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SEO対策会社・SEOコンサルおすすめ60選|費用相場・選び方・LLMO対応【2026年最新】

この記事で解説すること

「SEO対策会社」とは、自然検索からの集客と問い合わせ獲得を支援する専門業者の総称で、2026年現在は国内に数百社が存在します。GoogleのAI Overviews標準化とコアアップデートの頻発で専門知見なしの自社運用は難易度が上がり、外部パートナーの活用が中堅企業でも一般化しました。本記事では国内主要60社をデジタル化の窓口編集部が独自調査し、設立年・所在地・サービス領域・費用・契約形態・実績を一覧で比較できる形にまとめています。

ただし、いきなり60社を眺めても選べません。本記事は「担当者が読み終えたときに、自社に合う3社まで絞り込めている」状態をゴールに、意思決定を5つのステップに分解して構成しています。気になる章から読んでも、上から順に読んでも結論にたどり着けます。

「SEO対策会社」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

この記事の結論(2026年6月1日 digi-mado編集部調査)

  • SEO対策会社とは、検索エンジン経由の集客最大化を専門に支援する企業の総称。国内主要60社の月額相場は20万〜50万円が中心帯(コンテンツ特化10万〜、大手フルサポート100万円〜)。
  • 選ぶ前にまず「自社運用 vs 外注」「コンサル型 vs 代理店型 vs 制作型」の2つを決めると、候補が自然に絞れる。社内にSEO担当が1〜2名いるなら「SEOコンサル+部分外注」が費用対効果で有利。
  • 2026年はAI Overviews・LLMO(生成AI検索)対応が選定の必須軸。「LLMOは不要」と答える会社、電話で1位を保証する会社は避ける。
  • 本記事はデジタル化の窓口編集部が国内主要60社を独自調査し、設立年・所在地・サービス領域・費用・契約形態を構造化して一覧比較できる。

この記事の使い方(SEO対策会社選びの意思決定フロー)

ステップ 決めること 対応する章
①理解する SEO対策会社・SEOコンサルとは何か、何を頼めるか 第1章・第2章
②判断する そもそも外注すべきか(自社運用との分岐) 第3章・第4章
③タイプを選ぶ コンサル型/代理店型/制作型/SaaS型/特化型のどれか 第5章・第6章
④見極める 相場観・選定基準・悪質業者の回避 第7〜10章
⑤行動する 比較表で3社に絞り、資料請求・無料相談へ 第11〜16章

関連記事(このカテゴリのトピッククラスタ):地域別の比較は東京のSEO対策会社大阪のSEO対策会社ほか全国39地域、AI検索対応はAI Overview時代のSEOLLMOの定義と支援サービス5選で詳説しています(本記事末尾に一覧)。

1. SEO対策会社とは?何をしてくれる会社か

SEO対策会社とは、検索エンジン経由の集客を最大化するための施策設計・実行・改善を専門に支援する企業です。SEO(Search Engine Optimization)の戦略立案からテクニカル改修、コンテンツ制作、被リンク獲得、効果検証までを、一気通貫または部分的に提供します。SaaS型のSEOツールを併せて提供する企業、コンサルティングに特化した企業、記事制作代行に特化した企業など、ビジネスモデルは多岐にわたります。

1-1. SEO対策会社が提供する4つの基本サービス領域

SEO対策会社のサービスは、大きく「戦略・テクニカル・コンテンツ・外部対策」の4領域に分かれます。自社の課題がどの領域にあるかを先に見極めると、依頼先のミスマッチを防げます。

  1. 戦略・上流支援:SEO戦略設計、キーワード設計、競合分析、サイト診断。施策全体の設計図をつくる工程
  2. テクニカルSEO(内部対策):サイト構造改善、表示速度改善、内部リンク最適化、Core Web Vitals対応、構造化データ実装
  3. コンテンツSEO:検索意図に基づく記事企画・制作・編集、オウンドメディア立ち上げ・運用代行
  4. 外部SEO(被リンク獲得):良質な被リンクを獲得するデジタルPR、コンテンツドリブンなリンク獲得施策

加えて近年は、MEO(ローカルSEO)AI Overviews / LLMO対応SEOツールのSaaS提供といった新領域へ拡張する企業が増えています。20の具体的なサービス領域は第5章で一覧化します。

1-2. SEO対策会社・SEO代理店・SEOコンサル・制作会社の違いは?

呼び方は混在しますが、「実行リソースを誰が持つか」と「重点領域」で5類型に整理できます。自社が「戦略だけ欲しい」のか「実行ごと任せたい」のかで、選ぶべき類型が変わります。

類型 重点領域 実行担当 こんな企業に向く 月額目安
SEO総合代理店 戦略〜実行〜運用まで SEO会社の専任チーム 社内にSEO人材がいない/一括委託したい 30万〜100万円
SEOコンサル 戦略・診断・伴走指導 主にクライアント社員 社内に実行人材がいる/上流知見だけ借りたい 20万〜60万円
コンテンツSEO制作 記事企画・制作代行 SEO会社のライター・編集 記事だけ外注したい/戦略は自社 10万〜30万円
SEOツール提供(SaaS) 分析・改善の効率化 クライアント+ツール 運用を内製しつつ工数を削減したい 3万〜20万円
業種・地域特化型 特定業種/地域のSEO 専任チーム 医療・士業・EC・地方など特殊性が強い 20万〜60万円

表1:SEO関連企業の5類型(digi-mado調査・2026年6月)。実際の企業は複数類型をまたぐことが多いため、契約前に「どこまでが自社で、どこからがクライアント側か」を明文化するのが要点。

このうち最も検索される「SEOコンサル」は混同が多いため、次章で独立して掘り下げます。

2. SEOコンサルとは?SEO対策会社との違いと使い分け

SEOコンサルとは、SEO戦略の設計・診断・改善指導を行い、実行は主にクライアント社内が担う「伴走型」の支援です。実行ごと請け負う代理店型の「SEO対策会社」と対になる概念で、検索数で見ると「SEOコンサル」は「SEO対策会社」を上回る最大級の関連ニーズです。社内にSEO担当が1〜2名いる中堅企業ほど、コンサル型のほうが費用対効果で有利になります。

2-1. SEOコンサルティングの業務範囲

SEOコンサルが提供する主な業務は次の通りです。実装作業そのものより、「何を・どの順で・なぜやるか」の意思決定支援に価値の重心があります。

  • サイト全体のSEO診断(テクニカル・コンテンツ・被リンクの3観点)
  • キーワードマップ・トピッククラスタ設計、優先順位づけ
  • 競合のコンテンツギャップ・被リンクプロファイル分析
  • 月次のKPI設計・順位/流入/CVモニタリングと改善提案
  • 社内担当者向けの勉強会・運用マニュアル整備(内製化支援)

2-2. SEOコンサルとSEO対策会社(代理店型)はどう使い分ける?

社内に実行人材がいれば「コンサル+部分外注」、いなければ「代理店型に一括委託」が基本の分岐です。下表のいずれに当てはまるかで、9割は決まります。

選択肢 適した状況 実行担当 月額目安
SEOコンサル(個人/少数精鋭) 社内に実行人材がいて、戦略・診断だけ外部知見を借りたい クライアント社員 10万〜40万円
SEO対策会社(代理店型) 戦略から実行まで全て外注したい SEO会社の専任チーム 30万〜100万円
ハイブリッド(伴走+一部代行) 記事制作のみ外注、戦略は自社で握る 役割分担 20万〜50万円

表2:SEOコンサルと対策会社の使い分け(digi-mado調査・2026年6月)。株式会社LANY・株式会社JADE・株式会社CINC等は両モデルの選択肢を持つ。

2-3. SEOコンサルの費用相場はいくら?

SEOコンサルの月額相場は20万〜60万円が中心で、スポット診断は30万〜100万円が目安です。実行作業を社内が持つぶん代理店型より月額は抑えられますが、その分「社内の実行リソースとスキル」が成果の前提条件になります。

  • 月額顧問型:月額20万〜60万円(月1〜2回の定例+随時相談・レポート)
  • スポット診断:30万〜100万円(サイト全体の課題棚卸し・改善ロードマップ提出)
  • 記事添削・コンテンツ伴走:1本あたり1万〜5万円、または月額10万〜30万円

2-4. SEOコンサルタントの将来性・年収は?(依頼前に知っておきたい背景)

依頼先の「担当者個人の質」を見極めるうえで、SEOコンサルタントという職種の市場背景を知っておくと役立ちます。SEO人材の年収相場は500万〜1,000万円に高騰しており、優秀なコンサルタントほど引く手あまたです。AI Overviews/LLMOへの対応力が、今後の市場価値を分ける軸になっています。

「将来性がない」という言説もありますが、実態は逆で、検索の形がAIに置き換わるほど、AIに引用されるための設計(LLMO)ができる人材の希少性は上がっています。だからこそ、依頼時は「担当者がLLMO/生成AI検索をどう捉えているか」を必ず確認すべきです(第8章の選定基準で詳述)。

2-5. BtoB企業がSEOコンサルを使うときの特殊性

BtoB企業のSEOは、検索ボリュームが小さく・CV単価が高く・商談化までのリードタイムが長いという3つの特殊性があります。一般的なコンサルではBtoB特有の指標(CV単価・商談率・受注率)への理解が浅いケースが多く、BtoB SaaS等の実績を持つ会社を選ぶのが安全です。

  • 月額50万〜100万円が中心レンジ(CV単価が高く、月数件のCVで投資回収できるため)
  • 商談化率・受注率まで踏み込んだレポート体制が必要
  • ホワイトペーパー・導入事例コンテンツの企画力が鍵
  • SEO単体ではなく広告・MA・SFA連携を含めた全体設計が望ましい

BtoB SEOで実績豊富な会社は株式会社イノーバ、株式会社ウィルゲート、株式会社CINC、株式会社LANY、株式会社PLAN-B等です(第12章でプロフィールを掲載)。

3. 2026年のSEO業界はどう変わったか(依頼前に押さえる前提)

2026年のSEOは、AI Overviews標準化と生成AI検索の普及で過去最大級の構造変化のただ中にあります。「クリック率の低下」「引用される文章の質的変化」「E-E-A-Tの常時シグナル化」という3つの逆風が同時進行し、自社運用の難易度が上がりました。これがSEO対策会社の活用が広がる最大の背景です。

3-1. AI Overviews時代に検索市場はどう変わった?

AI Overviewsが表示される検索結果ではオーガニックCTRが8%前後まで低下し、非表示時(15%前後)と顕著な差が出ています(出典:Pew Research 2026年AI Overviews CTR調査)。「上位表示=集客」から「AIに引用されるか/引用と並んで存在感を出せるか」への変化が進行しています。これに対応し、SEO会社の施策にも次の変化が出ています。

  • 引用されやすい段落構成(40〜60字の直接回答パッセージ+固有名詞+数値)の設計
  • FAQページの構造化(FAQPage Schema・Passage Ranking対策)
  • エンティティSEO(人物・組織・サービス名のセマンティック整理)

クリック数が減る「ゼロクリック」問題の具体策はゼロクリックでアクセス減?原因と影響、Web担当者がすべき7つの対策で詳説しています。

3-2. LLMO(大規模言語モデル最適化)はなぜ必須軸になったか?

LLMO(GEO=Generative Engine Optimizationとも)は、ChatGPT・Claude・Perplexity・Gemini等の生成AI検索で自社情報が引用される確率を最大化する最適化群です。2026年の調査では、20,000字超の構造化記事は500字未満の短文と比べAI Overviewsの引用回数が4倍以上多いと報告されています(出典:Sentari/Moxie B2B SaaS SEO 2026調査)。主な施策は次の通りです。

  • Schema.org(Article/FAQPage/ItemList/Organization)のJSON-LD実装
  • 人にもAIにも誤読されない簡潔な定義文(Entity定義文)
  • 権威ある出典(Google公式・調査会社・公的機関)への明示的リンク
  • 更新履歴・著者プロフィール・編集ポリシーの可視化

LLMO/AIOの体系的理解には、AI Overview時代のSEOとは?(Google公式見解に基づく対策)LLMOの定義や期待効果・支援サービス5選LLMOツール比較5選も参考になります。

3-3. コアアップデート・ヘルプフルコンテンツ常時化の影響

2024年3月のヘルプフルコンテンツアップデート(HCU)以降、E-E-A-Tの薄い記事は順位を大きく落とす事例が国内外で多数報告されました。HCUのシグナルはコアアルゴリズムに統合され「常時評価」になっており、一度の対策では済まない継続運用が前提です。これが「単発の記事外注」から「継続的な伴走・運用」へとSEO会社の契約形態がシフトした要因です。

4. 自社運用と外注、どちらを選ぶべきか?

SEO専門人材を2〜3名以上常時雇用できるなら内製、できないなら外注、というのが基本の分岐です。外注か自社かは「コストだけ」でなく「社内に人材と知見が残るか」で判断します。多くの中堅企業では、外注しながら社内に知見を蓄積する「内製化支援型」が第三の現実解になっています。

4-1. 自社運用が限界に達する典型ケース

次のいずれかに当てはまるなら、外注(少なくとも部分外注)を検討すべきサインです。

  • コアアップデート対応の遅れ:順位を大きく落とした際、原因特定と復旧に半年以上を要する
  • 専門人材の採用難・退職リスク:SEO人材の年収相場が500万〜1,000万円に高騰し、中堅企業では採用困難。担当者退職でノウハウが消失する
  • AI Overviews / LLMO対応の知見不足:2024年以降の急速な変化に社内学習が追いつかない
  • 競合分析・大規模KW設計の工数不足:通常業務と並行では本格的な設計まで手が回らない

4-2. 外注と内製のコスト比較(ROIの目安)

SEO担当を内製で揃えると年間1,500万〜2,500万円の人件費がかかり、月額30万〜80万円の外注のほうがROIで有利になるケースが多くあります。下表は専任2名を内製する場合と、中堅向け外注を比較した概算です。

項目 内製(専任2名) 外注(中堅向けコンサル+一部代行)
年間コスト目安 1,500万〜2,500万円(人件費) 360万〜960万円(月額30万〜80万円)
立ち上がり速度 採用・育成に数ヶ月〜 契約後すぐ着手(テンプレ・標準フロー)
最新トレンド追従 社内学習に依存 複数クライアントの知見を集約
知見の蓄積 社内に残る(退職リスクあり) 残りにくい(内製化支援で補完可)

表3:内製と外注の概算比較(digi-mado調査・2026年6月)。実際は事業規模・対象KWの難易度で変動。

4-3. 第三の道:内製化支援型という選択

「外注しながら社内に知見を蓄積する」内製化支援型のサービスが2026年に急増しています。SEOコンサルが定期勉強会・運用マニュアル整備・KPI設計を伴走しつつ、実務はクライアント社員が担う形態で、株式会社LANY・株式会社JADE・株式会社CINC等が先行しています。3年で内製化完了を目指す中期契約が増えており、外注依存からの脱却を狙う企業に適しています。

5. SEO対策会社のサービス領域【基本機能20項目】

SEO対策会社のサービスは、digi-mado編集部の分類で20領域に整理できます。全領域をフルカバーする会社は限定的で、ほとんどは2〜5領域を強みに打ち出しています。自社の課題に直結する領域を強みとする会社を選ぶのが、費用対効果で最も重要です。各領域に「特に強い代表社」を併記します。

5-1. SEOコンサルティング

SEO戦略設計・KW設計・月次レポート・運用支援を提供する上流業務。月額20万〜50万円。社内に実行人材がいる中堅企業に向き、戦略の質と担当者の経験値が成果を左右します。選定時は「担当者個人の実績」と「内製化支援の有無」を確認してください。

強い代表社
株式会社LANY/株式会社JADE/アユダンテ株式会社/株式会社PLAN-B/株式会社CINC

5-2. 内部SEO対策(テクニカルSEO)

サイト構造改善・表示速度・内部リンク最適化・Core Web Vitals・構造化データ実装。株式会社JADE、アユダンテ株式会社、株式会社プリンシプル等のデータ重視の会社が強み。大規模サイト・ECサイト・SPA(JavaScript描画)サイトで「コンテンツは作っているのに評価されない」企業に向きます。クロール・インデックスの土台を整える領域で、効果は数週間〜数ヶ月で順位・クロール効率に表れやすいのが特徴。選定時は、JavaScriptレンダリングや国際化(hreflang)など自社サイトの技術課題への対応経験を具体的に確認してください。テクニカルSEOの基礎はクローラーの仕組みと最適化9つのポイントを押さえると打ち合わせがスムーズです。

5-3. 外部SEO対策(被リンク獲得)

良質な被リンクを得るデジタルPR・コンテンツドリブンな獲得施策。株式会社ディーボ、アイオイクス株式会社等の老舗が長年の経験を持ちます。コンテンツとテクニカルは整っているのにドメイン評価(被リンク)で競合に劣る企業に向く領域です。ただし最もペナルティリスクが高い領域でもあり、有料リンク・自作自演リンク・相互リンク集を提案する会社は避けるのが鉄則。「どういう方法でリンクを獲得するのか」を必ず具体的に確認し、報道・調査リリース・他社コンテンツからの自然言及など、ホワイトハットな手法に限定する会社を選んでください。

5-4. コンテンツSEO

検索意図に基づくKW設計・記事企画・構成案・制作を包括提供。株式会社ルーシー(バズ部)、株式会社ウェブライダー、株式会社イノーバ、株式会社サクラサクマーケティング等が代表的。これから情報発信で集客資産を作りたい企業、オウンドメディアで継続的にリードを獲得したい企業に最適です。成果は3〜6ヶ月かけて積み上がる中長期型で、月3〜10本の記事公開×半年が一つの目安。選定時は、過去に手がけたメディアの実例(URL)と、検索意図の分析プロセスを見せてもらうと品質を判断しやすくなります。

5-5. 記事制作代行

専門ライター・編集体制によるSEO記事の執筆代行。1記事3万〜15万円が相場。株式会社EXIDEA、株式会社ヒトノテ、サイトエンジン株式会社等が制作体制を強みとします。戦略・KW設計は自社でできるが、執筆リソースが足りない企業に向きます。コンテンツSEO(5-4)が「何を書くか」まで含むのに対し、こちらは「決めた構成を書き上げる」実行特化。単価の安さだけで選ぶと専門性の浅い記事になりやすいため、自社の業界・専門領域での執筆実績と、編集・ファクトチェック体制を確認するのが要点です。

5-6. オウンドメディア運用代行

メディア立ち上げから運用全般を代行。株式会社イノーバ、株式会社ウィルゲート、株式会社CINC等が代表的。コンテンツSEO・記事制作代行の上位サービスで、戦略・編集・制作・分析・改善までを丸ごと外部チームが担います。「メディアを立ち上げたいが社内に編集体制がない」企業向けで、月額40万〜100万円が中心。立ち上げから成果まで1年以上を見込む長期投資のため、契約前に「何をもって成功とするか(KGI/KPI)」をすり合わせておくのが失敗回避の鍵です。

5-7. キーワード調査・設計

KWマップ作成・優先度設計・ボリューム/難易度分析。株式会社CINC(Keywordmap)、株式会社ウィルゲート(TACT SEO)、株式会社Faber Company(ミエルカ)等は自社SaaSと組み合わせて提供します。SEO施策全体の設計図にあたる工程で、ここがズレると以降の記事制作・改修がすべて空振りになります。事業フェーズ初期や、サイトリニューアル・新規メディア立ち上げの直前に特に重要。スポット(数十万円)でも依頼でき、社内に実行リソースがある企業は「設計だけ外注」する使い方も有効です。

5-8. 競合分析・市場調査

競合のバックリンク・コンテンツギャップ・トラフィック推定を分析。Ahrefs・Semrush等のツールと人の考察を組み合わせます。「上位に出ている競合が、なぜ自社より評価されているのか」を構造的に把握したい企業に向く領域です。単独契約は少なく、コンサル・監査の一部として提供されるのが一般的。分析レポートを受け取るだけで終わらせず、「自社が次に取るべき具体アクション」まで言語化してもらうと投資が無駄になりません。

5-9. SEO監査・サイト診断

既存サイトを技術・コンテンツ・被リンクの3観点で網羅診断。スポット契約(30万〜100万円)が主流です。「順位が下がった原因が分からない」「どこから手を付ければいいか分からない」企業の最初の一手として最適。本格的な月額契約を結ぶ前に、まず監査だけ依頼して各社の分析力・提案力を見極める”お試し”としても使えます。診断書が「問題の指摘」だけでなく「優先順位付きの改善ロードマップ」になっているかで、その会社の実力が分かります。

5-10. 順位計測・レポーティング

月次の順位レポート・KPI可視化・トラフィック分析。コンサル契約に標準で含まれることが多いです。レポートの質は会社選びの試金石で、「順位とアクセスの羅列」ではなく、CV・KW別の流入推移・施策の効果検証・次月の打ち手まで踏み込んでいるかを確認します。レポート単体(月額3万〜10万円)の提供もあります。順位計測ツール単体の選定はGMO順位チェッカーのAIO対応・料金・評判アクセス解析ツール11選も参考に。

5-11. MEO(ローカルSEO)

Googleビジネスプロフィール最適化、地域名×サービス名の上位表示対策。店舗・地域密着型向け。株式会社AViC、株式会社グランネット等が代表的。飲食・美容・クリニック・士業・小売など、来店や地域からの問い合わせが売上に直結するビジネスに必須の領域です。通常のSEOより成果が早く出やすい(数週間〜)反面、口コミ管理・写真・営業情報の継続更新が前提。MEOツール比較はMEOツール比較21選を参照。

5-12. AI Overviews / LLMO対応

生成AI検索で引用されるための最適化。2026年の差別化軸として急上昇。株式会社WACUL、株式会社センタード、GMO TECH株式会社(LLMO Dash!)等が先行しています。従来SEOで上位は取れているのにAI Overviewsやチャット検索に引用されず流入が頭打ちの企業、これから検索流入を作る企業の双方に重要。構造化データ・エンティティ整理・引用されやすい段落設計が中心で、まだ各社の実力差が大きい領域のため、「自社施策で実際にAI Overviewsに引用された事例」を具体的に確認するのが選定の決め手になります。

5-13. 自社SEOツール提供(SaaS)

SaaS型ツールをコンサルとセット提供。月次運用を効率化します。

会社 SaaSツール 主な機能
株式会社ウィルゲート TACT SEO キーワード分析・競合分析・AI記事生成支援
株式会社CINC Keywordmap キーワード分析・コンテンツ分析・被リンク調査
株式会社Faber Company ミエルカ サジェスト分析・競合分析・ヒートマップ
株式会社PLAN-B SEARCH WRITE 記事改善・キーワード分析
株式会社EXIDEA EmmaTools コンテンツ品質スコア・競合比較
株式会社オロパス パスカル SEO分析・コンテンツ最適化
GMO TECH株式会社 SEO Dash! / LLMO Dash! 順位計測・LLMO対応分析

表4:SaaS提供型SEO会社と主力ツール(digi-mado調査・2026年6月)。無料ツールから始めたい場合はSEOツール無料10選を参照。

5-14. 内製化支援・伴走型

クライアント内製化のための定期勉強会・運用マニュアル整備・KPI設計サポート。株式会社LANY、株式会社JADE、株式会社CINC等が代表的。「外注し続けるのではなく、最終的に社内でSEOを回せるようになりたい」企業向けの領域です。3年程度で内製化完了を目指す中期契約が増えており、外注費の青天井化を避けたい中堅企業に適します。担当者の異動・退職に備え、属人化しないマニュアル化まで含むかを確認しましょう(詳細は第4章)。

5-15. 成果報酬型プラン

順位達成・CV達成等の成果に応じた料金体系。リスクは抑えられますが短期施策に偏るリスクがあり、契約条件の確認が必須です。株式会社eclore(ランクエスト)等が代表的。「固定費は払いたくない/初めてのSEO外注で失敗が怖い」中小企業に選ばれやすい一方、対象KWが業者寄りに選定され、ビジネス価値の低いKWで”成果”を主張されるリスクがあります。契約前に成果定義(順位かCVか)・対象KW・計測ツール・解約条件を必ず書面で固めてください(罠の見抜き方は第9章)。

5-16. Web制作・サイトリニューアル

サイト制作・リニューアルとセットのSEO。新規立ち上げ時に有効。サイトを作り替えるタイミングは、URL設計・内部構造・表示速度をSEO最適な形で組み込める最大のチャンスです。逆に、SEOを考えずにリニューアルすると順位を大きく落とす事故が起きやすいため、制作段階からSEO要件(リダイレクト設計・構造化データ・移行計画)を握れる会社を選ぶのが重要。制作会社単体の比較はWeb制作会社おすすめ34選を参照。

5-17. 医療・クリニック特化

YMYL領域の医療・クリニックSEOに特化。広告規制・薬機法対応の知見が必要。オルグロー株式会社等が代表的。医療・健康はGoogleが特に品質を厳しく評価するYMYL領域で、汎用SEO会社に任せると薬機法・医療広告ガイドライン違反のリスクがあります。集患を狙う医療機関は、医療広告規制への対応実績と、監修体制(医師監修等)の構築支援があるかを必ず確認してください。

5-18. 士業・法務特化

弁護士・税理士・社労士等の士業SEOに特化。地域×業務領域の細分化KW設計が要点です。「地域名×相談分野(例:渋谷 相続 弁護士)」のロングテールを面で押さえる設計力が成果を分けます。競合が同業の士業事務所に限られるため、汎用的な大規模SEOより地域・専門特化型の会社のほうが費用対効果が高いケースが多くなります。

5-19. EC・通販特化

EC/通販サイトのSEOに特化。商品ページの構造化・カテゴリページ最適化・レビュー活用が中心です。商品点数が多いECは、カテゴリページ設計・重複コンテンツ対策・在庫切れページの処理といったEC特有のテクニカル課題が成否を左右します。記事メディア型のSEOとは勝ち筋が異なるため、同業態(自社と近い商材・規模)のEC支援実績があるかを重視して選んでください。

5-20. リスティング広告・SNS運用併用

SEOと並行してWeb広告・SNS運用を提供。マーケ全体を一気通貫で任せたい場合に有効。株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社フルスピード、株式会社AViC等が代表的。「SEOは中長期で効くが、それまでの集客を広告で補いたい」企業に最適です。SEOと広告のデータを統合して予算配分を最適化できるのが一社にまとめる利点。一方で各領域の専門性が薄まる懸念もあるため、SEO単体での実績も併せて確認するとミスマッチを防げます。

6. タイプ別・自社に合うSEO対策会社の見つけ方

自社の「課題・社内体制・予算」を3軸で棚卸しすると、選ぶべきタイプが1〜2種に絞れます。第5章の20領域は機能の分類ですが、ここでは「どのタイプの会社に当たるべきか」を逆引きします。

自社の状況 合うタイプ 第12章の該当グループ
大企業・上場、複数領域を一気通貫で任せたい 総合代理店(大手) グループA
中堅、専任担当に伴走してほしい・予算は中庸 中堅コンサル・伴走型 グループB
運用を内製しつつ工数を削りたい SaaSツール提供型 グループC
記事・オウンドメディアを強化したい コンテンツSEO特化 グループD
AI検索(LLMO)への対応を急ぎたい LLMO・AIO対応型 グループE
医療・士業・EC・地方など特殊性が強い 業種・地域特化型 グループF

表5:自社状況からの逆引きタイプ診断(digi-mado調査・2026年6月)。第12章の6グループに対応。

7. SEO対策会社の費用相場はいくら?

SEO対策会社の月額費用は、提供範囲・企業規模・専任担当の有無で大きく異なり、月額10万円〜100万円超まで5段階に分かれます。月額30万円が国内SEO業界の最頻値(モード)です。「相場が分からないまま依頼する」のが最も失敗しやすいため、費用構造を理解したうえで複数社に相見積もりを取るのが鉄則です。

7-1. 月額10〜30万円帯:中小企業・コンテンツSEO中心

コンテンツSEO・記事制作代行・スポットコンサルが中心の価格帯。レポート頻度や担当者の兼務体制が多く、手厚いカスタマイズ提案は難しいケースが多いのが特徴です。

  • 記事制作代行:1記事3万〜10万円(月3〜5本で月額10万〜30万円)
  • 軽量SEOコンサル:月額10万〜20万円(隔週MTG・月次レポート)
  • 主要対応会社:株式会社Mesut、株式会社クリエル、エイチリンク株式会社(マルナゲSEO)等

7-2. 月額30〜100万円帯:中堅企業・専任担当付き

専任コンサルタントが付き、競合調査に基づく詳細な戦略設計やコンテンツ企画まで踏み込む価格帯。国内SEO業界の中心帯です。

  • SEOコンサルティング:月額30万〜80万円
  • オウンドメディア運用代行:月額40万〜100万円
  • 主要対応会社:株式会社PLAN-B、株式会社ウィルゲート、株式会社CINC、株式会社LANY等

7-3. 月額100万円超:大企業・フルサポート

大企業・上場企業のフルサポート、複数領域の一気通貫委託。専任チーム組成・週次運用MTG・スピード実装が期待できます。

  • 主要対応会社:株式会社サイバーエージェント、株式会社アイレップ、株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社オプト等

7-4. 成果報酬型の料金体系と注意点

順位達成・CV達成等に応じた料金体系。固定費を抑えられる反面、対象KWが業者寄りに選定されがちで、短期的な被リンク施策に偏るリスクがあります(罠の見抜き方は第9章)。

  • 料金例:目標KW1位達成で月額10万円、3位以内で5万円等
  • 主要対応会社:株式会社eclore(ランクエスト)等
  • 注意点:成果定義(順位 or アクセス or CV)、計測期間、対象KW数を契約前に明文化する

7-5. 初期費用・契約期間の相場

項目 相場 備考
初期費用 0円〜30万円 サイト診断費用として徴収するケースが多い
最低契約期間 6ヶ月〜1年 SEMは効果が出るまで3〜6ヶ月を要するため
解約予告 1〜3ヶ月前 契約書で必ず確認
記事制作単価 3万〜15万円/本 3,000〜10,000字、リサーチ・編集込みで変動

表6:初期費用・契約期間の相場(digi-mado調査・2026年6月)。

8. SEO対策会社の選び方【10のチェックポイント】

選定の失敗を避けるには、契約前に必ず確認すべき10のチェックポイントがあります。「料金が安い」「実績が多い」だけで決めると、自社の課題と提供サービスがズレて成果が出ないリスクが高いためです。以下はdigi-mado編集部が60社調査と過去の選定失敗事例から抽出した実務基準です。

8-1. 自社の課題と提供サービスは合っているか?

課題が「技術的問題」「コンテンツ不足」「被リンク不足」のどれかを明確化し、その領域に強い会社を選びます。テクニカルが弱いコンテンツ特化型に技術改修を頼んでも成果は出ません。

8-2. 自社の業界・業種への対応実績はあるか?

BtoB SaaS・EC・医療・士業・製造業など、業界ごとに検索意図・競合・規制が大きく異なります。業界特化型のほうが汎用型より早く成果を出すケースが多く見られます。

8-3. 担当コンサルタント個人の経歴・実績は確認できるか?

提案時に担当予定者本人と話し、経歴・実績を確認します。会社全体の実績ではなく、担当者個人のレベルが施策の質を決定的に左右します。可能なら過去のクライアント名・成果数値を聞きます。

8-4. LLMO・生成AI検索に対応しているか?

2026年現在、AI Overviews・ChatGPT検索・Perplexityへの対応は必須軸です。「LLMOには対応していない」「従来のSEOで十分」と答える会社は要注意。事前にLLMOの定義・支援サービス5選AI Overview時代のSEOを読んでから提案を受けると、業者の知見レベルを見極めやすくなります。

8-5. レポーティング体制と頻度は十分か?

月次レポートの内容・KPI設計の柔軟性・MTG頻度を確認します。「順位とアクセスだけ報告」では不十分で、CV数・KW別の流入推移・改善施策の効果検証まで踏み込んだレポートが望ましいです。

8-6. 内製化支援はあるか?

長期的には自社にSEO知見を蓄積できる「内製化支援」を提供する会社が有利です。3年契約で内製化完了を目指すスキームを持つ会社なら、外注依存からの脱却が可能です。

8-7. 契約期間と解約条件は明確か?

最低契約期間(6ヶ月〜1年)・解約予告期間・解約金の有無を契約書で確認します。「3ヶ月で効果を判断できる」スキームを持つ会社のほうが、契約後の交渉力で有利です。

8-8. ペナルティリスクへの対応力はあるか?

過去のペナルティ対応経験、アルゴリズム変動への対応スピードを確認します。「コアアップデートで順位を落としたサイトを復活させた事例」を聞くと、本当の実力が分かります。

8-9. ホワイトハットSEOを徹底しているか?

被リンク獲得施策の手法を必ず確認します。有料リンク・自作自演リンク・サテライトサイトからの被リンク等のブラックハット手法は、短期効果は出てもペナルティリスクが極めて高く、長期的に資産を毀損します。

8-10. コミュニケーション頻度・体制は合うか?

連絡頻度・レスポンス速度・Slack等のリアルタイム連携の可否を確認します。月1回のMTGだけで進める形態は、コアアップデート時の対応スピードで不利になります。

9. 営業電話・悪質業者の見分け方【契約前の最重要チェック】

SEO業界には、電話勧誘で不安を煽り、根拠の薄い提案で契約を迫る悪質な業者が一定数存在します。「SEO会社から営業電話を受けたが、依頼すべきか・騙されていないか」という相談はYahoo!知恵袋等で頻発する代表的な不安です。結論から言えば、電話勧誘をきっかけに即決する必要は一切ありません。以下のチェックで冷静に見分けてください。

9-1. 「SEOの営業電話を受けた」ときにまずやること

営業電話を受けても、その場で契約・訪問アポを確約せず、「資料をメールで送ってください」と伝えて一旦切るのが鉄則です。正規の会社なら会社名・所在地・代表者名・提案資料を文書で出せます。出し渋る・口頭での即決を迫る時点で警戒対象です。受けたあとの確認手順は次の通りです。

  1. 会社名で検索し、公式サイト・登記情報(所在地・設立年・代表者)が実在するか確認する
  2. 提案内容を必ず書面(メール・PDF)でもらう。口頭のみは不可
  3. 本記事の第8章チェックリストと照合する
  4. 必ず他社2〜3社の提案と比較し、社内の決裁者に相談してから判断する

9-2. 電話勧誘・営業時の警戒シグナル

警戒シグナル なぜ危険か
「今すぐ契約しないと順位が落ちる」等の恐怖訴求 判断を急がせ、比較検討させない意図
「Googleと特別な関係がある」「Google公認」 そうした制度・関係は実在しない(明確な虚偽)
「短期間で1位を保証」「3ヶ月で売上2倍を確約」 SEOに順位保証は原理的に不可能。ブラックハットの兆候
会社名・住所・代表者名を明確に名乗らない 後から実態を追えない。トラブル時に責任を取らない
提案資料を見せず口頭のみで契約を迫る 記録を残さず言質を取らせない意図

表7:営業電話の警戒シグナル(digi-mado編集部に寄せられる相談・知恵袋の頻出質問より整理)。

9-3. 成果報酬型の契約に潜む罠

  • 対象KW数の異常な多さ:「100KWで成果保証」と言いつつ、検索ボリュームが極小のKWでカウントする
  • 順位達成のみ保証、流入・CVは対象外:1位を取っても集客に繋がらない無価値KWで「成果」を主張される
  • 計測ツールの恣意的選択:業者側に有利なツールでのみ計測する
  • 契約解除時のペナルティ条項:途中解約時に大きな違約金を課す条項が紛れ込む

9-4. 追加契約・アップセルの罠

  • 「効果を出すには別のオプション契約も必要」と段階的に追加契約を迫る
  • 「特別キャンペーン」「今月だけ」等で判断を急がせる

これらに該当する場合は即決を避け、必ず複数社の提案を比較し、社内の決裁者に相談してから判断してください。本記事の比較表(第11章)に掲載している60社は、digi-mado編集部の調査基準を満たし、所在地・設立年・代表者などの会社実態を確認できた企業に絞っています。

10. SEO対策会社に依頼するデメリット・注意点

SEO対策会社の活用にはメリットだけでなく注意すべきデメリットもあります。「依頼すれば成果が出る」と過信せず、リスクを認識したうえで契約・運用するのが失敗回避の最大ポイントです。デメリットを正直に把握しておくことが、結果的に良い契約につながります。

10-1. 短期成果が出にくい

SEOは効果が出るまで最低3〜6ヶ月、本格的な成果には12ヶ月以上かかります。「契約後すぐ集客が増える」期待は持たないこと。短期効果を約束する会社はブラックハットのリスクが高いと考えるべきです。

10-2. 業者選定を誤ると逆効果

質の低い会社を選ぶと、有料リンク等のブラックハット施策でペナルティを受け、順位を大きく落とすリスクがあります。複数年積み上げた資産を毀損するケースもあるため、業者選定は慎重に。

10-3. 内製ノウハウが蓄積しにくい

任せきりだと社内に知見が残らず、契約終了後に運用を続けられなくなります。「内製化支援」を契約に明示的に組み込むか、定期的な勉強会・施策共有を求めるのが対策です。

10-4. 成果報酬型のリスク

固定費を抑えられる反面、業者がペナルティリスクの高い短期施策に偏りがちです。対象KWが業者寄りに選定され、ビジネスインパクトの低いKWで「成果」を出されるリスクもあります(第9章参照)。

10-5. 契約期間の縛り

最低契約期間(6ヶ月〜1年)と解約予告(1〜3ヶ月)の縛りがあります。効果が出ない場合の中途解約条件を契約前に必ず確認してください。

11. SEO対策会社 比較表(60社)

digi-mado編集部が2026年6月時点で調査した国内主要60社を、料金プラン・提供サービス・契約期間・基本機能で一覧比較できる表です。気になる会社の資料は一括でリクエストできます。表の見方:「料金プラン」は代表的なサービスの月額目安、「基本的な機能」はその会社が強みとするサービス領域です。

「SEO対策会社」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

※比較表内の情報は2026年6月時点でdigi-mado編集部が各社公式情報から収集したものです。最新情報は各社公式サイトをご確認ください。

12. SEO対策会社おすすめ60選【目的別】

60社を、自社の課題・規模・予算で選びやすいよう6グループに分けて紹介します。各社の会社概要(設立・所在地・代表)、強み、推奨企業規模を併記します。詳細な料金プラン・運営企業情報は、第11章の比較表または個別の製品ページからご確認ください。会社概要はdigi-mado編集部が登記・公式情報をもとに整理したものです。

12-A. 大手・上場企業向け(総合支援型)

大手・上場企業のフルサポートに対応でき、複数領域を一気通貫で任せられる会社群です。月額100万円〜が中心。

株式会社サイバーエージェント

1998年3月設立/東証プライム上場/資本金7,654百万円(2025年9月末)

国内デジタルマーケティング最大手の一つ。広告事業との横断シナジーを活かしたSEO支援を提供し、大企業のブランディング・指名検索強化案件に強み。月額100万円〜のフルサポート契約が中心です。推奨規模:大企業・上場企業。

株式会社アイレップ

1997年11月設立/本社:東京都渋谷区恵比寿/資本金550,640,000円/博報堂DYグループ

博報堂DYグループのデジタル広告・SEO企業。上場企業の検索マーケ全般を長期支援する実績多数。月額100万円〜の中長期契約が中心です。推奨規模:大企業・準大手。

株式会社デジタルアイデンティティ

2006年6月設立/本社:東京都港区南青山

広告運用・SEO・サイト制作を一気通貫で提供。SEO単体ではなく広告・コンテンツ・制作を含めたマーケ全体最適を任せたい大手・準大手向けです。

株式会社オプト

本社:東京都千代田区四番町/博報堂DY系列

総合デジタルマーケティング企業。SEO以外の領域(広告運用・ソーシャル・分析)と組み合わせた包括契約に強みがあります。

株式会社フルスピード

2001年1月設立/本社:東京都渋谷区円山町/資本金100,000,000円

SEM・SEO総合の大手代理店。長年の運用ノウハウと豊富な事例を持ち、業種横断で対応実績があります。

株式会社Speee

2007年11月設立/本社:東京都港区六本木/東証上場

SEO/コンテンツマーケ・データ分析を強みとし、不動産・金融等のYMYL領域での実績があります。

12-B. 中堅企業向け(コスト重視・伴走型)

月額30〜80万円帯で、専任担当が伴走支援する中堅企業向けの会社群です。本記事のメイン推奨ゾーン。

株式会社PLAN-B

2003年10月設立/本社:東京都港区南青山/代表:鳥居本悟/東証グロース上場

累計5,000社以上の支援実績。SaaS型「SEARCH WRITE」と組み合わせたコンサルを提供し、BtoB・BtoC問わず幅広い業種で実績があります。推奨規模:中堅企業の総合SEO支援先として安定した選択肢。

株式会社ウィルゲート

2006年6月設立/本社:東京都港区南青山/代表:小島梨揮

SaaS型「TACT SEO」を5,900社以上に提供し、SaaSとコンサルの組み合わせに強み。コンテンツ制作・オウンドメディア運用代行も提供し、中堅〜大手のメディア立ち上げ案件で実績豊富。AI記事生成支援も内製しています。

株式会社CINC

2014年5月設立/本社:東京都港区芝公園/代表:石松友典/東証グロース上場

SaaS型「Keywordmap」を提供しつつ、データ分析に基づく科学的アプローチでのコンサルが特徴。BtoB領域での実績が豊富で、競合分析・コンテンツ分析の精度に定評があります。

株式会社LANY

2020年9月設立/本社:東京都港区南青山/代表:竹内渓太

認知度の高い中堅コンサル。YouTube「LANY Channel」での情報発信や勉強会でも知られ、内製化支援型に強み。BtoB SaaS企業のSEO支援実績多数。

株式会社ニュートラルワークス

2016年12月設立/本社:東京都港区南青山

UX/UIデザインに強みを持ち、SEO×CVR最適化の両立を得意とします。売上・問い合わせ増に直結する提案が魅力です。

株式会社JADE

2019年6月設立/代表:長山一石

辻正浩氏をはじめ著名コンサルタントが在籍し、業界権威レベルの上級コンサルを提供。テクニカルSEOと内製化支援に強く、大規模サイトの監査・改善で実績豊富です。

ナイル株式会社

2007年1月設立/本社:東京都品川区上大崎/代表:高橋飛翔

「SEO Hacks」を運営する業界トップ層の総合SEO企業。戦略から実行まで幅広く対応します。

アユダンテ株式会社

2006年11月設立/本社:東京都新宿区/代表:安川洋

データ分析重視の老舗SEOコンサル。テクニカルSEO・アナリティクスに強い業界権威として知られます。

12-C. SaaS型ツール提供あり

自社開発のSEOツールを提供し、コンサルとセットで効率的な運用を実現する会社群です。運用内製化と相性が良い。

株式会社Faber Company

2005年8月設立/本社:東京都港区南青山

SaaS型「ミエルカ」を1,900社以上に提供。サジェスト分析・競合分析・ヒートマップの統合プラットフォームとして高評価。コンサルとの組み合わせで月額20万〜60万円が中心です。

株式会社EXIDEA

2013年10月設立/本社:東京都港区赤坂/代表:小川卓真

コンテンツSEOツール「EmmaTools」を提供。コンテンツ品質スコア・競合比較を強みに、記事制作代行とSaaSの組み合わせが特徴。BtoB SaaS企業との相性が良いです。

株式会社オロパス

本社:東京都港区南青山

SEOツール「パスカル」を提供。SEO分析・コンテンツ最適化に特化したシンプルな機能設計で、中小企業・個人にも使いやすい価格帯。コンサル契約も提供します。

GMO TECH株式会社

1996年6月設立/本社:東京都渋谷区/GMOグループ

「SEO Dash!」「LLMO Dash!」「MEO Dash!」等のSaaSが豊富。AI Overviews対応・LLMO対応を業界に先駆けて提供しています。

株式会社eclore(ランクエスト)

2008年1月設立/本社:東京都新宿区新宿/代表:宮島隆/資本金5,000万円

成果報酬型SEO「ランクエスト」を提供する大手。初期費用を抑えて成果に応じた支払いができる契約形態が特徴で、中小企業の初めての外注先として選ばれます(成果報酬の注意点は第9章)。

12-D. コンテンツSEO特化

記事企画・制作・編集に特化し、オウンドメディアの立ち上げ・運用に強い会社群です。

株式会社ルーシー(バズ部)

代表:松澤大輔

コンテンツSEOの草分け的存在。自社メディア「バズ部」は立ち上げから4ヶ月で100万PVを達成。SEOを軸にしたコンテンツマーケ支援を専門とし、業界での信頼度は最高峰です。

株式会社ウェブライダー

2010年4月設立/本社:京都府京都市中京区/代表:松尾茂起

コンテンツSEOの老舗。松尾茂起氏率いる体制で、文章作成支援ツール「文賢」も提供。E-E-A-Tを重視した高品質コンテンツ制作に定評があります。

株式会社イノーバ

2011年6月設立/本社:東京都新宿区市谷/代表:宗像淳/資本金1億円

BtoB領域のコンテンツマーケ大手。オウンドメディアの立ち上げから運用まで長期伴走するスキームで、BtoB SaaS・製造業のリード獲得に強みがあります。

株式会社ヒトノテ

2017年4月設立/本社:東京都港区六本木/代表:坪昌史

コンテンツ制作代行に特化した中堅。ライターネットワークと編集体制で月20本以上の高品質記事制作が可能。月額20万〜40万円が中心です。

12-E. LLMO・AI Overviews対応

2026年の差別化軸である生成AI検索への対応を、業界に先駆けて提供している会社群です。

株式会社WACUL

2010年11月設立/本社:東京都千代田区/代表:大淵亮平/東証グロース上場

AI分析企業。「AIアナリスト」を提供し、AI Overviews時代のSEO最適化に注力。データドリブンな改善提案でBtoB SaaS企業から支持されています。

株式会社センタード

2010年12月設立/本社:東京都新宿区西新宿/代表:平岡悟

LLMO対応で差別化するSEO企業。生成AI検索への対応をいち早く商材化し、AI Overviews引用率向上のための独自施策を提供しています。

12-F. 業種・地域特化

特定業種・地域に深い知見を持ち、汎用型では難しい成果を出せる会社群です。

オルグロー株式会社

2012年6月設立/本社:東京都渋谷区神泉町/代表:南永一/資本金1億円

医療系・クリニックSEOに特化。YMYL領域での規制対応・薬機法対応の知見を持ち、医療機関・クリニックの集患支援に強みがあります。

株式会社サクラサクマーケティング

2005年8月設立/本社:東京都渋谷区/代表:林亨

中堅SEM/SEO総合企業。全国対応で業種横断の実績があります。コンテンツSEOにも強み。

株式会社ジオコード

2005年2月設立/本社:東京都新宿区/代表:原口大輔/資本金364,000,000円

東京エリアのSEO支援に強い中堅。東京拠点企業を対象とした地域特化施策で実績があります。

株式会社NEXER

2012年2月設立(創業2005年9月)/資本金1億500万円

東京豊島区拠点のSEO企業。コンサルから施策実行まで自社内で完結する体制が強み(営業電話を受けた際の確認手順は第9章を参照)。

株式会社グランネット

2012年1月設立/本社:大阪府大阪市北区/代表:山本真俊/資本金50,000,000円

大阪拠点の中堅SEO総合企業。MEO・ローカルSEOに強みを持ち、関西圏の地域密着案件で実績があります。

株式会社バリューエージェント

2005年3月設立/本社:大阪府大阪市淀川区/代表:上野山光雄/資本金50,000,000円

大阪拠点のWebマーケ企業。CVR改善まで踏み込んだSEO支援で、関西の中小企業に選ばれています。

12-G. 老舗・被リンク・テクニカル系

長年の実績を持ち、被リンク獲得やテクニカルSEOに専門性を持つ会社群です。

アイオイクス株式会社

2002年2月設立/本社:東京都渋谷区恵比寿/代表:滝日伴則/資本金1,000万円

「SEO Japan」を運営する被リンク獲得施策の老舗。長年の経験に基づくホワイトハットなリンク獲得に強みがあります。

株式会社ディーボ

2005年6月設立/本社:札幌市中央区/代表:藤沢竜志/資本金2,000万円

被リンク調査ツールを提供するSEO老舗。被リンク分析・外部対策の知見が豊富です。

アウンコンサルティング株式会社

1998年6月設立/本社:東京都千代田区丸の内/代表:信太明/資本金1億円

国際SEO・グローバルSEOに強い老舗。多言語・海外展開のSEOで実績があります。

株式会社プリンシプル

2011年10月設立/本社:東京都千代田区神田駿河台/代表:楠山健一郎

データ分析・GA系に強みを持つテクニカル寄りの企業。アクセス解析と連動したSEO改善が得意です。

Zenken株式会社

1978年7月設立/本社:東京都港区麻布台/代表:林順之亮/資本金439,530,000円

長い社歴を持つコンテンツマーケ・SEO企業。ポジショニングメディア型の集客支援に特徴があります。

12-H. その他の主要SEO対策会社

上記6グループに加え、業界で活動する主要企業として以下も検討候補です。各社の会社概要(設立年・所在地・代表者・資本金)を併記します。料金プラン等の詳細は第11章の比較表または個別製品ページをご確認ください。

株式会社DYM

2003年8月設立/本社:東京都品川区大崎/代表:水谷佑毅/資本金50,000,000円

SEM/SEO総合に加え、人材・営業領域にも事業を持つ総合支援企業。SEOを含めたWebマーケ全般を相談したい中堅企業に向きます。

株式会社AViC

2018年3月設立/本社:東京都港区赤坂/代表:市原創吾/資本金656,433,000円

デジタルマーケ・MEOに強みを持つ上場企業。SEOとMEO(ローカルSEO)を組み合わせた集客設計を得意とします。

サイトエンジン株式会社

2008年8月設立/本社:東京都千代田区神田神保町/代表:毛塚智彦

記事制作・多言語コンテンツに強みを持つ制作系SEO企業。大量の記事制作・海外向けコンテンツを安定供給できる体制が特徴です。

株式会社アドクルー

2004年8月設立/本社:東京都中央区銀座/代表:荒井英一

20年級の実績を持つ老舗。長期運用で培ったSEOノウハウを強みとし、堅実な運用支援を提供します。

株式会社デジタルトレンド

2012年9月設立/本社:東京都新宿区西新宿(新宿アイランドタワー)/代表:姫野慎太郎

中堅専業のSEO企業。コンサルから施策実行までを提供します。

株式会社エコンテ

2014年12月設立/本社:東京都渋谷区恵比寿/資本金1,000万円

コンテンツ制作・情報設計に強みを持つSEO企業。図解・インフォグラフィック等を活かしたコンテンツ制作が得意です。

ティネクト株式会社

2013年10月設立/本社:東京都中央区日本橋兜町/代表:安達裕哉/資本金1,625万円

編集力・コンテンツマーケに定評のある企業。読み物としての質を重視したオウンドメディア支援を行います。

StockSun株式会社

2017年7月設立/本社:東京都新宿区西新宿/資本金56,875,000円

フリーランス・専門家ネットワーク型の支援企業。案件ごとに最適な専門家をアサインする体制が特徴です。

ゼロシード株式会社

2014年4月設立/本社:東京都渋谷区桜丘町/代表:塚本真也/資本金5,000,000円

SEOとWeb制作を組み合わせて提供する中堅。新規サイト立ち上げと並行したSEOに向きます。

株式会社バリューエージェント・株式会社グランネット(関西拠点)

大阪を拠点とする中堅SEO企業(プロフィールはグループF参照)。関西圏で地域密着の支援を希望する場合の候補です。

このほか、株式会社ソシオラ(2016年/東京都中央区銀座)、株式会社レジット(2013年/東京都渋谷区円山町)、クーミル株式会社(2021年/東京都新宿区西新宿・資本金500万円)、サクフリ株式会社(2024年/東京都渋谷区道玄坂・資本金100万円)、シュワット株式会社(東京都千代田区神田神保町・資本金2,700万円)、株式会社ブランディングワークス(2020年/千葉県柏市)、ホワイトベアー株式会社(東京都渋谷区恵比寿・資本金600万円)、株式会社クリエル(2008年/福岡県福岡市博多区・資本金1,000万円)、株式会社Mesut(2024年/東京都新宿区西新宿)、エイチリンク株式会社(マルナゲSEO)(2025年/東京都板橋区)、株式会社リクエストエージェント(2016年/東京都新宿区・資本金300万円)といった中小・特化・新興のSEO企業も、予算や地域の条件次第で検討候補になります。

株式会社TONOSAMA・株式会社Hayakawa・株式会社セント・ロード・株式会社メディアリーチは、本調査時点で公式・登記からの構造データ確認が取れなかったため、設立年・所在地等は各社公式サイトでご確認ください。

13. 地域別おすすめSEO対策会社

対面打ち合わせのしやすさ・地域経済への理解・ローカルSEO(MEO)の知見を重視するなら、地域での選定も有効です。digi-mado編集部は主要な都道府県・都市別にSEO対策会社の徹底比較記事を公開しています。ただしSEOの施策自体はオンラインで完結するため、地域にこだわらず実績と相性で選ぶのが本来の正解。全国対応の主要60社(第12章)も併せて比較してください。

13-1. 関東エリア

13-2. 中部・東海・北陸エリア

13-3. 関西エリア

13-4. 中国・四国エリア

13-5. 九州・北海道・東北エリア

14. 依頼前に自社で準備しておくべき5つのこと

SEO対策会社の提案精度と見積もりの妥当性は、依頼側がどれだけ情報と目的を整理して臨むかで大きく変わります。準備不足のまま相談すると、各社の提案がバラバラになって比較できず、相見積もりの意味が薄れます。最低限、次の5点を整理してから問い合わせるのが効率的です。

  1. 目的とKGI/KPIの言語化:「問い合わせを月◯件増やしたい」「指名検索を強化したい」など、SEOの先にある事業ゴールを1文で書けるようにする
  2. 現状データへのアクセス整理:Googleアナリティクス・Search Console・現在の順位/流入の権限や数値をすぐ共有できる状態にする(分析精度が上がり、提案が具体化する)
  3. 予算レンジと意思決定フローの確認:月額の上限と、社内で誰がいつ決裁するかを事前に固めておく(提案を受けてから社内調整で数週間止まるのを防ぐ)
  4. 社内の実行リソースの棚卸し:記事を書ける人・サイトを改修できる人が社内にいるかで、コンサル型か代理店型かが決まる(第2・4章)
  5. 競合・参考にしたいサイトのリストアップ:「このサイトのような状態にしたい」を共有すると、各社の理解が早まり提案の方向性が揃う

この5点をA4一枚にまとめて各社に同じ内容を渡すと、提案の比較が一気にしやすくなります。

15. SEO対策会社への依頼の流れ

問い合わせから契約までの平均期間は2〜4週間、契約から効果が出始めるまで3〜6ヶ月が一般的です。全体は6ステップで進みます。

ステップ やること 目安期間
1. 問い合わせ・無料相談 フォームから問い合わせ/資料請求。サイトURL・課題感・予算・希望時期を共有 即日〜1週間
2. 現状分析・課題ヒアリング GA/Search Consoleの権限共有。可能な限り情報開示すると精度が上がる 1〜2週間
3. 提案・見積もり 施策方向性・KPI・スケジュール・料金の提案。2〜3社で相見積もり 1〜2週間
4. 契約・キックオフ 役割分担・連絡手段・レポート頻度・初動施策の優先度を明文化 数日
5. 施策実行・月次レポート サイト改修・コンテンツ制作・被リンク獲得を実行。月次MTGで議論 継続
6. 効果検証・改善 3〜6ヶ月で初期成果、12ヶ月で本格成果。アルゴリズム変動に継続対応 継続

表9:依頼から運用開始までの6ステップ(digi-mado調査・2026年6月)。

16. SEO対策会社に関するよくある質問(FAQ)

Q1. SEO対策の効果が出るまでどれくらいかかりますか?

A. 初期成果(順位上昇・アクセス増加)は3〜6ヶ月、本格的な成果(CV増加)は12ヶ月以上が一般的です。ドメインパワー・対象KWの難易度・競合状況で変動します。短期で成果を約束する会社はブラックハットのリスクが高く避けるべきです。

Q2. SEO対策の月額相場はいくらですか?

A. 月額20万〜50万円が国内の中心帯です。中小向けコンテンツSEO中心なら10万〜30万円、中堅の専任付きコンサルなら30万〜80万円、大企業フルサポートなら100万円超が相場です。

Q3. SEOコンサルとSEO対策会社(代理店型)はどちらが良いですか?

A. 社内に実行人材がいれば「SEOコンサル+部分外注」、いなければ「代理店型に一括委託」が基本です。前者は月額を抑えられますが社内の実行リソースが前提、後者は費用が上がるぶん実行ごと任せられます(第2章参照)。

Q4. 成果報酬型と月額固定型はどちらが良いですか?

A. 長期的な成果と内製ノウハウ蓄積を重視するなら月額固定型が推奨です。成果報酬型は初期費用を抑えられる反面、業者が短期施策に偏り、対象KWも業者寄りに選定されがちです(第9章参照)。

Q5. AI Overviews・LLMO対応は必要ですか?

A. 2026年時点で必須軸です。AI Overviews表示時はオーガニックCTRが大幅に低下しており、「AIに引用される」最適化が新しい主戦場です。LLMO対応を提供する会社を選ぶか、自社で対応人材を確保する必要があります。

Q6. 自社で内製した方が良いケースはありますか?

A. SEO専門人材を2〜3名以上常時雇用でき、長期的な内製ノウハウ蓄積を最優先する企業は内製が有利です。ただし年間1,500万〜2,500万円の人件費がかかるため、多くのケースで月額30万〜80万円の外注のほうがROIが高くなります(第4章参照)。

Q7. SEO会社から営業電話を受けました。依頼すべきでしょうか?

A. 電話勧誘をきっかけに即決する必要はありません。その場で契約せず「資料をメールで」と伝えて切り、会社名・所在地・代表者を検索で確認し、必ず他社2〜3社と比較してから判断してください。「1位保証」「Google公認」「今すぐ契約を」と迫る会社は警戒対象です(見分け方は第9章)。

Q8. SEOコンサルタントに将来性はありますか?年収はどれくらい?

A. SEO人材の年収相場は500万〜1,000万円で、AI Overviews/LLMO対応力を持つ人材の市場価値はむしろ上昇しています。検索がAIに置き換わるほど「AIに引用される設計」ができる人材の希少性が高まるため、職種としての将来性はあります。依頼時は担当者がLLMOをどう捉えているかを確認しましょう。

Q9. ペナルティを受けたサイトの復活も依頼できますか?

A. ペナルティ復旧の経験がある会社は限定的です。アユダンテ株式会社、株式会社JADE、株式会社CINC等の上級コンサルは復旧実績を持つことが多く、初回相談で過去の対応事例を確認すると良いでしょう。

Q10. SEO対策と広告(リスティング)の使い分けは?

A. 短期的なCV獲得は広告、長期的な集客資産化はSEOが基本です。両方を並行運用できる総合代理店(株式会社デジタルアイデンティティ、株式会社フルスピード等)に一括で任せると予算配分を最適化できます。

Q11. SEO対策会社とWeb制作会社の違いは何ですか?

A. SEO対策会社は集客最大化の継続的な運用支援、Web制作会社は新規サイトの立ち上げ・リニューアルが主業務です。両対応のハイブリッドもあり、新規立ち上げ時はこの組み合わせを検討します(Web制作会社34選も参照)。

Q12. SEO対策会社の選定で最も重要なポイントは?

A. 担当コンサルタント個人の経歴・実績、自社業界での対応経験、LLMO対応の有無の3点です。会社全体の実績ではなく担当者個人のレベルが質を左右するため、提案時に担当予定者と直接話すことが最重要です。

Q13. 逆SEO対策(誹謗中傷・ネガティブ口コミ対策)はSEO対策会社で対応できますか?

A. 通常のSEO対策会社では原則として対応していません。逆SEO対策(リバースSEO、サジェスト汚染対策、誹謗中傷対策)は本記事で扱う集客支援とは別領域です。日本では弁護士・行政書士による削除請求や名誉毀損訴訟が法的に有効な対応手段とされ、専門業者の効果や合法性は慎重な検討が必要です。本記事の60社は検索エンジン最適化による集客支援を行う企業に限定しており、逆SEOは対象外です。

Q14. BtoB企業がSEO対策会社を選ぶ際の注意点は?

A. BtoB特化の実績がある会社を選ぶことが最重要です。BtoBは検索ボリュームが小さく・CV単価が高く・商談化リードタイムが長い特殊性があります。商談化率・受注率まで踏み込んだレポート、ホワイトペーパー・導入事例の企画力、SFA/MA連携を含めた全体設計が可能な会社を選びましょう(株式会社イノーバ、株式会社CINC、株式会社LANY、株式会社ウィルゲート等)。

Q15. 契約期間の縛りはありますか?

A. 最低契約期間6ヶ月〜1年、解約予告1〜3ヶ月前が一般的です。SEOは効果が出るまで時間がかかるため短期契約は基本的に提供されません。中途解約条件は契約前に必ず確認しましょう。

まとめ:自社に合う3社をどう絞り込むか

2026年のSEOはAI Overviews・LLMO対応の必要性が高まり、自社運用の難易度が上がるなか、専門知見を持つSEO対策会社の活用がますます有効になっています。本記事のゴールである「自社に合う3社まで絞り込む」ための手順を、最後に再掲します。

  1. 外注すべきかを判断する(第4章:社内に実行人材がいるか)
  2. タイプを選ぶ(第6章:代理店型/コンサル型/SaaS型/コンテンツ型/LLMO型/特化型)
  3. 相場観を持つ(第7章:自社規模に対する月額レンジ)
  4. 選定基準で絞る(第8章:10チェック/第9章:悪質業者の回避)
  5. 比較表で3社に絞り、資料請求・無料相談へ(第11・12章)

まずは比較表で気になる会社を3社程度に絞り、資料請求・無料相談を経て、提案内容と料金を比較するところから始めるのが、失敗のない第一歩です。

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