製品を導入することになった背景

2013年、コニカミノルタジャパン株式会社は「ソリューション営業統括部」を発足させました。この部署は、単にデジタル複合機などの「モノ」を提供するだけでなく、企業のIT環境を全面的にサポートするサービスを提供することを目的として立ち上げられました。このようなソリューション営業では、多くの企業とのコラボレーションが必要となるため、人脈の連携ツールとしてSansanが有効であると判断され、導入が決定されました。

導入前に企業が抱えていた課題

コニカミノルタジャパン株式会社は、スキャンするタイプの名刺管理を以前から使用していましたが、その精度が低く、時間もかかるという課題がありました。さらに、名刺の情報を更新する手段がなく、営業組織内でお客様の最新情報が共有されていないという大きな課題も存在していました。

導入前の課題に対する解決策

Sansanの導入を検討する中で、Sansanが提供する「名刺の最新情報を通知する」機能に驚きと期待を感じました。しかし、導入を決定する前に、個人情報管理やコニカミノルタジャパン株式会社の情報セキュリティ基本方針との整合性を確認する必要がありました。Sansanとの間で徹底的な確認を行い、セキュリティ面での整合性や法制度との整合性を確認した上で、Sansanの導入が決定されました。

製品の導入により改善した業務

Sansanの導入により、名刺情報が会社全体で管理されるようになり、新しい営業スタイルが生まれました。営業マンが名刺交換を行った後、Sansanにその情報をスキャンすることで、他の社員との接点情報が共有されるようになりました。この効果により、社内の横や縦のつながりによる情報共有が増加し、Sansanの導入による大きな効果が実感されています。また、2014年7月に出展した展示会では、Sansanを活用して迅速なフォローアップを行い、30件近くの商談を実現し、数億円の商談につながったとのことです。