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IT資産管理ツール比較22選|タイプ別に製品を徹底解説【2025年・監修/比較表付】

この記事で解説すること

IT資産管理ツールを導入することで、PCやソフト資産を一元管理し業務工数を40%削減できます。また社員1人あたり年4万円のIT運用コストも抑えられ、セキュリティ事故率が30%削減可能です。2028年には国内ITAM市場が1,500億円規模へ拡大すると予測され、早期導入が得策です。本記事では、業務効率化とコスト削減、セキュリティ強化を実現する「IT資産管理ツール」の導入効果と製品比較21製品、拡大が見込まれる国内ITAM市場の動向について解説します。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 不正機器検知
    • データ削除
    • 履歴管理
    • ネットワーク検知
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • 操作利用制限
    • テレワーク支援
    • 台帳作成
    • リアルタイム収集
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • リンク管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

近年は企業のDX化やテレワークの普及に伴い、管理対象となるIT資産が増加・多様化しています。IT資産管理ツールとは、企業が保有するPCやスマートフォンなどのデバイス、ソフトウェアライセンス、各種IT関連資産を一元的かつ効率的に管理するためのシステムです。

本記事では、IT資産管理ツールの概要から、メリット・デメリット、基本的な機能、自社に適した製品の選び方、おすすめの製品一覧などをご紹介します。

1. IT資産管理ツールとは

IT資産管理ツールとは、企業が保有するさまざまなIT資産を効率的かつ一元的に管理するためのシステムを指します。
ここでいう「IT資産」には、パソコンやスマートフォンなどの端末、搭載されているOS、導入しているソフトウェアやそのライセンス情報、さらに近年利用が拡大しているSaaSのアカウント数などが含まれます。

IT資産管理の目的と必要性

IT資産管理の最終目的は、IT資産に起因するリスクを低減し、企業活動の安定・効率化を図ることです。これらの資産を正確に把握・管理することで、コストの削減やセキュリティの強化、さらにはコンプライアンスの遵守にもつながります。

IT資産管理においては、以下の3つのリスクを考慮する必要があります。

  1. 情報セキュリティの維持管理
  2. IT投資コストの適正化
  3. コンプライアンス対策

1. 情報セキュリティの維持管理

個人情報保護の強化やサイバー攻撃増加に伴い、セキュリティリスクへの対応は必須です。ソフトウェアの脆弱性、デバイスの紛失や盗難、不正アクセスによる情報漏洩は大きなリスクを生みます。IT資産管理ツールを活用することで、端末状況やパッチ適用状況を一元的に把握し、インシデントを未然に防げます。

2. IT投資コストの適正化

ライセンスやクラウドサービスの重複契約、遊休端末の放置は大きなコスト浪費につながります。適切な台帳整備とツールによる利用状況の可視化により、不要な契約の見直しやリプレース時期の最適化が可能になります。

3. コンプライアンス対策

ライセンス契約違反や監査対応不足は、企業の信用失墜や法的リスクに直結します。IT資産管理ツールにより、ライセンス利用数や契約更新情報を正確に管理することで、違反リスクを低減できます。
itshisankanritu-ru

IT資産管理ツールの比較表を拡大表示する

2. IT資産管理ツール導入のメリット5選

IT資産管理ツールを導入すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。本章では、具体的なメリットを解説していきます。

  1. IT資産の一元管理
  2. ソフトウェアやパッチの一斉配布・更新
  3. セキュリティ対策の強化
  4. 棚卸業務の負担軽減
  5. リプレースや投資計画の最適化

2-1. IT資産の一元管理

小規模な組織であれば、Excelによる管理台帳でも一定の管理は可能です。しかし、中堅以上の企業になると、膨大なIT資産をExcelで正確かつ最新の状態に保つのは非常に困難になります。IT資産管理ツールを導入すれば、企業が保有するハードウェアやソフトウェアを一元的に管理でき、アップデートやバージョン情報、ライセンスやリース期限といった重要な項目を正確に把握できます。さらに、社内全体や部署ごとの情報共有もスムーズになり、属人化や情報の断絶を防ぐことができます。

2-2. ソフトウェアやパッチの一斉配布・更新

セキュリティ上の脆弱性を解消するためには、OSやアプリケーションのセキュリティパッチを迅速に適用する必要があります。しかし、従業員がそれぞれ手作業で更新を行う場合、更新漏れや遅延が発生するリスクがあります。IT資産管理ツールを使えば、管理者が一括でパッチやソフトウェアを配布・更新でき、すべての端末を最新の状態に保つことが可能です。その結果、セキュリティリスクの低減と運用効率化の両立が実現します。

2-3. セキュリティ対策の強化

IT資産管理ツールはセキュリティ強化にも直結します。例えば、特定のソフトウェア操作を制限したり、社外からの不正アクセスを遠隔で遮断したりすることができます。不審な操作やアクセスを監視することで、セキュリティインシデントの発生を抑制できるほか、万一問題が起きた際には操作ログを追跡して原因究明が可能です。これにより、企業の情報セキュリティ体制を強化しつつ、コンプライアンス遵守にもつなげられます。

2-4. 棚卸業務の負担軽減

企業は期末ごとに、保有しているIT資産を確認して台帳との差異を修正する「棚卸業務」を行います。しかし、手作業による棚卸は膨大な工数がかかり、人的ミスの温床にもなります。IT資産管理ツールを導入すれば、資産情報が自動的に収集・更新されるため、棚卸業務を大幅に効率化できます。正確性が向上するだけでなく、担当者の業務負担が軽減され、より付加価値の高い業務にリソースを割けるようになります。

2-5. リプレースや投資計画の最適化

IT資産には寿命や利用期限があり、計画的なリプレースが欠かせません。IT資産管理ツールを活用すると、資産ごとの利用状況や保守期限を踏まえて、最適な更新時期を判断することができます。さらに、将来的な資産状況を予測して予算を策定できるため、余分な投資を避けつつ効率的な調達計画を立てられます。結果として、企業全体のIT投資を最適化し、長期的なコスト削減につなげることができます。

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
IT資産管理は想像以上に複雑で手間のかかるプロセスです。IT資産管理ツールを導入することで、このような複雑で手間のかかるプロセスを大幅に効率化することも可能です。

3. IT資産管理ツール導入時のデメリット3選

導入メリットは大きい一方で、以下のデメリットも存在します。

  1. 導入・運用コストの発生
  2. 管理するための人材・体制の確保が必要
  3. エンドユーザーの自由度が制限される可能性(制限内容の事前周知が重要)

3-1. 導入・運用コストの発生

IT資産管理ツールの導入には、必ず一定のコストが伴います。オンプレミス型を選択した場合はサーバー構築のための時間や費用が発生し、クラウド型であっても月額利用料や導入時のトレーニング費用が必要になることがあります。さらに、導入後も運用・維持コストは継続的に発生し、過剰な機能や無駄な課金を選んでしまうとROI(投資対効果)が低下するリスクがあります。
そのため、自社にとって最適なツールを選定するための詳細なリサーチが欠かせません。特に費用の見積もりとサポート体制は事前に必ず確認すべき項目です。加えて、無料版やトライアル版を活用して比較検討することが、不要なコストを避ける有効な手段となります。

3-2. 管理できる人材・体制の確保が必要

ツールを導入すれば自動的に運用が効率化されるわけではありません。管理者だけでなく、実際に利用する社員に対しても操作研修が必要です。新しい仕組みを社内に定着させるには時間と労力がかかり、教育体制を整えなければ活用が不十分になってしまいます。 特に、管理担当者がツール導入と社員教育の両方を担うと負担が過大になり、運用が停滞する恐れがあります。
そのため、ツール導入と並行して人材育成やチーム全体のスキルセット向上を検討する必要があります。

3-3. エンドユーザーの自由度が制限される可能性

IT資産管理ツールは、USBの利用制限やソフトウェアのインストール制御など、セキュリティを強化するための操作制限を容易に実施できます。しかし、こうした制限はエンドユーザーにとって利便性の低下を招く場合があり、業務効率に悪影響を与えかねません。制限の範囲や目的を事前に周知しなければ、従業員の反発や混乱を招く可能性があります。
したがって、ツール導入時には利用者への適切な説明やマニュアルの整備が不可欠です。

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
ツール導入時には、ツールの展開や、初期データの構築・投入など大きな導入負荷が発生します。実際にどのような作業が必要か、どこまでのサポートが初期費用に含まれているのかを確認することが重要です。また、操作ログを収集する際には、対象者に対する事前周知と承認を得ることが推奨されます。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 不正機器検知
    • データ削除
    • 履歴管理
    • ネットワーク検知
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • 操作利用制限
    • テレワーク支援
    • 台帳作成
    • リアルタイム収集
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • リンク管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

4. IT資産管理ツールの種類2選

IT資産管理ツールは大きく2つに分類できます。

  1. 台帳ツール
  2. インベントリツール

それぞれ役割や得意分野が異なるため、目的に応じた選定が必要です。

4-1. 台帳ツール

資産やライセンス、ユーザー情報を体系的に台帳化し、申請・承認などのワークフローを含めて管理できるツールです。
例:「ITAM」「IT Assetコンシェル Console」「PerfectWatch」など。

  • IT資産を統合的に記録・管理できる
  • ライセンスの契約期限や利用状況を追跡
  • ワークフローや承認フローを標準化可能

4-2. インベントリツール

デバイスやソフトウェアの情報を自動収集し、利用状況を把握・制御するツールです。
例:「LANSCOPE」「MARION」「SKYSEA」など。

  • 自動で資産情報を収集
  • 操作ログやリモート制御が可能
  • セキュリティ診断や死活監視機能を備える製品も存在

4-3. 台帳ツールとインベントリツールの違い

「台帳ツール」は、手作業・手製の管理台帳をデジタル化・自動化・標準化するものであり、

  • インベントリーツールとの自動連携
  • ワークフロー(申請・承認・配布・廃棄等)
  • 棚卸やレポート機能

など、IT資産管理の実務を大幅に効率化・高度化できるツールです。

インベントリーツールが“情報収集の自動化”に特化する一方、台帳ツールは“統制・管理・証憑管理・業務プロセスのデジタル化”の中心となる役割を持っています。

なお管理項目は保有している資産の属性や管理目的・管理目標によっても異なります。組織の管理目的・目標に沿った管理項目を持つことが必要です。

インベントリツールを導入している企業の多くがExcelによる台帳管理を併用しており、台帳ツールを追加導入することで業務全体を効率化できます。

※なお、一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)によると、インベントリツールと台帳ツールの双方の機能を完全に兼ね備えた製品は、2025年現在、確認されていません。

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
台帳ツールはガバナンス、インベントリツールはコントロールを支援するものです。それぞれ目的が異なるため、目的に応じたツールを選定することが重要です。SAMACでは、500台以上であれば両方のツールを導入することを推奨しています。

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IT資産管理ツールの比較表を拡大表示する

5. IT資産管理ツールで管理すべき対象と台帳項目の例

IT資産管理の対象は「ハードウェア」「ソフトウェア」「ライセンス」「ライセンス媒体」に大別されます。

5-1. 管理台帳

種別 項目
ハードウェア PC本体、サーバー、モニター、プリンター、USBメモリ、スマホ、タブレット等
ソフトウェア OS(Windows, macOS等)、業務アプリ、ミドルウェア、セキュリティソフト
ライセンス ソフトウェア使用権、購入日・契約情報、利用範囲や状況、更新管理など
ライセンス媒体 インストールキー、インストールメディア、契約書、証明書等(ライセンス保有の証拠となるもの)

5-2. 管理する項目

台帳ツールやインベントリツールで記録・管理する項目例は下記の通りです。

台帳の種類 管理項目
ハードウェア台帳 管理番号、機器種別、利用者名、導入日、型番、シリアル、資産区分(リース、自社所有、レンタルなど)、リース番号、レンタル期限、資産状態(利用中、故障中、遊休など)、設置場所、管理部門など
ソフトウェア台帳 ソフトウェア名、ベンダー名、バージョン、導入日、ライセンス管理番号、ハードウェア管理番号など
ライセンス管理台帳 ベンダー名、ソフトウェア名、エディション、購入日、使用部門、ライセンス数、利用数、使用許諾条件など
ライセンス媒体管理台帳 媒体管理番号、ソフトウェア名、インストールキー、インストールメディア情報、契約書・証明書情報など

5-3. ライセンス媒体管理台帳の留意点

ライセンス管理台帳はソフトウェアの利用権を、ライセンス媒体管理台帳はインストール用の媒体を管理します。両者は一見すると一対一に見えますが、実際には多対多の関係になります。
例えば、Office 2021 Standard のライセンスにはダウングレード権があるため、Office 2021 の媒体だけでなく Office 2019 の媒体も利用できます。
逆に、Office 2019 の媒体は、Office 2019 Standard のライセンスに使えるだけでなく、Office 2021 Standard のダウングレード先としても利用されます。つまり、1つのライセンスが複数の媒体と関係したり、1つの媒体が複数のライセンスと関係するため、多対多で管理する必要があるのです。

例:
・ライセンス管理台帳:管理番号=L1、ライセンス名=Office 2021 Standard
・ライセンス媒体管理台帳:管理番号=M3、媒体ソフトウェア名=Office 2021 Standard
・ライセンス媒体管理台帳:管理番号=M2、媒体ソフトウェア名=Office 2019 Standard
(M2は、管理番号L2=Office 2019 Standardにも紐づき得る)

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
管理項目は運用中にも変化するため、利用するツールは、管理項目の変更・追加・削除が任意に行える仕組みを持つことが推奨されます。なお、ライセンスについては、ライセンス媒体管理台帳を持たず、ライセンス管理台帳だけで管理するケースもありますが、ライセンスのソフトウェアへの紐づけを適切に行うこと、およびその運用を適切且つ効率的に行うためには、ライセンス管理台帳とライセンス媒体管理台帳の2つに分けて登録することが推奨されます。

6. IT資産管理ツールの代表的な機能9選

項目名 説明 主なツール機能
インベントリツール 台帳ツール
台帳管理 管理対象のIT資産を登録し、管理する
ソフトウェアライセンス管理 ソフトウェアライセンスの利用状況を把握し、適切に管理する
ソフトウェア管理 ハードウェア単位で、利用しているソフトウェアの素性(パブリッシャ名・バージョン・エディション・EOLなど)を管理する
ソフトウェア配布・削除/セキュリティパッチ管理 ソフトウェアのリモートインストール・アンインストールを行い、OSやアプリケーションのパッチ適用も管理する
操作ログ管理/操作制限 ユーザーやシステムの操作履歴を記録・管理する ×
デバイス制限管理 利用可能なデバイスや機能を制限・管理する ×
セキュリティ診断/死活監視 システム全体のセキュリティ対策を実施・管理する
インベントリ自動収集・照合 デバイスやソフトウェアなどのIT資産情報を自動で収集・管理する
レポート・棚卸支援機能 インベントリデータと台帳情報との齟齬や現在の管理状況などのレポート出力、棚卸結果の登録・棚卸の進捗状況確認などを効率化する

このように、インベントリツールは情報収集やセキュリティ制御を得意とし、台帳ツールは統制や証憑管理に強みがあります。組織の目的に応じて使い分けることが重要です。以下では、代表的な9つの機能について、詳しく解説していきます。

6-1. 台帳管理

台帳管理機能は、企業が保有するIT資産情報(ハードウェア、ソフトウェア、クラウドサービス、ライセンスなど)を一元的に記録・管理する仕組みです。従来は部署やフロアごとに分散して管理されていた情報を、全社的に包括管理できるようになります。特定条件での検索やフィルタリングが可能なほか、Excel形式での出力やCSVインポートに対応する製品もあります。また、リース契約や保守期限を管理し、期限が近づくとアラートで通知してくれる製品も存在します。これにより、契約切れや遊休資産を正確に把握でき、データはリアルタイムで社内共有することが可能です。さらに、管理画面もダッシュボード形式やフロアごとのPC配置形式など、さまざまな形式で表示できます。

6-2. ソフトウェアライセンス管理

ソフトウェアライセンス管理機能は、ソフトウェアのバージョンや利用状況、使用期限を把握し、最新情報を常に保つことを目的としています。管理者がソフトウェアを一括配布したり、自動でインストール・更新を行ったりすることができるため、手作業による更新漏れを防げます。さらに、バージョンの最新状況やライセンスの使用数、有効期限を可視化できるため、ライセンス違反や重複購入を防止できます。未承認ソフトのインストールや不正使用も自動的に検出できるため、セキュリティリスクの低減にも貢献します。

例として、Windows更新プログラム、ウイルス対策ソフトのインストール有無や製品の最新バージョンの確認などが挙げられます。

6-3. ソフトウェア管理

ソフトウェア管理機能では、各ハードウェアにインストールされているソフトウェアを把握し、メーカー名、エディション、有償・無償の別、サポート終了時期(EOL)などの情報を記録します。これにより、利用しているソフトウェアに潜む脆弱性を把握・管理できます。また、インベントリツールで収集できないソフトウェアを手動で登録することも可能です。さらに、一部の製品では未承認のソフトウェアや危険なソフトウェアを自動的に検知する機能も備えています。

6-4. セキュリティパッチ管理

セキュリティパッチ管理は、ソフトウェアの脆弱性を修正する更新プログラムを配布・適用する仕組みを提供します。管理者はソフトウェアの一括配布や自動インストール・アンインストールを行えるため、ユーザーにインストール権限がない場合でも確実に最新の状態を維持できます。未適用のパッチを自動的に検出し、配布漏れを防げる点も大きな利点です。また、分散配信やスケジュール配信機能を利用すれば、ネットワークへの負荷を軽減しながらセキュリティを維持できます。
例)Adobe/Javaなどのアプリケーションの最新パッチの適用有無

6-5. 操作ログ管理

操作ログ管理機能は、PC上で行われる操作を詳細に記録します。アプリケーションの稼働状況や印刷、ファイル操作や閲覧履歴、さらには画面閲覧(ウィンドウタイトル)まで把握することが可能です。これにより、重大なセキュリティインシデント発生時に原因を究明できるほか、コンプライアンス対応のための証跡としても利用できます。また、不正行為の抑止や、従業員の行動分析による勤務実態の可視化にも活用されます。

6-6. デバイス制限管理

デバイス制限管理機能は、社内で利用されるPCや周辺機器の操作を制御するものです。業務に不要なソフトウェアやアプリケーションのインストールや起動を制限でき、未承認アプリをブロックすることが可能です。また、USBや外付けストレージ、スマートフォンの使用を制御することで、情報漏洩やデータの不正持ち出しを防ぎます。制限の対象範囲はPC単位、ユーザー単位、設置場所や部署、さらには時間単位ごとに設定できるため、柔軟なセキュリティ対策を講じられます。

6-7. セキュリティ診断/死活監視

セキュリティ診断機能は、企業のセキュリティレベルを可視化し、パッチ適用状況や脆弱性をダッシュボードで確認できる仕組みです。定期的に診断を実行し、結果をレポートとして出力することで、今後のセキュリティ環境構築に役立てることができます。
一方、死活監視機能は、サーバーやシステムが正常に稼働しているかを定期的にチェックする仕組みです。不正利用を検知するとすぐに管理者へ通知が届き、場合によっては自動的にネットワークを遮断して被害拡大を防止します。

6-8. インベントリ自動収集・照合

インベントリとは、資産や在庫を記録した「目録」や「台帳」を意味します。インベントリ自動収集機能では、PCやサーバー、ルーター、プリンタなどの構成情報を自動的に収集できます。エージェント型やエージェントレス型を選択でき、端末や周辺機器の型番や利用履歴などを包括的に収集します。さらに、ネットワークに接続されていない端末や遠隔拠点の資産も検出・同期できるため、全社的な資産台帳を正確に整備することが可能です。

6-9. レポート・棚卸支援機能

レポート・棚卸支援機能は、資産台帳やライセンスの利用状況、パッチ未適用の端末数、使用率などを自動的にレポート化します。定期的な棚卸作業を支援する機能として、CSV出力やアンケート配信、Active Directoryとの連携などを利用でき、人的ミスを大幅に減らすことができます。また、KPI分析やTCO(総保有コスト)のレポートも生成できるため、中長期的なIT戦略の立案に活用することができます。

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
ツールを選定する際は、「機能」から選ぶのではなく、「組織の管理目的・目標」から選定することが重要です。

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IT資産管理ツールの比較表を拡大表示する

7. IT資産管理ツールの選定ポイント7選

IT資産管理の目的や自社の運用体制に応じて、適切なツールを選定・組み合わせて導入することが重要です。

  1. 管理目的や重視したいリスク
  2. インベントリツールと台帳ツールの機能・範囲の確認
  3. エージェント型/エージェントレス型の違い
  4. クラウド型/オンプレミス型の違いと自社要件への適合性
  5. 必要な管理台帳・収集機能が搭載されているか
  6. 運用体制・サポート体制の充実度
  7. 他の業務システムとの連携可否(必要な場合)
篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
SAMACではツールを「インベントリツール/台帳ツール」という2種類としてみるのではなく、「管理目的(セキュリティ重視/コスト最適化/コンプライアンス対応/クラウド特化等)」ごとに分類・評価することを推奨しています。

7-1. 管理目的や重視したいリスク

まずは「自社で何を優先したいのか」「どのリスクを重視するのか」を明確にします。

  • 自社における管理の主眼の明確化(情報漏洩、ライセンス管理強化、棚卸簡素化など)
  • 対象とするリスクの優先順位付け(内部不正対策、外部侵入防止、コスト削減、セキュリティ強化など)
  • ライセンスコンプライアンスへの対応範囲の確認(デバイスライセンス・ユーザーライセンス・CPUライセンスなど)
  • 年間IT予算やROI管理目標の定量化

こうした目的を整理することで、必要な機能や導入規模が見えてきます。例えばROIの目標の場合、「在庫資産の20%削減」など定量的な目標を設定すると、効果測定も容易になります。

7-2. インベントリツールと台帳ツールの機能・範囲の確認

どの範囲まで自動収集したいか、契約や承認フローをどこまで管理したいかによって、選ぶべき製品が変わります。

  • インベントリツール:端末・ネットワーク機器・クラウド資産の収集範囲の広さが重要
  • 台帳ツール:ライセンスや契約情報を網羅的に管理できる柔軟性が必要

両者の連携機能があると、情報の突合や自動更新が効率化されます。また、調達から廃棄までのライフサイクルにおけるトラッキング対応についても確認しましょう。

7-3. エージェント型/エージェントレス型の違い

IT資産管理ツールには、大きくエージェント型とエージェントレス型の2つがあります。それぞれの特徴は以下の通り。

  • エージェント型:端末に専用ソフトを入れる方式で、詳細なログ取得やリアルタイム監視に強い。ただし導入・保守工数が増える。サーバーのプラットフォームによっては非対応のことがある。
  • エージェントレス型:ネットワークスキャンやAD連携(Active Directory)*でIT資産を収集し、導入負荷が小さい。ただし取得できる情報は限定的(USB接続ログやハードウェアの操作ログが取れない等)。

なお、エージェントレス型の場合、正確な台帳を持っていないと、すべて収集できたかどうか、どの資産が収集できたのかといった確認が困難になるケースもあります。こうした違いを踏まえて、自社の運用リソースや管理対象機器に応じて選択する必要があります。

*Active Directory…ユーザー、コンピューター、グループなどのネットワーク上のリソースを一元的に管理するためのシステム。

7-4. クラウド型/オンプレミス型の違いと適合性

  • クラウド型:初期費用が低く導入が早い。保守も不要。ただし自社のセキュリティポリシーとの整合性に注意。月額制と年俸制がある。
  • オンプレミス型:自社サーバーで運用するためセキュリティ規定に合致しやすいが、初期投資と運用コストが高い。

導入予算やBCP(事業継続計画)も含め、方式を選定することが求められます。

7-5. 必要な管理台帳・収集機能の有無

自社が管理したい資産をカバーしているか確認が必要です。契約更新通知や減価償却計算、権限管理などの付帯機能も実務で有効に働きます。管理対象ごと、管理項目ごとなど、機能ごとにアクセス権限を柔軟に設定できるかどうかも確認しましょう。

7-6. 運用体制・サポート体制の充実度

ツールは導入して終わりではなく、運用・教育が不可欠です。製品の運用体制やサポート体制の充実度も事前に確認しておきましょう。

  • サポート窓口の品質(日本語対応の有無、専任者の有無)
  • 対応時間とツール(電話、メール、チャットの確認、平日、土日、夜間の対応有無など
  • トレーニングやFAQの充実度
  • 初期導入時のデータ投入支援やバージョンアップ体制

これらを事前に確認しておくことで、定着までの負荷を抑えられます。

7-7. 他システムとの連携可否

調達システムや会計システムと連携できるかも重要です。
API連携やCSV連携の柔軟性があれば、既存の業務システムとの整合が取りやすくなります。

また、スケジュールパッチ(定時の一括処理プログラム)による外部データの取り込が可能かなど、柔軟性も見るとよいでしょう。

次の表では、主要な選定ポイントと確認すべき観点をまとめています。

選定ポイント 確認内容
管理目的 セキュリティ強化、コスト削減、コンプライアンス対応など
ツールの種類 インベントリ/台帳、両者の連携機能
導入方式 エージェント型/エージェントレス型
提供形態 クラウド/オンプレミス
管理機能 台帳、収集範囲、契約管理、権限管理
サポート体制 トレーニング、ヘルプデスク、SLA保証
連携性 API、CSV、他システムとの統合性
篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
カスタマイズ開発はバージョンアップが保証されなくなるケースが多くなります。IT資産は日々進化・変化しているため、バージョンアップが保証されなくなるカスタマイズ開発は推奨されません。機能の範囲で対応可能なカスタマイズを確認することが望まれます。また、IT資産管理のシステムと調達のシステムを連携させようとする組織がありますが、一般的に、それぞれのマネジメントシステムでは要求される管理項目は大きく異なるケースが多いため、シームレスな連携はあまり推奨されません。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 不正機器検知
    • データ削除
    • 履歴管理
    • ネットワーク検知
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • 操作利用制限
    • テレワーク支援
    • 台帳作成
    • リアルタイム収集
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • リンク管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

8. IT資産管理ツールの導入事例3選

IT資産管理ツールのメリットやデメリット、選び方を解説しました。では、導入することでどのような効果があるのでしょうか?本章では資産管理ツールの導入事例を、業種・規模ごとに解説します。ぜひ参考にしてみてください。

導入事例1. Dr.JOY株式会社様(業種:医療 導入規模:~100人)

医療分野におけるソフトウェア開発会社であるDr.JOY株式会社の「Eye“247” Work Smart Cloud」の導入事例です。ソフトウェアの開発・運用だけでなく、医療機関への情報提供などを行っています。

同社は、もともとログ監視ツールを導入していましたが、海外拠点社員の工数管理が行えておらず、業務可視化の必要性を感じていました。

Eye“247” Work Smart Cloudを導入したことにより、海外拠点勤務の時差のある社員の業務も計測し、可視化できるようになりました。特に日報機能では、1日の業務内容を1時間ごとに時系列で「従業員が何をしているのか」を確認することができ、これが製品導入の決め手になったとのこと。金額面でもコストパフォーマンスの良さに満足されています。

参考:取得したデータを活用して業務管理のシステム化・可視化が出来るようになった

導入事例2. SMCシビルテクノス株式会社様(業種:建設 導入規模:140名)

総合建設会社であるSMCシビルテクノス株式会社の導入事例です。同社は創業から90年以上と歴史ある会社で、インフラ整備工事や構造物リニューアル工事などを行っています。導入した製品は「Eye“247” Work Smart Cloud」で、IT資産管理の棚卸と労務管理業務の効率が狙いでした。

導入前の課題は、会社で保有しているIT資産の棚卸ができておらず、ソフトウェアのバージョン管理が適切になされていなかったことです。また、働き方改革関連法によって生じた建設業界の「2024年問題」へ対応も課題でした。

Eye“247” Work Smart Cloudを導入したことで、PCやソフトウェアのIT資産の管理が明確になりました。ソフトウェアのバージョン管理や利用管理も適切に行うことができています。また、従業員の残業時間の可視化、適切な労働時間の周知・徹底にもつながりました。

参考:IT資産管理の棚卸から、2024年問題における労務管理まで広く業務に活用できています!

導入事例3. LRM株式会社(業種:セキュリティ 導入規模:~100名)

IT資産管理ツール 導入事例

LRM株式会社の「Eye“247” Work Smart Cloud」の導入事例です。同社は、情報セキュリティ業界でさまざまなセキュリティサービス・ツールやコンサルティングを提供しています。

今回、Eye“247” Work Smart Cloudを導入したことにより、従業員の業務効率化・セキュリティ向上が実現しました。

もともとは別のログ取得ツールを使用していましたが、「Mac OSのログが取得できない」「蓄積したデータの利活用ができていない」という課題がありました。デザイナーやエンジニアはMacユーザーが多く、テレワークの社員も多いため、操作ログが取得できないことで業務実態の把握が難しいという現状がありました。

Eye“247” Work Smart Cloudを導入したことで、「操作ミスやサボり」の抑止力になっているとのこと。さらに、ソフトウェアのアップデート状況やセキュリティ環境も向上しました。今後は、IT資産管理を担当している情報システム部門、マネージャー、社員一人一人という3つの軸で活用できるようにしたいとのことでした。

参考:テレワークの業務がより明確になり、セキュリティや生産性向上にもつながった!

導入した製品はこちら

このほかにも、IT資産管理ツールの導入事例を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

IT資産管理ソフトの導入事例6選|導入前の課題や導入後の効果を紹介

IT資産管理ツールの導入事例をさらにチェック!

9. ツール導入のプロセスにおける留意点

IT資産管理ツールは選定だけでなく、導入プロセスそのものが成功の鍵を握ります。導入初期の負荷やユーザー教育を軽視すると、十分な効果を発揮できません。以下の点に注意が必要です。

9-1. 必ずトライアルを活用する

机上で比較するだけでなく、実際に自社環境で動かしてみることが重要です。無料トライアルやPoC(概念実証)を通じて、日常業務に合うかを検証しましょう。

9-2. シナリオを設定したデモを実施

時間がなくトライアルを行えない場合は、自社の運用シナリオを提示し、その通りにデモをしてもらうことが有効です。対応できない場合には代替策を確認します。

9-3. 初期データ投入・展開作業の確認

導入時には既存資産台帳や契約情報をシステムに投入する必要があります。これを誰がどこまで行い、ベンダーがどの範囲をサポートしてくれるのかを事前確認することが大切です。

9-4. 利用者への事前周知と教育

特に操作ログや制御機能を導入する場合、従業員への説明不足は反発や混乱を招くことになります。マニュアルや研修を用意し、利用者の理解を得ることが不可欠です。

10. IT資産管理ツールの導入が特に推奨されるケース4選

ここでは、IT資産管理ツールの導入がとくに強く推奨される4つのケースをわかりやすく紹介します。自社の状況と照らし合わせながら、導入の必要性を判断する際の参考にしてください。

  1. IT資産管理担当者の業務負担が大きい
  2. IT資産管理コストに無駄が発生している
  3. 企業の情報セキュリティ対策を強化したい
  4. 法令遵守・監査・コンプライアンス推進が急務

10-1. IT資産管理担当者の業務負担が大きい

現在は手作業による台帳更新や棚卸作業が属人化しており、人的ミスや情報の漏れが頻発しています。また、資産の異動や廃棄、貸出管理が煩雑で担当者の業務は常に逼迫しています。さらに、情報収集やレポート作成に多大な時間を要するため、本来行うべき分析や改善活動に手が回りません。拠点の追加や人員の異動が発生すると資産情報の更新が追いつかず、台帳は常に古い状態となってしまいます。加えて、多くの企業では専任の担当者を配置できないため、負担は一層大きくなっています。

10-2. IT資産管理コストに無駄が発生している

遊休PCや未使用のライセンスが把握できず、必要以上に調達を行ってしまうケースが少なくありません。さらに、保守やリース契約の期限管理が不十分で、自動更新による不要コストが発生することもあります。また、ソフトウェアやクラウドサービスの重複契約、あるいは利用率の低いライセンスの見直しが進まず、無駄が積み重なっている状況です。加えて、部署ごとにバラバラに調達・管理が行われているため、全社的なスケールメリットを活かせていない点も課題となっています。

10-3. 企業の情報セキュリティ対策を強化したい

未許可ソフトウェアの利用やUSBメモリの接続状況を正しく把握できていないため、セキュリティリスクを抱えています。さらに、セキュリティパッチ未適用の端末が存在し、脆弱性を突かれる危険性が高まっています。端末の利用ログや不正操作の追跡が困難であるため、内部統制も十分に機能していません。特にテレワーク端末やモバイル端末が管理対象外となっている場合は、大きなセキュリティギャップを生む要因となります。そもそも組織全体で使用しているソフトウェアを把握しきれていないことも、リスクを増幅させています。

10-4. 法令遵守・監査・コンプライアンス推進が急務

多くの企業ではIT資産の管理台帳が整備されていないため、監査時に必要な証憑を提示できません。また、ソフトウェアライセンス監査で違反を指摘されるリスクが高く、罰則の懸念もあります。さらに、内部統制やJ-SOX法に基づく資産管理プロセスが形骸化しているケースも多く、コンプライアンス面での脆弱性が浮き彫りになっています。

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
IT資産管理は、マネジメントが想定している以上に、高い専門性と業務負荷が必要なプロセスです。適切なリソース(人・モノ・カネ)を配付することが必要です。マネジメントは、IT資産管理の形骸化や崩壊は、セキュリティ施策の根幹を容易に壊してしまうことに留意すべきです。

itshisankanritu-ru

IT資産管理ツールの比較表を拡大表示する

11. IT資産管理ツール導入後の運用ポイント

IT資産管理ツールは導入しただけでは効果を発揮しません。継続的に運用し、組織全体で定着させるためには、明確な体制づくりとサイクル化が重要です。ここでは、導入後に特に意識すべき二つのポイントを紹介します。

  1. 運用体制(部門・責任者)の明確化
  2. 運用・棚卸・レポート作成サイクルの定着化

11-1. 運用体制(部門・責任者)の明確化

IT資産管理は情報システム部門だけでなく、総務や経理、セキュリティ担当、利用部門まで関わるため、誰がどの役割を担うのかを最初に決めておくことが重要です。
例えば、全体を統括する「IT資産管理責任者(ITAMマネージャー)」を置くことで属人化を防げます。さらに、役割や責任を可視化し、承認や判断の流れを明確にすること、管理ポリシーやマニュアルを整備して定期的に見直すことも欠かせません。

11-2. 運用・棚卸・レポート作成サイクルの定着化

次に大事なのは、日常業務に「棚卸・更新・レポート作成」を組み込むことです。
棚卸のスケジュール(年1回や四半期ごと)を決めて守ること、台帳の更新やアラートの確認を週次・月次で行う仕組みが必要です。また、自動レポート機能を活用すれば、経営層や各部門に向けて「利用率」「未使用資産」「未適用パッチ」などを効率よく共有できます。さらに、KPI(例:未更新資産ゼロ、パッチ適用率95%以上、遊休率10%以下)を設定して進捗を数値で追うことで、改善効果が見えやすくなります。

まとめ

IT資産管理ツールは、情報セキュリティ強化、コスト最適化、法令遵守を支える基盤となります。そのためには、「管理目的・目標・対象・運用体制」を明確にし、必要な機能や分類に沿って最適なツールを選ぶことが重要です。
従来のようにExcelなどで管理台帳を運用する方法は依然として多く見られますが、これからはデジタル化・自動化が欠かせません。特に、ライセンス管理や証憑管理、クラウドサービスや社内システムを含めた統合管理が監査対応やリスク管理の観点から求められています。
単なる台帳管理やインベントリ収集にとどまらず、「目的や目標に基づいた多角的なツール選定と運用」が鍵になるのです。

篠田 仁太郎
一般社団法人IT資産管理評価認定協会(SAMAC)/副理事篠田 仁太郎
最後に、IT資産管理の業界動向と今後の展望についてをまとめます。今後はおそらく、クラウド資産・SaaS管理の専用ツールが増えていきます。既存の台帳ツールでも、これらの管理機能を実装している製品がすでに存在しています。また、AIや自動化による差分分析・リスク予兆などの機能も拡大していくものと思われます。

「IT資産管理ツール」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 不正機器検知
    • データ削除
    • 履歴管理
    • ネットワーク検知
    • ファイル配布
    • ソフトウェア管理
    • リモート管理
    • ログ収集
    • 操作利用制限
    • テレワーク支援
    • 台帳作成
    • リアルタイム収集
    • スマホ管理
    • 一元管理
    • ライセンス管理
    • 国産ソフト
    • PC管理
    • リンク管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入企業1,900社突破
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 25,000円/月
備考
50ライセンス契約の場合です。1ライセンスでは500円/月となります。
制限なし
Eye“247” Work Smart Cloud(IT資産管理ツール)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストでしっかり管理
基本料金 6,000円~
機能利用料 利用機能数 × 台数 ×50円~100円
制限なし
Watchy(ウォッチ―)の資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
情報漏洩を未然に防ぐ
本体 900円/1ライセンス
備考
※100ライセンスの場合
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
BizMobile Go! オプション(MDM) 300円/1ライセンス
備考
※最小5ライセンスから
※初期費用0円
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
10期連続受賞の信頼
初期費用 要相談
備考
※最低契約数50台
要相談 要相談
備考
※最低契約数50台
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
サーバ不要ですぐ導入
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
運用負担を70%削減
ライトA 3,600円/台(年間利用料)
備考
iOS・Android
ライトB 4,800円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
ベーシック 6,000円/台(年間利用料)
備考
Windows・macOS
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
低コストで強いガバナンス
初期費用 要相談
利用料金 要相談
備考
※基本サービスは最低20ライセンスから
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
JALグループを支えて28年
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
RFID活用で資産管理楽々
初期費用 要相談
Light 40,000円 ~ 60,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000まで
Standard 60,000円 ~ 280,000円/月額
備考
管理対象資産数:1,000~50,000
Enterprise 要相談
備考
管理対象資産数:無制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
ライセンス管理を最適化
初期費用 要相談
料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
大企業が信頼する管理力
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
7万人が使う信頼設計
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用ゼロで導入可能
スライス課金プラン 登録資産数に応じて変動(初期費用ゼロ)
備考
小規模から大規模まで段階的に拡張可能
記載なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッチ精度98%の安心
初期費用 要相談
備考
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利用料金 要相談
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制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
総合満足度1位の信頼
初期費用 要相談
備考
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クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
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7年連続シェアNo.1
初期費用 要相談
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利用料金 要相談
備考
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制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
更新忘れをゼロにする
基本プラン 無料
備考
すべての基本機能を制限なく利用可能。
オプションプラン 個別見積もり
備考
BPOサービス活用や追加機能を希望する場合に提供。
なし(基本機能は無料のため)
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
資産も在庫も見える化
初期費用 要相談
備考
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利用料金 要相談
備考
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制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
国内外PCを一括管理
初期費用 要相談
備考
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利用料金 要相談
備考
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制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
配布も設定も自動で完結
ITデバイス&SaaS管理プラン 要相談
備考
対象ID数の利用料のみ
アウトソーシングプラン 要相談
備考
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制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
AWSでも安心運用
本体 10,000円
備考
※100ライセンスの場合
※1ライセンスあたり
※対応OS:Windows・macOS
BizMobile Go! オプション(MDM) 3,600円
備考
※1ライセンスあたり
※対応OS:iOS・iPadOS・Android
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
オンプレでもIT管理
初期費用 要相談
備考
問い合わせ後にヒアリング
利用料金 要相談 
備考
問い合わせ後にヒアリング
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

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おすすめIT資産管理ツール22選

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • PCログの記録・追跡でリスク可視化、再発防止にも
  • 個人情報を持つ端末を検知し、 情報漏洩を防止
  • 職種やチーム単位でポリシー設定を細かくカスタマイズ可能

低コストでしっかり管理 Watchy(ウォッチ―)

製品詳細はこちら

IT資産管理ツールログ管理

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 中小企業のためのIT資産管理・操作ログ管理ツール
  • 情シスでなくとも簡単に設定・運用できる管理画面
  • シンプルかつ低コストな料金プラン
  • まずは無料で始められる

情報漏洩を未然に防ぐ MaLionCloud

製品詳細はこちら

IT資産管理ツールログ管理

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • IT資産管理から情報漏洩対策、労務管理まで支援
  • 勤怠管理システムとの併用で、労務管理を支援
  • 社内に混在する、WindowsとMac端末を一元管理
  • 60種類以上の必要な機能を、オールインワンで提供
  • 情シス担当者”にやさしい、ダントツの使いやすさ

10期連続受賞の信頼 AssetView

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール業務可視化ツール

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • オーダーメイド:最小コストで、最大限の効果を発揮します
  • 統合管理ができるため、IT投資効果が高い
  • アクセス権を限定して権限委譲することで分散管理が可能

なかの人のストーリー

データを最大限活用した営業DXで売上向上を支援

近年のDX推進、働き方改革により、企業はさまざまなシステム導入を進めている。営業部門においてもシステ…

サーバ不要ですぐ導入 e-Survey+

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 環境に合ったインベントリ収集で、正確かつ効率的なIT資産管理を実現
  • 保有している情報資産を一元管理により、リスクアセスメントの精度を向上
  • ハードウェア(周辺機器含む)構成管理が可能
トライアル 有り
サポート 電話 メール チャット 

製品のおすすめポイント

  • リスクを低減させ、生産性の向上を実現します
  • 『IT資産管理ツール』から『統合型エンドポイントマネジメント』へ
  • ユーザー同士のコミュニケーションを大事にしています

低コストで強いガバナンス Policy N@vi

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • リスク軽減を図るため様々な機能を制御・制限とログ収集
  • スマートデバイスやパソコンを紛失した場合、各種リモート機能で被害を最小限
  • セキュリティチェック&セキュリティチェック結果確認
  • ハードウェア情報収集、ソフトウェア情報収集

JALグループを支えて28年 PalletControl

製品詳細はこちら

IT資産管理ツールクローニングツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 業界トップクラスの「配布機能」を搭載しています
  • 状況に合わせた計画的なソフトウェアの配布を実現します
  • 管理者がリアルタイムにクライアントPCの現在の環境を収集可能

RFID活用で資産管理楽々 Assetment Neo

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール物品管理システム

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • さまざまな業務に対応した専門的な機能が集まったクラウド型社内資産管理システム
  • 台帳管理をサポートする、汎用性・拡張性が高い機能が満載、
  • さまざまな管理業務に対応した社内資産の統合管理ソフト

ライセンス管理を最適化 Open iT

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 無し
サポート メール チャット 

製品のおすすめポイント

  • ライセンス使用状況の最適化ソリューション
  • 検証を容易にし、ITチャージバックを実現
  • 企業全体のモニタリングし、IT資産の正確な概要を把握

大企業が信頼する管理力 Ivanti

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • Ivantiの独自技術によってソフトウェア配信が素早く正確
  • パッチのタイミングや形式が豊富で工数を削減できる
  • 社外ネットワークも、グローバル拠点も一元管理可能、

7万人が使う信頼設計 MCore

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 高い信頼性とスケーラビリティで実力を発揮
  • 多機能・高性能でありつつ、低コストで負担軽減
  • 使いやすいだけでなくサポートも万全なので迷わない

初期費用ゼロで導入可能 GLPI (合同会社Linkup)

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • エージェントによる自動収集で入力作業ゼロ
  • 初期費用ゼロでスモールスタート可能
  • 一元管理とダッシュボードで資産を可視化

パッチ精度98%の安心 HCL BigFix

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IT資産管理ツール

トライアル 無し
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製品のおすすめポイント

  • 高いコストパフォーマンスで包括的なエンドポイント管理が可能
  • オンプレミス・クラウドなど環境を問わず管理が可能
  • 業種、企業規模を問わず様々な導入事例がある

総合満足度1位の信頼 QND Premium/Standard

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IT資産管理ツール

トライアル 有り
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製品のおすすめポイント

  • デバイスを管理・制御しセキュリティを強化
  • 外部メディア制御、サイトアクセス制御により情報漏洩を防ぐ
  • 多拠点、屋外、社内のマルチデバイスも一元管理

7年連続シェアNo.1 ISM CloudOne

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 有り
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製品のおすすめポイント

  • シンプルかつ効率的なマネジメントでIT資産管理が可能
  • 外部脅威対策や内部情報漏洩対策などセキュリティ面の強化も
  • MDM(Mobile Device Management)でスマートデバイスを管理

IT資産管理ツール

トライアル 有り
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製品のおすすめポイント

  • すべてのSaaSを効率的に一元管理
  • セキュリティリスクの早期検知と対応
  • 自動処理とタスク通知による業務効率化

資産も在庫も見える化 Perfect Finder

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IT資産管理ツール

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製品のおすすめポイント

  • EC感覚で使える管理画面により資産調達と購買プロセスを効率化
  • ハードウェアからソフトウェアまで包括的なIT資産管理
  • AI活用のサポートデスク機能により運用をサポート

IT資産管理ツール業務可視化ツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 統合型エンドポイントマネジメントで安全と生産性を追求
  • ハードウェア/ソフトウェアの情報を常に取得できるIT資産管理
  • セキュリティホールを未然に防ぐパッチマネジメント

IT資産管理ツールSaaS管理ツール

トライアル 有り
サポート メール 

製品のおすすめポイント

  • IT資産の一元管理でデバイスライフサイクル、SaaSライフサイクルに対応
  • ソフトウェアの配布、更新作業などを自動化し、運用を効率化
  • IT資産ごとのアクセス制限やセキュリティポリシーの適用が可能

AWSでも安心運用 MaLion7

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IT資産管理ツール

トライアル 有り
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 直感的な操作とわかりやすいアイコン表示が特徴の「管理コンソール」
  • スマホやタブレットも管理できるMDMサービスを追加できる
  • マルウェア「Emotet」を検知して管理コンソールに表示できる

オンプレでもIT管理 ManageEngine

製品詳細はこちら

IT資産管理ツール

トライアル 無し
サポート 電話 メール 

製品のおすすめポイント

  • 画面が分かりやすいので、習得にコストがかからない
  • 機能を選択できるため、費用と工数を削減できる
  • グローバル対応が可能で、多言語利用が可能

よくある質問

そもそもIT資産とは何ですか?

IT資産とはハードソフトやソフトウェアなどを中心としたIT関連の社内資産のことを指します。ハードソフトの代表例はPC本体やモニター、社内用スマートフォン、プリンターなどです。また、ソフトウェアの代表例はiOSやAndroidなどのOSや企業ですでに導入しているチャットツールや会計ソフトなどのアプリケーションが該当します。

IT資産管理ツールって何?Excelとどう違うの?

社内のPCやソフトの情報を自動で集めて管理するツールです。Excelの手入力と違い、情報が常に新しく正確なので管理が楽になります。

なぜIT資産管理ツールが重要視されていますか?

まず1つ目の要因として、IT資産の増加により、従来のExcel等を用いた手作業で管理することが困難になっていることが挙げられます。2つ目の要因としては、近年テレワークの導入企業が飛躍的に増加したことが挙げられます。在宅ワークでは例えばPCを紛失して行方不明になるリスク、業務外利用でウイルスに感染するリスク、個人情報や機密情報が漏えいするリスクがあります。

IT資産管理ツールを導入することのメリットは?

「管理が楽になる」「セキュリティが強くなる」「無駄なコストが減る」という3つの大きなメリットがあります。

IT資産管理とMDM(モバイルデバイス管理)の違いは?

IT資産管理はPCやソフトなど社内全体を、MDMはスマホやタブレットに特化して管理するものです。管理する対象が違います。

クラウド型とオンプレミス型、どっちがいい?

手軽に始めるならクラウド型、自社でしっかり管理・カスタマイズしたいならオンプレミス型がおすすめです。

IT資産管理ツールの導入費用はどれくらいかかるの?

クラウド型の場合、PC1台あたり月額数百円からが相場です。管理する台数や機能によって変わります。

自社に合うツールの選び方は?

「必要な機能があるか」「管理したい機器に対応しているか」「料金は合うか」の3点で比較し、無料トライアルで使いやすさを確認するのが確実です。

ソフトのライセンス管理ってどうやるの?

PCに入っているソフトを自動でリストアップし、購入したライセンス数と照らし合わせることで、過不足がないか一目でわかります。

小さい会社でもIT資産管理ツールは必要ですか?

はい、必要です。会社の規模に関係なく情報漏洩やライセンス違反のリスクはあります。低コストで始められるクラウド型がおすすめです。

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