Canvas LMSの導入事例
国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育を実践し、10学部を擁する立教大学様が、最新鋭のCanvas LMSを導入し、2022年度より運用を開始されました。
最終更新日: 2024/05/29
この導入事例のポイント
- Canvas LMSにZoom(オンライン会議)やTurnitin(レポートの剽窃チェック)などのLMS拡張機能の開発を行い、オンライン学習とリアル授業の融合を実現し、教育の質を高めています。
- Canvas LMSは、ブレンディッドラーニング(オンライン学習とリアル授業の組み合わせ)などの双方向双方向コミュニケーションを重視した授業支援ツールとして利用されています。
- Canvas LMSを教育のフロントエンドとして全面的に活用し、ユーザーの活動データを収集・分析を行い、教育の質を工学的に向上させ、細やかなフォローアップを実現しています。
この導入事例のカテゴリー
この導入事例で紹介した製品
Canvas LMSはInstructure社がオープンソースで2011年に提供を開始しました。商用のソフトウエアであるもののオープンソースとして無償で配布。Instructure社は簡単に使えるeラーニングシステムを目指すというポリシーにしたがって利用者の意見を汲み上げ、反映された誰でも簡単に使えるeラーニングシステムを作り上げてきました。GoogleカレンダーやGoogleドキュメントなど外部のWebサービスとの連携も可能です。
製品のおすすめポイント
- シンプルで誰にでも使いやすいをポリシーとしたLMS
- ソーシャルメディアや外部システムとの連携が可能なAPIを搭載
- 豊富な機能を標準装備。受講者も管理者もシンプルで使いやすい多機能LMS
導入前に知っておきたい基礎知識
「LMS」とは
LMSとは、「Learning Management System」の略で、日本語で学習管理システムという意味です。
近年、eラーニングシステムの普及によって、個人単位での学習状況やその進捗などを管理することが負担となってきました。
そこで活躍するのがLMSで、個人の記録をプラットフォーム上で管理することで、膨大な個人記録を管理することが可能になり、担当者は本来の業務(教材の作成など)に集中することができるようになりました。
また、LMSにて収集された膨大な個人記録をデータとして分析・活用し、より質の良い教材が作成できるようにもなったため、企業における社員育成の効率も向上したと言えるでしょう。