別)、24時間対応は50コールで月額48,500円・超過450円/件(税別)です。対応曜日と時間を広げるほど、基本料と超過単価の双方を確認する必要があります。

初期費用と契約期間

初期費用は契約料、研修、応対マニュアル作成などを含めて1〜3万円程度が目安です(お名前.com ビジネスコンシェルジュ)。一方で、fondeskは初期費用なし・1か月単位の契約・14日間の無料トライアルを掲示し、渋谷オフィスも初期費用・保証金無料としています。最低契約期間の有無は事業者ごとに異なるため、月額とあわせて契約条件も把握しておきます。

格安型と秘書型の幅

少件数の格安型は月額3,000〜5,000円程度が入口となる一方、渋谷オフィスの相場解説では、高品質サービスを月額20,000円からと位置づけています。秘書センターも、秘書型プランをライト10,000〜20,000円、スタンダード20,000〜50,000円、プレミアム50,000〜200,000円と整理しています。応対品質や受付内容を厚くするほど、格安型とは別の価格帯になると捉えると比較しやすくなります。

単価だけで決めず、自社の想定コール数×任せる範囲×対応時間帯で月額総額を試算し、同条件で複数社に見積もりを取りましょう。無料トライアルがある場合は実コール数も測り、見積もりの前提と運用実態が合うかを確かめます。

7. 契約前に確認したい見極めポイント|応対品質・報告・セキュリティ・対応時間・可用性・多言語

候補を絞った後は、料金表だけでは見えない「電話を任せても顧客対応と折り返し業務が崩れないか」を確認します。応対、報告、情報管理、受電体制を実際の運用に引き直して比べ、できれば契約前のテストコールで確かめることが、安さだけで選ぶ失敗を防ぎます。

応対品質は教育で見る

「秘書が対応」「経験者が対応」という表現だけで判断せず、どのような研修を経て、誰が品質を確認しているかを質問します。雇用形態だけで応対の良し悪しは決まりませんが、採用基準、初期研修、定期研修、エスカレーションの基準が説明できる会社は、品質を再現する仕組みを確認しやすいです。

目安の一つとして、電話応対の実技を含む電話応対技能検定(もしもし検定)の保有者数や、資格取得を教育にどう使っているかを尋ねる方法があります。ただし資格の有無だけで決めず、自社名の名乗り方、保留の入れ方、聞き返し方、急ぎの判断を実際の応対で見てください。

報告の精度を試す

受電代行の価値は、電話を取ることだけではなく、担当者が迷わず折り返せる情報を残すことにあります。社名、氏名、連絡先、用件、折り返し要否、緊急度のどれかが欠けると、確認の電話が増え、せっかく外出や接客に集中していても業務が止まります。

実際に受電代行の利用者レビューには、氏名や会社名の聞き間違い、折り返し要否の判断違い、共有内容の粗さを指摘する声があります。これは特定サービスだけの問題と決めつける材料ではなく、報告品質にばらつきが起こり得ることを前提に押さえておきたい視点です。

トライアルまたは商談時には、取引先、初めての問い合わせ、急ぎの連絡、聞き取りにくい固有名詞を想定してテストコールをします。通知が届くまでの時間、報告フォーマット、聞き取れなかった項目の扱い、折り返し基準を確認し、自社で必要な情報が一目で判断できるかを見ます。

情報管理と委託先監督

顧客名、電話番号、予約内容、相談内容を扱うなら、知名度ではなく管理体制を確認します。プライバシーマークの取得状況は手がかりになりますが、取得の有無だけで安全性を断定せず、秘密保持契約、閲覧権限、報告データの保存先と保存期間、再委託の有無、事故時の連絡手順まで契約書で確かめておきます。

比較記事では、知名度のある事業者でもPマーク取得状況が同じではないと整理されています。認証は個別に見極める必要があり、電話代行会社の取得状況を扱う一覧も確認の入口になります。

個人データの取扱いを委託する発注者には、委託先を適切に選び、契約し、取扱状況を把握することが求められます。契約後も丸投げにせず、個人情報保護委員会の委託先監督に関するガイドラインに沿って、定期的な報告や監査の方法を決めておくと安心です。

また、電話受付代行業者は犯罪収益移転防止法上の特定事業者に位置づけられ、契約時に本人確認書類の提出を求められる場合があります。これは不自然な請求とは限らず、総務省の電話受付代行業向け案内で確認できます。

受電体制と止まらない仕組み

平日日中だけで足りるのか、夜間・休日にも一次対応が必要なのかは、過去の着信履歴から決めます。営業時間外の電話を翌営業日に折り返して問題ない業種もあれば、緊急連絡や予約変更が混ざるため、その日のうちの受付が必要な業種もあります。

確認したいのは対応時間だけではありません。受電が集中したときの応答率、あふれた電話の通知方法、通信・システム障害時の代替手段、災害時の連絡体制も聞きます。夜間対応と応答率はサービスの信頼性に関わる論点としても挙げられているため、24時間対応サービスの解説を参考にしつつ、自社の必要水準を文書で伝えると比較しやすくなります。

確認項目 発注前に聞く内容 見落とした場合の影響
営業時間 曜日・祝日・年末年始・時間外の扱い 必要な着信を翌営業日まで放置する
受電集中時 応答率、待ち呼、あふれ呼の通知と折り返し 繁忙時だけ電話を取りこぼす
障害時 通信障害時の代替回線、連絡窓口、復旧報告 不通に気付かず問い合わせを失う
緊急連絡 緊急判定の基準と担当者への連絡手段 急ぎの案件が通常報告に埋もれる

運用機能の適合性

営業電話をどこまで除外できるか、通話録音を利用できるか、今の会社番号を継続できるかも、日々の使いやすさを左右します。一律に営業電話を切るのではなく、既存顧客や採用応募など、除外してはいけない電話をどう判定するかまで確認します。

既存番号への転送方式では取引先への番号変更案内を避けられる一方、転送通話料の負担が発生し得ます。電話転送の仕組みと料金負担の解説を踏まえ、0ABJ番号や現番号を使い続けられるか、転送料がどの通話に発生するか、録音データを誰がどの期間閲覧できるかを見積書と約款で確認してください。

多言語と専門用語の境界

外国語の着信があり得る場合は、「英語対応可」だけでは足りません。必要な言語、受付のみか内容の聞き取りまで求めるか、専門用語や固有名詞への対応、通訳・担当者転送の条件を具体的に伝えます。

英語のみの対応から複数言語への対応まで各社の範囲は異なり、複雑な説明やクレームの場面では伝達ミスのリスクも上がります。多言語電話代行の対応差に関する解説を参考に、想定する会話をテストコールに含め、自社が必要とする応対水準を満たすか確かめます。

試用条件と解約条件

無料トライアルや返金保証は、応対と報告を自社の目で確かめる機会になります。ただし「無料」という表示だけで安心せず、試用期間の対象範囲、有料プランへの自動移行、キャンセル期限、返金対象外の費用、最低契約期間を契約前に確認します。

たとえば、無料お試し後に期限までの連絡がなければ有料プランへ移行する条件を設ける例があります。トライアルと返金保証の条件例のように、終了日時と手続きまで読み込む姿勢が必要です。先払い後に「想定した応対と違う」「解約できない」とならないよう、試用中にテストコールの結果を記録し、継続判断の担当者と期限をあらかじめ決めておきます。

8. 業種特化で選ぶ|不動産・士業・クリニック・EC・美容の受電ニーズと注意点

業種特化で選ぶとは、その業態にかかってくる電話の中身と、踏み外してはいけない一線に受電代行を合わせることです。同じ一次対応でも、不動産と士業とクリニックでは任せたい範囲も、注意すべき点も変わります。担える業務と担えない業務の一般的な線引きはすでに触れたとおりなので、本章は業態ごとの違いに絞り、まず全体像を早見表で示してから、五つの業態を順に見ていきます。

業態 主に任せられる一次対応 固有の注意点
不動産 空室確認・内見/来店予約の受付、管理系のクレーム一次受け 仲介は応答スピード、管理は24時間対応と緊急度の切り分け
士業 用件の聴取と担当者への取り次ぎ 守秘義務(秘密保持契約・Pマーク/ISMS)、法的判断を避けて非弁行為を防ぐ
クリニック 予約・変更・キャンセル、事前登録した簡単なQ&A 急患は医師へ転送、臨床判断や服薬相談は対象外、通話が長くなりやすい
EC・ネットショップ 注文・配送状況・返品の問い合わせ受電 繁忙期の受電の波を吸収できるか
美容サロン 各種予約の受付、当日の変更・キャンセル 施術中の取りこぼし防止、営業電話のブロック

不動産|スピードと緊急対応

不動産は同じ業界でも受電の性格が二つに割れます。賃貸仲介は空室確認や内見予約の電話が中心で、一本の取りこぼしがそのまま失注につながりやすいため、応対のスピードが最優先になります。アイブリー(IVRy)の不動産向けの整理でも、賃貸仲介は即答と予約受付、管理システムへの入力までを一次対応の到達点に置いています。売買仲介になると、予算や希望条件、売却意向の聴取、来店相談の仮予約まで踏み込むため、任せたい範囲は広がります。

一方の賃貸管理では、入居者からの設備故障や騒音クレーム、更新連絡といった電話が典型で、夜間休日のトラブルに備えた24時間対応と、緊急度の切り分けが固有の要件になります。たとえば深夜の設備トラブルであれば、その場で受けて緊急かどうかを判断し、記録を残したうえで担当が要る場合だけ取り次ぐ。この切り分けと記録の設計ができているかを、契約前に確かめておきたいところです。

士業|守秘義務と非弁行為

士業、とりわけ弁護士や税理士では、扱う情報の重さと、オペレーターが答えてよい範囲の線引きが要になります。まず守秘義務です。弁護士には職務基本規程で厳格な守秘義務が課されるため、アイブリー(IVRy)の弁護士向けの整理では、これを守れるセキュリティ体制を持つ業者を選ぶことが大前提とされ、秘密保持契約の締結と、プライバシーマークやISMS認証の取得有無の確認が挙げられています。

もう一つが非弁行為のリスクです。オペレーターが法的判断を伴う回答をしてしまうと、弁護士法が固く禁じる非弁行為とみなされる恐れがあります。そのため電話代行に任せるのは一次対応と担当者への伝達までに限定し、業務範囲を契約段階で明確にしておく必要があります。サービス会社側がこの線引きを理解しているかどうかも、問い合わせのときに確かめておくと安心です。委託先が顧客情報を扱う以上、発注する士業の側にも監督責任が及ぶ点は見落とせません。個人情報保護法は委託元に委託先への必要かつ適切な監督を求めており、個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)は、委託先の選定・契約の締結・取扱状況の把握という三つの要素を示しています。

クリニック|予約と急患の切り分け

クリニックでは、新規予約や変更、キャンセルといった予約系の電話は代行に任せられますが、臨床判断や服薬相談は対象外という前提を最初に固めておく必要があります。CUBE電話代行の病院・クリニック向け事例では、予約や日時確認、事前登録した簡単なQ&Aに対応する一方で、緊急を要する電話は医師の携帯へ内線感覚でつなぐ切り分けが前提になっています。急患を止めずに医師へ渡せる導線があるかが、この業態では決め手になります。

受電の中身にも固有の癖があります。CUBEのクリニック活用事例によれば、不調で不安を抱えた個人がかけてくるため、同じ確認を繰り返したり症状を詳しく訴えたりで、通話が長くなりやすいとされます。取り次ぎ件数だけでなく、一件あたりの通話が伸びやすい前提でプランを見ておくと、想定とのずれが小さくなります。機微な情報を扱う以上、プライバシーマークなど情報管理の体制も併せて確認しておきたいところです。

EC・ネットショップ|繁忙期の波

EC・ネットショップの受電は、注文確認や配送状況の問い合わせ、返品手続きといった内容が中心で、平時の量よりも波の大きさが選定を左右します。セントラル・アイの通販EC向けの解説では、セールやホリデーシーズンに注文と問い合わせが急増し、自社スタッフだけでは対応しきれない時期が生じると指摘されています。こうした一時的な繁忙を吸収し、電話がつながらない状態を作らないことが導入の主眼になります。ピーク時に受電件数が跳ねる前提で、超過時の扱いや対応時間の上限を確かめておくと、繁忙期に慌てずに済みます。

美容サロン|施術中の取りこぼし防止

美容室やサロンは、カットやネイル、エステの施術中は手が離せず、着信があってもその場で出られないという課題が根っこにあります。渋谷オフィスの美容室・サロン向けの解説では、各種予約の受付を中心に一次対応し、内容をメールやチャットで報告する使い方が示されています。任せたいことが予約に寄っているぶん、当日の変更やキャンセルが集中する時間帯をさばけるかが見どころになります。あわせて、営業電話や間違い電話を着信件数としてカウントせず、ブロックリストに登録できると、本来の予約対応に集中しやすくなります。

専門特化か汎用型かの見極め

五つの業態を並べてみると、業種特化型をうたうサービスが常に最適とは限らないことも見えてきます。守秘義務や非弁の理解のように固有要件がはっきりしている業態では専門性が効きますが、予約受付や取り次ぎが中心なら、汎用型で十分に担えることも少なくありません。ワンオペで独立した弁護士が、勧誘された士業専門の割高なサービスではなく汎用の電話代行を使い、裁判所職員や同期弁護士からの電話も問題なく捌けて専門業者にメリットを感じなかったと記す利用レビューもあります。専門特化型と汎用型のどちらを軸にするかは、任せたい業務の性質から逆算するのが筋で、その判断の考え方はタイプ選択の章と地続きです。個々の候補の比較は、地域別のおすすめ記事に用意した比較表で見比べてください。

9. 導入の進め方とよくある質問(FAQ)

契約前に短期間の試用と確認を重ねると、料金だけでは見えにくい応対品質や運用上のずれを抑えやすくなります。導入は、無料トライアル、テストコール、条件確認、マニュアル調整、本番開始の順に進めると判断しやすいでしょう。

本番前の導入フロー

まず、10〜14日程度の無料トライアルがあるサービスでは、通常の入電を転送して実際の報告内容と通知速度を把握します。14日間の無料トライアルを案内するfondeskや、10日間のお試しを案内する渋谷オフィスのように、試用条件や終了後の扱いは事業者ごとに異なります。

テストコールでは、名乗り方、担当者不在時の案内、聞き取る項目、緊急連絡の基準、通知先を確認します。返金保証の有無・対象条件も契約前に読み、試用後に想定と違った場合の選択肢を残しておきます。

問題がなければ、応対マニュアルを作成・調整します。よくある用件、折り返し先、案内してよい内容、答えずにエスカレーションする内容を分けておくと、本番開始後の修正が少なくなります。

発注前の確認項目

  • 代行に任せる範囲:伝言受付のみか、予約・一次案内まで必要か
  • 料金体系:基本料金に含まれる受電数と、初期費用の有無
  • 超過単価:想定以上の入電時に、1件ごとにいくら増えるか
  • 対応時間:平日昼間、夜間、土日祝のどこまで必要か
  • 情報管理:NDA、個人情報の取扱い、委託先の管理体制
  • 最低契約期間:月次契約か、解約条件や更新時期に制約があるか

料金は基本料金だけで比べず、超過単価と必要な時間帯を合わせて見積もります。月額や超過料金には幅があるため、相場を目安にしつつ、同じ受電量・同じ対応範囲で比較してください。電話代行の料金・費用相場では、コール数帯ごとの月額目安と超過課金の考え方が整理されています。

顧客情報を預ける場合、発注側にも委託先を適切に監督する責任があります。NDAの締結可否だけで決めず、契約内容と運用状況を確認できる仕組みまで見てください。個人情報保護委員会の委託先監督に関するガイドラインも判断の基準になります。

現番号(0ABJ)はそのまま使える?

着信転送を使う方式なら、現在の番号を維持したまま代行へつなげられる場合があります。番号を変更せず利用する仕組みは既存番号の利用案内で分かります。転送設定や費用、番号の扱いは第7章にまとめています。

セールス電話も料金にカウントされる?

一律ではありません。迷惑電話を報告せず除外する運用ならカウント外となることがある一方、内容を報告する場合は通常の受電として数える扱いがあります。迷惑電話のカウントに関する案内を踏まえ、第6章のフィルタリング条件と合わせて契約前に確認しましょう。

通知型と一次対応型はどちらがよい?

用件を聞いてすぐ通知するだけで足りるなら通知型、予約受付や定型案内まで任せたいなら一次対応型を検討します。通知型は対応範囲が限定されることがあるため、必要な応対をマニュアルに落とし込めるかが分かれ目です。詳しい選び分けは第4章で取り上げています。

士業でも守秘は大丈夫?

NDAを締結できるかに加え、情報管理の認証、オペレーター教育、閲覧権限、報告方法を確認してから委託します。士業では、回答してよい範囲と専門判断が必要な内容を明確に分ける必要があります。士業の守秘義務対策に関する解説第8章を参考にしてください。

どのくらいの受電量から外注すべき?

件数だけで決める必要はありません。少件数でも、電話で業務が中断する、取りこぼしがある、営業時間外の一次受付が必要といった課題があれば、外注や別の受電方法を比較する価値があります。費用と内製負担の見方は第3章で整理しています。

勘定科目はどう処理する?

利用料は外部委託として「外注費」で処理するケースが一般的で、「支払手数料」とする場合もあります。社内電話の転送費用は「通信費」として分ける考え方です。法定の科目ではないため、自社の会計方針に沿って継続的に同じ扱いにします。電話代行の勘定科目に関する解説も参照してください。

基本の比較軸を押さえたら、地域別のおすすめ記事で具体的な候補を絞り込みましょう。資料ダウンロードや比較表のリクエストを使い、同じ条件で見積もりと応対範囲を確認すると選定を進めやすくなります。

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