製品を導入することになった背景

小売業界の変革パートナーとして活動している株式会社フェズは、OMOプラットフォーム事業と小売DX事業を展開しています。その中で、データを基にした店頭づくりやマーケティングを進めており、法務部では企業法務全般を担当しています。しかし、契約プロセスが統一されておらず、契約業務が煩雑化していました。

導入前に企業が抱えていた課題

法務部の担当者によれば、契約に関するプロセスが煩雑であり、事業部からの契約作成依頼や社内稟議・締結がそれぞれ別のシステムを使用していました。そのため、契約の進捗が分からず、メールを遡ったり、営業担当にヒアリングを要する状況が続いていました。さらに、締結済みの契約の全容が正しく把握できず、締結済の契約書がデータベース化されていなかったため、過去の契約書を参照する際にも手間がかかっていました。

導入前の課題に対する解決策

これらの課題を解消するため、契約管理の一元化を目指して対策を検討しました。システム導入の際には「受注から締結~更新までの全工程をワークフロー化、ステータスも含め一元管理できる」ことや「過去の契約書の検索性を向上させる」ことを重視しました。そして、複数のサービスを比較検討した結果、「ContractS CLM」が最適であると判断しました。

製品の導入により改善した業務

「ContractS CLM」の導入により、契約業務の一元管理が実現しました。依頼受付から進捗状況までが一目瞭然となり、業務効率化が叶いました。また、電子契約のプロセスもスピードアップし、導入前と比較して契約業務に関する業務量が月単位で65時間削減されるなど、大きな成果を上げることができました。