製品を導入することになった背景

薬日本堂株式会社は、1969年の創業以来、漢方のリーディングカンパニーとして活動しています。特に2002年以降、新社長の就任とともに、会社の方針を「健康で美しく」に転換し、女性を意識した業態に舵を切りました。この方針転換とともに、百貨店への進出を積極的に行い、お客様の数も店舗数も飛躍的に伸びました。このような背景から、情報のデジタル化が急務となり、Fleekdriveの導入を検討し始めました。

導入前に企業が抱えていた課題

薬日本堂株式会社では、漢方相談において「健康カード」と呼ばれるカウンセリングの記録を手書きで行っていました。この方式では、社内での情報共有が困難であり、また、紙ベースの情報が膨大になるため、保管場所の確保や情報の検索に時間と手間がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

解決策として、Fleekdriveの導入が検討されました。特に、既にSalesforceを導入していたため、Salesforceとの連携が可能な点、そして個人情報を扱うために強固なセキュリティ機能が必要であった点が、Fleekdriveを選定する大きな要因となりました。管理部(情報システム担当)のマネージャーによれば、セキュアな環境を実現するFleekdrive以外に選択肢はなかったとのことです。

製品の導入により改善した業務

Fleekdriveの導入により、カウンセリング内容をiPadで入力する新しいオペレーションが確立されました。これにより、各店舗でのカウンセリングが格段にスムーズになり、全社でお客様情報をセキュアに共有できる体制が整いました。具体的には、お客様からの問い合わせ時の検索時間が短縮され、仕事の効率が大幅に向上しました。さらに、過去のカウンセリング実績を全社員で参考にできるようになり、薬の提案がスピーディにできるようになったという効果もありました。