製品を導入することになった背景

株式会社島津製作所様は、明治8年(1875年)に創業され、科学技術を基に社会の実現に貢献してきました。計測機器や医用機器などの幅広い事業を展開し、海外にも53の拠点を持つなどグローバルに活動しています。このような背景の中で、海外拠点を含むグループ全体の共通教育・社内教育を拡充するため、新しい学習管理システムの導入が必要となりました。

導入前に企業が抱えていた課題

島津グループ全体として人材戦略を進める中で、海外拠点も含めたグループ全従業員に対する教育を推進する必要がありました。しかし、従来のシステムでは全てのグループ会社をカバーすることができず、研修ごとに利用するシステムが異なっていたため、管理が煩雑で受講者にも負担がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

システムのリプレイスを通じて、グループ共通の教育プラットフォームを構築することを目指しました。システムの利便性を高め、受講者が学びやすい環境を整えることも重要な目的でした。新しい学習管理システムの選定では、受講者が学習しやすいこと、各部門の担当者が講座を簡単に作成・配信できることを重視しました。LearningWareのデモを試し、システムの使いやすさやコストパフォーマンスの良さを確認し、導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

LearningWareの導入により、直感的な操作が可能となり、担当者や受講者からの評価も高まりました。システム操作のマニュアルが整っているため、初めてのユーザーでも使いやすく、質問対応の負担も減少しました。さらに、グループ設定の機能を活用して、多階層のグループ設定が行えるようになり、社内教育を効率的に受講者へ割り当てることができるようになりました。セキュリティ面でも安心して利用できる環境が整備されました。