製品を導入することになった背景

第一実業株式会社(DJK)の子会社であるDAIICHI JITSUGYO ASIA PTE. LTD.(DJKA)は、アジア地域統括会社としてASEAN諸国を中心に7カ国10拠点でビジネスを展開しています。Managing Directorは、ドイツ駐在時にテクノロジーを活用した経営手法を体感し、組織で共通データベースを構築することの重要性を認識していました。そのため、シンガポールに赴任後、情報基盤の構築を目指し、各種ITツールの導入を検討しました。その中で、顧客情報がデータの土台となるとの考えから、デジタルトランスフォーメーションの第一歩としてSansanの導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

DJKの営業スタイルは、お客様との人間関係を重視しており、顧客情報は担当者個人に蓄積される傾向がありました。このような顧客データの属人化は、ビジネスの効率性やリプレイサビリティーの観点から問題があると感じられました。特に、顧客との信頼関係を基盤にビジネスを進める商社として、データ管理の効率化が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

Managing Directorは、ドイツ駐在時にテクノロジーを活用した経営手法の重要性を体感していました。その経験を活かし、DJKAでの情報基盤の構築を目指しました。顧客情報がデータの土台となることから、Sansanの導入を決定しました。Sansanは名刺情報のデジタル化を実現し、共通データベースの構築をサポートします。このような機能を活用し、組織全体での情報共有を実現することを目指しました。

製品の導入により改善した業務

Sansanの導入により、名刺情報のデジタル化が進められ、スタッフ間での情報共有が容易になりました。特に、引き継ぎの際に前任者と後任者が同じデータベースを参照できることで、スムーズな業務の継続が可能となりました。また、Sansanの経歴画面を利用することで、お客様の異動情報のトレースが可能となり、ビジネスの継続性が向上しました。さらに、展示会での名刺情報の管理やメール配信機能の活用により、業務の効率化が実現されました。