製品を導入することになった背景

日本アイリッヒ株式会社は、2022年にタイ現地法人を設立し、東南アジア全体への販路拡大を図っていました。しかし、現地で採用した新人スタッフが複雑な部品構成の見積書を作成するには、膨大な製品知識と日本本社との連携が不可欠でした。こうした背景の中、問い合わせ情報を一元管理し、日本とタイでシームレスに連携できるツールとして選ばれたのがZoho Deskです。

導入前に企業が抱えていた課題

それまでの顧客対応は、個々の担当者のメールアドレスで行われており、担当者が不在になると対応が止まってしまう「属人化」が大きな問題でした。また、見積作成には複雑な製品知識が必要な上、情報共有も十分でなく、入力漏れや誤送信が発生しやすい状態でした。特に海外拠点では教育の難しさもあり、業務を標準化する必要性が高まっていました。

製品の導入により改善した業務

Zoho Desk の導入により、タイからの問い合わせはすべてシステム上で可視化され、日本の担当者がリアルタイムでサポート可能になりました。Zoho CRM との連携によって、見積作成や受注処理も標準化され、経験の浅い現地スタッフでも正確な業務遂行が可能に。問い合わせ対応のスピードと品質が向上し、部品見積の対応漏れや誤りが大幅に削減されました。