製品を導入することになった背景

公益財団法人 京都大学iPS細胞研究財団(略称:CiRA_F)は、もともと京都大学内iPS細胞研究所内の細胞調製施設を中心に財団法人として独立し、事業を開始しました。この研究所の一施設が法人化したことで、社会的な責任や義務が増加し、事業の成果も求められるようになりました。それに伴い、労務や管理業務、人材育成などの研究以外の業務にも、これまで以上に関与する必要が生じました。このような背景から、全員が同じレベルの知識や共通認識を持つことが必要となり、eラーニングの導入が検討されることとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

公益財団法人 京都大学iPS細胞研究財団では、産業界や研究機関で活躍してきたスペシャリストが中心となって働いていました。しかし、独立した法人としての運営には、経験や知識のムラが存在していました。そのため、スムーズに業務を進めるためには、全員が同じレベルの知識や共通の認識を持つことが求められました。特に、法人として事業を進める上で必要となるビジネススキルを共通言語として共有することが重要でした。

導入前の課題に対する解決策

公益財団法人 京都大学iPS細胞研究財団は、ビジネススキルを共通言語として共有するための解決策として、eラーニングの導入を検討しました。インターネットの広告やまとめ記事を通じて、playse.を含む6社のeラーニングサービスを比較検討しました。最終的にplayse.を選択した決め手は、コンテンツの内容とシステムの操作性でした。playse.のコンテンツは、常識的な内容でありながら、経験豊富な講師の解説に深みを感じることができました。また、システムの操作性も非常に高く、視聴機能に制限がなく、使いやすい操作画面が魅力的でした。

製品の導入により改善した業務

eラーニングの導入により、公益財団法人 京都大学iPS細胞研究財団では、経営メンバーやチームリーダーを対象にコンテンツを公開し、学習後にワークショップを開催するという取り組みを始めました。このワークショップでは、eラーニングで学んだ内容を基に、参加者同士で課題や意見を共有する場として活用されています。また、playse. eラーニングのコストパフォーマンスの良さも評価され、予算の制約がある中でも、教育の場を提供することができるようになりました。