製品を導入することになった背景

2004年、佐藤薬品工業株式会社は社内インフラの変革の波に乗り、紙の書類からPCを用いたデータ管理へと移行しました。この時代はPCが社会に急速に普及し始め、多くの企業が同様の変革を迎えていました。佐藤薬品工業株式会社もこの流れを受け、AssetViewを導入することを決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

2004年当時、佐藤薬品工業株式会社には約30台のPCが導入されていました。しかし、社内のPCに知らず知らずのうちにさまざまなソフトウェアがインストールされる問題が発生していました。このため、実際の現場の状況を把握するのが難しく、PC資産の管理も困難でした。また、当時のPCのセキュリティは「悪意のある行為をする人は少ない」という前提で行われていたため、十分な対策が取られていなかったのです。

導入前の課題に対する解決策

佐藤薬品工業株式会社は、ITやセキュリティに関する情報を集め、ベンダーから提供される資料を基にIT資産管理ソフトを選定しました。その中で、2000年からサービスを提供していたAssetViewに出会いました。最初は資産管理のみの導入でしたが、時代の変化や会社の状況に応じて、機能を追加していくことを決定しました。この柔軟性がAssetViewの魅力であり、佐藤薬品工業株式会社がこの製品を選んだ理由となりました。

製品の導入により改善した業務

AssetViewの導入により、佐藤薬品工業株式会社はウイルス感染のリスクを大幅に削減することができました。特に、USBの使用制限を導入したことで、ウイルス感染が大幅に減少しました。また、AssetViewでの一元管理により、ウイルス対策の同期化やスキャン時間の短縮、CPUの負荷軽減などの効果も得られました。さらに、長年のログ蓄積により、稼働ログを元にPCの最適化や情報漏洩の抑止など、多岐にわたる業務改善が実現されました。