オンデマンド研修とは?メリット・導入手順・実践ポイントを徹底解説
最終更新日:2024/05/24
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目次
従業員教育としての研修は、様々な手法が用いられています。その中で、オンデマンド研修という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか?しかし、具体的にオンデマンド研修がどういうものなのか、どのようなメリットがあって、どのような場面に有効なのかわからない方もいるかと思います。そこで、この記事では、オンデマンド研修の概要から導入ステップまで詳しく見ていきましょう。
先に結論を書くと、よく比較されるオンライン研修とは違い、オンデマンド研修は以下のようなポイントがあります。
- いつでもどこでも受講できる
- 研修コンテンツが長期的に活用できる
- 教材の質を均一に保てる
- 研修コストを削減することができる
しかし、闇雲にオンデマンド研修を企業に導入してもうまくいくわけではありません。適切な手順で研修を導入することが不可欠です。そのため、この記事では失敗することなくオンデマンド研修を導入するステップを4段階で解説していきます。これからオンデマンド研修の導入を検討している方は、是非参考にしてください。
オンデマンド研修とは
オンデマンド研修とは、参加者が自分の時間に合わせて学習できる形式の研修です。オンデマンド研修では、予め録画されたビデオ・インタラクティブなコース・その他の電子学習資料が利用され、受講者は自身のペースでこれらの教材にアクセスして学習を進めます。この柔軟性は、忙しい現代の社会人にとって大きなメリットとなっており、特に時間的制約や地理的制約がある場合に効果的です。
オンデマンド研修の主な特徴は以下の通りです。
- 自由な学習スケジュール:受講者は任意の時刻に教材にアクセスできるため、個々の生活リズムに合わせた学習が可能
- 学習の自主性:学びの進め方を受講者自身がコントロールできるため、自発的な学習意欲が促進される
- 広範囲のアクセス:インターネットがあれば、世界中どこからでも教材にアクセスできるため、多くの人にとって学習の機会が拡大する
この研修形式において、学習者は従来の集合研修やリアルタイムオンライン研修とは異なり、個々のニーズに合わせて柔軟に学習することができます。
リアルタイムで行うオンライン研修とオンデマンド研修の違い
オンライン研修には、リアルタイム形式とオンデマンド形式の2つがありますが、それぞれに明確な違いが存在します。リアルタイム研修では、受講者と講師が同じ時間にオンラインで集まり、インタラクティブなセッションを行います。一方、オンデマンド研修は受講者が自由に時間を選び、事前に録画されたコンテンツを視聴するスタイルです。
ここで注目すべき主な違いを挙げてみましょう。
オンデマンド研修 | オンライン研修 | |
---|---|---|
インタラクションの有無 | 直接的なやり取りはない | 双方向のコミュニケーションが可能で、質問や議論が行える |
時間の柔軟性 | 任意の時間にアクセスできるため、個々のライフスタイルに合わせやすい | 決められた時間に参加する必要がある |
学習のペース | 自分の理解速度に合わせて進められる | 全体のペースに合わせる必要がある |
これらの違いを理解することで、学習者本人や組織にとって最適な研修方法を選ぶことができるでしょう。
近年、オンデマンド研修が注目されている理由
多様な勤務形態と個々の学習ニーズに柔軟に対応できるこの研修形式は、以下のような理由で注目が集まっています。
- 時間と場所の自由度:オンデマンド研修では、受講者は自分の都合の良い時間と場所で学習を進められます。これにより、仕事や私生活とのバランスを取りやすくなります。
- 個別の学習ペース:学習者は自分の理解速度に合わせてコンテンツを消化できるため、ストレスなく効率的に学ぶことが可能です。
- コスト効率の向上:物理的な教室や講師を必要としないため、研修の実施コストを大幅に削減できます。
上記の理由により、オンデマンド研修の導入は、効率的かつ経済的な研修手法として今後もさらに普及していくことが予想されます。
次のセクションでは、これらのメリットを具体的に掘り下げて見ていきましょう。
オンデマンド研修のメリット4つ
オンデマンド研修は多くのメリットを提供しますが、特に注目すべきは学習における柔軟性です。このセクションでは、オンデマンド研修がもたらす主な4つのメリットに焦点を当てて、それぞれのメリットがどのように働くかを詳しく見ていきます。
1.いつでもどこでも受講できる
オンデマンド研修の最大のメリットの一つは、そのアクセシビリティです。参加者は地理的な制約を感じることなく、自宅、職場、または移動中でさえも、インターネット接続があれば学習を進めることが可能です。
- 多忙なスケジュールを持つプロフェッショナルが、仕事の合間や休日に学習したい場合
- 地方や遠隔地に住む人々が、場所を選ばずに学習を進めたい場合
2.長期的な研修に対して効果的なコンテンツを提供できる
オンデマンド研修は、作成した教材を再利用できるため、長期的な教育プログラムに適しています。
- 再利用可能な学習コンテンツ:一度作成した教材は何度も使用でき、必要に応じて最新の情報に更新することが可能
- 持続的な学習支援:システムによっては、受講者は過去のコンテンツを随時参照することが可能で、学習の復習や深堀りが自由自在に行える
オンデマンド研修では、受講者は自身のペースで継続的にスキルアップを図ることが可能です。
3.教材の質を均一に保つことができる
オンデマンド研修では、扱う教材の質や内容を均一にすることができます。特に、このメリットは大規模に研修や学習を行う企業や組織にとって効果的です。
- 品質管理が容易:全ての受講者が同じ教材を使用するため、内容の正確性や教育の質を一定の基準で管理できる
- 更新と改善の効率化:教材の改善が必要な場合、一度の更新で全員の教材を最新の情報に一括して改善できる
これにより、どの受講者も等しく学びの機会を得ることができ、教育の公平性を保つことが可能です。
4.研修におけるコスト削減を実現できる
従来の対面研修やリアルタイムのオンライン研修と比較して、オンデマンド研修がコストを抑えられる主要な理由は以下の通りです。
- 施設費用の削減:物理的な研修スペースや施設を必要としないため、場所に関するコストが発生しない
- 講師費用の削減:一度作成した教材は何度も再利用できるため、講師に何度も費用を払う必要がない
- 交通費の削減:参加者が研修場所へ移動する必要がないため、交通費も削減できる
これらのコスト削減は、研修の質を維持しながら経済的な負担を軽減することを可能にします。特に予算に限りがある小規模企業や非営利組織にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
代表的なメリットは以上の4つですが、オンデマンド研修にも当然デメリットがあります。次に特に注意すべきデメリットを2つ見ていきましょう。
オンデマンド研修のデメリット2つ
オンデマンド研修の課題がどういうものなのか、これらの課題をどう対処すべきかを見ていきましょう。
1.受講者のモチベーション維持が難しい
オンデマンド研修において最大のデメリットが、受講者のモチベーションを維持することです。自律的に学習を進める形式は、個々の自己管理能力に大きく依存しますが、この自由さが逆に受講者の学習意欲を削ぐ場合があります。この問題に対処するために重要な点は以下の通りです。
- 定期的なフィードバック:進捗状況に基づく定期的なフィードバックを提供し、学習者が目標に向かって確実に進んでいることを確認する
- コミュニティの形成:学習者同士の交流の場を提供することで、相互支援とモチベーションの向上を図る
これらの対策により、受講者が孤立感を感じることなく、持続的な学習意欲を保つことが可能になります。
2.受講者が抱いた疑問や質問に答えられない
オンデマンド研修のもう一つのデメリットは、受講者が持つ疑問や質問に対して即時に応答することが難しい点です。この形式では、学習者がコンテンツに対して疑問を持った際、リアルタイムでの講師の支援が得られないため、質問対応が遅れがちになります。この問題を解決するために有効な対策は以下の通りです。
- FAQセクションの提供:よくある質問とその回答を網羅したFAQセクションを設けることで、一般的な疑問に対して迅速に答えを提供する
- フォーラムやディスカッションボードの活用:学習者が互いに質問や解答を交換できるプラットフォームを用意することで、コミュニティ内での支援を促進する
次のセクションにて、オンデマンド研修の具体的な導入手順について詳しく解説していきます。
オンデマンド研修の導入手順
オンデマンド研修を導入するには、計画的なステップが必要です。具体的には、以下のステップで導入すると、失敗なく導入することができるでしょう。
- 研修の目的の設定
- 教材の作成
- 配信プラットフォームの選定
- 進捗の管理
これらのステップをしっかりと踏むことで、研修の効果を最大限に引き出すことが可能です。
研修の目的や計画を策定する
オンデマンド研修を導入する最初のステップは、研修の目的や計画を明確に策定することです。これは、研修の全体像を形作り、必要な教材やリソースを特定するために不可欠です。効果的な計画策定には以下の要素が含まれます。
- 目標の設定:どのようなスキルや知識を受講者に提供したいかを定義
- ターゲットの特定:どの職種や部門が研修の対象かを明確化
- 期間と範囲の決定:研修を通じて達成したい具体的な期間と範囲を設定
これらの初期段階での明確な定義は、後の教材開発や研修実施において、スムーズで効果的な運用を確保する基盤となります。
教材・コンテンツを作成する
研修の目的と計画が定まったら、次は具体的な教材とコンテンツの作成に取り組みます。このプロセスは、研修の効果を直接左右するため、内容の質と受講者の学習体験に特に注意を払う必要があります。教材作成における重要なポイントは以下の通りです。
- コンテンツの選定:目標に基づき、必要な知識やスキルをカバーするコンテンツを選定
- 多様な学習スタイルの配慮:テキスト・ビデオ・インタラクティブな要素を組み合わせることで、異なる学習スタイルに対応
- 専門家の協力:特定の主題についての専門知識が必要な場合、外部の専門家と協力して質の高い教材を作成
これらのステップを踏むことで、受講者が関心を持ち、学びが深まるような教材の作成が可能です。そして、教材の作成方法には、自作する場合と外部リソースを利用する場合の二つがあります。それぞれの具体的な内容について見ていきましょう。
①自作する場合
研修教材を内製する場合、コンテンツは組織の具体的なニーズに完全に合わせることができます。自作のプロセスは、教育目的に特化したカスタマイズが可能であり、企業文化や特定の業務スキルに深く焦点を当てることができる点で利点があります。具体的な作成ステップとしては以下の通りです。
- 内容の設計:研修の目標に基づいて、具体的な教育カリキュラムを設計
- リソースの収集:必要な情報やデータを集め、教材に反映させる
- メディアの統合:テキストだけでなく、ビデオ・グラフィック・クイズなど多様な形式を利用して、学習者の関心を引きつけ、理解を深める
この方法では、教材の各要素が組織の特定の要件に合致していることを保証し、学習効果を最大限に引き出すことが期待できます。もう一つの方法、外部リソースを活用する場合の教材作成についてはどうでしょうか?
②外注、既存コンテンツを利活用する場合
教材を外部から調達または既存のリソースを利用する場合、時間とコストの削減が主な利点です。市場には多種多様な既製の教材が存在し、これらを選択することで迅速に研修を開始できます。効果的な外部リソースの活用方法は以下の通りです。
- 適切なベンダーの選定:信頼できる教育コンテンツプロバイダーを選ぶことが重要です。その際、コンテンツの質、教育方針の一致、サポート体制を評価します。
- カスタマイズ可能性の確認:既製の教材を購入する際は、独自のニーズに合わせて一部カスタマイズ可能かどうかを確認します。
- 評価とフィードバックの収集:導入後は、受講者からのフィードバックを集め、教材が目的に合っているかどうかを評価します。
外部からの教材は、高品質で研究に基づいた内容を提供することが多く、専門的なトピックに対しても深い洞察を得ることができます。このアプローチにより、迅速に広範囲の研修を実施することが可能となります。
教材・コンテンツをプラットフォームで配信する
教材とコンテンツの準備が整ったら、次のステップはこれらを効果的に配信する適切なプラットフォームを選ぶことです。選択するプラットフォームは、受講者がアクセスしやすく、操作が直感的である必要があります。プラットフォーム選定に際して考慮すべき重要な要素は以下のポイントです。
- ユーザーインターフェースの使いやすさ:受講者が簡単にナビゲートでき、必要な教材を素早く見つけられるかどうか
- コンテンツ管理機能:教材を簡単にアップロード・更新・管理できるかどうか
- 進捗追跡ツールの有無:受講者の学習進捗を追跡し、報告する機能が整っているか
これらの機能は、研修プログラムが円滑に運営されるために不可欠です。また、プラットフォームがモバイル対応しているかどうかも重要なポイントです。これにより、受講者はどのデバイスからでも学習を進めることが可能になります。適切なプラットフォームを選ぶことで、教育の質と受講者の満足度を大きく向上させられます。
学習状況を確認し、進捗を管理する
オンデマンド研修プログラムの成功には、受講者の学習進捗を適切に追跡し、管理することが不可欠です。これにより、教育担当者は学習成果を評価し、必要に応じて介入できる機会を持てます。効果的な進捗管理には以下の要素が重要です。
- 定期的な評価:クイズやテストを用いて、定期的に受講者の理解度を評価します。
- 進捗レポートの利用:プラットフォームが提供する進捗追跡ツールを利用し、個々の受講者やグループ全体の進捗状況を視覚的に把握します。
- フィードバックの提供:受講者に対して定期的なフィードバックを提供し、学習のモチベーションを維持します。
これらのステップを通じて、受講者が計画通りに学習を進めているかを確認し、学習プランの調整が必要かどうかを判断できます。適切な管理とサポートを行うことで、研修の効果を最大化し、受講者の成果を向上させることが可能です。
オンデマンド研修を成功させるためには上記で解説したステップに基づきつつ、実践する上でのポイントがあります。続いて、オンデマンド研修を実践する上で大事なポイントを見ていきましょう。
オンデマンド研修を実践する上でのポイント4つ
オンデマンド研修を成功させるためには、いくつかの重要な実践ポイントを押さえておく必要があります。このセクションでは、受講者の学習体験を向上させ、研修の成果を最大限に引き出すための4つのポイントに焦点を当てます。
1.受講者に対して、受講計画と目標を設定させる
オンデマンド研修の効果を最大化するためには、受講者自身に計画と目標設定を促すことが重要です。この自主的なプロセスは、受講者が学習内容により積極的に関与し、結果として学習効果が向上することに繋がります。以下のステップで、受講者が自分の学習目標を設定し、それに基づいて計画を立てることを支援します。
- 個別の目標設定:受講者に自分自身で達成したい具体的な目標を設定させます。これは短期的なものから長期的なものまで様々です。
- 計画の段階分け:目標達成に向けて、何をいつまでにするかの明確なスケジュールを作成します。
- 進捗の自己評価:定期的に自己評価を行い、計画に沿って進んでいるか自身で確認できるようにします。
これらの要素を組み合わせることで、受講者は自らの学習に責任を持ち、より高いモチベーションを保てるようになります。
2.研修時間が業務時間や稼働時間に含まれるのかをはっきりさせる
オンデマンド研修を効果的に組み込むためには、研修時間が業務時間に含まれるかどうかを明確にすることが極めて重要です。これは、受講者が研修に取り組む際の時間管理とモチベーションに直接関連しています。以下の点を考慮することで、この問題を効果的に管理できます。
- 明確なポリシーの設定:組織は研修の時間が業務時間内であるか、個人の時間を要するかを明確に規定する必要があります。
- 受講者への通知:このポリシーは研修開始前にすべての受講者に明確に伝えるべきです。
- 時間管理のサポート:業務時間内で研修を行う場合、受講者がその他の業務と研修を効率的にバランスできるよう支援することも大事です。
これらの措置により、受講者は自身のスケジュールを効果的に管理し、研修と業務の両方で生産性を維持することに繋がります。
3.ブレンディッドラーニングも取り入れながら行う
オンデマンド研修をさらに効果的にするためには、ブレンディッドラーニングのアプローチを取り入れることが有効です。これは、オンラインの自習型コースと伝統的な教室学習やリアルタイムのオンラインセッションを組み合わせる方法です。この混合学習スタイルは、以下のように実施することができます。
- 対面セッションの計画:定期的に対面またはビデオ会議形式でのセッションを設け、受講者が直接質問できる機会を提供
- グループ活動の導入:受講者間の協力を促進するグループプロジェクトやディスカッションを取り入れ、学習体験を豊かにする
- リアルタイムフィードバックの提供:教師やトレーナーからリアルタイムでフィードバックを得られる環境を作ることで、受講者の理解度を即座に評価し、必要な調整を実施
ブレンディッドラーニングを取り入れることで、オンデマンド研修の柔軟性と伝統的学習方法の強みを組み合わせ、より包括的な学習環境を実現することが可能です。
4.マイクロラーニングができるようなコンテンツ作成を意識する
オンデマンド研修において、マイクロラーニングの手法を取り入れることは、受講者の継続的な関与と学習効率の向上に大いに寄与します。マイクロラーニングは、短い時間で完了できる小さな学習単位に情報を分割し、受講者が必要に応じて学習できるようにするアプローチです。この手法を効果的に活用するためのポイントは以下の通りです。
- 短時間で消化可能なコンテンツ:各学習モジュールを5分から10分程度の短いセグメントに設計
- 焦点の明確化:各セグメントで一つの具体的なスキルや概念に焦点を当て、内容をできるだけ簡潔化
- 随時アクセス可能:受講者が隙間時間を利用してアクセスできるよう、モバイルフレンドリーでアクセスしやすい形式で提供
マイクロラーニングを取り入れることで、受講者は自分のペースで、また必要な時に即座に特定のトピックを学べるため、学習の柔軟性が大幅に向上します。これにより、学習体験が個々のニーズに合わせてカスタマイズされ、全体の研修効果が高まることが期待されます。
まとめ
この記事では、オンデマンド研修の概念を掘り下げ、その導入から実施にかけての重要なステップと実践的なポイントを詳細に説明しました。オンデマンド研修は、その柔軟性とアクセスの容易さにより、多様な学習ニーズに応える現代的な教育手法です。この研修の成功は、以下4つの要素に大きく依存します。
- 明確な目標設定
- 適切な教材の選定と作成
- 効果的な配信プラットフォームの使用
- 継続的な進捗管理
受講者が自身の学習計画を設定し、業務時間内での研修が可能かどうかを明確にすること、またブレンディッドラーニングの手法とマイクロラーニングの導入は、学習効果を最大化し、受講者のモチベーションを維持するのに役立ちます。
最終的に、オンデマンド研修の導入は、組織が教育と成長を支援するための強力なツールとなり得ます。適切に実践された場合には、従業員のスキル向上、生産性の向上、そして組織全体の効率を大幅に改善することができるでしょう。
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