製品を導入することになった背景

トレジャーデータ株式会社は、2013年にSansanを導入しました。その後、2015年11月にSansan APIが公開されると、既に導入していたマーケティングオートメーションツールMarketoとの連携を開始しました。この連携により、オンラインだけでなくオフラインのリード化も可能となり、リードの価値を最大限に引き出すことができるようになりました。

導入前に企業が抱えていた課題

トレジャーデータ株式会社は、企業がライブデータマネジメントを行うためのプライベートDMPを提供しており、Webのログやアプリのログなどを収集・分析し、デジタルマーケティングに活用するサービスを提供しています。しかし、オフラインのリード化が課題となっていました。特に展示会やセミナーなどの場で得られるリアルな接点のデータを効率的に管理・活用する手段が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

この課題を解決するために、トレジャーデータ株式会社はSansanとMarketoの連携を強化しました。MarketoはWebからのお問合せをリード化するためのツールとして使用されていましたが、Sansanの導入により、オフラインの接点もデータ化できるようになりました。具体的には、訪問先でのミーティングに同席する新たな関係者の名刺をSansanでデータ化し、そのデータをMarketoにインポートすることで、より包括的なリードナーチャリングが可能となりました。

製品の導入により改善した業務

SansanとMarketoの連携により、トレジャーデータ株式会社はPDCAを高速で回すことができるようになりました。特に、展示会が終わった後の名刺データの迅速な取り込みや、それに続く迅速なコールアクションが可能となりました。また、Sansanを使用することで、個人や部署の間の繋がりを確認しながらのナーチャリングが可能となり、試行錯誤のスピードが大幅に向上しました。これにより、効率的なリードナーチャリングを実現し、成約率の向上を果たしました。