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あしたのチームを他社比較!評価制度の機能や料金、注意点を解説【2025年最新】

「人事評価システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 大規模企業向け
    • アンケート機能
    • 小中規模企業向け
    • csv出力
    • 車走行距離計算
    • Excel出力
    • 組織図作成
    • 帳票自動作成
    • 日報共有機能
    • 資格取得申請機能
    • 人事給与システム連携
    • 目標管理機能
    • 評価シートのテンプレートあり
    • ハイパフォーマンス分析
    • 評価傾向分析
    • 評価分布表示
    • MBO評価対応
    • 勤怠管理システム連携
    • 行動特性評価
    • PDF出力
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
人事データを一元化
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
費用は、登録される社員数に応じて変動します。
制限なし
タレントパレット(人事評価・タレントマネジメント)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
コスパ最強システム
初期費用 110,000円(税込)
2機能プラン 月額5,500円(税込)~
備考
・目標評価
・行動評価 or 職務評価
3機能プラン 月額8,250円(税込)~
備考
・目標評価
・行動評価
・職務評価
6か月間
人事評価ナビゲーターの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
カオナビの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ユーザー数600,000人以上
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
HRTechサービスと連携
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
労務・人事戦略も網羅
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
データに基く戦略人事
初期費用 150,000円
50名プラン 30,000円/月額
備考
システム内登録が50名までの従業員数のプランです。
200名プラン 80,000円/月額
備考
システム内登録が51名~200名までの従業員数のプランです。
500名プラン 150,000円/月額
備考
システム内登録が201名~500名までの従業員数のプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
給与・就業管理と連携
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用0円
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタートプラン 10,000円~/月額
備考
採用管理機能と人材DB機能で人事情報をスムーズに管理。人事情報を一元管理したい方向けプランです。
スタンダードプラン 60,000円~/月額
備考
採用管理機能と人材DB機能に加え、人材情報の分析機能を追加したプラン。人材情報を可視化します
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
製造・IT業界を支援
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン 40,000円~/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
定型業務のその先へ
料金プラン 220円~/1ヶ月
備考
※1名あたりの金額です。
※料金は目安となります。
※従業員規模100名程度〜
2年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
生の声をもとに開発
初期費用 30万円~
利用料金 4.5万円~
なし
あしたのクラウドHRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×AI
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
※月額料金制
※利用人数に合わせて金額が変動
制限なし
HRBrainの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
高コスパで業務効率化
初期費用 200,000円
備考
従業員数により変動
⽉額費⽤ 10,000円/月額
備考
30名まで
31名~ 300円(月額)/1名が追加
1ヵ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入4000社の信頼
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
あしたのチームの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
使い慣れた形で導入
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月3万円で評価改革
初期費用 要相談
備考
問合わせの後ヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
評価制度で意欲改革
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にお見積り
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
制度に寄り添う評価
初期費用 要相談
備考
問合わせの後ヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
20年の実績が支える安心
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
評価制度にフィットするクラウド
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
従業員の声を見える化
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
多彩な管理項目を簡単検索
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人材データをひとまとめ
初期設定費用 要相談
月額費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
感謝がつなぐ社内の輪
初期費用 無料
備考
アカウント設定などの導入支援費用を含む
基本料金 350円 / アカウント
ボーナス費用 ボーナス交換の金額
備考
従業員がボーナスポイント(Sushi)をギフト券やその他の商品と交換する際、その交換にかかる費用はお客様が負担することになります。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
4言語対応でスマート管理
初期費用 0円
少人数プラン 月額10,000円~
備考
10名以下
ライトプラン 月額30,000円~
備考
30名以下
ビジネスプラン 要相談
備考
50名以上
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
持続的改善で変化を実現
初期費用 100,000円
プラン 16,000円/月額
備考
無料デモのご利用や
貴社の企業規模に合わせたお見積もりも承っております。また、お見積依頼と同時に、他社サービスとの比較やラフールサーベイに関するご質問などございましたら、併せてお問い合わせいただけます。
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
作業時間を大幅に削減
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12ヶ月~
ジンジャー人事評価の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ビズリーチのタレマネ
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
分析から実行までこの一つ
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
360度評価で組織活性化
プラン料金 プランに応じて3段階で変動
備考
初回のみ発生
ご利用料金 ユーザーID数に応じて変動
備考
利用料金が発生するのはフィードバックを実施した1ヶ月間のみです。管理画面はそれ以外の期間も自由にご利用いただけます
更新料金 利用しているプランに 応じて変動
備考
2年目以降毎年発生
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人材の力を最大限に
従量課金プラン 550円/人/月(税込)
備考
初回登録料110,000円(税込)が別途必要。
10名以下定額プラン 5,500円/月(税込)
備考
従業員10名まで一律。登録料は共通。
なし(1 か月単位で解約可能)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

「上司の感覚で評価が決まってしまう」「何を頑張れば評価されるのか分からない」「成果を出しても給与に反映されない」。これらは多くの中小企業経営者が直面する根深い課題ではないでしょうか。このような状況は、社員のモチベーション低下や離職を招き、企業全体の成長を妨げる要因となります。「あしたのチーム」は、まさにこうした中小企業特有の人事課題を解決することに特化したサービスです。客観的な基準に基づいた評価制度を構築し、社員一人ひとりの目標と成長を会社の業績向上に結びつけます。

1. なぜ今、人事評価制度の見直しが急務なのか?

近年、多くの企業で人事評価制度の見直しが喫緊の経営課題となっています。「うちはまだ大丈夫」と思っていても、気づかぬうちに組織の成長を妨げる要因が潜んでいるかもしれません。ここでは、なぜ今、評価制度のアップデートが必要不可欠なのか、その背景にある2つの大きな変化について解説します。

1-1. 働き方の多様化で「頑張り」が見えにくくなった

新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、テレワークやハイブリッドワークといった働き方が一気に普及しました。オフィスで顔を合わせる時間が減ったことで、従来のような「プロセス」や「勤務態度」での評価が難しくなっています。
さらに、上司の目が届きにくい環境では、社員一人ひとりの「成果」を公平に評価するための、客観的な基準がなければ、不公平感やモチベーションの低下につながりかねません。「テレワークでサボっていると思われているのでは」「オフィスにいる人ばかり評価されるのではないか」といった社員の不安を払拭し、誰もが納得して働ける環境を整えることが急務です。

働き方の変化 これまでの評価の課題 新たに求められる評価
テレワーク・在宅勤務の普及 勤務時間や働く姿勢が見えにくい 成果(アウトプット)に基づく客観的な評価
ハイブリッドワークの定着 出社する社員としない社員の評価に差が出る懸念 どこで働いていても公平な基準で評価される仕組み

1-2. 投資家も注目する「人的資本経営」の重要性

もう一つの大きな変化が、「人的資本経営」への注目度の高まりです。これは、従業員を「コスト」ではなく、企業の成長に不可欠な「資本」と捉え、人材育成に積極的に投資していく経営手法を指します。
近年、投資家も企業の将来性を判断する上で、財務情報だけでなく「従業員のエンゲージメント」や「人材育成への投資額」といった目に見えない資本(人的資本)を重視するようになりました。従業員の成長を促しその頑張りに報いる公正な人事評価制度は、まさに人的資本経営の根幹をなすものです。しっかりとした評価制度があることは、社内だけでなく、社外のステークホルダーに対する重要なアピールにもなるのです。

2. あしたのチームとは?評価制度改革を支援するクラウドサービス

あしたのチーム」は、人事評価制度の設計から運用までを支援するクラウドベースのサービス+コンサルティング提供組織です。人事評価業務の効率を高め、評価の透明性や納得感を向上させられる点が特徴です。導入企業は4,000社を超える実績があります。

Ashitanochimu
引用:人事評価制度の設計から運用までワンストップで支援|あしたのチーム

2-1. あしたのチームの理念:「頑張る人が報われる世界を創る」

あしたのチーム」のミッションは、「努力や成果が正当に認められ、形として報われる」 組織文化を創ることです。この理念の下、年齢・性別・キャリア・役職に関係なく、「個々人の価値が発揮されるチームづくり」を目指しています。
理念は単なるスローガンではなく、サービス設計や導入支援の根幹をなす考え方になっており、制度設計段階から「公平性・納得性」を重視した枠組みが反映されるように設計されています。

2-2. サービスの全体像:「制度設計 × クラウド × 運用支援」の三位一体モデル

あしたのチーム」の強みは、制度設計・クラウド化・運用支援をワンストップで提供する点にあります。

以下は各要素と、その相互作用の概要です:

要素 概要 課題解決ポイント
制度設計 人事評価制度の基本設計(等級制度、評価基準、報酬制度との連動など) 自社にフィットする基準を設計し、評価者・被評価者双方の納得感を高める
クラウド化 「あしたのクラウド HR」等を通じて評価プロセスをオンラインで実行 Excel・紙運用から脱却、ワークフロー一貫化、工数削減、見える化
運用支援 評価運用中の伴走支援、制度見直し、コンサルティング支援 制度が形骸化するリスクを抑え、定着を促す改善を反映

たとえば、制度設計だけ・ツール提供だけのサービスは、どちらかが欠けた場合に実務が滞るリスクがあります。「あしたのチーム」はこの三位一体を揃えることで、実効性を補完し合う構造になっています。また、クラウド部分では、目標設定 → 評価 → 給与決定 → 通知までを一気通貫で処理できるよう設計されており、AI機能(目標補助や偏差チェックなど)や顔写真機能、レポート機能も搭載されています。
運用支援では、定期的なレビューやフィードバック支援、評価者の教育・コーチングを通じて評価制度を現場に根付かせるための機能も提供されます。

2-3. 企業概要:株式会社あしたのチーム(代表:赤羽博行/設立2008年)

以下に、「あしたのチーム」の基本的な企業情報をまとめます。

項目 内容
社名 株式会社あしたのチーム
設立日 2008年9月25日
代表者 代表取締役社長 CEO:赤羽 博行
資本金 1億円(資本準備金含む)
本社所在地 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 13F(WeWork内)
支社・拠点 札幌支社(北海道)あり
主要事業内容 人事評価制度構築・運用、「あしたのクラウド HR」などクラウドサービス提供、「あしたのコーチ」「あしたのサーベイ」「あしたのeラーニング」などの関連ツール運営
関連グループ ベクトルグループ所属。あしたのチームを通じてグループ全体のHRソリューション強化

また、海外展開にも積極的で、台湾やシンガポールにも法人を配置し、海外日系企業向けのサービス提供も行っています。
企業としての受賞歴も多く、HRTech分野での評価を受けている点も信頼性の一要素です。

このように、「あしたのチーム」は理念を中心に据えつつ、制度設計/クラウド化/運用支援を融合して提供する点が他社との差別化要素となります。また、4,000社以上の導入実績や海外展開の動きも、信頼性の裏付けとなっています。次の章では、このサービスがなぜ今注目されているかについて掘り下げていきます。

file-sharing-service

人事評価システムの比較表を表示する

3. なぜ今「あしたのチーム」が注目されているのか?

人事評価のデジタル化は、法制度・投資家要請・働き方の変化が同時に進む中で待ったなしです。本節では、評価制度の刷新を急ぐ背景と、「あしたのチーム」が選ばれる理由を整理します。

3-1. 働き方の変化と「成果主義」へのシフト

テレワークや出社を組み合わせたハイブリッド勤務が広がり、評価の重心は「働いた時間」よりも「生み出した成果」へ移りつつあります。場所や時間にとらわれない働き方では、目標と進捗、成果物をどれだけ見える化できるかが評価の土台になります。
同時に、上場各社では投資家が人的資本(人材の質・エンゲージメント・育成投資)に着目し、経営は「人材戦略の説明責任」を強く求められています。政府の指針や取引所の開示強化の流れもあり、経営は「人材戦略をどう設計し、どう成果につなげたか」を説明可能な形で示す必要があります。評価制度には、プロセスと結果を一貫して記録・提示できる仕組みが不可欠です。

要点

  • テレワークとハイブリッド勤務の広がりで、評価は時間から成果へシフト
  • 人的資本の開示が進み、評価プロセスの見える化説明可能性が重視される
  • 公平性と透明性を担保できるクラウド型の評価運用が、実務と開示の両面で有効

3-2. Excel運用の限界と属人化リスク

Excelでの評価は、ファイルが分散して版管理が難しく、同時編集できない・ミスが起きやすいといった問題があります。 さらに、業務が属人化しやすく、セキュリティ不安や、監査・経営会議での根拠提示に時間がかかる点も課題です。

次の表では、Excel運用とクラウド型評価システムの要点比較を示します。ワークフローとログの標準装備が、属人化の解消と説明責任の強化に直結します。

観点 Excel運用 クラウド型(例:評価SaaS)
版管理 ファイル乱立・更新衝突の恐れ 単一DBで一元管理
同時編集 基本不可 権限付き同時編集・ワークフロー
トレーサビリティ 履歴追跡が困難 変更履歴・監査ログを自動保存
指標管理 手作業集計 ダッシュボード・自動集計
セキュリティ 共有ルールに依存 アクセス制御・認証管理
説明責任 根拠資料が散在 目標→査定→給与の経緯を一気通貫で提示

この比較から、クラウド化が属人化を抑え、監査・投資家・従業員への説明を容易にすることが分かります。

3-3. あしたのチームが解決する3つの課題(透明性/効率化/納得性)

評価の「透明性」「効率化」「納得性」を同時に満たすには、制度設計・運用・データ化を一体で進める必要があります。ここで「あしたのチーム」は、制度設計×クラウド×伴走支援をワンストップで提供します。

  • 透明性
    目標設定から査定・給与連動までのプロセスと判断根拠をクラウド上で可視化。評価者間のブレを抑え、指標・コメント・履歴で説明可能性を高めます。
  • 効率化
    ワークフロー自動化、リマインド、集計の自動化により、評価事務の手作業を削減。Excelで頻発する集計・版管理の負荷を外し、締切厳守と一次データの正確性を担保します。
  • 納得性
    役割・等級・職種に応じた目標テンプレートや、評価コメントの質を上げる運用支援で、社員の納得感を醸成。人材育成やエンゲージメントの開示強化にも寄与します。

このように「あしたのチーム」は評価制度の設計から運用、改善までを一貫して支援し、透明性・効率性・納得性を同時に実現できる唯一のクラウド型ソリューションといえます。働き方の多様化と人的資本経営の時代において、評価の“見える化”と“説明できる運用”を両立したい企業に最適な選択肢です。

4. あしたのチームの主要機能と導入効果

あしたのチーム」が提供する「あしたのクラウドHR」(以下、あしたのクラウド)は、人事評価の設計から運用、給与決定までを一気通貫で支援するクラウドサービスです。特徴は、単なるツール提供にとどまらず、制度の設計支援と運用の伴走支援をセットで提供している点にあります。ここでは、主要な機能と導入による効果を整理します。

4-1. 評価制度構築支援(職種・等級別テンプレート付き)

制度設計をゼロから行う負担を減らすために、「あしたのクラウド」では職種・等級別の評価テンプレートが用意されています。行動目標(コンピテンシー)と成果目標(KPI)を組み合わせた型が基本で、初期設計の叩き台としてすぐに使えます。
また、専任のコンサルタントが制度づくりをサポートするため、人事部が少人数でも短期間で“運用できる制度”を立ち上げられます。制度導入後も、評価シートや面談の改善など、定着に向けたサポートが継続される点も大きな強みです。

提供物 位置づけ 期待できる効果
職種・等級別の目標例 行動・成果指標の初期セット 目標の質を平準化し、早期運用を実現
評価シートテンプレート 評価項目・重み付けの叩き台 評価基準の可視化と説明のしやすさ向上
フィードバックガイド 面談・差し戻しの型 コメントの質を高め、納得度を向上

この仕組みにより、ゼロから制度を構築するよりも圧倒的に早く、現場で使える評価制度を整備できます。

\コンピテンシー評価の書き方について詳しく知りたい場合はこちらから!/

コンピテンシー評価の書き方とは?【__current_year__年最新】メリット・デメリット、具体的な導入手順を徹底解説!

4-2. 目標設定・査定ワークフローの自動化

評価プロセスをクラウド上で一元管理できるのが、「あしたのクラウド」の大きな特徴です。目標設定から自己評価、上司による査定、最終確定までがワークフローでつながっており、メールやExcelのやり取りが不要になります。
自動リマインド機能で締切遅延を防ぎ、権限設定によって必要な範囲だけ情報を開示できます。これにより、セキュリティを確保しつつ、評価の透明性とスピードを両立できます。

観点 Excel運用 あしたのクラウド
版管理 ファイルの重複・競合が発生 単一データベースで一元管理
ワークフロー メール・口頭連携 目標~査定~確定を自動フロー化
リマインド 手動通知 自動で催促・期限管理
権限・監査 シート保護に依存 権限設定・履歴で監査対応可能
進捗可視化 手作業集計 ダッシュボードで即時把握

クラウド化により、評価の進捗が可視化され、締切遵守や監査対応の手間を大幅に削減できます。

4-3. 給与シミュレーションとレポート機能

評価結果をもとに、給与・昇給・昇格の試算まで自動化できる点も特徴です。評価点が確定すると、等級や給与テーブルに連動して自動的にシミュレーションが反映されます。人件費の増減や評価分布をレポートで確認でき、経営層の意思決定を支援します。

項目 手動運用 あしたのクラウド
評価点→給与反映 手計算・表調整が必要 テーブル設定で自動反映
査定差異の確認 再計算が必要 条件変更で即時再試算
レポート作成 Excelで手作業 標準レポートを自動出力

これにより、給与決定のスピードが上がるだけでなく、評価と報酬の整合性を明確に保てます。

4-4. メリットと注意点(中立的な視点で)

あしたのクラウド」には多くの利点がありますが、注意すべき点も存在します。公平な観点から整理すると次の通りです。

メリット

  • 制度設計から運用まで一体で管理できる
  • 権限管理や履歴保存で監査にも対応できる
  • 給与シミュレーションにより人件費を可視化できる

注意点

  • テンプレートは汎用設計のため、自社文化に合わせた調整が必要
  • 面談の質や評価コメントは担当者教育に依存
  • 評価頻度や項目数が多すぎると運用負荷が増える

つまり、クラウド化で仕組みを整えるだけでなく、自社の運用ルールと人材マネジメント方針をすり合わせることが成功のカギです。

4-5. 主要機能と期待効果の対応表

あしたのクラウド」の主要機能を整理すると、次のように“制度→運用→給与”の流れが一気通貫でつながります。

機能 概要 現場での効果
目標設定・差し戻し 目標入力や差し戻しをクラウドで完結 目標の質を平準化し、面談準備が効率化
評価・調整・確定 評価~査定~確定を1画面で操作 評価のブレを抑え、説明可能性を向上
権限設定管理 開示範囲と操作権限を細かく設定 情報保護と監査対応を両立
レポート・分析 評価分布・部門別傾向を可視化 育成・配置の意思決定を迅速化
給与シミュレーション 評価点・等級に連動して給与を算出 人件費見通しを早期化し整合性を確保

制度設計から給与決定までがクラウド上でシームレスに連動するため、人事評価のスピード・透明性・納得性が同時に向上します。

あしたのクラウド」は、テンプレート+クラウド運用+伴走支援を一体で提供し、評価業務を「見える・回る・続く」仕組みに変えます。
一方で、最適な制度運用の形は企業ごとに異なるため、最初はテンプレートを基盤に、運用を重ねながら調整していく進め方が現実的です。まずは小さく始め、データを蓄積しながら最適化することで、評価制度が“形だけ”で終わらない、本当に機能する仕組みへと育てていくことができます。

「人事評価システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 大規模企業向け
    • アンケート機能
    • 小中規模企業向け
    • csv出力
    • 車走行距離計算
    • Excel出力
    • 組織図作成
    • 帳票自動作成
    • 日報共有機能
    • 資格取得申請機能
    • 人事給与システム連携
    • 目標管理機能
    • 評価シートのテンプレートあり
    • ハイパフォーマンス分析
    • 評価傾向分析
    • 評価分布表示
    • MBO評価対応
    • 勤怠管理システム連携
    • 行動特性評価
    • PDF出力
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
人事データを一元化
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
費用は、登録される社員数に応じて変動します。
制限なし
タレントパレット(人事評価・タレントマネジメント)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
コスパ最強システム
初期費用 110,000円(税込)
2機能プラン 月額5,500円(税込)~
備考
・目標評価
・行動評価 or 職務評価
3機能プラン 月額8,250円(税込)~
備考
・目標評価
・行動評価
・職務評価
6か月間
人事評価ナビゲーターの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
カオナビの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ユーザー数600,000人以上
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
HRTechサービスと連携
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
労務・人事戦略も網羅
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
データに基く戦略人事
初期費用 150,000円
50名プラン 30,000円/月額
備考
システム内登録が50名までの従業員数のプランです。
200名プラン 80,000円/月額
備考
システム内登録が51名~200名までの従業員数のプランです。
500名プラン 150,000円/月額
備考
システム内登録が201名~500名までの従業員数のプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
給与・就業管理と連携
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用0円
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタートプラン 10,000円~/月額
備考
採用管理機能と人材DB機能で人事情報をスムーズに管理。人事情報を一元管理したい方向けプランです。
スタンダードプラン 60,000円~/月額
備考
採用管理機能と人材DB機能に加え、人材情報の分析機能を追加したプラン。人材情報を可視化します
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
製造・IT業界を支援
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン 40,000円~/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
定型業務のその先へ
料金プラン 220円~/1ヶ月
備考
※1名あたりの金額です。
※料金は目安となります。
※従業員規模100名程度〜
2年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
生の声をもとに開発
初期費用 30万円~
利用料金 4.5万円~
なし
あしたのクラウドHRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×AI
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
※月額料金制
※利用人数に合わせて金額が変動
制限なし
HRBrainの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
高コスパで業務効率化
初期費用 200,000円
備考
従業員数により変動
⽉額費⽤ 10,000円/月額
備考
30名まで
31名~ 300円(月額)/1名が追加
1ヵ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入4000社の信頼
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
あしたのチームの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
使い慣れた形で導入
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月3万円で評価改革
初期費用 要相談
備考
問合わせの後ヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
評価制度で意欲改革
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にお見積り
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
制度に寄り添う評価
初期費用 要相談
備考
問合わせの後ヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
20年の実績が支える安心
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
評価制度にフィットするクラウド
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
従業員の声を見える化
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
多彩な管理項目を簡単検索
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人材データをひとまとめ
初期設定費用 要相談
月額費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
感謝がつなぐ社内の輪
初期費用 無料
備考
アカウント設定などの導入支援費用を含む
基本料金 350円 / アカウント
ボーナス費用 ボーナス交換の金額
備考
従業員がボーナスポイント(Sushi)をギフト券やその他の商品と交換する際、その交換にかかる費用はお客様が負担することになります。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
4言語対応でスマート管理
初期費用 0円
少人数プラン 月額10,000円~
備考
10名以下
ライトプラン 月額30,000円~
備考
30名以下
ビジネスプラン 要相談
備考
50名以上
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
持続的改善で変化を実現
初期費用 100,000円
プラン 16,000円/月額
備考
無料デモのご利用や
貴社の企業規模に合わせたお見積もりも承っております。また、お見積依頼と同時に、他社サービスとの比較やラフールサーベイに関するご質問などございましたら、併せてお問い合わせいただけます。
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
作業時間を大幅に削減
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12ヶ月~
ジンジャー人事評価の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ビズリーチのタレマネ
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
分析から実行までこの一つ
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
360度評価で組織活性化
プラン料金 プランに応じて3段階で変動
備考
初回のみ発生
ご利用料金 ユーザーID数に応じて変動
備考
利用料金が発生するのはフィードバックを実施した1ヶ月間のみです。管理画面はそれ以外の期間も自由にご利用いただけます
更新料金 利用しているプランに 応じて変動
備考
2年目以降毎年発生
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人材の力を最大限に
従量課金プラン 550円/人/月(税込)
備考
初回登録料110,000円(税込)が別途必要。
10名以下定額プラン 5,500円/月(税込)
備考
従業員10名まで一律。登録料は共通。
なし(1 か月単位で解約可能)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

5.【導入事例】あしたのチームで組織はこう変わる!

どのような課題を抱える企業が、「あしたのチーム」を導入し、成功を収めているのでしょうか。ここでは、公式サイトで公開されている実際の導入事例を基に、「課題」「施策」「成果」の3つのポイントで、企業の変革ストーリーを分かりやすくご紹介します。自社の状況と照らし合わせながら、導入後の姿を具体的にイメージしてみてください。

5-1. 事例1:株式会社ライフアドバンス(不動産業)~個人プレーからチームプレーへ~

不動産業界でよくある「一匹狼」の集まりから、強い「チーム」へと生まれ変わりたい、と考えていたのが「株式会社ライフアドバンス」様です。

株式会社ライフアドバンスの変革
抱えていた課題 ・評価が個人の売上成績に偏り、チームとしての協力体制が生まれにくい ・組織全体の目標よりも、個人の目標が優先されがち
あしたのチームでの施策 ・個人の成果だけでなく、チームへの貢献度や後輩育成なども評価項目に設定 ・全社方針と連動した目標設定をサポート
導入後の成果 ・社員同士が協力し合う文化が醸成され、組織力が向上 ・「チームで成果を出す」という意識が根付き、全社的な一体感が生まれた

この事例は、個人の成果だけでなく、組織全体のパフォーマンスを向上させたいと考えている企業にとって、大きなヒントとなるでしょう。

5-2. 事例2:株式会社雄進印刷(卸売業)~逆境を乗り越える組織力~

コロナ禍という厳しい経営環境の中、社員のエンゲージメントを高め、業績回復を果たしたのが「株式会社雄進印刷」様です。

株式会社雄進印刷の変革
抱えていた課題 ・評価基準が曖昧で、社員のモチベーションにばらつきがあった ・外部環境の悪化に対し、組織としての一体感ある対応ができていなかった
あしたのチームでの施策 ・会社の目標と個人の目標を連動させ、やるべきことを明確化 ・定期的な面談を通じて、環境変化に対応した目標の再設定を支援
導入後の成果 ・社員の目標達成力とチームワークが向上し、逆境下でも売上を回復 ・評価を通じて部下と向き合う機会が増え、管理職の育成能力も向上

厳しい外部環境の変化に対応し、社員の力を結集して乗り越えたいと考える企業にとって、勇気を与えてくれる好例です。

5-3. 事例3:株式会社松本鉄工(製造業)~働き方改革と業績向上を両立~

製造業が抱えがちな長時間労働の課題を、人事評価制度の改革によって解決したのが「株式会社松本鉄工」様です。

株式会社松本鉄工の変革
抱えていた課題 ・長時間労働が常態化し、社員のワークライフバランスに課題 ・業務の効率化に対する意識が低かった
あしたのチームでの施策 ・生産性向上につながる行動を評価項目に設定 ・残業時間の削減努力を評価と給与に反映させる仕組みを構築
導入後の成果 ・社員が主体的に業務改善に取り組むようになり、残業時間を大幅に削減 ・生産性が向上し、業績と社員の給与アップを同時に実現

この事例から、働き方改革を推進し、社員の満足度と会社の業績を両立させたいと願う企業にとって、人事評価制度がいかに有効かが分かります。

6. 他社比較で見る「あしたのチーム」の強みと弱み

評価SaaS主要3製品(あしたのチーム/HRBrain/カオナビ)を、カバー領域・価格の傾向・サポート範囲・代表機能で横並び比較します。料金は従業員数や利用機能で変動するため、本節では公開されやすい“傾向”と“支援の深さ”にフォーカスします。

6-1. 3社の比較概要(機能・価格・サポート範囲)

次の表では、主要3製品のカバー領域、価格表記の傾向、サポート範囲、代表的な機能・実績を一望できます。

製品 主なカバー領域 価格の傾向 サポート範囲の例 代表機能・実績の例
あしたのチーム 制度構築+評価運用+給与決定を一体運用 問い合わせ制(月額制の案内あり) 制度設計支援、導入設定、運用伴走 目標・評価・査定・給与連動の一元管理、4,000社超の導入紹介あり
HRBrain タレントマネジメント+人事評価+サーベイをモジュール提供 問い合わせ制(人数・機能で変動) 導入支援プログラム、活用促進、自走支援 人材データ連携と分析、累計3,500社超の導入紹介あり
カオナビ 人材情報DB+評価+育成・配置検討 問い合わせ制(登録人数で変動) 導入支援、ユーザーコミュニティ、権限設計の相談 人材情報の集約・可視化、UIの直感性に定評

この比較から、「あしたのチームは“制度構築×クラウド×伴走支援”の三位一体、「HRBrain」はモジュール選択で幅広く拡張、「カオナビ」は人材情報の可視化を軸に全社活用という立ち位置がはっきり分かります。

6-2. サポートの“深さ”比較(制度・運用・データ活用)

導入の成否は、機能だけでなく支援の粒度で決まります。下表は、制度面・運用面・データ活用面の支援を比較したものです。

観点 あしたのチーム HRBrain カオナビ
制度設計支援 評価制度テンプレ+専門家の伴走 運用開始チェックや個別相談を提供 導入支援とコミュニティでナレッジ共有
運用伴走 期中見直しや面談の型化まで踏み込み カスタマーサクセスが活用提案と自走支援 権限・運用設計の相談とユーザー事例共有
データ活用 評価分布と給与シミュレーションで意思決定 サーベイ・スキル・分析モジュールを連携 人材DBで配置・育成の検討を推進

この観点比較から、「あしたのチームは“制度ドリブンの定着支援”が厚い、「HRBrain」は“データドリブンの運用深化”がしやすい、「カオナビ」は“人材DB中心の可視化・活用”が強いと読み取れます。

あしたのチームの強み:運用支援と人事コンサルティング力

  • 制度から運用まで一気通貫
    あしたのチームは制度設計テンプレと専任チームの伴走で、“まず動く制度”を短期で立ち上げ、運用しながら精度を上げるアプローチを採ります。料金面も月額制での継続支援を前提としており、評価→査定→給与決定までの一連の意思決定をクラウドで接続できます。
  • 説明可能性を高める仕組み
    目標・評価コメント・履歴のログ化、評価分布の可視化、給与シミュレーションにより、人件費インパクトの説明まで含めた運用を支援します。人的資本の情報開示を強化する企業にとって、プロセスの可視化と監査対応に寄与します。

弱み:小規模企業ではコスト負担がやや高め

  • 伴走の厚み=コスト構造
    制度コンサルと運用伴走が前提となるため、少人数組織では“テンプレだけ使いたい”ニーズに対し相対的に割高に映る場合があります。人事評価を“ツール単体導入で最小限に”進めたい企業には、モジュール選択でスモールスタート可能な「HRBrainが相性の良い局面もあります。
  • タレントマネジメント全体の広がりは他社が優位な場面も
    後継育成・スキル管理・サーベイなど、評価周辺の機能を広く組み合わせたい場合は、HRBrain」のモジュール拡張や「カオナビの人材DB中心設計がフィットするシーンがあります。導入目的が「評価制度の定着」か「人材データ活用の拡張」かで、選択は変わります。

7. 導入の流れと料金プラン

制度構築からクラウド運用、継続的な伴走支援までの全体像を、一次情報に基づき整理します。料金は公開レンジが限られるため、問い合わせ制+無料デモ/資料請求を起点とした意思決定プロセスを前提に解説します。

7-1. 導入のステップ(診断 → 設計 → 導入 → 運用)

結論から言えば、診断(現状可視化)→制度設計→クラウド導入→運用・伴走の順でフェーズが進みます。各フェーズは資料・デモと並走させるのが効率的です。根拠は公式サイト上の製品・導入案内で確認できます。

次の表では、各フェーズの目的・主なアウトプット・確認ポイントを整理しています。

フェーズ 目的 主なアウトプット 実務での確認ポイント
診断 現行評価の整理・課題抽出 評価項目・重み・運用課題の棚卸し 期日遅延、差し戻し基準、説明可能性の欠落
設計 等級・評価基準・目標テンプレの設計 職種・等級別テンプレ、評価シート叩き台 評価頻度、面談の型、給与連動ルール
導入 クラウド設定・権限設計・移行 ユーザー権限、ワークフロー、期日設定 監査ログ、通知設計、期中変更手順
運用 目標設定→自己評価→査定→確定 ダッシュボード、評価分布、帳票出力 遅延是正、コメント品質、給与試算の整合

この表の項目を比較することで、制度(紙)→運用(Excel)→給与決定の分断を“設計×クラウド×伴走”で連結する狙いが明確になります。

7-2. 初期費用と月額プランの目安

公開情報の記載は「初期構築に費用と時間をかけず、月額制で運用支援」という方針で、詳細金額は問い合わせ制です“基本機能が恒常的に無料”というフリープランの公式表記は確認できません。一方で、無料デモ/トライアルの提供が明示されています。

次の表では、料金まわりの“公開状況”と検討時の留意点をまとめています。

項目 公開状況 補足
初期費用 公式に「初期構築に費用と時間をかけず」との方針記載 個別見積り。要件(等級数・評価頻度・給与連動)で変動の可能性あり
月額料金 問い合わせ制 利用人数・機能範囲・伴走支援の厚みで決定
無料トライアル 公式フォームから申込可 実機デモでワークフロー・権限・帳票を確認
契約期間 非公開(個別条件) 半期評価×年2回の運用サイクルを前提に確認推奨

この表の項目を比較することで、見積もり請求の前に“運用要件表”を整えると交渉がスムーズになると分かります(評価頻度、評価者数、面談回数、給与テーブルの有無など)。公開レンジは限定的ですが、月額制の継続支援であることは一次情報から読み取れます。

7-3. 無料トライアル・説明会・資料ダウンロードの案内

導入可否の判断には、無料デモ/資料で自社の要件に当てはめる検証が有効です。公式には、資料3点セットの「ダウンロード無料デモ/トライアル申込み導線が提示されています。

次の表では、“すぐやる検証タスク”をチェックリスト化しています。

タスク ねらい 成果物
資料DL(製品概要+評価シート例) 制度設計と運用機能の適合性確認 要件表の初版(評価頻度・項目数・権限)
無料デモ申込み 画面でワークフロー・権限・帳票を確認 Fit/Gap表(Excel→クラウド移行の差分)
トライアル検証 実データに近い条件で試す 期日・差し戻し・通知の運用設計叩き台
見積依頼 人数・伴走支援の厚みを確定 比較表(他社SaaSとのTCO観点)

この表の項目を比較することで、“資料→デモ→トライアル→見積”の順に不確実性が減ることが分かります。恒常的な無料プラン表記は確認できないため、無料デモ/トライアルを“費用ゼロでの事前検証”として活用するのが実務的です

第三者としての整理(意思決定のコツ)

  • 要件表の先出し:従業員数、評価頻度、項目数、給与連動ルール、導入スケジュール
  • Fit/Gapの明文化:Excel起因の課題(版管理・遅延・集計)を“機能でどう解消するか”に落とす
  • トライアルで運用確認:通知・差し戻し・チェックポイントを自社の期日設計に合わせて検証
  • 見積比較はTCOで月額×運用負荷削減×説明可能性の向上まで含めて評価

(本節の事実確認は、公式サイトのプラン・デモ・製品紹介ページの一次情報に基づいています。)

file-sharing-service

人事評価システムの比較表を表示する

【まとめ】まずは無料の資料請求から始めよう

本記事では、「あしたのチーム」が単なるシステム提供にとどまらず、制度構築から運用定着までを支援する伴走型のサービスであることを、機能、料金、導入事例など多角的な視点から解説してきました。特に、人事専任者がいない中小企業にとって、組織変革を力強く推進するパートナーとなり得るサービスです。

「評価が曖昧で社員が育たない」「組織に一体感がない」といった課題を本気で解決したいとお考えなら、まずは具体的な情報を集めることから始めてみてはいかがでしょうか。

次の表は、検討を始めるための具体的なステップを示しています。

ステップ アクション 得られる情報
Step 1 公式サイトから無料資料を請求する サービス詳細、料金プラン、導入事例集
Step 2 資料を基に、自社の課題と照らし合わせる 導入によって解決できる課題の明確化
Step 3 必要であれば、無料相談やデモを依頼する 担当者から直接、具体的な活用法を聞く

あしたのチーム」の公式サイトでは、サービス内容や料金体系、そして多くの企業の成功事例が掲載された詳しい資料を無料でダウンロードできます。自社に合った活用法を見つけるためにも、まずは情報収集の第一歩として、資料請求から始めてみることをお勧めします。

「人事評価システム」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 大規模企業向け
    • アンケート機能
    • 小中規模企業向け
    • csv出力
    • 車走行距離計算
    • Excel出力
    • 組織図作成
    • 帳票自動作成
    • 日報共有機能
    • 資格取得申請機能
    • 人事給与システム連携
    • 目標管理機能
    • 評価シートのテンプレートあり
    • ハイパフォーマンス分析
    • 評価傾向分析
    • 評価分布表示
    • MBO評価対応
    • 勤怠管理システム連携
    • 行動特性評価
    • PDF出力
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
人事データを一元化
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
費用は、登録される社員数に応じて変動します。
制限なし
タレントパレット(人事評価・タレントマネジメント)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
コスパ最強システム
初期費用 110,000円(税込)
2機能プラン 月額5,500円(税込)~
備考
・目標評価
・行動評価 or 職務評価
3機能プラン 月額8,250円(税込)~
備考
・目標評価
・行動評価
・職務評価
6か月間
人事評価ナビゲーターの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
戦略人事を加速させる
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
制限なし
カオナビの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ユーザー数600,000人以上
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
HRTechサービスと連携
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
労務・人事戦略も網羅
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
データに基く戦略人事
初期費用 150,000円
50名プラン 30,000円/月額
備考
システム内登録が50名までの従業員数のプランです。
200名プラン 80,000円/月額
備考
システム内登録が51名~200名までの従業員数のプランです。
500名プラン 150,000円/月額
備考
システム内登録が201名~500名までの従業員数のプランです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
給与・就業管理と連携
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用0円
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スタートプラン 10,000円~/月額
備考
採用管理機能と人材DB機能で人事情報をスムーズに管理。人事情報を一元管理したい方向けプランです。
スタンダードプラン 60,000円~/月額
備考
採用管理機能と人材DB機能に加え、人材情報の分析機能を追加したプラン。人材情報を可視化します
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
製造・IT業界を支援
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン 40,000円~/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
定型業務のその先へ
料金プラン 220円~/1ヶ月
備考
※1名あたりの金額です。
※料金は目安となります。
※従業員規模100名程度〜
2年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
生の声をもとに開発
初期費用 30万円~
利用料金 4.5万円~
なし
あしたのクラウドHRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人事×AI
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
※月額料金制
※利用人数に合わせて金額が変動
制限なし
HRBrainの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
高コスパで業務効率化
初期費用 200,000円
備考
従業員数により変動
⽉額費⽤ 10,000円/月額
備考
30名まで
31名~ 300円(月額)/1名が追加
1ヵ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
導入4000社の信頼
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
あしたのチームの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
使い慣れた形で導入
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
月3万円で評価改革
初期費用 要相談
備考
問合わせの後ヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
評価制度で意欲改革
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にお見積り
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
制度に寄り添う評価
初期費用 要相談
備考
問合わせの後ヒアリング
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
20年の実績が支える安心
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
評価制度にフィットするクラウド
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
従業員の声を見える化
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
多彩な管理項目を簡単検索
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人材データをひとまとめ
初期設定費用 要相談
月額費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
感謝がつなぐ社内の輪
初期費用 無料
備考
アカウント設定などの導入支援費用を含む
基本料金 350円 / アカウント
ボーナス費用 ボーナス交換の金額
備考
従業員がボーナスポイント(Sushi)をギフト券やその他の商品と交換する際、その交換にかかる費用はお客様が負担することになります。
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
4言語対応でスマート管理
初期費用 0円
少人数プラン 月額10,000円~
備考
10名以下
ライトプラン 月額30,000円~
備考
30名以下
ビジネスプラン 要相談
備考
50名以上
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
持続的改善で変化を実現
初期費用 100,000円
プラン 16,000円/月額
備考
無料デモのご利用や
貴社の企業規模に合わせたお見積もりも承っております。また、お見積依頼と同時に、他社サービスとの比較やラフールサーベイに関するご質問などございましたら、併せてお問い合わせいただけます。
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
作業時間を大幅に削減
初期費用 要相談
月額費用 要相談
12ヶ月~
ジンジャー人事評価の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ビズリーチのタレマネ
初期費用 要相談
備考
問合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
分析から実行までこの一つ
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
360度評価で組織活性化
プラン料金 プランに応じて3段階で変動
備考
初回のみ発生
ご利用料金 ユーザーID数に応じて変動
備考
利用料金が発生するのはフィードバックを実施した1ヶ月間のみです。管理画面はそれ以外の期間も自由にご利用いただけます
更新料金 利用しているプランに 応じて変動
備考
2年目以降毎年発生
1ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
人材の力を最大限に
従量課金プラン 550円/人/月(税込)
備考
初回登録料110,000円(税込)が別途必要。
10名以下定額プラン 5,500円/月(税込)
備考
従業員10名まで一律。登録料は共通。
なし(1 か月単位で解約可能)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

「あしたのチーム」とは、どのようなサービスですか?

中小企業に特化した人事評価制度の構築から運用までをワンストップで支援するクラウドサービスです。「制度設計」「クラウドシステム化」「運用支援」の三位一体モデルを特徴とし、人事評価のプロセスを自動化・可視化することで、社員の納得感を高め、企業の業績向上につなげることを目指しています。

「あしたのチーム」はなぜ中小企業に選ばれているのですか?

多くの中小企業が抱える「専任の人事担当者がいない」「評価基準が曖昧」「Excel管理が限界」といった課題に直接応えるサービス設計になっているためです。「あしたのチーム」では職種・等級別の評価テンプレートや、専任コンサルタントによる伴走支援がセットになっており、リソースが限られる企業でも実効性のある制度を導入・定着させやすい点が評価されています。

「あしたのチーム」はこれまでのExcel運用と何が違いますか?

Excel運用ではファイルの版管理が煩雑になり、進捗把握が難しく、評価プロセスが属人化しやすい課題がありました。「あしたのクラウドHR」では、目標設定から査定、給与シミュレーションまでをクラウド上で一元管理します。ワークフローが自動化され、評価履歴やログも全て保存されるため、業務効率化と評価の透明性・公平性を同時に実現できます。

「あしたのチーム」の導入実績はどのくらいありますか?

2024年現在、導入企業は累計で4,000社を超えています。不動産業、卸売業、製造業など、多様な業種の中小企業での導入事例が公式サイトで紹介されています。

「あしたのチーム」導入すると、どのようなメリットがありますか?

透明性: 評価基準とプロセスが可視化され、なぜその評価になったのか根拠が明確になります。 効率化: 評価シートの配布・回収・集計といった人事評価業務の工数を大幅に削減できます。 納得性: 客観的な基準と適切なフィードバックにより、社員が評価に納得しやすくなり、モチベーション向上につながります。

「あしたのチーム」と他の評価SaaS(HRBrainやカオナビ)との違いは何ですか?

「あしたのチーム」の最大の強みは、「評価制度の構築コンサルティング」と「運用伴走支援」がサービスに深く組み込まれている点です。 HRBrainはタレントマネジメント機能が豊富で、カオナビは人材情報の可視化(顔写真DB)に強みがありますが、あしたのチームは特に「評価制度をゼロから作り、現場に定着させる」支援が手厚いのが特徴です。

「あしたのチーム」の料金プランについて教えてください。

公式サイトでは詳細な料金は公開されておらず、問い合わせ制となっています。初期費用を抑え、月額制で利用できるプランが基本です。料金は、利用する従業員数や、どこまで手厚い運用支援(コンサルティング)を希望するかによって変動します。まずは無料の資料請求やデモで自社の要件を伝えた上で、見積もりを取得することをおすすめします。

「あしたのチーム」の導入までの流れはどのようになりますか?

一般的に、①現状の課題ヒアリング(診断)、②評価制度の設計(等級や基準の決定)、③クラウドシステムへの導入・設定、④運用開始(目標設定・評価の実施)というステップで進みます。導入後も、専任担当者による定期的なレビューや運用サポート(伴走支援)が提供されます。

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