製品を導入することになった背景

株式会社インプレスビジネスメディアは、インプレスグループでエンタープライズIT関連メディア事業を手がけているメディア社として、IT専門誌「IT Leaders」の発行を主力事業としています。この「IT Leaders」は、読者の属性アンケートに基づいて選考を行い、認定された方にのみ無料で本誌を送付する方式を採用しています。新規読者の確保は、このメディアの価値を高めるための重要な要素となっており、全社員が交換した名刺は会社の重要な資産として位置付けられています。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社インプレスビジネスメディアでは、顧客情報の一元管理のためにSFAシステムを導入していました。しかし、名刺のデータ化に関しては、日々の名刺交換や展示会などで集めた名刺を入力業者に依頼してデータ化していました。この方法では、名刺のデータ化に最短でも10日前後、最長で1ヶ月半程度の時間がかかっていました。さらに、データの精度が不安定で、納品データの再チェックが必要となるなど、多くの手間がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

「アルテマブルー」の導入を検討した際、名刺をスキャンするだけで翌営業日までにほぼ100%の精度で名刺情報をデジタル化できる点が大きなメリットとして感じられました。また、デジタル化した名刺データは、アルテマブルーのシステムで直接利用できるだけでなく、当社のSFAシステムへも容易にインポートできる点も評価されました。

製品の導入により改善した業務

「アルテマブルー」の導入により、名刺のデータ化からSFAシステムへの入力までの時間を大幅に短縮することができました。入力業者への発注時に必要だった名刺のコピーの手間も削減され、担当者の業務が軽減されました。また、ほぼ100%の精度でのデータ化により、納品データの目視チェックが不要となり、SFAシステムの運用プロセス全体が大幅に合理化されました。特に、展示会で集めた名刺に関しては、翌日に来場御礼メールが配信できるようになったことが大きな効果として挙げられます。