製品を導入することになった背景

株式会社銀の葡萄では、入社申請やマイナンバーの提出、給与明細や年末調整といった多岐にわたる書類を紙ベースで管理しており、情報の整理が困難で必要な情報にすぐアクセスできないという課題を抱えていました。さらに、従業員が各店舗で入社書類を月末にまとめて郵送するという運用のため、処理に時間がかかり、月初に入社した人の情報がすぐに反映されない状況でした。これらの非効率な書類業務を改善し、情報を一元管理できる体制を整えるため、労務管理SaaS「HybRid」の導入を決定しました。

導入前の課題に対する解決策

書類のやり取りに時間と労力を費やしていた解決策として、現場の従業員が直感的に使えるUI/UXを重視してHybRidを選定しました。また、IT導入補助金を活用することで、もともと低コストなこのシステムをさらに費用を抑えて導入することが可能になりました。導入によって、入社申請やマイナンバー提出といった手続きがオンラインで完結し、情報の即時反映が実現。これまでバラバラに管理されていた情報が一つに集約され、現場も本部も効率よく業務を進められる環境が整いました。

製品の導入により改善した業務

HybRid導入後、入社手続きの処理スピードが向上しただけでなく、顔写真付きで新入社員の情報が即時に把握できるようになりました。さらに、年末調整に関しては質問形式の入力により従業員の負担も軽減され、全体の業務が大幅に効率化。給与明細や源泉徴収票の再発行依頼も激減し、税理士とのやり取りや郵送業務、書類の不備対応にかかっていた時間とコストが削減されました。店舗側でも書類発送やレターパックのコストが不要となり、現場と本部双方の業務がスマート化されました。