製品を導入することになった背景

商工中金は、全国約7万社の中小企業を取引基盤とする、世界でも類を見ない中小企業専門の金融機関です。80年以上にわたり、お客様の立場に立って長期的な視点で企業を見つめ、創業以来培ってきた中小企業経営への深い理解力と先進的な金融手法をはじめとする総合金融サービス、そして、全国に展開するネットワーク力を最大限に活かし、企業のライフステージに応じたソリューションでお客様の持続的成長を支援しています。2018年10月、商工中金は「経営改革プログラム」を発表し、組織一体となって経営支援総合金融サービスに取り組む方針を打ち出しました。この計画の根幹となるのが、事業性評価によるお客様との信頼関係の構築です。

導入前に企業が抱えていた課題

顧客リレーションの深化のために、名刺情報を効率的にデジタル化し、名刺情報を全社員で共有できるセキュアな顧客管理システムの導入を目指していました。

導入前の課題に対する解決策

ホットプロファイルは名刺をスキャンするだけで99.9%の精度で名刺をデータ化し、個々が保有する名刺情報を組織内で効率的に共有できます。属人化や引継ぎ漏れを防止し、お客様との接点履歴をすべて可視化することが可能です。堅牢なセキュリティ対策が講じられたクラウド環境内に、全国47都道府県で各社員が培ったお客様とのつながりを取り込み、お客様理解をさらに深めていきます。

製品の導入により改善した業務

ホットプロファイルではお客様の情報はもちろん社員の連絡先も管理でき、Web電話帳としても利用できます。テレワーク環境下でも互いの情報をすぐに検索して連絡がとれるため、全国の社員同士の情報共有・コミュニケーションの活性化を図ることが可能です。また、スマートフォンの電話帳に登録しなくても、ホットプロファイルに名刺や社員情報を登録しておけば誰から着信があったのかわかるためセキュリティ強化と生産性向上を実現できます。一人ひとりが効率よく安心して利用できることにより、支店だけにとどまらず社内外のネットワークを最大限活用した中小企業支援強化に期待を寄せています。