導入することになった背景

電子帳簿保存法への対応が喫緊の課題となる中、当社ではあらゆる国税関係書類を法令に準拠した形で保存できる仕組みを模索しておりました。特に、特定の請求書発行・受領システムを経由しない、見積書や注文書といった多種多様な書類の保管方法を確立することが、コンプライアンス遵守の上で急務となっていました。

「バクラク電子帳簿保存」を選んだ理由

選定の決め手は、特定のフォーマットに縛られることなく、あらゆる種類の書類を柔軟に保存できる汎用性の高さでした。また、180名規模の従業員が利用することを想定していたため、誰でも直感的に使える操作性と分かりやすい画面設計、そして費用対効果の高さも大きな魅力でした。さらに、インボイス制度への対応に不可欠な、適格請求書発行事業者番号の有効性を自動で判別する機能も、業務の正確性と効率性を高める上で高く評価し、導入を決定いたしました。

製品の導入により改善した業務

導入後、月間約900件にのぼる見積書、注文書、請求書といった多種多様な書類の電子保管が実現し、電子帳簿保存法に準拠した運用体制が整いました。現在では全16部門、180名の従業員がスムーズにシステムを活用しており、全社的なペーパーレス化が大きく進展しています。最も大きな業務改善効果は、書類検索の時間短縮です。従来はファイリングされた書類から手作業で探し出していた手間がなくなり、必要な情報を即座に検索できるようになったことで、業務が圧倒的に効率化されました。