製品を導入することになった背景

学校法人立命館では、IT化や異業種からの参入など、教育業界が大きな変革の波にさらされている中、本学も含めてシンプルな構造の場合が多く、多様な人材の育成および活用に課題を抱えていました。立命館が今後も社会に求められる学園であるためには、人事制度改革の必要性を感じていました。しかし、他の様々な課題対応の業務に追われ、腰を据えて取り組むことが難しい状況でした。

導入前に企業が抱えていた課題

立命館では、業務に追われた原因の一つとして、人材情報の散在が挙げられます。グループ全7校、専任職員約800名を一括管理しているにも関わらず、人員配置に必要な情報の所在がバラバラでした。このような状況下で、人事制度改革や業務効率化を進めることが困難でした。

導入前の課題に対する解決策

人材情報の散在問題を解決するため、立命館は情報の一元管理を期待してカオナビを導入を検討しました。カオナビがHRテクノロジー大賞を受賞したというニュースを知り、さらに東証マザーズに上場しているという安心感から、この製品を選択しました。また、カオナビの使いやすさや直感的な操作性も導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

カオナビの導入により、立命館では人材情報の一元管理が実現し、業務効率化が進んだ。特に、人員配置においてキャリアシートなどからの情報抽出・収集が大幅に効率化され、Excelベースでの作業時間が1週間から1時間に短縮されました。さらに、ペーパーレス化も進み、年間でダンボール2箱分、100通以上の郵便物が削減されました。これにより、新しい業務への挑戦や戦略的な人員配置など、より高度な人事業務に取り組むことが可能となりました。