製品を導入することになった背景

株式会社オネストは、ISMS認証・JIS Q 15001認証を取得しており、日常的に情報セキュリティに関する取り組みを行っています。その一環として、情報セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」を活用することを決意しました。情報セキュリティハンドブックの製作や定期研修の実施には多くの工数とコストがかかり、その効率化を求めていました。インターネットでの検索中に「セキュリオ」を発見し、その豊富な教材やコンテンツ、そしてコストパフォーマンスの良さに魅力を感じ、導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社オネストは、情報セキュリティ教育のために自社オリジナルの情報セキュリティハンドブックを作成していました。また、各拠点でセキュリティ委員を育成し、ハンドブックを用いた講義を定期的に行っていました。しかし、ハンドブックの製作や講義の実施には多くの時間と労力がかかり、特に講師として登壇するセキュリティ委員の業務が停止する問題や、講師の力量によって教育の質が変わるという課題がありました。さらに、集合教育のスタイルは業務調整や移動が必要で、運用・コスト面での問題も抱えていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社オネストは、上記の課題を解決するためにeラーニングの導入を模索していました。しかし、当時のeラーニングツールは高機能で高価格であり、求めるものとは異なっていました。そんな中、「セキュリオ」を発見し、その豊富な教材や自社教材の作成機能、さらには法令管理などのツールが充実していることから、この製品を選択しました。特に、eラーニング機能の教材が豊富で、自社教材も作成可能である点や、法令改定情報の自動更新機能が魅力的でした。

製品の導入により改善した業務

「セキュリオ」の導入により、株式会社オネストは情報セキュリティ教育の効率化を実現しました。年2回の頻度でeラーニングを実施し、教材の豊富さや自社オリジナル教材の作成機能を活用して、担当者の作業負担を軽減しました。また、セキュリティ意識の強化のために、4週間隔で問題を配信し、従業員の意識を高める取り組みを行っています。さらに、法令管理機能を活用することで、四半期ごとの法令改定情報の手作業確認を削減し、作業の効率化を実現しました。