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おすすめテキストマイニングツール比較12選|有料無料の違いや選び方
テキストマイニングツールとは、顧客アンケートや評判サイト、SNSなどのあらゆるチャネルから自社の情報を分析し、自社製品・サービスの課題や顧客ニーズの素早い発見をサポートしてくれるツールです。
本記事では、テキストマイニングツールの概要や活用場面、選定時に意識するポイントなどについて詳しく解説します。「デジタル化の窓口」が厳選したおすすめテキストマイニングツールも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
テキストマイニングツールとは
テキストマイニングツールとは、大量のテキストデータを分析し、企業が求める情報を抽出するためのツールです。文章のデータからキーワードが出現する頻度や傾向、キーワード付近で使われる言葉との関連性、時系列などを分析することで、ニーズや課題などの有益な情報を抽出できます。
従来の人手による作業では、得られる情報量や発見できるニーズに限りがありました。そこで、テキストマイニングツールを導入することにより、人手よりも圧倒的に早い時間かつ大量の情報を分析することが可能となります。素早くニーズを把握することは、変化の激しい現代で大きなメリットとなるでしょう。
テキストマイニングの活用場面
そもそも、テキストマイニングはなぜ必要なのか、どのような場面で活用できるのかを知らない方も多いと思います。
そこで、本章ではテキストマイニングの必要性を知ってもらうために、どのような場面で活用できるのかを解説します。
- 顧客アンケートの分析
- 問い合わせ内容や対応記録から情報を分析
- ソーシャルメディアの評判・情報を分析
顧客アンケートの分析
顧客アンケートを実施した際、選択肢型の回答は統計を出しやすいため分析にかかる手間も大きくはないでしょう。しかし、「その他」の選択肢に記述欄がある場合や自由記述欄がある場合は、そのすべてに目を通すのが大変な作業となり、多くの回答を得られても活かしきれなくなってしまいます。
そこで、テキストマイニングを行うことにより、これまで見落としたり参考程度に留めてしまったりしていた自由記述からの分析が可能となります。自由記述にはユーザーの要望が書かれていることも多く、新たなニーズや課題などの発見に大きく役立つでしょう。
問い合わせ内容や対応記録から情報を分析
これまで、問い合わせフォーム・チャットに寄せられる意見やカスタマーサポートでの対応記録などは、情報量が膨大で有益なデータの分析が困難となっていました。しかし、テキストマイニングであれば音声データをテキストデータに変えて情報を分析することが可能です。これらの分析を行い、顧客の疑問や要望を洗い出してメンバーと共有することで、問い合わせチャットの精度向上やカスタマーサポートの満足度向上、新たなニーズ・課題の発見も可能となります。
ソーシャルメディアの評判・情報を分析
口コミサイトやSNS、ブログ、掲示板など数多くあるソーシャルメディアの中から自社の情報を一つ一つ探していくのは大変な作業です。人の手で集められる情報量には限界があるでしょう。そのため、ソーシャルメディアの意見を取り入れるには、テキストマイニングで情報を抽出し、分析することが必須となります。ソーシャルメディアの意見を分析することで、アンケートや問い合わせでは知り得ない情報を得られるため、今後に活かすチャンスが広がるでしょう。
テキストマイニングツール以外の手法
前章ではテキストマイニングの活用場面について解説しましたが、テキストマイニングツールを使わなくてもテキストマイニングができるのか気になる方もいるでしょう。
そこで、本章では専用ツールを使わずにテキストマイニングをする以下2つの手法について、懸念点を踏まえて解説します。
- Excel
- Python
Excel
テキストマイニングはExcelでもできますが、テキストマイニングツールを使う場合と比較して多くの手間と時間がかかります。Excelでは、テキストマイニングツールのように文章をそのまま分析することができず、事前準備として文章内の単語を一つ一つピックアップする必要があります。「COUNTIF関数」を用いてテキストマイニングを行いますが、データ量が多かったり条件が複雑になったりすると、関数での集計がうまくいかなくなる場合があることにも注意が必要です。
Python
プログラミング言語の「Python」を用いてテキストマイニングをする際も、Excelと同じく単語のピックアップが必要です。また、Pythonを扱うための専門知識やPythonをPCで使えるようにするための環境構築も必要となります。そのため、インターネット上には、Pythonでテキストマイニングを行う方法が分かりやすく紹介されている記事も多くあります。
しかし、Pythonでテキストマイニングを行う際は、専用ツールよりも手間がかかる点や専門的な知識がないと自由度が低い点、テキストマイニングの作業が属人化する可能性がある点などにも注意しておきましょう。
有料ツールと無料ツールの違い
テキストマイニングツールには、有料のツールだけでなく「AIテキストマイニング」や「KH Coder」といった無料のツールも存在します。ただ、無料ツールは有料ツールと比較すると機能が少なく、辞書機能もないため精度が低くなります。また、サポートが受けられないことや分析の自由度が限られていることなども有料ツールとの大きな違いです。
個人で使う場合や体験程度で使うのであれば無料ツールでも充分ですが、企業活動において本格的に運用したい場合は有料ツールを利用しましょう。
テキストマイニングツールを選ぶときに意識したい5つのポイント
テキストマイニングツールを導入するときは、自社に最適な製品を選ぶことが重要です。本章では下記5つの観点から、自社に最適なテキストマイニングツールを選定するポイントを解説します。
- 抽出したいチャネル(データソース)に対応しているか
- 分析結果を活用できるサポート機能があるか
- 辞書機能が優れているか
- 操作性や視認性が優れているか
- サポート体制が優れているか
1.抽出したいチャネル(データソース)に対応しているか
テキストマイニングツールで抽出できるデータソースは、顧客アンケートやコールセンター、口コミサイト、ブログ、SNS、チャットなど数多くあります。製品によって強みとしている部分も異なり、コールセンター特化などの1つのチャネルに特化している製品も存在します。
導入後に抽出したいチャネルが範囲外だったことがわかると、思い描いていた使い方ができずに他の製品に変える手間やコストが発生してしまいます。また、標準ではなくオプションで追加料金を払わないと特定のチャネルから抽出が行えない場合があるのでその点にも注意が必要です。
このことから、自社に合うテキストマイニングツールを導入するためには、どの部署でどのチャネルからデータの抽出・分析を行いたいのかを明確にしておくことが重要だといえます。
2.分析結果を活用できるサポート機能があるか
データの抽出から分析を行い、今後に活かすまでの流れをどれだけサポートしてくれるのかという点も重要です。一連の流れの中にどれだけサポート機能が備わっているかによって分析結果の活かしやすさも変わってきます。サポート機能の例として下記が挙げられます。
- 会議資料などで活用するための視認性に優れた分析結果画面を出力できる
- 抽出したデータから抽出元テキストを簡単に参照できる
- 分析結果がどのような経緯で出されたかを把握できる
これらのような機能が備わっていると分析経緯の把握や分析結果の共有がしやすくなり、今後のより良いサービスや製品開発に役立てられるでしょう。
3.辞書機能が優れているか
テキストマイニングツールを用いて高精度な分析を可能にするには、辞書機能がある製品の導入が必須となります。辞書機能に注目する際は専門用語や固有名詞でのマイニングがしやすいか、マイニングの条件を自由に設定できるか、新語や造語にも自動で対応しているかなどを確認してみるのがおすすめです。事前に機能の確認をして辞書機能に優れた製品を導入することで、長期的な運用にかかる負担が大幅に軽減されるでしょう。
4.操作性や視認性が優れているか
操作性や視認性が優れているかという点も比較する際の重要なポイントです。テキストマイニングツールでは、有益なデータを得るために何度も試行錯誤し、機能を駆使して分析を繰り返します。そこで、操作性や視認性の悪いツールを導入してしまうと、ストレスに感じて使わなくなる可能性が出てくるでしょう。
そのため、長期的な運用をしていくにあたって誰でも直感的に扱えるツールの導入が必須となり、直感的に扱えれば属人化の防止にも繋がります。無料トライアルがある場合は積極的に利用して、事前に操作性や画面の視認性を確認しておくのがおすすめです。
5.サポート体制が優れているか
テキストマイニングツールの運用を進めていくと導入方法や操作方法、分析方法などで不明点が出てくる可能性があります。ツールの導入が初めてで知識が豊富ではない場合は、提供会社のサポート体制が優れている製品を選定するとよいでしょう。
また、分析コンサルタントによって分析結果を最大限に活用するためのサポートを受けられるプランが用意されている製品も存在します。コンサルティングのサポートを受けたいという方はコンサルティングの有無に着目してみるのもおすすめです。
サポート体制に優れている製品は比較的コストがかかりますが、無料ルーツや安価なツールはサポート体制の充実性に欠けるものが多く、テキストマイニングについての知識や経験がある企業向けであるといえます。安価なツールを導入しても使いこなせないと効果を実感できないため、ツールを最大限に活用したい場合は多少のコストをかけてでも信頼できる製品を導入するとよいでしょう。
おすすめのテキストマイニングツール12選
株式会社NTTデータ数理システムのAIkano(アルカノ)は、現場組織でのAI・データ活用を、より手軽に、データ加工、予測モデル構築、異常検知、深層学習など、これからのデータ活用に必要な機能がマウス操作で使える、使い心地抜群のデータ分析プラットフォームです。ノーコードの分析環境でプログラミング経験がない方でも容易にデータ分析、AI・機械学習等を実現できるデータ分析プラットフォームとして開発されました。
- ノーコードな高度なデータ分析プラットフォーム
- テキストデータの深層学習もこれひとつ、日本語の解析もおまかせ
- 分析フロー共有・ユーザ権限管理・高い拡張性
ソフト種別 | オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 深堀分析 AI搭載 |
推奨環境 | なし |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見る日本アイ・ビー・エム株式会社のIBM Watson Explorerは、高度な自然言語処理(NLP)や機械学習(ML)に基づくコグニティブ・コンピューティングにより、基本検索から自然かつ累積的に進化したコンポーネントを導入しています。この進化の目標は、情報や業務に関する洞察を配信する際の速度と正確度を向上させることです。検索とコンテンツ分析が組み合わされており、インパクト・ポイントでより優れた信頼できる意思決定を行えるようになります。
- インパクト・ポイントでより優れた信頼できる意思決定
- コグニティブ(認知)探索、コグニティブ洞察
- コグニティブ・アドバイス システムによりアドバイスが提供されます
ソフト種別 | なし |
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基本的な機能 | 深堀分析 AI搭載 |
推奨環境 | なし |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見る株式会社イーネットソリューションズのMagic Insight for WEXは、テキストマイニングのIBM Watson Explorerを利用するために必要な環境のすべてをプラットフォームとしてご提供するサービスです。IBM Watson Explorerは基本設定済みで提供されるのでお客様のデータが準備できればすぐに利用開始できます。ご利用料金は分析対象のストレージ容量ベースです。稼働環境も完全冗長化のクラウドシステムだから安心です。
- 5GB・10万円から始められる安心なサービス体系
- 大切なデータ運用に最適なクラウド環境です
- IBM Watson Explorerの効果的利用をサポート
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 時系列表示 急騰ワード分析 |
推奨環境 | なし |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るInsight Techのアイタスクラウドは最先端の文章解析AI「アイタス」をエンジンとするデータ解析ダッシュボードです。顧客の声(VOC)を分析・可視化することで課題を見つけて改善に繋ぐことができる業務支援ツールでもあります。アイタスは自然言語処理技術を用いており独自のフレームワークを採用することで優先課題を明確に発見することができます。同社が運用する「不満買い取りセンター」で保有する「不満ビッグデータ」も利用が可能です。
- 類似する意見を束ねてデータを俯瞰する。しかも設定は不要。
- 独自AIがテキストデータから分析するのは顧客の「感情」
- 「不満買い取りセンター」で蓄積した不満データを利用可能
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | ワードクラウド 時系列表示 感情マップ 急騰ワード分析 アンケート対応 クロス集計 AI搭載 辞書機能搭載 メール対応 チャット対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るレトリバのYOSHINAはさまざまなテキストデータから顧客の声や社内の声を的確に把握するテキスト解析ツールです。大量のデータを人が分析するには時間がかかってしまいます。また人の分析にはどうしても漏れや偏りがあります。YOSHINAを利用すると、AIが”よしな”に大量のデータを分析し価値あるデータへと可視化します。これまではデータに埋もれてしまっていた「顧客の声」をフル活用して事業拡大への課題発見につなげます。
- 集計機能や定点観測など豊富な分析手法を用意
- 導入コスト、期間を大幅短縮。短期間での導入が実現可能に
- さまざまなサポートやレクチャーを無料付帯、有用な手厚い分析支援オプションも
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | 深堀分析 時系列表示 アンケート対応 クロス集計 AI搭載 辞書機能搭載 メール対応 チャット対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 1年 |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るVextCloudはベクストのテキストマイニングツール「VextMiner(ベクストマイナー)」のクラウド型サービスです。テキストマイニングツールは近年必要性が高まる一方ですが、導入には一定の初期投資が必要で、小規模・小頻度の分析では導入し難いという問題点があります。VextCloudは400社以上の導入実績があるVextMinerをクラウド型サービスとして提供。初期投資の負担を軽減しより多くの企業で活用できるようになりました。
- クラウド型サービスだから用意するのはインターネット環境だけ
- 操作は直感的なマウス操作が中心で扱いやすい
- 全体の意味を把握する「文単位」での分析を採用
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | ワードクラウド 時系列表示 クロス集計 AI搭載 SNS対応 辞書機能搭載 メール対応 購入理由マップ モニタ調査対応 ブログ・掲示板対応 チャット対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 6か月 |
- よく導入している業種
- 製造公共機関・非営利団体
- よく導入している企業の規模
- 1,001名以上
この製品の導入事例掲載数2件
この製品の導入事例を見る日立ソリューションズ東日本のCoreExplorerは大量のテキスト情報を高速で分析し、顧客の声を素早く把握。商品やサービスの改善につながるポイントを見つけるためのテキストマイニングシステムです。マニュアル不要のクリックだけで行える手軽な操作性と直感的にわかるインターフェイスでの結果により知りたい情報をより正確に把握できます。大量のテキストを「短時間で」かつ「踏み込んだ情報」を分析できるため業務改善の「気づき」をいち早く把握できます。
- ビックデータ時代に対応した大規模データにも対応
- 分析結果はマップ分析やグラフなどで可視化・共有機能を実装
- ダッシュボード機能により日常的な分析をより短時間で実行可能に
ソフト種別 | オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 時系列表示 急騰ワード分析 アンケート対応 クロス集計 ギャップ分析 Excel出力 メール対応 購入理由マップ モニタ調査対応 チャット対応 |
推奨環境 | Windowsアプリ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している企業の規模
- 不明1,001名以上301名-1,000名
この製品の導入事例掲載数5件
この製品の導入事例を見るSCSKのVOiC Finderは一般的なテキストマイニングツールの弱点を補完し「話し言葉」の分析に強みをもつテキストマイニングツールです。一般的なテキストマイニングツールはメールやチャット、SNSなどの書き込みなどいわゆる「書き言葉」の解析は得意ですが、コールセンターなどの「話し言葉」の分析には弱いと言われています。さまざまな話し言葉を高精度・高速に分析するためにSCSKと日産自動車が共同開発したテキストマイニングツールだということも注目すべき点です。
- 複数文章を対象とすることで「話し言葉」の解析に強み
- 抽出キーワードの「辞書」をデフォルトで用意
- さまざまな角度からの分析結果で埋もれていた意見を有効活用
ソフト種別 | オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 時系列表示 急騰ワード分析 アンケート対応 AI搭載 辞書機能搭載 メール対応 モニタ調査対応 チャット対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- 金融
- よく導入している企業の規模
- 1,001名以上
この製品の導入事例掲載数1件
この製品の導入事例を見るTRAINA テキストマイニングは野村総合研究所(NRI)が自社の分析コンサルティングを行う際に実際に自らが使用し続けているテキストデータ分析システムです。NRIが長年研究してきた自然言語処理技術と業務改革コンサルティングのノウハウの集大成として開発されました。TRAINAテキストマイニングは電機、住宅などさまざまな業界の企業や自治体など600社以上に導入されており、あらゆる分野のテキストマイニング分析で実績をあげています。
- 圧倒的な動作速度で従来の12倍の高速化を実現
- 業界・商品ごとの辞書に意味・感情を組み合わせて精度を大幅に向上
- 安定したシステムで大容量・長文データでも解析エラーのない信頼性
ソフト種別 | クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト |
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基本的な機能 | 時系列表示 感情マップ 急騰ワード分析 アンケート対応 クロス集計 サマライズ サーモグラフ AI搭載 SNS対応 辞書機能搭載 メール対応 購入理由マップ モニタ調査対応 ブログ・掲示板対応 チャット対応 セグメント |
推奨環境 | PCブラウザ Windowsアプリ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るText Mining Studioはデータマイニングを得意とするNTTデータ数理システムが開発・提供しているテキストマイニングツールです。特筆すべきは自社開発による高精度な日本語処理機能です。未知な言葉や業界依存のキーワードも周囲の語とあわせ、文全体で認識する手法を適用しているのでもれなく抽出します。また、言葉のまとめ上げを行う「グルーピング」機能を搭載することで新たな視点からの分析を行えるようになっています。
- 同意義表見をカテゴライズするグルーピング機能を搭載
- 自社開発による高精度な日本語処理機能を搭載
- 1本のソフトでキーワードの切り出し・分析まで完結
ソフト種別 | クラウド型ソフト パッケージ型ソフト |
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基本的な機能 | 時系列表示 急騰ワード分析 アンケート対応 クロス集計 サマライズ AI搭載 辞書機能搭載 メール対応 モニタ調査対応 チャット対応 セグメント |
推奨環境 | PCブラウザ Windowsアプリ |
サポート | 電話 メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
この製品の導入事例掲載数5件
この製品の導入事例を見るマイボイスコムのTextVoiceはアンケートや問合わせなどの社内データやSNS上の書き込みを分析することで顧客ニーズの発見・商品改善に活用できるテキストマイニングツールです。インターネットリサーチやアンケート調査をベースとしてきた企業であるマイボイスコムが消費者の声をより素早く可視化できるように独自に開発した革新的なツールです。TextVoiceならより手軽に、より素早くテキストデータの分析が可能になります。
- 誰でも扱いやすい直感的で簡単な操作と素早い分析
- 独自のAIアルゴリズムで「同義語辞書」をデータから自動生成
- 最大6つの「言葉のつながり」で話題を自動抽出
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | ワードクラウド アンケート対応 サマライズ AI搭載 メール対応 モニタ調査対応 チャット対応 セグメント |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 有り |
最低利用期間 | 6か月 |
- よく導入している業種
- よく導入している企業の規模
この製品の導入事例掲載数0件
この製品の導入事例を見るプラスアルファ・コンサルティングの見える化エンジンは10年連続シェアNo1、累積導入社数1600社以上のテキストマイニングツールです。SNSや口コミなどネットの情報を収集したデータから世間の評判をいち早く把握するだけでなく問合わせログや顧客アンケートなどの分析にも対応しています。分析したデータはランキング形式や特徴比較マップなど30種類以上のアウトプットを用意。目的ごとに使い分けながら顧客の声に対応できます。
- データ取込数は圧倒的。総データ取込数は15億件以上
- 独自のテキストマイニング技術「Waters」で高精度の解析機能を提供
- 30種類以上のアウトプットで顧客・消費者の想いや期待の見える化を実現
ソフト種別 | クラウド型ソフト |
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基本的な機能 | ワードクラウド 時系列表示 感情マップ 急騰ワード分析 アンケート対応 ギャップ分析 AI搭載 SNS対応 音声のテキスト化 辞書機能搭載 メール対応 購入理由マップ モニタ調査対応 ブログ・掲示板対応 チャット対応 |
推奨環境 | PCブラウザ |
サポート | メール |
トライアル | 無し |
最低利用期間 | 最低利用期間の制限なし |
- よく導入している企業の規模
- 1,001名以上
この製品の導入事例掲載数5件
この製品の導入事例を見るテキストマイニングツールの注意点
テキストマイニングツールは、類義語や同義語、表記揺れ、誤字脱字などの判別を苦手としています。
例えば、「手に入れる」と「入手する」の意味は同じですが、表現が違うため違う言葉として認識されてしまいます。また、「体育座り」「体操座り」「三角座り」など、同じものを指していても地域によって呼び方が違う言葉なども同義としての判別ができません。
しかし、これらの問題は辞書機能によって解決できます。辞書機能で類義語や表記揺れを同じ意味として関連付けて登録することで高精度な分析が可能となります。また、予め類義語などが用意されている製品もあるため、辞書機能付きを選ぶ際はカスタマイズ性や初期状態での表記揺れ対応がされているかという点に着目するとよいでしょう。
テキストマイニングツールを導入する3つのメリット
企業がテキストマイニングツールを導入すると、下記3つのメリットを得ることができます。本章ではそれぞれの観点から、実務に役立つ具体的なベネフィットについて確認していきましょう。
- 人手では得られない新たな顧客のニーズや課題を発見できる
- 素早い経営判断で他社との差別化を図れる
- データの収集や分析に割く人員・時間を削減できる
1.人手では得られない新たな顧客のニーズや課題を発見できる
テキストマイニングツールを活用することで、多くのチャネルから大量の文章を分析することが可能です。また、キーワードと属性の傾向やキーワード付近に頻出するワードとの関連性なども分析できます。そのため、読むだけでは得られない情報を人手よりも大量かつ素早く分析ができ、顧客が求める本当のニーズや潜在ニーズ、課題などの発見が可能となります。
2.素早い経営判断で他社との差別化を図れる
知りたい情報を大量に素早く手に入れられることは、スピーディーな経営判断にも繋がります。目まぐるしく変化する現代では顧客ニーズの変化をいち早く察知し、ニーズに合わせた経営判断を行うことが重要です。素早いマーケティングや経営判断によって競合他社との差別化を図ることで、企業の売上向上も期待できるでしょう。
3.データの収集や分析に割く人員・時間を削減できる
テキストマイニングツールの導入により、データ収集や分析に割いていた人員と時間を大幅に削減できます。少ない人数で大量かつ正確にデータを分析できるため、削減できるコストと得られる効果を考慮すると、多少のコストをかけてでも導入する価値があるといえます。導入前に導入目的と欲しい結果が明確になっていれば、導入後に大幅な生産性向上が期待できるでしょう。
分析業務の効率化やニーズ・課題発見にはテキストマイニングツールの導入が必須
テキストマイニングツールを導入すると、あらゆるチャネルからの情報収集を自動化でき、ニーズ・課題の把握からマーケティング、経営判断までをスピーディーに行えるようになります。現在、人手による顧客アンケートからの情報収集に多くの時間をかけている場合や、新たな課題やニーズの発見によってサービスの向上を図りたい場合は、ぜひテキストマイニングツールの導入を検討してみてください。
テキストマイニングツールの選定時は、抽出したいチャネルに対応しているか、辞書機能やサポートが優れているかなどの観点から選ぶとよいでしょう。また、ツールを導入してもデータ分析をしないと最大限の効果を得られません。導入前に導入目的と欲しい結果を明確にし、データ分析をするための体制を整えておくことが重要です。