製品を導入することになった背景
全日本空輸株式会社(ANA)の機体計画部では、航空機リース返却時に必要な整備帳票の英訳およびサイン業務において、紙ベースの手作業による非効率さが大きな負担となっていました。今後控える数十機の返却ピークに対応するため、業務プロセスのデジタル化と生産性向上が急務でした。
導入前に企業が抱えていた課題
従来のプロセスでは、英訳したPDFを印刷し、直筆でサインを行った後、再度スキャンしてPDF化するという多くの手作業が必要でした。これにより多大な時間と労力がかかるだけでなく、紛失や抜け漏れのリスクがあり、作業のために出社を余儀なくされる点も課題となっていました。
導入前の課題に対する解決策
既に社外とのファイル共有で利用していた「Box」に加え、電子サイン機能「Box Sign」とワークフロー自動化機能「Box Relay」を採用しました。これにより、英訳ファイルの保存からサイン、フォルダ振り分け、顧客への提出までをオンライン上で完結させる仕組みを構築しました。
製品の導入により改善した業務
導入後、1機あたり約2,100時間かかっていた業務時間が約1,200時間へとほぼ半減し、4,000枚以上のペーパーレス化を達成しました。また、場所を選ばずに作業が可能になったことでリモートワークが実現し、紛失リスクの排除や改ざん防止といったセキュリティ面も強化されました。