製品を導入することになった背景

学校法人 拓殖大学電算課は、学内で利用されているPC約400台を管理しており、2011年にAssetViewを導入する以前には、二つの大きな課題が存在していました。PCの新規設置や運用管理に際して、型番や台数をExcelで作成した台帳に記入していたのです。また、ライセンス契約をしているソフトウェアの管理もExcel台帳で行っていました。このような管理方法では、PCが故障した際の作業が非常に煩雑であり、効率的な管理が求められていました。

導入前に企業が抱えていた課題

拓殖大学電算課は、Excel台帳を用いてPCやソフトウェアの管理を行っていましたが、この方法ではPCの故障時に機器の置き換えやソフトウェアの確認作業が煩雑でした。また、ファイルサーバー側でのアクセスログ取得では、クライアントPCでの全ての操作ログの取得が困難であり、セキュリティ面での課題も抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

拓殖大学電算課は、Web検索を通じてAssetViewに出会い、その機能を実際に試すことができました。AssetViewは、配布機能が充実しており、各PCへのファイルやソフトの展開、パッチの適用状況の確認などが容易に行える点が魅力でした。また、マクロメーション機能による細かな条件分岐の設定も簡単で、コストメリットと操作性の高さが導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

AssetViewの導入により、拓殖大学電算課のPC管理業務が大幅に効率化されました。特に、PCの更新管理機能を活用し、インストールされているソフトウェアの種類やバージョンの管理を行ったり、アプリケーション配布機能を利用してPCの設定変更やソフトウェアのインストールを行っています。これにより、1回の更新につき約50時間の作業時間が削減されました。また、セキュリティインシデントが発生した際の対応も強化され、操作ログの長期保存を行い、トラブル発生時の原因追求が可能となりました。