製品を導入することになった背景

沖縄科学技術大学院大学学園(以下、OIST)は、国際的な研究環境を持つ大学院大学です。教員と学生の半数以上が外国人であり、全ての教育と研究は英語で行われています。2011年11月に学園を設立し、それに伴い研究者や職員を大幅に増員したため、より進んだ人事制度の運用と整備が必要となりました。特に、英語での人事制度運用が不可欠でした。

導入前に企業が抱えていた課題

OISTでは、目標管理とコンピテンシー評価がEXCELで行われていました。この方式では、依頼や回収、評価作業が非常に煩雑であり、各部署での運用が一部曖昧でした。特に、多国籍な研究者や職員が多いため、言語の壁も大きな課題でした。

導入前の課題に対する解決策

OISTは、複数の人事関係システムの会社を検討した結果、フォスターリンクのHR-Platformを導入することに決定しました。このシステムは、英語と日本語のバイリンガルで利用可能であり、Webでどこからでもアクセスできる点が評価されました。また、人事制度のアドバイスと人事評価関係の研修も日本語・英語で実施できるため、多国籍な研究者や職員にも適していました。

製品の導入により改善した業務

HR-Platformの導入により、目標管理からコンピテンシー評価までのプロセスが大幅に効率化されました。特に、上位目標から個人目標までスムーズに設定できるようになり、回収・未実施の督促などの煩雑な作業が大幅に改善されました。これにより、各部署がしっかりと目標設定を行い、評価を実施することができるようになりました。