製品を導入することになった背景

カナツ技建工業株式会社は、1938年の創業以来、技術本位・品質重視の経営を続けてきました。スローガンとして「創ります!感動・笑顔・人・未来」を掲げ、土木・建築・水処理施設などの社会資本整備とそのメンテナンスを通じて、住みよい地域づくりを目指しています。社内横断的なプロジェクトの中で、人材育成・人づくりを目的として、eラーニングシステムの導入が提案されました。

導入前に企業が抱えていた課題

カナツ技建工業株式会社のメイン事業である建設事業において、技術者として一人前になるまでには約10年の時間が必要とされています。このような背景から、社員の高齢化が進行する中で、技術の継承が大きな課題となっていました。効果的な技術継承を実現するためには、現有のノウハウを効率よく伝える仕組みが求められていました。

導入前の課題に対する解決策

社内でのプロジェクトの中で、eラーニングシステムを活用してOJTの効率化を図る提案がなされました。その際、「リノベる株式会社」でのAirCourseの活用事例を知り、その情報を共有しました。他のサービスも検討しましたが、今後の利用を考慮すると、AirCourseが最も適していると判断されました。この製品の導入を通じて、技術継承のための教育を効果的に行う仕組みを整備することを目指しました。

製品の導入により改善した業務

AirCourseの導入により、「KANATSU AKADEMY(カナツアカデミー)」が新たに発足しました。このアカデミーでは、各部門から選出されたメンバーが講師となり、オリジナルのeラーニングコースを作成しています。特に土木部門では、新入社員教育に必要な内容を動画を中心にeラーニング化しており、これにより効果的な技術継承が進められています。また、アカデミーの活動は採用の際のアピールポイントとしても活用されています。