PERSONA（ATS）の料金や機能、導入すべき企業の特徴を徹底解説【2025年最新】

「応募者情報の転記ミスや属人化による工数の増大」「面接官の主観に頼った見極めによるミスマッチ」といった課題は、従来の採用管理システム（ATS）やExcel管理では解決が困難です。特に採用の「効率化」と「品質向上」の両立は必須といえるでしょう。
本記事ではこの二大課題を解決する次世代型ATS「PERSONA」（ペルソナ）を徹底解説します。「PERSONA」は、約60万人のキャリアデータに基づく独自のAIアセスメントと、国内ほぼ全ての媒体連携力で、入社後の活躍まで見据えた戦略的な採用を実現します。煩雑な事務工数を最大90%削減した成功事例、機能や料金と導入メリットを深掘りします。

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「PERSONA」以外の採用管理システム（ATS）もまとめて比較したい方は以下の記事をご覧ください。

1. 採用管理システム（ATS）の課題とPERSONAが目指す戦略的な採用

採用業務の効率化は重要ですが、「採用後のミスマッチ」も重要な解決すべき課題です。
「PERSONA」は、採用担当者の工数削減に貢献しつつ、入社後の活躍まで見据えた採用品質の向上を追求する次世代型の採用管理システム（ATS）です。

従来の採用管理が抱える二大課題

多くの企業が採用規模を拡大する中で、従来の管理体制では乗り越えられない二つの大きな壁に直面しています。

1. 煩雑な工数課題と属人化

採用チャネルの多様化（人材紹介、スカウト媒体、自社HP、リファラルなど）に伴い、応募者情報が複数の場所に分散し、採用担当者の事務作業が飽和状態に陥っています。

• 情報分散と転記ミス：エージェントや媒体から送られてくる情報を、Excelやスプレッドシートに手作業で転記する工程で、多大な工数とミスのリスクが発生していました。特に多店舗展開している企業や、複数の採用チャネルを利用する企業にとって、この作業はオペレーション破綻の原因となります。
• 属人化と遅延：面接日程の調整や、評価・フィードバックの依頼が個人のメールやチャットに依存することで、進捗確認が困難になり、対応の抜け漏れや選考の遅延が発生します。

2. 客観的データ不足による品質課題

応募者数が増えるほど、「感覚」や「経験」に頼った選考ではミスマッチを防ぐことが難しくなります。

• 面接官の品質ばらつき：候補者への惹きつけや、見極めが特定の面接官のスキルに依存し、選考の通過率や辞退率にばらつきが生じます。
• データ活用が困難：応募者の属性データや選考結果がデジタル化されていても、分析機能が不足しているために、求人別や経路別の歩留まり、面接官別の傾向などを詳細に分析できず、戦略的な意思決定に繋げられないという課題がありました。

PERSONAとは？効率化と採用品質向上を両立する次世代ATS

「PERSONA」（ペルソナ）は、株式会社アサインが提供するAI搭載の採用管理システム（ATS）です。採用業務の「効率化」と「採用品質向上」という二つのゴールを両立させる「採用統合プラットフォーム」として設計されています。

「PERSONA」の最大の特徴は、採用管理システム（ATS）として必要な基本的な管理機能（応募者管理、日程調整など）に加え、独自のAIアセスメント機能と豊富な採用ナレッジを統合している点です。

開発元アサインがPERSONAに込めた「活躍支援」の思想

「PERSONA」を提供する株式会社アサインは、若手ハイエンド層に特化した人材紹介事業やキャリアコンサルティングも展開しており、「転職支援にとどまらず、入社後の活躍まで見据えたサポート」という強い思想を持っています。
「デジタル化の窓口」では、株式会社アサインの島倉マネージャーへ独占インタビューを行いました。その中で、「PERSONA」の核となる思想が明確に語られています。

採用管理システム（ATS）を開発した根本的な目的は、単に人事部門の工数を削減することに留まらず、「ミスマッチを防ぐことによって、入社後の社員の定着率を上げ、企業の成長を支援すること」にあります。

• キャリアデータに基づくプロファイリング
  応募書類に記載された経歴情報から、その人物が人生でどのような意思決定をしてきたかを分析します。このプロファイリングにより、候補者が本当に重視している価値観（年収、やりがい、働き方など）を見極めることが可能になります。
• 「デジタル×人」の力
  アサイン社が1,000社以上の採用支援実績と60万人以上の性格診断データから培った採用ナレッジ（人の知見）を最新のAIテクノロジー（デジタル）に落とし込みました。これにより、採用管理システム（ATS）は単なる管理ツールではなく、「自社で活躍する人を正しく見極め、正しく引きつける」ための戦略的な提案を行う「もう一人のリクルーター」として機能します。

「PERSONA」は、採用担当者に「早く、簡単に成果を出す」ための環境を提供し、その結果として、採用業務を「管理」から「企業の未来をつくる戦略活動」へと昇華させることを目指しています。

島倉 氏へのインタビュー記事のつづきはこちら↓

採用DX最前線 「テクノロジー×人」の力でミスマッチを激減させる

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2.PERSONAの魅力①｜「転記工数ほぼゼロ」の自動化機能

採用担当者が最も負担を感じている「手動によるデータ登録」や「日程調整」といった事務作業は、「PERSONA」の強力な連携機能とAIによる自動化によって劇的に解消されます。株式会社Skillnoteの事例では、事務作業を80%から90%削減した事例もあります。

国内ほぼ全ての媒体（600以上）とシームレス連携

応募者情報が複数の求人媒体やエージェント経由で分散している状況は、煩雑な管理業務の最大の原因です。「PERSONA」は、一元管理を徹底することで管理業務を効率化します。

• 圧倒的な連携数：「PERSONA」は中途・新卒を問わず、国内にある約600種類の求人媒体やスカウトサービスのうち、99%と連携可能であることを特徴としています。
• エントリー情報自動取り込み：大手求人サイトはもちろん、社員紹介（リファラル）やイベント応募といった多様な経路からのエントリー情報も「PERSONA」に自動で集約されます。これにより、媒体ごとの管理画面をチェックし、Excelに転記する手動オペレーションが不要になります。
• 誰でも簡単！情報アクセス：媒体上のスクリーンショットを保存する機能や、連携元URLへのワンクリックアクセス機能も備わっているため、人事担当者や面接官が候補者の詳細情報に迷うことなくたどり着くことができます。

株式会社Skillnoteの事例では、特にエントリー情報の自動連携機能によって、アルバイトの方が毎日20ほどの媒体を確認し、手作業で登録していた業務がほぼゼロになったことが報告されています。この機能は、特に多拠点を管理する企業や、多くの媒体を利用している企業にとって大きなメリットです。

以下は、従来の採用管理システム（ATS）と「PERSONA」の「媒体連携」を比較した表です。

AIによる応募書類の自動読み取りとフォーム化

応募書類のPDFや職務経歴書から、必要なデータを手入力でシステムに登録する作業は、時間と正確性を要します。「PERSONA」はこの課題に対し、AIを活用した高度な自動読み取り機能で解決します。

• 履歴書情報の自動解析
  候補者が提出した履歴書や職務経歴書をアップロードするだけで、AIが自動で情報を読み取り、システム内のフォームにデータ化します。
• 詳細な属性情報も自動取得
  学歴、職歴、卒業年度といった基本情報に加え、偏差値情報や前職の企業名などの詳細な属性データも同時に取得されます。これにより、採用担当者は事前準備にかかる工数が大幅に削減され、書類選考の時間を短縮できます。
• エージェントの負担軽減
  人材紹介会社（エージェント）向けには「推薦ページ」が用意されており、エージェントが候補者の応募書類をアップロードするだけで情報が自動反映されます。これにより、エージェント側の入力工数が大幅に削減され、心理的な推薦ハードルが低下します。その結果、企業への応募数が増加するという効果も期待できます。
• 自動選考機能
  求人ごとに設定した要件に基づき、条件を満たさない候補者をAIが自動でピックアップ（アラート表示）する自動書類選考機能も搭載されており、選考担当者の負担を軽減し、見極めの効率化に繋がります。

Google/Outlook連携による日程調整の完全自動化

面接日程の調整は、候補者、面接官、採用担当者など複数の関係者が関わるため、特に工数がかかりやすい業務です。「PERSONA」は、この調整業務をシステム内で完結させます。

• カレンダーとのシームレス連携
  Google CalendarやMicrosoft Outlook Calendarと連携することで、面接官の最新の空き枠情報を「PERSONA」が自動で取得します。
• 候補者に選んでもらう仕組み
  候補者には、面接官が可能な日時だけが提示され、その中から希望日時を選んでもらうことで、採用担当者が候補者と面接官の間を何度も往復する手間（すり合わせ作業）を完全に解消します。
• 複数面接官対応
  複数名が面接官となる場合でも、全員の空き枠を考慮した調整が可能です。
• Web会議URL自動発行
  Google Meet、Zoom Meetings、Microsoft Teamsといった主要なWeb会議ツールのURLをワンクリックで自動発行し、カレンダー予定に反映させます。
• 自動リマインド
  候補者や面接官に対し、選考前日などに自動でリマインドメールを送信する機能もあり、対応漏れや面接ドタキャンを防ぎます。

導入企業からも、日程調整機能は「カスタマイズ性が高く、特殊な日程調整フローでも自動化できた」「面接URLも自動発行してくれるので簡単に日程調整できるようになった」と高い評価を得ているようです。

現場の使いやすさを徹底追求したUI/UX

採用管理システム（ATS）は、人事担当者だけでなく、面接官や経営層など多くの社員が利用します。そのため、UI（ユーザーインターフェース）とUX（ユーザー体験）の質が、システムの定着に直結します。「PERSONA」は、この「現場の使いやすさ」を徹底的に追求しています。

• 直感的な操作性
  採用業務の経験が浅い面接官や新規参画者でも、マニュアルなしで直感的に操作できるシンプルなデザインとUI/UXが採用されています。大手SaaSレビューサイトでも、この点が「一番分かりやすく操作しやすい採用管理システム（ATS）」として高く評価されています。
• ワンクリック検索
  候補者の所属企業名や卒業学校名（高校・大学）の横に表示される虫眼鏡マークをワンクリックするだけで、Googleの検索ページに遷移できます。これは、候補者の背景を調べるという採用担当者の頻繁なオペレーションを劇的に効率化します。
• 偏差値の表示
  応募者情報に偏差値が記載される機能があり、書類選考や面接準備において、候補者の属性を多角的に把握する上で非常に便利です。
• 情報の一元化
  候補者のメモや選考の進捗、提出書類などが一つの画面に集約されているため、メールを遡る手間がなく、社内での情報共有がスムーズになります。

このような細部にわたる工夫が、現場での利用を促進し、結果的にシステムへの定着率を高め、採用業務の理解が深い採用管理システム（ATS）として評判を得ています。

「PERSONA」との連携サービスの詳細/AI機能の詳しい資料は以下から↓

3.PERSONAの魅力②｜60万人のデータに基づくAIアセスメント

採用活動における最大の課題の一つは、選考が属人的（特定の面接官の主観に頼りがち）になり、結果として採用の品質や内定承諾率が不安定になることです。「PERSONA」の核となる「AIアセスメント」機能は、約60万人におよぶ過去の応募・採用データを学習基盤としており、この課題を客観的なデータに基づいて解決します。

応募書類から候補者の「意思決定の軸」をプロファイリング

AIアセスメント機能では、応募書類から候補者の深層的な価値観、つまり意思決定の軸を客観的に導き出すことができます。これは、履歴書や職務経歴書に記載された過去の経歴（職務内容、在籍期間、転職回数、企業規模など）の傾向をAIが分析することで可能になります。

6つの意思決定性質

AIは候補者ごとに、主に以下の6つの指標で構成される「意思決定の軸」をプロファイリングします。

1. 独自性（Uniqueness）：他人とは違う独自の経験や成長を求める傾向
2. 年収（Salary）：経済的な報酬や評価制度を重視する傾向
3. ライフワーク（Life Work）：仕事と私生活の調和（ワークライフバランス）を重視する傾向
4. 安定性（Stability）：組織の安定性や伝統を重視する傾向
5. 成長性（Growth）：常に新しいチャレンジやスキルの獲得を重視する傾向
6. 社会貢献性（Social Contribution）：自分の仕事が社会に与える影響や意義を重視する傾向

レーダーチャートで「意思決定性質」を可視化

導き出された6つの意思決定の軸は、直感的に理解しやすいレーダーチャートで可視化されます。これにより、面接官は候補者が何を重視して転職や就職を決めるのかを、面接前に明確に把握できます。
従来の適性検査は候補者の回答に依存しますが、「PERSONA」のAIアセスメントは過去の行動事実に基づいているため、バイアスが少なく信頼性が高いのが特徴です。

次の表は、従来の適性検査と「PERSONA」のAIアセスメントの主な違いを比較したものです。

面接官の質問力を高める「見極めポイントと分岐質問」の提案

AIアセスメントの結果は、単に候補者のプロファイリングで終わるのではなく、採用の質を高めるための具体的な面接戦略へと昇華されます。面接官のスキルレベルに左右されず、誰でも高品質な見極めができるようサポートします。

パーソナライズされた見極めポイント

AIは、募集ポジションが求める要件と、候補者の「意思決定の軸」のプロファイルとを照らし合わせます。その上で、「この候補者は成長性を高く評価しているため、当社のキャリアアップ制度について具体的なエピソードを深掘りしましょう」といった、面接官ごとに「どこを、なぜ見極めるべきか」という具体的なポイントを提案します。

質問漏れを防ぐ2段階の分岐質問

見極めポイントに基づき、AIは質問の具体的な内容と、その回答に対する深掘り質問を2段階で自動提案します。

1. 見極め質問（1st Step）：候補者の価値観や特性を測るための質問。
2. 分岐質問（2nd Step）：1st Stepの回答内容に応じて、「はい」ならAの質問、「いいえ」ならBの質問、といったように、質問の質を保ちながら深掘りを自動で促します。

面接評価の標準化

この仕組みにより、面接官の経験やスキルに依存せず、すべての面接で均質かつ客観的な情報を収集することが可能になり、選考の公平性（信頼性）が確保されます。

内定承諾率を高める「候補者に響く惹きつけ方法」の提案

採用成功は、候補者を正確に見極めること（選考）と、入社したいと思わせること（惹きつけ）の二つの側面から成り立っています。AIアセスメントは、後者である「惹きつけ」のフェーズにおいても、戦略的な提案を行います。

• 価値観に合わせた訴求内容の提案
  候補者が重視する「意思決定の軸」に基づき、「この候補者は『安定性』を最も重視しているため、面接のクロージング時には創業からの実績や福利厚生の充実を訴求すべきです」といった具体的なアドバイスを自動で表示します。
• 画一的アプローチからの脱却
  企業の魅力は多面的ですが、候補者によって響くポイントは異なります。画一的な会社説明ではなく、AIの提案に従って訴求内容をカスタマイズすることで、候補者は「自分のことを理解してくれている」と感じ、企業へのエンゲージメントが高まります。

実際に「PERSONA」を導入した企業の中には、この惹きつけ戦略を徹底した結果、内定承諾率を15%向上させた事例も報告されています。これは、AIが導き出した価値観に基づき、候補者にとって最適なコミュニケーション（トーン＆マナー）を事前に提示した効果が大きいと言えるでしょう。

「PERSONA」のAIアセスメント機能の詳しい資料は以下から↓

4. PERSONAの魅力③｜ダッシュボードと多角的な分析機能

従来の採用管理システム（ATS）では「欲しいデータが手に入らない」「データがあっても分析に時間がかかる」という課題がありましたが、「PERSONA」は採用管理システム（ATS）に蓄積されたすべてのデータを活用し、経営判断を高速化する多角的な分析機能を提供します。

カスタマイズ集計とSQL集計による「全データ活用」

「PERSONA」は、採用活動のPDCAサイクルを高速で回すために、人事担当者が求めるデータを瞬時に引き出せる柔軟な集計機能を持っています。

豊富なクロス集計項目

応募書類の自動読み取りやAIアセスメントによって取得されたデータは、そのまま分析に活用されます。年齢、大学名、偏差値、経験社数、面接官、応募経路など、20種類以上の項目を自由に組み合わせてクロス集計が可能です。これにより、「特定のエージェントから来た30代前半、高偏差値の候補者の面接通過率」といった詳細な傾向分析が一瞬で完了します。

カスタマイズ集計とSQL集計の柔軟性

• カスタマイズ集計：アンケート回答内容や選考評価内容など、「PERSONA」上に蓄積されている全てのデータを自由にカスタマイズして集計し、CSV形式で出力できます。
• SQL集計：さらに高度な分析ニーズを持つ企業向けに、SQLを活用した集計が可能です。複雑な加工データもフォーマット数の制限なしにワンクリックで出力できるため、既存のBI（ビジネスインテリジェンス）ツールとの連携や、自社のExcelでの詳細分析にも対応できます。

次の表は、「PERSONA」の柔軟な集計機能が解決する課題をまとめたものです。

面接官ごとの傾向と課題を可視化する「面接官別分析」

採用の質を均一に保つためには、面接官（評価者）のパフォーマンスを客観的に把握し、教育することが不可欠です。「PERSONA」の面接官別分析機能は、属人化しがちな面接の課題を見える化します。

• 傾向と課題の明確化
  面接官ごとの通過率、辞退率、面接実施後の歩留まりなどを詳細に分析できます。「この面接官は通過率が高いが、その後の辞退数も多い（惹きつけが弱い）」あるいは「この面接官は不採用にし過ぎている（見極めの基準が厳しすぎる）」といった傾向を客観的に把握することが可能です。
• 面接力の向上
  面接官ごとのパフォーマンスをデータで示すことで、個別のフィードバックやトレーニングに繋げることができます。これにより、面接官のスキルレベルが標準化され、採用活動全体の品質向上に貢献します。
• 分析工数の劇的な削減
  他の採用管理システム（ATS）から「PERSONA」に移行した企業の中には、「半日かけて数値を算出していた分析が、「PERSONA」なら10秒程度で分析できる」と驚きの声を上げるケースもあります。このスピード感は、採用担当者が煩雑な作業から解放され、戦略的な業務に注力できる大きな要因となります。

経営判断を高速化するダッシュボードと指標の自動計算

人事担当者だけでなく、経営層や事業責任者が「今、採用がどうなっているか」を瞬時に把握できる環境は、機動的な経営判断に欠かせません。「PERSONA」は、この「採用のいま」を一目でわかるBI機能を提供します。

• ダッシュボードによる可視化
  応募数、各選考フェーズの人数、選考フローごとの目標達成度、応募経路ごとのパフォーマンスランキングなど、採用状況の重要指標（KPI）をグラフ化し直感的に表示するダッシュボード機能があります。
• 進捗とボトルネックの把握
  画面を開くとすぐに選考フローごとの候補者人数が可視化されるため、どこにボトルネックがあるかを直感的に把握できます。例えば、「最終選考に進んでいる候補者が想定より少ないから、すぐにエージェントとの連携を強化しよう」といった判断を、データをわざわざ集計する手間なく瞬時に下せるようになります。
• 採用コスト分析
  全体の採用費用と採用実績に基づき、採用一人あたりのコスト（CPA）を自動で算出します。
• 選考日数分析
  選考期間が長すぎることで生じる歩留まり低下を防ぐため、選考日数に関する分析機能を提供します。
• スカウト分析
  各媒体のスカウト送付数、開封率、返信率、応募率などを分析し、スカウト媒体の費用対効果を判断できます。

これらの指標が自動で計算・可視化されることで、人事部門はデータをまとめる作業から解放され、戦略的な課題解決により多くの時間を費やすことが可能になります。

5. 事務工数90%削減も！PERSONAの導入事例4選

ここでは、課題や事業規模が異なる4社の「PERSONA」の導入事例を、定量的な成果を中心に紹介します。属人化脱却や応募数2倍などの事例を見て、導入のイメージを掴みましょう。

①株式会社オークファン：業務量1/3を実現し、属人化から脱却

• 業種：IT・情報通信
• 従業員規模：101-300名

BtoB流通のDXを推進する「株式会社オークファン」は、スプレッドシートと無料採用管理システム（ATS）による属人的な運用に限界を感じていました。

同社は、人事だけでなく現場の社員が「あったらいいな」と思う機能が揃っていたことで、現場が自然にツールを使ってくれる状態を実現しました。これにより、採用担当者は「工数のかかる業務」から解放され、「企業の未来をつくる戦略活動」に注力できるようになったといいます。

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