製品を導入することになった背景

株式会社ランドネットは、不動産投資事業を主軸としています。同社は、投資を検討している見込み客に対してセミナーを定期開催し、その集客に多様な媒体を使用していました。しかし、顧客情報の管理は媒体ごとのスプレッドシートで行っており、この方法では顧客の行動を時系列で追いにくい状態でした。特に、「今回申し込んでいただいた方が以前に何を行っていたのか」が確認しづらく、適切なアプローチが難しい状況にありました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社ランドネットは、見込み客の行動履歴を把握するのが困難でした。特に、セミナー申し込み者や資料請求者の過去の行動が不明確で、それが成約までのプロセスに影響を与えていました。また、2019年からはオウンドメディアの立ち上げも計画しており、そのためにも見込み客の管理からナーチャリングまでを効率的に行いたいというニーズが高まっていました。

導入前の課題に対する解決策

株式会社ランドネットは、多くのツールを比較検討した結果、HubSpotを導入することに決定しました。HubSpotはCRM、MA、SFAが統合されており、マーケティングから営業まで一気通貫で顧客とコミュニケーションを取ることが可能です。この機能性と費用対効果が高い点が、導入の決め手となりました。

製品の導入により改善した業務

HubSpotの導入により、株式会社ランドネットは顧客情報の一元管理に成功しました。特に、CRMのリスト機能を活用して顧客をセグメント化し、それぞれに合わせたコンテンツでナーチャリングを行っています。また、Sales Hubのリード自動割り振り機能によって、リード獲得からアプローチまでのタイムラグが軽減され、セミナー申し込み後の面談アポイントの設定数が増加しました。このようにして、顧客に寄り添った提案が可能となり、ビジネスの効率化と成果向上を実現しています。