製品を導入することになった背景

西本Wismettacホールディングス株式会社は、全世界44カ国を拠点にアジア食品の開発や海外販売、農水産品の輸出入および国内外での販売を主要事業として展開しています。グローバル企業であるにも関わらず、人材育成に関しては各国が独自の研修を実施しており、日本国内では新卒研修やOJTトレーナーの配置などは行っていましたが、専任の人材育成担当は設けられていませんでした。食品業界においてデジタル化が進行している中、社員がビジネス環境の変化に対応していくための人材育成が経営課題として浮上しました。このような背景から、人材育成担当を専任し、中長期の人材育成計画を策定することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

西本Wismettacホールディングス株式会社は、中途入社の社員が増加するなど、社員のバックグラウンドやスキルの多様性が増していました。この多様性により、全員一律の研修では各社員や組織のニーズに応えることが難しくなっていました。そのため、個別の学習環境やコンテンツを提供する必要が生じ、eラーニングがその答えとして考えられました。

導入前の課題に対する解決策

多様な学習法をミックスした研修体制を採用する中で、eラーニングは「社員が学びに意欲を持ち、自律的に学ぶ組織」を実現するための重要な手段として位置づけられました。eラーニングの導入を検討する中で、いくつかのサービスを比較し、playse.ラーニングが選ばれました。playse.ラーニングの基礎コンテンツの充実度、使い勝手の良さ、そして今後の動画コンテンツの拡充方針が、西本Wismettacホールディングス株式会社のニーズと合致していたためです。

製品の導入により改善した業務

playse.ラーニングの導入により、新卒社員向けの「貿易基礎」「Excel研修」「財務研修」などのトライアルを実施し、その後全社に展開されました。また、必須研修として「ハラスメント防止研修」「インサイダー防止研修」「コンプライアンス研修」などもplayse.で実施されています。さらに、社内勉強会の録画データをplayse.にアップロードすることで、参加できなかった社員も内容を確認できるようになりました。これにより、社員が自ら学びたいという意欲が高まり、自発的な学習文化の醸成が進んでいます。