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AI通訳機「ポケトーク」の価格・言語数・eSIM延長料金を解説|法人導入や業務利用方法とは?

「自動翻訳」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 装飾引継ぎ
    • インポート
    • 専門文書対応
    • 進捗追跡
    • 用語管理機能
    • オフライン稼働
    • リアルタイム更新
    • 個別編集
    • エクスポート
    • ドキュメント共有
    • ユーザー辞書
    • AI自動学習
    • 翻訳ページ内検索
    • 表現統一
    • 翻訳者校閲サービス
    • 多言語対応
    • PDF翻訳
    • 類似語表示
    • グループ管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
AI本格翻訳 ダウンロード版 19,800円(税込)
備考
PC1台用/ダウンロード版
AI本格翻訳 ライセンス版 15,147円(税込)
備考
PC10-49台用/ライセンス版
1つのシリアルキーで利用・管理できる
AI本格翻訳 ライセンス版 14,305円(税込)
備考
PC50-99台用/ライセンス版
1つのシリアルキーで利用・管理できる
AI本格翻訳 ライセンス版 13,464円(税込)
備考
PC100-499台用/ライセンス版
1つのシリアルキーで利用・管理できる
制限なし
AI本格翻訳の資料サムネイル
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
お試しプラン 月額: 0円
備考
利用時間: 30分/月
個人プラン 月額:3,300円 (年額: 33,000円)
備考
利用時間: 無制限
法人プラン 42,900円(税込)1年買い切り/カード版
備考
利用時間: 無制限
1年
ポケトーク ライブ通訳の資料サムネイル
なし 
電話 / メール / チャット /
ポケトーク S2 スタンダード 36,300円(税込)
ポケトーク S2 ビジネス 55,000円(税込)
ポケトーク S2 Plus スタンダード 39,930円(税込)
ポケトーク S2 Plus ビジネス 60,500円(税込)
不明
ポケトークの資料サムネイル
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
ランニングコスト 要相談
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料 無料
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
スターター 3プラン 9,000円/月
備考
3ユーザーまで利用可能です。
スターター 5プラン 12,000円/月
備考
5ユーザーまで利用可能です。
スモールプラン 24,000円/月
備考
15ユーザーまで利用可能です。
ミディアムプラン 40,000円/月
備考
30ユーザーまで利用可能です。
ラージプラン 80,000円/月
備考
100ユーザーまで利用可能です。
エクストラ・ラージプラン 150,000円/月
備考
300ユーザーまで利用可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
スタータープラン 12,000/月
備考
ユーザー数x5まで追加可能です。
スモールプラン 24,000/月
備考
ユーザー数x15まで追加可能です。
ミディアムプラン 40,000/月
備考
ユーザー数x30まで追加可能です。
ラージプラン 80,000/月
備考
ユーザー数x100まで追加可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本4言語プラン 年間360,000円〜
欧州5言語プラン 要相談
その他23言語プラン 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
無料会員プラン 0円
プレミアム会員プラン 330円/月額
最低利用期間の制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
スターター3プラン 9,000円/月額
備考
3名まで利用可能です。
スターター5プラン 12,000円/月額
備考
5名まで利用可能です。
スモールプラン 24,000円/月額
備考
15名まで利用可能です。
ミディアムプラン 40,000円/月額
備考
30名まで利用可能です。
ラージプラン 80,000円/月額
備考
100名まで利用可能です。
エクストラ・ラージプラン 150,000円/月額
備考
300名まで利用可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
チームスタートプラン $29/月
備考
フリーランサー向けのプランです。
チームプラン $210/月
備考
ワークフローと自動翻訳機能搭載プランです。
アルティメットプラン $369/月
備考
API連携と翻訳ワークフローが搭載されているプランです。
エンタープライズプラン 要相談
備考
機能をカスタマイズできるプランです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スモールプラン 約3,000円/月額
備考
10ユーザまで利用可能です。
ミディアムプラン 約10,000円/月額
備考
30ユーザまで利用可能です。
ラージプラン 約21,000円/月額
備考
66ユーザまで利用可能です。
エンタープライズプラン 要相談
備考
67ユーザ以上利用可能です。
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

インバウンド(訪日外国人)の急増や、多国籍スタッフの雇用が一般化する中、現場での「言葉の壁」は、企業のサービス品質や生産性に直結する喫緊の課題となっています。「無料の翻訳アプリを現場で使わせているが、翻訳精度が不安だ」「お客様の個人情報を含む会話が、AIの学習データとして使われていないか」。こうしたIT担当者様や現場責任者様の懸念を解決するのが、AI通訳機「ポケトーク」です。

この記事では、特に業務利用・法人導入を検討されている方に向けて、ポケトークの最新モデル「S2」「S2 Plus」と旧モデル「S」の価格・機能を徹底比較。S2系が対応する92言語・171地域の通信性能から、無料アプリにはない「ISO準拠」の高度なセキュリティと「法人向け管理機能」まで、2025年最新の公式情報に基づき、その実力を徹底解説します。

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1. ポケトークとは? 高精度AI通訳機(端末・アプリ)の全体像

ポケトーク」は、手のひらサイズの専用端末またはスマートフォンアプリで利用できるAI通訳サービスです。単なる翻訳ツールに留まらず、業務の現場で「使える」機能と信頼性を備えています。

1-1. AI通訳機「ポケトーク」の基本機能(音声・カメラ翻訳)

pocketalk-pocketalk-lineup
引用 – ポケトークのラインナップ・機能比較|POCKETALK(ポケトーク)

ポケトークの基本的な使い方は非常にシンプルです。専用端末のボタンを押しながら話すだけで、クラウド上のAIが即座に翻訳し、相手の言語で音声を発すると同時に、翻訳結果をテキストで画面に表示します。

特に最新の主力モデルである「S2」シリーズでは、「双方向自動通訳」機能が搭載されました。これは、一度設定すれば、会話の相手がどちらの言語を話してもAIが自動で判定し、ボタン操作不要で双方向の通訳を実現する機能です。

さらに、音声だけでなく文字の翻訳にも対応しています。内蔵カメラでレストランのメニューや街中の看板、マニュアルなどを撮影すると、AIがテキストを認識して指定言語に翻訳する「カメラ翻訳」機能も搭載しており、「公式情報によれば56言語」に対応しています(S2シリーズの場合)。

1-2. 高精度を支える「マルチエンジン方式」(OpenAI Whisper等活用)

pocketalk-contents-translation-quality
引用 – ポケトークの翻訳精度が高い理由|POCKETALK(ポケトーク)

ポケトークがビジネスの現場でも信頼される理由の一つに、その翻訳精度の高さがあります。この精度は、言語の組み合わせ(ペア)ごとに、クラウド上で最も性能の高いAI翻訳エンジンを自動的に選択して切り替える特許技術「マルチエンジン」によって支えられています。

例えば、ある言語ペアではA社のエンジンが強く、別のペアではB社のエンジンが強いといった特性を考慮し、常に最適解を選ぶ仕組みです。

報道や公式情報によれば、ポケトークは音声認識(ASR:Automatic Speech Recognition)の分野で、高い精度を誇る「OpenAI「Whisper」」を採用しています。また、機械翻訳(MT:Machine Translation)エンジンの一部には、日本の情報通信研究機構(NICT)が開発した「VoiceTra」などを組み合わせていると報じられており、世界中の優れた技術を柔軟に取り入れることで高い翻訳品質を維持しています。

AI翻訳のデメリットとは?ビジネスで導入する際の注意点も紹介

1-3. 専用端末とスマホアプリ版「ポケトークApp」の違い

sourcenext-pocketalk-pressrelease-app
引用 – 新製品/ポケトークアプリ | ソースネクスト企業サイト

ポケトークには、S2シリーズのような専用端末のほかに、お手持ちのスマートフォン(iOS/Android)にインストールして利用できる「ポケトークApp」も提供されています。

アプリ版は、初回3日間は無料、その後は週120円、月360円、または年3,600円(税込)で利用可能(2025年11月時点)であり、低コストでポケトークの高精度な翻訳エンジンを試せる点が大きなメリットです。

一方で、なぜ多くの企業が専用端末を選ぶのでしょうか。それは、専用端末が「業務の現場」に特化した設計になっているためです。以下の表で、両者の主な違いを比較します。

比較項目 専用端末(S2シリーズなど) スマホアプリ版(ポケトークApp)
利用形態 専用ハードウェア 手持ちのスマートフォン(iOS/Android)
導入コスト 端末購入費(例:S2 36,300円/2年通信) ほぼゼロ(アプリDL)
継続コスト 通信延長料(例:1年7,700円~) サブスクリプション料(例:年3,600円)
マイク/スピーカー ノイズキャンセルマイク、大音量スピーカー スマートフォンの内蔵マイク/スピーカーに依存
操作性 専用ボタンで即起動、単純操作 アプリ起動の手間、他アプリの通知による中断
デバイス管理 法人向け「ポケトークアナリティクス」で一元管理可 不可(組織のMDM(モバイルデバイス管理)に依存)
セキュリティ 高水準のセキュリティ規格(ISO準拠等) アプリ自体のセキュリティ+OSのセキュリティ

(※価格は2025年時点の公式情報)

このように、特に騒がしい店舗や工場、駅のホームといった環境下では、専用のノイズキャンセルマイクと大音量スピーカーを備えた専用端末が圧倒的に有利です。

また、IT担当者の視点では、無料翻訳アプリにありがちな「翻訳データのAI学習利用」といったセキュリティ懸念や、業務用端末としての管理(紛失時のロックなど)に対応できる点が、専用端末を選ぶ決定的な理由となっています。

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2.【価格・仕様比較】最新モデル「S2」「S2 Plus」と旧モデル「S」の違い

pocketalk-pocketalk-lineup-detail
引用 – ポケトークのラインナップ・機能比較|POCKETALK(ポケトーク)

現在、ポケトークの端末は、法人利用にも耐える高機能な「S2 / S2 Plus」が主軸です。それぞれの特徴と価格を比較し、最適なモデルの選び方を解説します。

2-1. ひと目でわかる比較表(価格・画面・バッテリー・言語数)

まずは、現行の主力モデル「S2」「S2 Plus」と、価格を抑えた数量限定モデル「S」の主な仕様と価格を比較します。

以下の表は、各モデルの主な違いをまとめたものです。

比較項目 ポケトーク S2 ポケトーク S2 Plus ポケトーク S(数量限定)
価格 (税込) 36,300円 (SIM2年) 39,930円 (SIM2年) 19,800円 (SIM2年)
画面サイズ 2.8インチ 3.97インチ (S2の約1.85倍) 2.8インチ
本体重量 約75g 約125g 約75g
バッテリー 1,200mAh 1,550mAh 1,200mAh
対応言語数 92言語 92言語 85言語
カメラ翻訳 56言語 56言語 56言語
双方向自動通訳 対応 対応 非対応

(※価格・仕様は2025年時点の公式情報)

S2シリーズには、「法人向け購入ページ」などでより長期間利用できる「5年通信付きモデル」(S2:56,100円、S2 Plus:59,400円)も提供されており、長期的な運用コストを計画するIT担当者にとって有力な選択肢となります。

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2-2. S2/S2 Plusの特長:双方向自動通訳とノイズキャンセル

現行主力のS2系(S2 / S2 Plus)は、旧モデルSにはない業務用の強力な機能を備えています。

最大の特長は「双方向自動通訳」機能です。これは、AIが話者を自動で判別し、通訳の方向性を自動で切り替える機能です。従来のSモデルでは、話すたびにボタンを押して言語の方向を切り替える必要がありましたが、S2系ではその操作が不要となり、よりスムーズで自然な会話が可能になりました。

また、S2系は「ノイズキャンセルマイク」と「大音量スピーカー」を搭載しています。これにより、駅のホームや混雑した店舗、工場といった騒がしい「現場」でも、正確に音声を聞き取り、翻訳結果を相手にしっかりと届けることが可能になっており、業務利用に最適化されています。

2-3. 目的別選び方:業務利用ならS2系、個人・低予算ならS(在庫限り)

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引用 – Pocketalk(ポケトーク)について | 導入実績10,000社以上

これらの仕様と機能の違いから、導入目的別におすすめのモデルは以下のように整理できます。

  • 現場運用・セキュリティ重視 → ポケトークS2
    標準モデルであり、S2系の高度な通訳機能(双方向自動通訳、92言語対応)と携帯性(75g)のバランスが最も良い選択肢です。多くの現場スタッフに配布する場合に適しています。
  • 視認性重視(窓口など) → ポケトークS2 Plus
    S2の約1.85倍の大型画面(3.97インチ)を搭載。金融機関や自治体の窓口、病院の受付などで、お客様に翻訳結果のテキストをはっきりと見せながら対話する必要がある場合に最適です。
  • 個人・低予算 → ポケトークS(在庫限り)
    在庫限りの提供となりますが、19,800円(税込)という価格が魅力です。S2系より対応言語数が少なく(85言語)、双方向自動通訳にも非対応ですが、まずはAI通訳機を試してみたい個人の旅行用や、予算を最優先する場合の選択肢となります。

3. 対応言語(92言語)とeSIM通信エリア(171国・地域)

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引用 – Pocketalk(ポケトーク)について | 導入実績10,000社以上

ポケトークを業務で活用する上で、その対応力の広さ、つまり「どの言語を」「世界のどこで」使えるのかは、導入決定の重要な要素です。ここでは最新のS2シリーズ(2025年11月現在)を軸に、その広範なカバレッジを解説します。

3-1. S2系は92言語、カメラ翻訳は56言語に対応

ポケトークの強みは、対応言語の「数」と「質」にあります。

最新の主力モデルであるS2 / S2 Plusは、合計92言語の翻訳に対応しています(2025年5月現在)。その内訳は、音声とテキストの両方で翻訳可能な言語が91、テキスト表示のみの翻訳が1言語です。これは旧モデルのS系(合計85言語)よりも拡充されています。

対応言語は、英語や中国語といった主要言語はもちろん、製造業や介護・建設現場などでニーズの高いベトナム語、タガログ語、ポルトガル語、インドネシア語なども幅広くカバーしています。また、音声だけでなく、内蔵カメラを使った「カメラ翻訳」機能も現場で役立ちます。レストランのメニューや、海外拠点のマニュアル、街中の看板などを撮影すると、AIがテキストを認識して翻訳します。このカメラ翻訳は56言語に対応しています(S2系、S系共通)。

各言語が「音声入力に対応しているか」「音声出力(読み上げ)に対応しているか」といった詳細な対応状況は、機種によっても異なります。導入前には必ず、「対応言語一覧」ページで、貴社の業務で必要な言語の対応レベル(音声入力・出力・テキスト)をご確認ください。

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3-2. 内蔵eSIMで171の国・地域ですぐ使える(ロシア一時停止中)

海外出張や現地法人とのやり取りでポケトークを利用する場合、通信環境の確保が課題となります。ポケトークのS2シリーズは、この課題を「eSIM」で解決します。

eSIMとは「Embedded SIM(埋め込み型SIM)」の略で、物理的なSIMカードを抜き差しすることなく、端末本体に組み込まれた通信機能を利用できる技術です。

S2シリーズの端末はeSIMを内蔵しており、2年または5年のグローバル通信プランがセットで販売されています。これにより、海外渡航時に別途Wi-Fiルーターをレンタルしたり、現地のプリペイドSIMを購入したりする手間が一切不要になります。端末の電源を入れるだけで、171の国・地域(2025年10月現在)で自動的に現地の通信キャリアに接続し、翻訳機能を利用できます。一方で、旧モデルのSシリーズの対応は144の国・地域となっており、カバレッジの広さでもS2シリーズが優れています。

ただし、利用できる国・地域にはいくつかの注意点があります。

  • 注意点1:一部非対応エリア
    例えば、「グローバル通信対応国・地域」の公式リストによると、人気の渡航先であってもグアムやサイパンは通信エリアの対象外となっています(2025年11月時点)。
  • 注意点2:通信の停止
    国際情勢や各国の法令変更により、通信エリアは変動する可能性があります。実際、「ポケトーク・サポートページ」によると、2025年10月23日以降、ロシアでの通信は一時停止されています。

このように、対応国数はあくまで最大値であり、変更の可能性があるため、業務での渡航前には必ず公式サイトの最新情報を確認することが不可欠です。

3-3. 気になるeSIM延長料金(1年7,700円~)と手順

IT担当者として気になるのは、導入後のランニングコストでしょう。端末購入時にセットになっているeSIMの通信期間(2年または5年)が満了した後はどうなるのでしょうか。

ポケトークは、通信期間が満了した後も、いくつかの方法で通信を延長し、端末を継続利用することが可能です。主な延長方法は以下の3つです。

次の表では、eSIMの通信期間が満了した後の、主な延長方法と料金体系(2025年11月時点)を比較しています。

延長方法 料金(税込) 特徴・注意点
オンライン延長(サブスク) 1年 6,930円 など ・手続きがオンラインで完結する
(重要)S2シリーズはこの延長方法の対象外(2025年11月時点)
プリペイド(シリアルキー) 1年 7,700円
2年 14,300円
・シリアルキー(番号)を購入し、端末または管理画面で入力する
・S2シリーズを含む多くのモデルで利用可能
新しい専用グローバルSIM購入 2年 14,300円 ・物理的な新しいSIMカードを購入し、端末に挿し替える
・SIMスロットがあるモデル(S2/Sなど)で利用可能

(※料金・条件は2025年時点の公式情報)

この表から分かるように、導入するモデル(特にS2)によって、選択できる延長方法が異なる点に注意が必要です。S2シリーズを主力として導入する場合、期間満了後は「プリペイド(シリアルキー)」または「新しい物理SIMの購入」が主な運用となります。

導入台数が多い法人利用の場合、シリアルキーを一括購入して「ポケトークアナリティクス」(後述)で管理するのか、物理SIMの交換作業(キッティング)が発生するのかは、IT部門の運用工数に関わります。

詳細な手続き方法や最新の料金プランについては、「グローバル通信SIMの延長について」の公式ページで、導入前に確認しておくことをお勧めします。

4. なぜポケトークは業務で選ばれる?圧倒的なセキュリティと管理機能

無料の翻訳アプリが普及する中で、なぜ多くの企業がコストをかけて「ポケトーク」を導入するのでしょうか。その決定的な違いは、「業務で安心して使えるか」という点、すなわちセキュリティの堅牢性とガバナンス(統制)機能にあります。ポケトークは、特に法人利用で求められる高度なセキュリティと管理機能を提供しています。

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【最重要】翻訳データをAI学習に利用しない「データ不保持」の明記

業務利用において最大の懸念事項は、翻訳内容(会話データ)の情報漏洩リスクです。無料の翻訳アプリの多くは、サービス品質の向上やAIの学習のために、入力されたデータを二次利用する可能性が利用規約で示されています。

しかし、企業の機密情報、金融機関の顧客情報、医療現場の個人情報(病状など)を含む会話がAIの学習データとして利用されることは、コンプライアンス(法令遵守)上、重大なリスクとなります。

ポケトークは、この点に関して「ポケトーク S2 / S2 Plus ホワイトペーパー」などで、翻訳された会話データを保持・分析したり、AIの学習データとして二次利用したりしないことを公式に明記しています。これにより、IT担当者や法務部門は、情報漏洩のリスクを最小限に抑えて、現場スタッフに翻訳ツールを提供することが可能になります。

ISO認証取得、GDPR/HIPAAなど国際規格に準拠

ポケトークの信頼性は、第三者機関による認証によっても裏付けられています。

ポケトークのサービスは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格である「ISO/IEC 27001」認証と、クラウドサービスに特化したセキュリティ管理策を定めた「ISO/IEC 27017」認証を取得しています(2025年11月時点)。これは、同社が情報資産を保護するための管理体制を国際基準で構築・運用していることを示しています。

さらに、ポケトークは以下のような厳格な国際的プライバシー法令・ガイドラインへの準拠を明示しています。

  • GDPR (General Data Protection Regulation)
    EU(欧州連合)の「一般データ保護規則」。EEA(欧州経済領域)居住者の個人データを扱う際に厳格な保護を義務付ける法律です。
  • HIPAA (Health Insurance Portability and Accountability Act)
    米国の「医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律」。特に医療機関において、患者の保護対象保健情報(PHI)の取り扱いに厳格なセキュリティ基準を定めています。

これらの規格への準拠は、グローバルに事業展開する企業や、特に高い機密性が求められる医療・金融分野での導入において、強力な安心材料となります。

紛失時も安心の管理機能「ポケトークアナリティクス」

pocketalk-pocketalk-livetranslation-white-paper#
引用 – ポケトークライブ通訳 ホワイトペーパー

多数の端末を現場に配布するIT担当者にとって、デバイスの管理とセキュリティの担保は大きな課題です。ポケトークは、この課題を解決するために法人向け管理コンソール「ポケトークアナリティクス」(旧称:Ventana)を提供しています。

この管理コンソールは、いわばポケトーク専用のMDM(モバイルデバイス管理)ツールとして機能し、以下のような一元管理を可能にします。

  • 利用状況の可視化:
    どの端末が、いつ、どの言語で、何回利用されたかを統計データとして把握。インバウンド対応や外国人スタッフのサポートニーズをデータで分析できます。
  • リモートでの端末管理(紛失・盗難対策):
    万が一、現場スタッフが端末を紛失・盗難した場合でも、管理者がリモート(遠隔操作)で以下の対応が可能です。
    – 端末の無効化(ロック):端末を利用できないようにロックします。
    – リモートワイプ(データ削除):端末内の翻訳履歴(最大1万件保存可能)などのローカルデータを遠隔で消去し、情報漏洩を防ぎます。
  • 一括設定:PINコード(暗証番号)によるロックや、翻訳履歴の自動削除設定などを、全端末に一括で適用できます。

ポケトークアナリティクス ホワイトペーパー」によれば、保存されるデータは暗号化され、その鍵管理には「Google Cloud KMS」が使用されるなど、技術的なセキュリティ対策も講じられています。

次の表では、無料の翻訳アプリとポケトークのセキュリティ・管理面での違いをまとめています。

比較項目 無料翻訳アプリ(例:Google翻訳など) ポケトーク(S2系+アナリティクス)
翻訳データの二次利用 規約上、AI学習や品質改善に利用される可能性あり 公式に「AI学習に利用しない」と明記
国際セキュリティ認証 サービス基盤(GCP等)としては取得 ISO/IEC 27001, 27017 認証取得
特定法令への準拠 限定的(利用者の管理責任) GDPR, HIPAA 等への準拠を明示
端末の一元管理 不可(個人のスマホに依存) 可能(ポケトークアナリティクス)
紛失・盗難時対策 スマホ自体のMDM機能に依存 リモート無効化(ロック)、リモートワイプ(データ削除)
利用状況の可視化 不可 可能(言語・回数などの統計)

(※「2025年時点の情報に基づく比較)

このように、ポケトークは「高精度な翻訳機能」と「業務利用に耐えうる強固なセキュリティ・管理機能」を両立させている点が、多くの企業に選ばれる最大の理由となっています。

5.【徹底比較】スマホアプリ(Google翻訳)やイヤホン型(Timekettle)との使い分け

翻訳手段はポケトークだけではありません。無料のスマホアプリや、イヤホン型翻訳機といった競合製品と、ポケトークはどのように使い分けるべきかを解説します。

【対スマホアプリ】操作性・音響性能・セキュリティで業務利用に最適

多くの企業担当者様が導入時に比較検討されるのが、「無料の翻訳アプリ(Google翻訳など)で十分ではないか?」という点でしょう。確かに手軽さとコストの低さは魅力ですが、業務利用、特にIT部門のガバナンス(統制)の観点からは、看過できない課題が存在します。

最大の懸念はセキュリティです。 無料アプリの多くは、利用規約において、入力された翻訳データをAIの品質向上(AI学習)のために二次利用する可能性を否定していません。企業の機密情報やお客様の個人情報を含む会話が学習データとして外部に送信されるリスクは、コンプライアンス上、大きな問題です。ポケトークが公式に「翻訳データをAI学習に利用しない」と明記している点とは対照的です。

次に、現場での実用性です。ポケトークS2シリーズは、騒がしい場所でも音声をクリアに拾う「ノイズキャンセルマイク」と、相手にしっかり聞こえる「大音量スピーカー」を搭載しています。スマートフォンの汎用マイクやスピーカーでは、駅のホームや工場、混雑した店舗での聞き取りや再生は困難な場合があります。

操作性も見過ごせません。専用機はボタンひとつで即座に通訳モードが起動しますが、スマホアプリはロック解除→アプリ起動という手間がかかります。また、お客様の目の前で、業務とは無関係な通知(メッセージなど)が画面に表示されてしまうリスクもあります。

業務利用における両者の違いを、以下の表にまとめます。

比較項目 ポケトーク(S2系・法人利用) 無料翻訳アプリ(Google翻訳など)
セキュリティ(データ利用) AI学習に利用しない(公式明記) AI学習に利用される可能性あり
セキュリティ(法令準拠) ISO認証, GDPR/HIPAA準拠 サービス基盤に依存(利用者責任)
デバイス管理 一元管理可能(アナリティクス) 困難(個人の端末/MDM依存)
ハードウェア(音響) ノイズキャンセルマイク/大音量スピーカー スマホ内蔵マイク/スピーカー
操作性(業務中) 専用機(即起動、通知なし) アプリ起動、他通知による中断リスク

(※「2025年時点の情報に基づく比較)

このように、ポケトークは「セキュリティコンプライアンス」「現場での音響性能」「デバイス管理」の3点において、無料アプリとは明確に異なる「業務専用機」としての位置づけになります。

【対イヤホン型】接客・見やすさのポケトーク vs 会議・ハンズフリーのTimekettle

近年、もう一つの競合として「Timekettle X1」に代表される「イヤホン型翻訳機」が登場しています。これらはポケトークとどう使い分けるべきでしょうか。

イヤホン型翻訳機の最大の強みは、「ハンズフリー」と「同時通訳」にあります。お互いがイヤホンを装着することで、会議や商談中、タイムラグの少ない(逐次通訳ではなく)同時通訳が可能になるモードを備えている製品が多く、両手を塞がないため作業をしながらの対話にも向いています。

一方、ポケトーク(S2系)の強みは「デバイスの見やすさ・簡便さ」と「対不特定多数」への対応力です。

  • 不特定多数の接客:
    窓口や店舗で、初めて来店されたお客様にイヤホンを装着していただくのは、衛生的にも運用的にも非現実的です。ポケトークのように画面のテキストを見せ合い、スピーカーで音声を聞かせるデバイスが適しています。
  • 視認性:
    ポケトーク S2 Plusのような大型画面モデルは、翻訳結果をお互いの目で確認できるため、認識の齟齬を防ぐのに役立ちます。
  • 管理・セキュリティ:
    法人向けのデバイス管理機能や堅牢なセキュリティポリシーは、イヤホン型翻訳機に対するポケトークの大きな優位点です。

ポケトーク(S2系)とイヤホン型翻訳機の主な違いと、得意なシーンを比較します。

比較項目 ポケトーク(S2/S2 Plus) イヤホン型翻訳機(Timekettle X1など)
得意な利用シーン 窓口・店舗接客、現場作業(騒音下) 会議、商談、ハンズフリーでの対話
通訳方式 逐次通訳(S2系は双方向自動通訳) 同時通訳(モードによる)
デバイス形態 専用端末(画面・スピーカー) イヤホン(耳に装着)
相手との共有 画面と音声で共有(見やすい) 相手にもイヤホン装着が必要な場合あり
法人管理機能 あり(アナリティクス) 機種による(限定的)

Timekettle X1などのイヤホン型は、特定の相手(例:会議の参加者)とハンズフリーで長時間対話する「同時通訳」のニーズに強い製品です。一方で、ポケトークは、不特定多数のお客様と対面し、画面も確認しながら「逐次通訳」を行う「接客」や「窓口業務」において、その見やすさ、操作の簡便さ、管理機能が最大限に活かされます。

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【結論】利用シーン別のおすすめ

これまで比較してきた内容を踏まえ、「デジタル化の窓口」として、目的別の最適な翻訳手段を結論としてご提案します。

  • 不特定多数の接客・窓口業務・現場作業 → ポケトーク S2 / S2 Plus
    業務利用におけるセキュリティ(データ不保持、ISO準拠)、デバイス管理(アナリティクス)、そして現場での使いやすさ(音響性能、操作性)を最重要視する法人利用に最適です。特に相手に画面を見せやすい「S2 Plus」は窓口業務に強いモデルです。
  • 定例会議・商談(ハンズフリー重視) → Timekettle X1 などイヤホン型
    特定の相手とハンズフリーで、よりタイムラグの少ない「同時通訳」を行いたい場合は、イヤホン型翻訳機が有力な選択肢となります。
  • 個人の短期間の旅行(低コスト) → スマホアプリ または ポケトークS(在庫限り)
    業務利用の厳しいセキュリティ要件がなく、コストを最優先する場合は、無料のスマホアプリ(Google翻訳など)や、ポケトーク App(アプリ版)が手軽です。また、端末が欲しい場合でも、在庫限りですが低価格な「ポケトークS」が個人の体験用には適しています。

6. 現場の「ポケトーク」導入事例とサポート・購入情報

ポケトークは、すでに多くの企業の「現場」でDX(デジタルトランスフォーメーション)ツールとして活用されています。ここでは、具体的な導入事例と、導入を検討する上での購入方法、そしてサポートに関する最新情報(2025年11月時点)をまとめます。

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「ポケトーク」導入事例:京阪電気鉄道、みずほ銀行、大阪市など

ポケトークの導入効果は、具体的な事例(ケーススタディ)から最もよく理解できます。ここでは、業種別の代表的な導入事例をご紹介します。

交通:「京阪電気鉄道株式会社」-「ポケトーク」導入事例

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引用 – 京阪電気鉄道株式会社 様|活用!なっとく事例集|POCKETALK(ポケトーク)

交通分野では、京阪電気鉄道の事例が参考になります。駅係員のインバウンド(訪日外国人)対応の負担軽減とサービス向上を目的に導入されました。公式の導入事例インタビューによれば、ポケトークを利用した駅係員への社内アンケートで96%が「便利」と回答するなど、現場でのスムーズな案内業務に大きく貢献しています。

金融:「株式会社みずほ銀行」-「ポケトーク」導入事例

pocketalk-column-allcases-case-study-mizuho-sc
引用 – みずほ証券株式会社様の場合|活用!なっとく事例集|POCKETALK(ポケトーク)

金融分野では、みずほ銀行が全国の窓口に「ポケトークS2 Plus」を導入した事例が公表されています。S2 Plusの特長である大型画面(3.97インチ)と大音量スピーカーを活かし、多言語対応はもちろんのこと、高齢者や聴覚障害を持つお客様とのコミュニケーション円滑化(筆談の代替など)にも活用されている点が特徴です。

自治体:「大阪市」-「ポケトーク」導入事例

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引用 – <管理コンソールの活用で、全国最大級の自治体導入>AI通訳機「ポケトークS2」「ポケトーク アナリティクス」が、大阪市で200台導入 | ポケトーク株式会社のプレスリリース

自治体(公共サービス)では、大阪市が「誰にでもやさしい区役所」を目指す取り組みの一環として、全24区役所に「ポケトークS2」を合計200台配備しました。この事例のポイントは、端末だけでなく管理機能「ポケトークアナリティクス」も併せて導入している点です。これにより、どの言語が、どの区役所で、どれくらい利用されているかを利用言語・回数を集計・分析し、データに基づいた行政サービス向上に役立てています。

「ポケトーク」の購入(公式・Amazon)とレンタルサービスの使い分け

ポケトークの導入形態には、大きく分けて「購入」と「レンタル」があります。企業のIT担当者様は、利用期間と管理の有無で選択するのが合理的です。

次の表では、「法人による購入」と「短期レンタル」の主な違いを比較しています。

導入形態 おすすめの用途 主な窓口 法人管理機能(アナリティクス)
法人購入 継続的な現場利用(窓口、工場など)、2年以上の長期利用 ポケトーク公式サイト(法人窓口)」、家電量販店 利用可能(別途契約)
レンタル 短期の海外出張、数日間のイベント対応、導入前のお試し 各種レンタルサービス事業者 原則利用不可

(※「2025年時点)

端末は公式サイトのほか、AmazonやビックカメラなどのECサイト・家電量販店でも購入可能です。しかし、IT部門がデバイスを一元管理(紛失時ロックやデータ削除)する場合は、管理機能「ポケトークアナリティクス」の契約が必須となります。

そのため、複数台の導入を検討する法人のお客様は、まずポケトーク公式サイトの法人窓口に見積もりやプランを問い合わせるのが最も確実なルートとなります。

一方で、数日間の海外出張や展示会での一時的な利用であれば、購入するよりも各種レンタルサービスを利用する方がトータルコストを抑えられる場合があります。

「ポケトーク」最新情報(翻訳履歴保存のデフォルト変更 2025-02-04など)

ポケトークはクラウドサービスであるため、機能や通信仕様、セキュリティ設定は随時アップデートされます。IT管理者は、特に重要な変更点を把握しておく必要があります(「2025年時点)。

  • 2025年2月4日(セキュリティ強化)セキュリティ強化の一環として、翻訳履歴保存のデフォルト設定(初期設定)が変更されました。これから導入する端末だけでなく、既存端末の設定にも影響がないか確認が必要です。
  • 2025年10月23日(通信エリア変更)「ロシアでの通信が一時停止」されました。このように、国際情勢や現地法令により通信対応国は予告なく変動する可能性があります。
  • 2025年6月16日(仕様変更)中国でのWi-Fi専用設定(全モデル対象)が終了するなど、特定地域での利用仕様が変更されるケースもあります。

これらの重要なアナウンスは、「ポケトーク・サポートページ」で随時告知されます。特に海外出張や海外拠点での利用を計画する際は、渡航前に最新の障害・メンテナンス情報や、対応国リストを必ず確認するようにしてください。

7.【まとめ】業務利用ならセキュリティと管理で「ポケトークS2」を選ぼう

ポケトークは、単なる翻訳機ではなく、現場のコミュニケーション課題を「安全」に解決するビジネスツールです。特に最新のS2系は、無料アプリにはないISO準拠のセキュリティ、翻訳データの不保持、そして法人向けの端末管理機能を備えています。

本記事で解説した「業務利用におけるS2系の優位性」を、無料アプリと比較する形で最終確認します。

比較項目 ポケトークS2系(法人導入) 無料スマホアプリ
セキュリティ(データ利用) AI学習に利用しない(公式明記) AI学習に利用される可能性あり
セキュリティ(認証・法令) ISO認証, GDPR/HIPAA準拠 サービス基盤に依存(利用者責任)
法人向けデバイス管理 可能(ポケトークアナリティクス) 原則不可(個人のスマホに依存)
ハードウェア(現場利用) 専用(ノイズキャンセルマイク/大音量スピーカー) スマホ内蔵の汎用マイク/スピーカー

(※「2025年時点の情報に基づく比較)

この表が示す通り、業務で求められる「ガバナンス」と「現場での実用性」において、専用機であるS2系が明確な強みを持っています。

インバウンド接客や多国籍スタッフとの円滑なコミュニケーション、そして何よりも企業のコンプライアンスとガバナンス強化のために、「ポケトークS2系」の導入をご検討ください。

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「自動翻訳」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 装飾引継ぎ
    • インポート
    • 専門文書対応
    • 進捗追跡
    • 用語管理機能
    • オフライン稼働
    • リアルタイム更新
    • 個別編集
    • エクスポート
    • ドキュメント共有
    • ユーザー辞書
    • AI自動学習
    • 翻訳ページ内検索
    • 表現統一
    • 翻訳者校閲サービス
    • 多言語対応
    • PDF翻訳
    • 類似語表示
    • グループ管理
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
AI本格翻訳 ダウンロード版 19,800円(税込)
備考
PC1台用/ダウンロード版
AI本格翻訳 ライセンス版 15,147円(税込)
備考
PC10-49台用/ライセンス版
1つのシリアルキーで利用・管理できる
AI本格翻訳 ライセンス版 14,305円(税込)
備考
PC50-99台用/ライセンス版
1つのシリアルキーで利用・管理できる
AI本格翻訳 ライセンス版 13,464円(税込)
備考
PC100-499台用/ライセンス版
1つのシリアルキーで利用・管理できる
制限なし
AI本格翻訳の資料サムネイル
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
お試しプラン 月額: 0円
備考
利用時間: 30分/月
個人プラン 月額:3,300円 (年額: 33,000円)
備考
利用時間: 無制限
法人プラン 42,900円(税込)1年買い切り/カード版
備考
利用時間: 無制限
1年
ポケトーク ライブ通訳の資料サムネイル
なし 
電話 / メール / チャット /
ポケトーク S2 スタンダード 36,300円(税込)
ポケトーク S2 ビジネス 55,000円(税込)
ポケトーク S2 Plus スタンダード 39,930円(税込)
ポケトーク S2 Plus ビジネス 60,500円(税込)
不明
ポケトークの資料サムネイル
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
ランニングコスト 要相談
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料 無料
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
スターター 3プラン 9,000円/月
備考
3ユーザーまで利用可能です。
スターター 5プラン 12,000円/月
備考
5ユーザーまで利用可能です。
スモールプラン 24,000円/月
備考
15ユーザーまで利用可能です。
ミディアムプラン 40,000円/月
備考
30ユーザーまで利用可能です。
ラージプラン 80,000円/月
備考
100ユーザーまで利用可能です。
エクストラ・ラージプラン 150,000円/月
備考
300ユーザーまで利用可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
スタータープラン 12,000/月
備考
ユーザー数x5まで追加可能です。
スモールプラン 24,000/月
備考
ユーザー数x15まで追加可能です。
ミディアムプラン 40,000/月
備考
ユーザー数x30まで追加可能です。
ラージプラン 80,000/月
備考
ユーザー数x100まで追加可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
基本4言語プラン 年間360,000円〜
欧州5言語プラン 要相談
その他23言語プラン 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
3ヶ月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
無料会員プラン 0円
プレミアム会員プラン 330円/月額
最低利用期間の制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 100,000円
スターター3プラン 9,000円/月額
備考
3名まで利用可能です。
スターター5プラン 12,000円/月額
備考
5名まで利用可能です。
スモールプラン 24,000円/月額
備考
15名まで利用可能です。
ミディアムプラン 40,000円/月額
備考
30名まで利用可能です。
ラージプラン 80,000円/月額
備考
100名まで利用可能です。
エクストラ・ラージプラン 150,000円/月額
備考
300名まで利用可能です。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
チームスタートプラン $29/月
備考
フリーランサー向けのプランです。
チームプラン $210/月
備考
ワークフローと自動翻訳機能搭載プランです。
アルティメットプラン $369/月
備考
API連携と翻訳ワークフローが搭載されているプランです。
エンタープライズプラン 要相談
備考
機能をカスタマイズできるプランです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スモールプラン 約3,000円/月額
備考
10ユーザまで利用可能です。
ミディアムプラン 約10,000円/月額
備考
30ユーザまで利用可能です。
ラージプラン 約21,000円/月額
備考
66ユーザまで利用可能です。
エンタープライズプラン 要相談
備考
67ユーザ以上利用可能です。
最低利用期間の制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

ポケトークの月額料金はいくらですか?

スマホ版「ポケトークApp」は週額120円、月額360円、年額3,600円の3プランがあります(初回3日間無料)。一方、専用端末のポケトークS2/S2 Plusは端末購入型で、通信2年付きモデルが36,300円~39,930円(税込)です。端末は買い切りで月額課金は不要です。 ※アプリ版はApp Store/Google Playのサブスクリプション課金方式。

ポケトークはWi-Fiなしでも使えますか?

Wi-Fiなしでも、通信付きモデル(eSIM内蔵)ならそのまま利用できます。S2/S2 Plusはグローバル通信が内蔵されており、世界171の国と地域で契約なしで2年間使い放題です。通信期間が満了した後は、Wi-Fi接続または延長手続き(1年7,700円~)で継続利用できます。 ※オフライン環境(通信なし)では翻訳機能は動作しません。

ポケトークの通信期限が切れたらどうなりますか?

グローバル通信付きモデルは2年または5年の通信期間があります。期限が切れた後も、以下の方法で引き続き使えます。 ①端末上で延長手続き(1年7,700円/2年14,300円) ②新しい専用グローバルSIMカードの購入・交換 ③Wi-Fiやスマートフォンのテザリングを利用 延長は有効期限の1年前から、切れた後363日まで申請可能です。

ポケトークの欠点はありますか?

主な弱点として「本体価格が高い(2~4万円台)」「インターネット接続が必須」「騒音や電波が不安定な場所で精度が落ちる」などが挙げられます。また、屋外では画面がやや見づらい場合もあります。 ただし、S2系ではノイズキャンセルマイクや大型画面化により多くの課題が改善されています。

ポケトークはオフラインで使えますか?

使えません。ポケトークはクラウドAI翻訳を利用しているため、インターネット接続が必須です。Wi-Fiまたは通信プラン(eSIM・テザリング)を利用してお使いください。

ポケトークの翻訳精度はどのくらいですか?

最新モデルS2系では、言語ペアごとに最適なAI翻訳エンジンを自動選択する「マルチエンジン方式」を採用しています。音声認識にはOpenAI「Whisper」、翻訳にはNICT「VoiceTra」などを組み合わせ、92言語に対応。人の会話を自然に翻訳できる高精度が特長です。

ポケトークのアプリは無料で使えますか?

アプリのダウンロードは無料ですが、翻訳機能の継続利用には有料プラン登録が必要です。初回は3日間の無料体験があり、その後は週額120円・月額360円・年額3,600円のいずれかで継続利用できます。

ポケトークの通信契約やSIMカードは必要ですか?

S2/S2 Plusなど通信付きモデルは、eSIMを内蔵しており契約や設定なしで利用できます。Wi-Fiモデルや通信期間満了後の端末では、別途グローバルSIMカードの購入、またはWi-Fi接続で利用可能です。

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