この導入事例のポイント
- 全社規模の業務改善施策を通じて非効率な定型業務が顕在化したため、自動化を検討
- 業務の自動化に向け「NEC SoftwareRobotSolution」を導入
- 導入後は、従業員の出退勤情報の管理や残業/シフト申請の受け付け処理を自動化!
- より高度なものづくりに向けた下地が整ったため、分析/レポート作成なども自動化へ
- 今後は、RPA活用による自動化の成果を発信し、ノウハウや知見の横展開を目指したい
この導入事例のポイント
- 自販機事業の管理業務が煩雑化 定型的な業務を手作業で行っており負荷がかかっていた
- 業務の自動化に向け「NEC SoftwareRobotSolution」を導入
- 導入後は、定型業務の自動化を順次進め年間およそ7000時間分の削減に成功!
- 入金情報をタイムリーに通知できるようになり、「心理的な負担が減った」と好評
- 管理業務の改善は職場に適度な余裕をもたらすため、健康経営の施策として位置づけたい
製品を導入することになった背景
ダイドーグループホールディングス株式会社は、業務効率化と従業員の心理的負荷の軽減を目的にRPAを導入しました。特に、金融機関のサイトからの入金情報のダウンロードや基幹システムへのインポートなど、定型的かつ時間がかかる業務の自動化に焦点を当てました。これにより、従業員は締め日前の高負荷作業から解放され、業務に対する集中力やモチベーションの維持が期待されました。導入前に企業が抱えていた課題
導入前、ダイドーグループホールディングス株式会社では、売掛金の確認や入金情報の処理など、煩雑かつ定型的な業務に多くの時間を割かれていました。特に締め日には、これらの業務に追われるあまり、他の重要な業務が後回しになる事態が発生していました。また、従業員からは心理的な負荷の増加についての声も上がっていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、同社はRPAの導入を決定。初めに5つの定型業務の効率化を図り、その後20種類の業務を自動化するロボットの構築に成功しました。これにより、業務プロセスのスピードアップと従業員の作業負荷の軽減が実現しました。さらに、BPMの手法を用いた業務の標準化と全体最適化も進められ、組織全体の業務効率化が図られました。製品の導入により改善した業務
RPAの導入により、ダイドーグループホールディングス株式会社は年間約7,000時間もの業務時間を削減。これにより、従業員はルーチンワークから解放され、より創造的な業務に時間を割くことが可能になりました。また、心理的な負荷の軽減を通じて、従業員の働きがいの向上や生産性の向上が期待されています。さらに、健康経営の推進という経営戦略にも寄与しています。この導入事例のポイント
- 経営理念のもと、生産性を高め付加価値の高い業務にシフトしていく必要があった
- 業務の自動化に向け「NEC SoftwareRobotSolution」を導入
- 導入後は、商品情報の登録業務などを自動化し、年間455時間分の定型業務を削減!
- 社内からもRPAの価値について賛同する声が上がり、業務改善への機運が高まっている
- 効率化によって新たな時間が創出され、付加価値の高い業務へシフトできるようになった
製品を導入することになった背景
株式会社藤崎は、ギフト商品の情報をデジタル化する過程で、Excelファイルを用いた定型的な作業に多くの時間を費やしていました。特に、共同仕入れを行う商品情報の登録には、繰り返しの工程が含まれており、これを効率化する必要がありました。そこで、生産性の向上を目指し、RPAによる業務効率化の第一歩として、このプロセスの自動化を計画しました。導入前に企業が抱えていた課題
同社は、約800点もの商品情報の登録作業において、手作業によるデータ入力が主であり、そのためにかかる時間と労力が膨大であるという課題に直面していました。また、誤入力のリスクや、その他の業務への時間の割り当てが困難であるという問題も抱えていました。導入前の課題に対する解決策
株式会社藤崎は、キーウェアソリューションズとの協力のもと、RPAを導入することを決定しました。選ばれた「NEC Software Robot Solution」は、開発スキルがなくても容易にソフトウェアロボットを構築できる点が評価されました。また、UIデザインのわかりやすさや、スモールスタートが可能なライセンス体系も導入の決め手となりました。製品の導入により改善した業務
RPAの導入により、商品情報の登録作業にかかる時間が8~9割削減され、新たな業務に充てる時間が創出されました。これにより、同社は投資効果の実感とともに、他の業務へのRPAの適用を検討する余地を得ることができました。この改善により、株式会社藤崎は業務効率化を実現し、より価値のある業務に従業員のリソースを集中することが可能となりました。この導入事例のポイント
- 全社共通施策として、単純作業から付加価値の高い業務へシフトする仕組みが必要だった
- 業務の自動化に向け「NEC SoftwareRobotSolution」を導入
- 導入後は、RPAとシミュレータを活用し、短期間で資材検品業務の自動化を実現!
- ロボット専用ID「ロボ子」を登録!権限設定で作業を明確化しセキュリティも強化!
- 定型業務の自動化によって社員は実行結果のチェックのみ!コア業務に専念できる!
製品を導入することになった背景
パイオニア株式会社では、SCMの大規模プロジェクトを進行中に、業務効率化の必要性が高まりました。特に、人手では対応しきれない業務量の増加が課題となっていました。そこで、現場主導で業務改善を図るべく、RPAの導入が検討されました。RPAは、業務手順の見直しとソフトウェアロボットの設計を同時に進めることが可能で、全体の業務効率化に寄与すると判断されたのです。導入前に企業が抱えていた課題
パイオニア株式会社では、生産部門を中心に業務量が増加し、従来の人手による作業では処理能力に限界が見えていました。特に、情報システム部門が手掛ける大規模なシステム案件とは異なり、各業務部門の小規模な事務作業の効率化が必要とされていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題を解決するため、パイオニア株式会社はNECのRPAを導入することを決定しました。NECは、構築フェーズでの技術的なサポート体制や、社員向けの教育メニューを提供しており、これにより生産部門のスタッフが自ら効率的にRPAを設計し、導入することが可能となりました。また、RPAによる業務自動化の領域は予想以上に広く、多くの業務が自動化の対象となり得ることが明らかになりました。製品の導入により改善した業務
RPAの導入により、パイオニア株式会社の各業務部門で行われていた小規模な事務作業が大幅に自動化され、業務効率が向上しました。特に、ソフトウェアロボットに教え込んだ業務は、運用後も継続的な改善が行われ、効率化効果が一層高まりました。これにより、従業員はより創造的な業務に集中できるようになり、全体としても企業の生産性が向上しました。この導入事例のポイント
- 定型的な業務を自動化し、より付加価値の高い業務にシフトしていく必要があった
- 業務の自動化に向け「NEC SoftwareRobotSolution」を導入
- 導入後、定型的な繰り返し業務の生産性が格段に向上!18分の1に短縮されたものも!
- 紙伝票を転記するプロセスなどでミスを防止!業務品質の向上効果が得られた
- 伝票作成処理を自動化したことで、業務に要する時間が90分から5分に短縮!
製品を導入することになった背景
株式会社南都銀行は、より高い付加価値を持つ業務に従業員が集中できるよう、定型的な業務の迅速な自動化が可能なシステムの必要性を感じていました。地域の経済力を高める「活力創造銀行」というビジョンのもと、フィンテックの活用など新しいサービスの提供を目指し、効率的な業務遂行のためRPAへの注目を高めました。導入前に企業が抱えていた課題
南都銀行では、限られた人材リソースを最大限に活用し、地域社会に貢献するためには、定型的な業務の自動化が不可欠でした。また、ユーザー部門からの修正要求に迅速に対応する柔軟性や、人的ミスの防止、業務品質の向上も求められていました。導入前の課題に対する解決策
これらの課題に対処するため、南都銀行はRPAを導入することを決定しました。RPAは、基幹系システムとは異なり、運用開始後の修正が数分単位で迅速に行える利点があり、人的ミスを防止し業務品質を向上させる効果も期待されました。製品の導入により改善した業務
RPAの導入により、定型的な業務が自動化され、行員はより付加価値の高い業務に専念できるようになりました。また、システムの修正や更新が迅速に行えるようになり、業務プロセスの効率化が実現されました。これにより、南都銀行は地域社会への更なる貢献と、顧客への価値提供を強化しています。この導入事例のポイント
- 長時間労働を解消し、連携向上や属人化解消、非効率な業務効率化を図りたい
- 「NEC Software Robot Solution」を導入し改善を図った
- 院内業務の効率化を図ることで、医療現場の働き方改革を推進することができた
- 医療システム間の転記作業を自動化、特定業務において年間で約960時間を削減
- 業務の標準化に向けた現場の意識が向上、業務の無駄削減に向けた動きが強まった
製品を導入することになった背景
およそ100年の歴史を持つ公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院様は、岡山県西部の地域医療を担う中核病院として、基本理念である「患者本位の医療」「全人医療」「高度先進医療」を柱に、救命救急医療や高度急性期医療を実践し、地域住民の健康を支え続けてきました。しかし、近年の少子高齢化や人口減少、医療財政環境の厳しさなどから、医療の現場に変革が求められています。特に「医師の2024年問題」として知られる過重労働の常態化問題を解決するための働き方改革が注目されています。導入前に企業が抱えていた課題
倉敷中央病院様は、医療現場の長時間労働を是正するための働き方改革を進める意向でした。医療システム間の連携が難しく、煩雑な転記作業が日常的に必要となっていました。また、業務の属人化が進行しており、特定の担当者が休むと業務が滞るという問題も存在していました。これらの課題を解決するために、業務の効率化や標準化が求められていました。導入前の課題に対する解決策
倉敷中央病院様は、RPAの活用を「タスクシフトの最終手段」として位置付け、まず業務の「棚卸し」と「標準化」を先行させました。業務の中には形骸化した作業や病棟・診療科ごとの異なるプロセスが存在していたため、これらを洗い出し、標準化を進めることで、業務の効率化を図りました。この標準化を基に、NEC Software Robot Solutionを導入し、業務を自動化することで、人はより価値のある業務に注力する方針を採用しました。製品の導入により改善した業務
RPAの導入により、倉敷中央病院様は煩雑な転記作業を自動化し、年間で約960時間の業務時間を削減する成果を上げました。例えば、文書管理システムで作成した術前評価表を手術部門システムに転記する作業は、ロボットによる自動化で1日約4時間の人的作業が不要となりました。また、病院全体での働き方改革を進める中で、RPAの活用により、業務の効率化や標準化が進み、患者本位の医療の提供がさらに充実しています。この導入事例のポイント
- 費用や人手不足で新たな施策を展開しづらく、定型業務が煩雑で効率化が困難だった
- 「NEC Software Robot Solution」を導入し、効率化を図る
- 患者のサマリ作成の督促などを自動化、費用や人手の抑制や実施頻度の見直しが可能に
- 1週間以上を要する看護師の割り当てが2日間で可能になり、院内の風通しも良くなった
製品を導入することになった背景
碧南市民病院では、看護師の業務割り当てに関して、約40人の看護師それぞれが担当できる科の数が異なり、各科で必要な看護師の人数や業務負担、勤務年数などを考慮してバランスのよい割り当てを行う必要がありました。この割り当て作業は非常に複雑で、1週間以上かかることもありました。また、主任看護師によって割り当ての考え方が異なるという課題も存在していました。導入前に企業が抱えていた課題
碧南市民病院の看護師長は、通常の業務を行いながらの割り当て作業は大変であり、短期間での調整に伴う精神的なプレッシャーも現場に存在していました。特定の科に経験の浅い看護師ばかりを割り当てると業務がうまく回らないという問題もありました。導入前の課題に対する解決策
碧南市民病院は、RoboSolを導入して主任看護師の作業を自動化することを決定しました。具体的には、NECの協力を得て、それぞれの主任看護師の考え方を棚卸し、割り当てのルールを策定しました。その結果、週間業務分担表を自動的に作成するロボットを開発することができました。製品の導入により改善した業務
ロボットの導入により、人手の作業に要する時間は従来の1週間以上から2日間へと大きく削減されました。看護師長によれば、割り当てのルールが明確化され、属人的な運用から脱却できたとのことです。また、看護師の働き方改革や医療サービスの質向上にも寄与しています。現在、碧南市民病院では、さまざまな業務の自動化を進めており、今後もさらなる医療の質向上を目指しています。属人化をゼロへ!構造改革プロジェクトが挑むRPA内製化の実現 ~請求処理業務 年間7000時間超の業務削減への道のり~
※出典:属人化をゼロへ!構造改革プロジェクトが挑むRPA内製化の実現 ~請求処理業務 年間7000時間超の業務削減への道のり~
この導入事例のポイント
- 属人化している作業などの業務フローを標準化、使いやすいRPA製品が必要だった
- 「NEC Software Robot Solution」を採用・導入した
- 直感的な操作で、プログラミング未経験者でも短期間で開発スキルを習得できた
- 7つの業務を自動化し、年換算で約700時間相当の業務時間削減が見込まれるように
- 請求書処理を自動化、年換算で約7000時間の業務時間削減を見込めるようになった
製品を導入することになった背景
株式会社キャプティは、業務の効率化と改善を目指してRPAの導入を検討していました。特に、現場での業務を内製化できるRPAツールの導入が重視されていました。同社の担当者によれば、業務を知る社員が自ら課題を抽出し、その改善を図ることで、より大きな成果が期待できるとの考えがありました。導入前に企業が抱えていた課題
株式会社キャプティは、業務の自動化を進める中で、RPAツールの内製化が必要と感じていました。しかし、多くのRPAツールは専門的な知識やプログラミングスキルが必要であり、現場の社員が直接取り組むのは難しいという課題がありました。導入前の課題に対する解決策
この課題を解決するために、株式会社キャプティは「NEC Software Robot Solution」を採用しました。この製品は純国産ツールであり、マニュアルやインタフェースが日本語でわかりやすく、使いやすいという特長がありました。担当者は、このツールが内製化を目指すには最適であると判断しました。また、NECのパートナーである中松商会が製品の導入展開およびサポートを担当し、トライアル時にはハンズオンセミナーとトレーニングを実施しました。製品の導入により改善した業務
「NEC Software Robot Solution」の導入により、株式会社キャプティは業務の自動化を実現しました。環境設備事業本部の担当者は、トレーニング期間中に社内システムデータのバックアップを自動化するRPAロボットを開発し、年換算でおよそ8時間相当の業務時間を削減できたと述べています。また、このツールは開発者以外の人が見ても、フローとその理由がわかりやすいという特長があり、担当が変わっても業務がブラックボックス化せず、引き継ぎも容易になりました。この導入事例のポイント
- 納付書作成の効率化と省力化、それに付随してサービス向上や付加価値を向上させたい
- 「NEC Software Robot Solution」を採用・導入した
- 定型的な納付書作成業務時間を削減、他の重要業務に振り分けることが可能になった
- RPAを実際に体験したことで、組織全体の興味喚起と理解を促進させることができた
製品を導入することになった背景
神戸市様は、社会の労働者人口が減少し続ける中で、市長を中心に「スマートシティ構想」を推進しています。この構想は、ICTの活用による住民サービスの向上や市職員の労働環境改善、さらにはテクノロジー企業との協力や支援を積極的に行うものです。2040年頃に高齢者人口がピークを迎える日本の中で、労働者人口の減少という課題に直面している神戸市は、サービス水準を維持するための新たな取り組みとしてRPAの導入を検討しました。導入前に企業が抱えていた課題
神戸市税務部の収税課では、納付書の作成という業務が行われていました。この業務は単純作業であるものの、全催告書に同封すると仮定すると、年間で約3万2千通の納付書が必要となります。特に7月、12月、年末という送付時期が集中しており、この時期に業務量が極端に増えるため、担当職員の負担が大きく、他の業務にも影響が出ていました。導入前の課題に対する解決策
神戸市様は、上記の課題を解決するためにRPAの導入を検討しました。RPAを導入することで、納付書作成業務を自動化することが可能となり、職員は定型業務から解放され、異なる仕事に時間を割くことができるという考えのもと、この取り組みが始まりました。収税課の担当者は、神戸市税務行政の未来のためにRPAの有効性や費用対効果を見極める強い使命感を持って、この導入を実施しました。製品の導入により改善した業務
RPAの導入により、神戸市税務部の収税課での納付書作成業務が自動化されました。これにより、担当職員は業務量の増加に伴う負担を軽減することができ、他の業務にも集中することが可能となりました。また、RPAの導入は収税課だけの話ではなく、神戸市税務行政全体の効率化やサービス向上にも寄与しています。この導入事例のポイント
- 膨大データの手作業入力・チェックが多く存在、 検査結果通知の納期短縮を図りたい
- 「NEC Software Robot Solution」を適用・導入した
- 4カ月で合計1000時間以上のロボット稼働を実現、登録作業の負担を軽減できた
- 従来の業務を見直すきっかけとなり業務に対する意識改革、業務改善にも貢献した
製品を導入することになった背景
一般財団法人日本予防医学協会は、年間100万件以上の健康診断データを取り扱っています。健康診断結果レポートの作成において、手作業によるデータ入力とチェックが多く、繁忙期にはスタッフを追加して教育する必要がありました。さらに、健康社会への貢献を目指し、検査結果の通知までの納期を短縮することが求められていました。導入前に企業が抱えていた課題
健康診断事業は繁閑の差が激しく、毎年繁忙期にスタッフを追加し、作業手順を一から教育する必要がありました。このような状況は、業務効率の低下とスタッフの負担増加を引き起こしていました。導入前の課題に対する解決策
一般財団法人日本予防医学協会は、複数のRPA製品を比較検討した結果、NEC Software Robot Solutionを選定しました。この製品は、現場スタッフからの評価が高く、操作がわかりやすいとされていました。また、導入サポートが手厚く、PoCプランや教育プログラムが明確であったため、導入の決め手となりました。製品の導入により改善した業務
製品の導入により、4カ月で合計1,000時間以上のロボット稼働を実現し、登録作業の負担が大幅に軽減されました。具体的には、健康診断データの登録作業や論理チェックなど、これまで人手で行われていた作業の一部が自動化されました。この結果、残業や休日出勤が減少し、3人で行っていた作業が2人で回せるようになりました。また、業務プロセスの見直しも行われ、業務改善にも貢献しています。この導入事例のポイント
- 増加した売上データ登録業務が1.8倍に、少ないリソースでRPA内製化を図りたい
- 「NEC Software Robot Solution」を採用・導入した
- 1ヵ月約2,200時間をかけていた定型業務、わずか60時間に削減することができた
- プログラム領域中心にRPA構築のサポートを受け、内製化が一気に進めることができた
製品を導入することになった背景
ミニストップ株式会社様は、コンビニ本部の「会計センター」を統合するプロジェクトを始動させました。この統合により、事務処理対象の店舗数が増加し、スタッフに過大な負荷がかかる状況が生じました。このような状況を解消するために、NEC Software Robot Solutionを導入し、定型業務を自動化することで効率化を図りました。結果として、統合プロジェクトは計画通りに完了しました。導入前に企業が抱えていた課題
ミニストップ株式会社様は、拠点統合を機に、約30人のスタッフが担当していた売上データ登録業務の量が1.8倍に増加しました。この増加により、人員を増やすことなく業務負荷を軽減する必要がありました。また、RPAの内製化にあたっては、ロボット作成のノウハウの獲得が必要であり、これが大きな課題でした。導入前の課題に対する解決策
ミニストップ株式会社様は、複数のRPA製品を比較検討した結果、NEC Software Robot Solutionを選定しました。この製品は画面構造がシンプルで、わかりやすいと評価されました。また、NECの技術的なサポート体制が充実している点も評価されました。これにより、条件の分岐や繰り返し処理など、プログラムの領域を中心にRPA構築のサポートが得られ、内製化が一気に進みました。製品の導入により改善した業務
NEC Software Robot Solutionの導入により、ミニストップ株式会社様は定型業務にかかっていた時間を97%削減することができました。具体的には、1ヵ月あたり2,200時間をかけていた定型業務が、わずか60時間に減少しました。この効果は、業務プロセスの自動化によって達成されました。また、NECの開発支援サービスを利用することで、内製化を加速させることができました。この導入事例のポイント
- 膨大な発注作業による残業の増加、それに伴う人的ミスの発生に繋がることが懸念された
- 「NEC Software Robot Solution」を採用・導入した
- 発注業務の中の定型的なプロセスを自動化、返礼品発注業務時間が10分の1に削減
- 苦情件数が減少 、寄附者からの問い合わせ電話に丁寧・正確に応じられるように