製品を導入することになった背景

大手物流機器メーカーであるダイフク株式会社は、積極的な海外展開を推進していました。その過程で、グループ全体における人材の適材適所な配置や、個々のキャリアやスキルに合った人材育成が必要とされました。特に、国内におけるグローバル人材の養成に焦点を当て、タレントマネジメントの強化に取り組むことが求められました。このような背景から、2018年1月に同社はタレントマネジメントシステムの検討を開始しました。

導入前に企業が抱えていた課題

ダイフク株式会社は、人事業務効率化の課題に直面していました。それまでの人事・給与管理や就業管理は別々のシステムで運用されており、データの二重管理が大きな課題となっていました。確認作業が煩雑で、不整合が生じることも少なくありませんでした。

導入前の課題に対する解決策

このような課題を解決するために、ダイフク株式会社は「POSITIVE」という統合人事ソリューションを導入することを決定しました。POSITIVEは、人事・給与・就業管理やワークフローに加え、タレントマネジメントやモバイル対応など広範な機能を網羅している製品です。これにより、人事系の基盤を一元化し、高度なグループ人材管理を実現することが可能となりました。

製品の導入により改善した業務

POSITIVEの導入により、ダイフク株式会社は人事・給与・就業管理が1つのシステムで動くようになり、データの二重管理や不整合が大幅に削減されました。また、タレントマネジメントやモバイル対応などの新たな機能を活用することで、より効率的な人材管理が可能となりました。具体的な数字は公表されていませんが、業務効率の向上が確認されています。