製品を導入することになった背景

オリックス株式会社は、元々リース会社としてスタートし、多角的な事業を展開してきました。しかし、事業の領域が拡大するにつれ、新しい事業の推進が難しくなる課題が浮上しました。特に、オリックスの既存のメンバーだけでは、新しい事業の推進が難しくなりました。そのため、多様な知識や経験を持つ人材を受け入れることで、新しい価値を創出し続ける「Keep Mixed」という考え方が生まれました。

導入前に企業が抱えていた課題

オリックス株式会社が導入前に抱えていた課題は、大きく2つ存在しました。一つ目は、育休中の社員や入社前の内定者が、人事部からの情報や学習環境に自由にアクセスできる仕組みが存在しなかったこと。二つ目は、人事部が別のソフトウェアを使用して研修案内を行っていたが、それ以外の業務はメールやエクセルでの管理となり、業務が煩雑化していたことです。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解決するため、オリックス株式会社はLSM(学習管理システム)の導入を検討しました。具体的には、「ORIX training portal」という学習プラットフォームを導入することで、全社共通の研修やグループ各社での研修、自己研鑽のための学びを集約し、ダイバーシティを重視した研修やセミナーを提供することが可能となりました。

製品の導入により改善した業務

「ORIX training portal」の導入により、オリックス株式会社の研修情報が一元化され、各社員が自身の受講状況をスムーズに確認できるようになりました。また、学習コンテンツが充実し、PCスキルやITスキルの学習など、多様な学びが提供されるようになりました。さらに、部門ごとや各社ごとのニーズに応じた学習テーマやスキル向上のための取り組みが実施されており、従業員の学びの質と効率が大きく向上しました。