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RECERQA Scanの料金、機能、事例をプロが徹底解説|非定型帳票に悩む企業必見の次世代AI-OCR

「AI OCR」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 自動補正機能
    • 英語以外の言語対応
    • ワークフロー
    • Word変換
    • スマホでスキャン可
    • データベース連携
    • タイムスタンプ
    • 名刺スキャン
    • ベリファイ機能
    • レイアウト維持
    • 確認・修正・運用体制構築まで対応
    • 帳票種類分け(タグ付け)
    • 撮影画像対応
    • 英語対応
    • 縦書き対応
    • 手書き文字対応
    • 画像読み取り
    • 取消線対応
    • API連携
    • RPA連携
    • 準定型帳票対応
    • 非定型帳票対応
    • PDF編集
    • Excel変換
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入実績3000契約以上
DX Suite Lite 30,000円/月額
備考
初期費用0円
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Standard 100,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠50,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Pro 200,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
オンプレミスプラン オープン価格
備考
高精度なAI-OCR をオンプレミス環境で利用可能なプラン
機密情報でも、高いセキュリティで大量処理ができます

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Trial for DX Suite 30,000円/月額
備考
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Success Program for DX Suite 200,000円/月額
備考
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン
導入を成功に導くサポート付き

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
1年
DX Suiteの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をデジタルデータに
初期費用 50,000円
備考
標準版導入時の費用です。
標準版 10,000円/月額
備考
1,000枚毎の価格です。生成AIの利用は有償オプションです。
AI学習費用 50,000円~/帳簿
備考
カスタマイズ版導入時の費用です。
カスタマイズ版 20,000円/月額
備考
専用のAIを開発します。読み取り枚数は1,000枚毎です。無料で帳簿仕分け機能が利用できます。
なし
AISpectの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
社内文書をAI電子化
初期費用 要相談
基本プラン 要相談
備考
全てのアップロードファイルにAI-OCRを適用でき、ユーザー・グループ作成上限数、同時利用制限数は無制限です。AI解析数は基本プランに1000件規模で無料付帯でき、ストレージ容量は300GBから1TBの大容量基本プランで提供しています。
制限なし
OPTiM 文書管理 with AI-OCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取定義もAIが学習
初期費用 要相談
利用料金 要相談
3ヵ月
スマートOCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料トライアル可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スモールプラン(クラウド版) 36万円/年(月額3万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数1.8万枚前後
スタンダードプラン(クラウド版) 96万円/年(月額8万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数6.4万枚前後
エンタープライズプラン(クラウド版) 240万円/年(月額20万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数24万枚前後
オンプレミスプラン(オンプレミス版) お客様に最適な プランをご提案いたします
備考
初期費用は不要!
1年
SmartReadの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電帳法対応はAIで
初期費用 無料
無料トライアル 月額無料
備考
年間アップロード上限:120(月間上限:10)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:6ヶ月
スターターS1 月額 9,980円(税抜)
備考
年間アップロード上限:1,200(月間上限:100)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS2 月額 19,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:6,000(月間上限:500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS3 月額 29,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:12,000(月間上限:1,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
ビジネスB1 月額 34,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:18,000(月間上限:1,500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB2 月額 39,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:24,000(月間上限:2,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB3 月額 49,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:36,000(月間上限:3,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
Free 0円
備考
読み取り枚数:300枚
追加料金:追加利用不可
Basic 3,300円/月額
備考
読み取り枚数:1,500枚
追加料金:1,501枚目~(5.5円/1枚)
Standard 33,000円/月額
備考
読み取り枚数:15,000枚
追加料金:15,001枚目~(4.4円/1枚)
Advanced 110,000円/月額
備考
読み取り枚数:50,000枚
追加料金:50,001枚目~(3.3円/1枚)
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読み取り・要約・翻訳・計算まで自動で
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
1ヶ月
RECERQA Scanの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用料金 要相談
無し
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン1(エントリプラン)) 30,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン2(SMBプラン)) 100,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン3(ラージプラン)) 200,000円/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 300万円/年間
オンプレミス版 360万円/年間
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
利用料金 3万円~/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
invoiceAgent AI OCR Entry 3万円/月額
備考
OCR 年間96,000画像~
invoiceAgent AI OCR DEEPREAD Lite CPU 25万円/月額
備考
OCR 500画像/時~
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(クラウド型) 0円
備考
クラウド型を導入する場合は初期費用は発生しません。
初期費用(オンプレミス型) 300万円〜
クラウド型 5万円〜/月額
オンプレミス型 40万円〜/月額
1か月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
Small 30,000円/月額
Medium 100,000円/月額
Enterprise 150,000円/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
クラウド版 1,200,000円~
オンプレ版  2,000,000円~
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません
トライアル 0円
備考
まずは試してみたい方向け
・AI OCR 30枚まで
・同時処理枚数3枚まで
・ワークフロー数1つまで
・ワークフロー(インポートのみ可)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
ベーシック 3万円/月
備考
AI OCRのみ利用する方向け
・AI OCR 1,500 枚 / 月 (最大50 枚 / 日)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
スタンダード 6万円/月
備考
一般的なプラン
・AI OCR 2,000 枚 / 月
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
スタンダードプラス 9万円/月
備考
生成AIも使いたい方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
プロ 18万円/月
備考
処理枚数が多い方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
・同時利用数 3台
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 660,000円(税込)
年間保守サービス 99,000円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 33,000円/月額(税込)
備考
※6,000項目まで
※6,000項目以上は従量利用料金、1項目3.3円(税込)
プラン2 110,000円/月額(税込)
備考
※60,000項目まで
※60,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
プラン3 220,000円/月額(税込)
備考
※200,000項目まで
※200,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
導入料金はお問合せください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
WisOCR Basicのみ初期費用は100,000円です。
WisOCR Standard 100,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は5万フィールドまでです。
WisOCR Pro 200,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は20万フィールドまでです。
WisOCR Basic 15,000円/月額
備考
AI活字対応。月額での処理可能量は10万フィールドまでです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
OmniPage 19.2 Ultimate 54,757円
備考
外国製ですので、為替相場で費用が変動することがあります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
5 ダウンロード版 3,480円
5 パッケージ版 3,980円
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取革命Ver.17 12,980円(税込)
備考
PC1台用/ダウンロード版
読取革命Ver.17 10,513円(税込)
備考
PC10-49台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,929円(税込)
備考
PC50-99台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,345円(税込)
備考
PC100-499台用/ライセンス版
制限なし
読取革命の資料サムネイル
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
トライアル導入 30,000円/月額
備考
本格的な導入の前にトライアルを利用できます。正式導入の費用は要問合せです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円~500,000円
備考
・トライアル 初期費用なし
・ミニ 初期費用なし
・ライト/スタンダード 初期費用50万円
トライアル 50,000円/月額
備考
・月間300枚
超過費用150円/枚
ミニ 10,000円/月額
備考
・月間100枚
上限枚数に達した場合は利用停止
ライト 100,000円/月額
備考
・月間1000枚
超過費用75円/枚
スタンダード 30,0000円/月額
備考
・月間5000枚
超過費用60円/枚
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッケージ版 21,780円(税込)
ダウンロード版 14,080円(税込)
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
シングルライセンススタンダード 25,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
シングルライセンスコーポレート 35,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能が搭載されています。
シートライセンススタンダード 35,000円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
シートライセンスコーポレート 37,800円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能が搭載されています。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
1年
オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 220,000円(税込)~
備考
プランにより初期費用が異なります。
クラウド(SaaS)版Sコース 11,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 100 枚
クラウド(SaaS)版Mコース 33,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 500 枚
クラウド(SaaS)版Lコース 55,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚
オンプレミス スタンドアロン版 211,200円/年額(税込)
備考
読み取りの制限なし
オンプレミス サーバ版(サブスクリプション型)Trial 1,056,000 円/年額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚 / 月
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額費用 50,000円~/月額
備考
※プランによって異なる
※詳細なお見積りについてはお問い合わせください。
3か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 30,000円/月額
備考
読取箇所は月6,000項目までです。
プラン2 100,000円/月額
備考
読取箇所は月60,000項目までです。
プラン3 200,000円/月額
備考
読取箇所は月200,000項目までです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
スキャナーとインターネット接続環境があれば初期費用は無料です。
プラン1(小型)通常版 33,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6千までです。
プラン2(中型)通常版 110,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6万までです。
プラン3(大型)通常版 220,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月20万までです。
30日
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

目次

請求書や注文書、商品規格書など、取引先ごとにフォーマットがバラバラで、うんざりするほどの手入力作業に追われていませんか?従来のOCRでは精度が出ずに結局手直しが必要で、自動化を諦めてしまった方も多いかもしれません。この記事で紹介する「RECERQA Scan」は、そんな非定型帳票の悩みを解決するために生まれた、生成AI搭載の次世代AI-OCRです。なぜ設定不要で高精度なのか、その仕組みから料金、具体的な導入事例まで、専門家の視点で徹底的に解説します。

1. RECERQA Scanとは?設定不要で非定型帳票をデータ化する新技術

recerqa--scan-capture
引用 – RECERQA Scan – 非定型書類を”データ資産”に変える次世代AI-OCR

RECERQA Scan」は、「株式会社RECERQA」が提供する、生成AIを活用したクラウド型AI-OCRサービスです。従来のOCR(光学的文字認識)とは一線を画す「設定不要」という手軽さと、請求書や注文書といった形式の定まらない非定型帳票に対する圧倒的な読み取り精度が最大の特徴です。これまで手入力や複雑な設定に悩まされていた企業にとって、画期的なソリューションとなる可能性を秘めています。

1-1. なぜ設定不要?生成AIが書類の意味を理解

recerqa-scan-prtimes1
引用 – 設定不要、1枚10円で請求書や納品書をデータ化するAI-OCR「RECERQA Scan」の申込予約開始 | 株式会社リチェルカのプレスリリース

従来のAI-OCRでは必須だった、帳票ごとの読み取り箇所の指定(テンプレート設定)が一切不要です。では、なぜそのようなことが可能なのでしょうか。その鍵を握るのが、ChatGPTなどにも活用されている「生成AI(Generative AI)」です。「RECERQA Scan」に搭載された生成AIは、人間が書類を読むように「これは社名」「これは合計金額」といった文脈や意味を自律的に理解します。そのため、取引先ごとにレイアウトが全く異なる請求書が大量に届いても、事前にフォーマットを登録することなく、即座にデータ化を開始できるのです。

次の表では、「RECERQA Scan」と従来型のAI-OCRの主な違いを比較しています。

比較項目 RECERQA Scan」 (生成AI-OCR) 従来型AI-OCR
初期設定 原則不要(読み取り項目を日本語で指示) 帳票ごとのテンプレート設定が必須
得意な帳票 非定型帳票(請求書、商品規格書など) 定型帳票(決まった様式の申込書など)
導入後の運用 新規フォーマットの帳票が増えても手間なく対応可能 新規フォーマットの追加ごとに設定作業が発生
技術基盤 生成AI、LLM(大規模言語モデル) 機械学習、ディープラーニング

この比較から分かるように、特に多様なフォーマットの帳票を扱う業務において、「RECERQA Scan」は導入と運用の手間を大幅に削減できるという大きな利点を持っています。

1-2. 大手製品比で精度+25%の実力

RECERQA Scan」のもう一つの特長は、その圧倒的な読み取り精度にあります。公式サイトによると、ある導入企業で実施された検証では、50種類の異なるフォーマットを持つ非定型帳票2,068項目に対し、98%という高い認識率を達成したと報告されています。

この数値は、「PR TIMES」のプレスリリースなどでも紹介されており、同条件で比較した他の大手AI-OCR製品の精度を約25%上回る結果であったとされています。精度が高いということは、データ化された後の目視確認や修正作業といった後工程の負担を大幅に軽減し、業務プロセス全体の生産性向上に直結します。

1-3. 開発元はどんな会社?スマートSCMを目指す株式会社RECERQA

RECERQA Scan」を開発・提供している株式会社RECERQAは、2022年4月に設立された、サプライチェーンマネジメント(SCM)領域のDXを推進するスタートアップ企業です。同社は「スマートSCM SaaS」を掲げ、販売・仕入・在庫管理といった一連の業務プロセスを効率化するソリューション開発を進めています。

その開発過程で、多くの企業が請求書や納品書、商品情報といったテキスト情報のデータ化に多大な労力を費やしているという課題に着目しました。この現場のリアルな課題を解決すべく、長年のOCR研究と最新の生成AI技術を融合させて誕生したのが「RECERQA Scan」です。現場の課題解決への強い意志が、この革新的な製品の背景にはあります。

2. RECERQA Scanのココがすごい!業務を効率化する5つの主要機能

recerqascan-detail-capture
引用 – RECERQA Scan – 非定型書類を”データ資産”に変える次世代AI-OCR

単に文字を読み取るだけではありません。「RECERQA Scan」は、抽出したデータを単なるテキスト情報で終わらせず、業務ですぐに活用できる「データ資産」へと昇華させるための多彩な機能を備えています。ここでは、その中でも特に注目すべき5つの機能をご紹介します。

まず、これから解説する5つの機能が、それぞれどのような業務改善に繋がるのかを以下の表にまとめました。

機能名 機能概要 主な業務改善効果
スマート文字抽出 読み取りたい項目を日本語で指示するだけでデータを抽出 帳票ごとのテンプレート設定作業の完全撤廃
生成AIアクション 単位や表記の統一、形式変換などをAIが自動実行 データ入力後の手作業によるクレンジング(整形)作業を削減
多言語OCR 海外の請求書なども言語を問わずまとめてデータ化 海外取引に関する書類処理業務の効率化
AIマッチ 抽出データを社内マスタデータとAIが照合・変換 マスタ登録作業の効率化とデータ精度の向上
内容要約・ドキュメント分析 長文の内容要約や、書類の自動仕分けを実行 書類の内容確認や整理・分類にかかる時間を短縮

これらの機能が連携することで、データ化の入口から出口まで、一気通貫での業務自動化を実現します。

2-1. スマート文字抽出:日本語で指示するだけの簡単データ化

recerqascan-services-what-is-smart-text-extraction
引用 – サービス | 株式会社リチェルカ

「単価」や「金額(税込)」といった欲しい項目を、管理画面から日本語で指示するだけで、AIが自動で該当箇所を探し出し、データを抽出します。これまでのOCRで常識だった、帳票のどの座標(位置)から文字を読み取るかといった物理的な指定や、AIへの事前学習は一切必要ありません。

例えば、「合計金額」と指示すれば、帳票に「合計」「御合計」「Total」など、多少の表記揺れがあってもAIが意味を解釈して正確に読み取ります。これにより、導入後すぐに、誰でも簡単に高精度なデータ化を始めることができます。

2-2. 生成AIアクション:単位の統一や形式変換も自動実行

データ化した後の「ひと手間」を自動化するのが、生成AIアクション機能です。これは、読み取ったデータに対して、あらかじめ設定したルールに基づきAIが自動で加工処理を行うものです。

具体的には、以下のような作業を自動化できます。

  • 単位の統一:
    「KG」「kg」「キログラム」といった表記をすべて「kg」に統一する
  • 住所表記の正規化:
    「1-2-3」と「一丁目二番三号」のような表記を統一形式に変換する
  • Web検索結果との突合:
    抽出した企業情報が最新のものかWebで検索して確認する

従来であればデータ出力後に担当者が手作業で行っていたチェックや加工作業をAIが代行することで、ヒューマンエラーの防止と作業時間の大幅な短縮に貢献します。

2-3. 多言語OCR:海外の請求書(インボイス)もまとめて処理

グローバルに事業を展開する企業にとって、海外から届く様々な言語の帳票処理は大きな課題です。RECERQA Scan」は日本語はもちろん、英語、中国語、スペイン語など複数の言語に対応したOCRエンジンを搭載しています。

これにより、海外の取引先から送られてくる請求書(インボイス)や製品資料も、国内の帳票と同じプロセスでまとめてアップロードし、一括でデータ化することが可能です。言語ごとにツールを使い分けたり、翻訳作業を挟んだりする必要がなくなり、海外取引に関する事務処理を大幅に効率化します。

2-4. AIマッチ:マスタデータとの突合をAIがアシスト

recerqascan-services-what-is-ai-match
引用 – サービス | 株式会社リチェルカ

抽出した取引先名や商品名を、社内の基幹システムで利用している正式なデータ(マスタデータ)に変換する作業は、非常に手間がかかります。特に「(株)デジタル化窓口」と「株式会社デジタル化の窓口」のような表記揺れは、システムが同一の会社として認識できず、エラーの原因となりがちです。

AIマッチ機能は、こうした表記揺れをAIが吸収し、最も近いマスタデータへと自動で変換します。完全一致だけでなく、AIが文脈や文字の類似度を判断して「おそらくこの取引先だろう」と推測して変換候補を提示することも可能です。この機能により、データクレンジングの精度と速度が飛躍的に向上します。

2-5. 内容要約・ドキュメント分析:契約書の要点抽出から自動仕分けまで

RECERQA Scan」の能力は、帳票からのデータ抽出だけにとどまりません。生成AIの能力を活かし、より高度なドキュメント処理を実現します。

例えば、以下のような活用が可能です。

  • 内容要約:
    数十ページにわたる契約書や技術文書をアップロードし、重要なポイントやリスク項目を自動で要約させる
  • ドキュメント分析と自動仕分け:
    複数のPDFが混在したファイルを一括アップロードすると、AIが内容を分析し、「請求書」「納品書」「契約書」といった種類ごとに自動で分類する

これにより、書類の内容を把握するためのリーディングタイムを削減したり、手作業による仕分けの手間を省いたりと、より知的で付加価値の高い業務へのシフトを支援します。

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3.【導入事例】こんな企業におすすめ!課題別の活用シーン3選

RECERQA Scan」は、具体的にどのような業務で成果を上げているのでしょうか。ここでは、公式サイトなどで紹介されている大手企業の事例を基に、部門や課題別の典型的な3つの活用シーンをご紹介します。「自社のあの業務にも使えるかもしれない」といった視点でご覧ください。

まずは、各事例のポイントを一覧表にまとめました。ご自身の業界や課題に最も近いものから読み進めるのがおすすめです。

業界・企業 対象部門 対象帳票 導入前の課題 導入後の効果(目指す姿)
大手日用品メーカー 購買部門 見積書 ・フォーマットがバラバラでデータ分析が困難
・過去の価格推移の把握に時間がかかる
・明細単位でのデータベース化
・データに基づく価格交渉と原価改善
大手食品商社 営業部門 商品規格書 ・100項目以上の複雑な情報を手作業で確認
・顧客ニーズへの迅速な商品提案が困難
・全項目をデータ化し、検索性を向上
・営業担当者の提案力とスピードを強化
大手鉄鋼商社 営業企画部門 製品カタログ ・ベテランの知識に依存した製品提案(属人化)
・複雑なカタログからの情報検索が非効率
・カタログ情報をデータベース化
・提案業務の非属人化と見積業務の迅速化

これらの事例から、「RECERQA Scan」が単なる文字起こしツールではなく、埋もれていた情報をビジネスの資産に変える強力なソリューションであることが分かります。

3-1. 購買部門:バラバラな見積書をDB化し、原価改善へ

大手日用品メーカーの事例です。この企業では、多数の取引先からそれぞれ異なるフォーマットで送られてくる見積書の管理に課題を抱えていました。紙やPDFのまま保管されているため、過去の取引価格を比較したり、市況と照らし合わせたりするのに多大な手間がかかっていたのです。

導入前の課題

  • 見積書がPDFや紙で保管され、データが横断的に活用できない。
  • 品目ごとの価格推移を追えず、価格交渉の材料が不足しがち。
  • 手作業でのデータ入力と分析に膨大な工数がかかっている。

「RECERQA Scan」による解決策と効果

  • バラバラな見積書から、品名、規格、単価、数量といった明細単位でのデータ抽出を自動化。
  • 抽出データを蓄積し、仕入れ品目ごとの価格推移を可視化できるデータベースを構築。
  • データに基づいた客観的な価格交渉が可能になり、戦略的な購買活動と原価改善に貢献。

このように、これまで活用が難しかった見積書をデータ資産化することで、購買業務の高度化を実現しています。

3-2. 営業部門:商品規格書をデータ化し、提案力を向上

大手食品商社の事例では、メーカーごとに形式が全く異なる「商品規格書」の扱いに苦慮していました。商品規格書にはアレルギー情報、原材料、栄養成分、原産国など100を超える詳細な項目が記載されており、顧客からの複雑な問い合わせに迅速に回答することが困難でした。

導入前の課題

  • メーカーごとに異なる複雑な規格書の内容を、担当者が都度、目で確認していた。
  • 「このアレルギー物質を含まず、この産地の原料を使った商品は?」といった顧客の要望に即座に応えられない。
  • 営業担当者の商品知識にバラつきがあり、提案の質が安定しない。

「RECERQA Scan」による解決策と効果

  • 100項目を超える商品規格書の全情報を、項目を指定して高精度にデータ化。
  • 検索可能なデータベースを構築し、営業担当者が顧客の要望に応じて商品を即座に絞り込み、提案できる体制を整備。
  • 顧客満足度の向上と、営業の提案力強化を実現。

この事例は、AI-OCRがバックオフィス業務の効率化だけでなく、営業力強化というフロントラインの業務にも直接貢献できることを示しています。

3-3. 営業企画:膨大な製品カタログを検索可能な資産に

大手鉄鋼商社である「日鉄物産」では、営業提案の非属人化(特定の個人のスキルに依存しない体制づくり)を目指し、「RECERQA Scan」の実証実験を開始したことが2025年5月21日のプレスリリースで発表されています。鉄鋼製品のカタログはメーカーごとに記載方法やレイアウトが異なり、極めて複雑なため、最適な製品を見つけ出すには担当者の長年の経験と知識が不可欠でした。

導入前の課題

  • 膨大かつ複雑な製品カタログからの情報検索が、ベテラン社員の暗黙知に頼っている(属人化)。
  • 顧客からの見積もり依頼に対し、担当者によって提案スピードや精度に差が出てしまう。
  • 新人や若手社員が即戦力として活躍するまでに時間がかかる。

「RECERQA Scan」による解決策と効果

  • メーカーごとに異なる複雑なカタログを読み込み、製品名、材質、寸法、特性といった情報をデータベース化。
  • 顧客の要望を入力すれば、誰でも即座に関連製品を検索・提案できる情報基盤を構築。
  • 提案業務の非属人化を進め、組織全体の営業力の底上げと業務標準化を目指す。

この先進的な取り組みは、AI-OCRが単純作業の代替にとどまらず、企業のナレッジマネジメントや組織力強化の中核を担うツールとなり得ることを示唆しています。

AI-OCRの導入事例10選|導入前の課題や導入後の効果を紹介【__current_year__年最新版】

4.「RECERQA Scan」の料金と始め方

recerqa-services-scan-detail-asked-question
引用 – RECERQA Scan – 非定型書類を”データ資産”に変える次世代AI-OCR

導入を検討する上で最も気になる料金体系と、実際の導入までのステップを解説します。RECERQA Scan」の大きなポイントは、本格的な契約の前に、自社の帳票を使って無料でその精度を試せる点にあります。リスクなく始められるプロセスは、導入担当者にとって心強い要素と言えるでしょう。

4-1. 料金プランの目安は?

まず料金についてですが、2025年9月現在、公式サイトに詳細な料金プランは明記されていません。多くのB2B向けSaaS(クラウド提供のソフトウェア)と同様に、企業の利用規模や処理枚数、必要なサポートレベルに応じて価格が変動する個別見積もり形式が基本となっています。

ただし、過去の情報から料金の目安を推測することは可能です。2023年7月のサービス申込予約開始を伝えたプレスリリースでは「1枚10円」という価格が言及されていました。これはあくまで当時の情報であり、現在の価格とは異なる可能性がありますが、コスト感を把握する上での一つの参考にはなるでしょう。

現在公開されている情報を基に、料金プランの概要を以下の表にまとめました。

プラン名 料金 想定される特徴・用途
無料精度検証トライアル ¥0 ・自社帳票3枚までの精度を検証
・導入後の効果を具体的にイメージ
スタータープラン 個別見積もり (要問い合わせ) ・スモールスタートで導入したい企業向け
・特定の部門や業務での利用を想定
エンタープライズプラン 個別見積もり (要問い合わせ) ・全社規模での大規模な利用を想定
・高度なセキュリティや手厚いサポートを提供

正確な料金を知るためには、後述する無料トライアルの申し込みと合わせて、自社の利用状況を伝えた上で見積もりを依頼するのが最も確実な方法です。

24時間以内に回答!RECERQA Scan無料検証依頼

4-2. 導入は簡単3ステップ|無料の精度検証トライアル

RECERQA Scan」では、本格導入の前に、自社が実際に使用している帳票で読み取り精度を確かめられる「無料精度検証トライアル」が用意されています。このプロセスを通じて、導入後のミスマッチを防ぎ、安心して検討を進めることができます。

申し込みから結果確認までの流れは、以下の3ステップで非常にシンプルです。

  1. 読み取りたい帳票PDFを3枚まで「RECERQA Scan無料検証依頼」の専用フォームから、精度を試したい帳票(請求書、商品規格書など)のPDFファイルを最大3枚までアップロードします。個人情報などが含まれる場合は、サンプルデータに置き換えるなどのマスキング処理を事前に行いましょう。
  2. 24時間以内に精度レポートが届くアップロード後、24時間以内というスピーディーさで、「RECERQA Scan」が帳票を読み取った結果がレポートとしてメールで送られてきます。レポートでは、指定した項目が正しくデータ化されているかを確認できます。
  3. オンラインで結果レビューと担当者からの提案を受けるレポート内容に基づき、株式会社RECERQAの担当者と30分程度のオンラインミーティングを行います。この場で、精度の結果について詳しい解説を受けたり、自社の課題に合わせたより具体的な活用方法について相談したりすることが可能です。

このように、単に結果を渡されるだけでなく、専門家によるレビューと提案までが含まれているのがこのトライアルの大きな価値です。まずはこの無料トライアルを活用し、その実力を体験してみることをお勧めします。

5. 他のAI-OCRやRPAツールとの違いは?

RECERQA Scan」は、他の類似ツールと何が違うのでしょうか。DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の担当者が製品選定で迷いがちなポイントを整理し、自社の課題解決に最適なツールを選ぶための視点を解説します。ツールは万能ではありません。それぞれの得意・不得意を理解することが、導入成功の鍵となります。

5-1. 従来型AI-OCRとの比較:テンプレート設定の有無が最大の違い

多くのAI-OCRは、読み取る帳票ごとに「この枠は会社名」「この部分は金額」といったように、読み取り箇所を定義するテンプレートを設定する必要があります。「RECERQA Scan」はこの手間が原則不要である点が最大の違いであり、この特性が運用のしやすさに直結します。

以下の表で、両者の違いをより詳しく比較してみましょう。

比較項目 RECERQA Scan」 (生成AI-OCR) 従来型AI-OCR
設定の手間 原則不要(読み取り項目を自然言語で指示) 必須(帳票フォーマットごとにテンプレートを作成)
得意な帳票 非定型帳票(請求書、見積書、商品規格書など) 定型・準定型帳票(申込書、アンケート用紙など)
運用保守 新規の取引先や帳票が増えても設定変更は不要 新規フォーマットの追加ごとにテンプレート作成・保守が必要
最適な利用シーン ・取引先が多く、帳票の種類が膨大な業務
・フォーマットの事前定義が困難な業務
・帳票の種類が限定的で、大量処理する業務
・枠線で囲われた読み取り箇所が明確な業務

この表から分かるように、従来型AI-OCRが悪いというわけではありません。例えば、社内で使うフォーマットが統一された申請書のように、決まった様式の書類を大量に処理する場合には、従来型AI-OCRも非常に有効です。一方で、「RECERQA Scan」は取引先の数だけフォーマットが存在するような、多様性と変化に対応しなくてはならない業務で特にその真価を発揮します。

5-2. RPAとの連携で真価を発揮

次に、「RPA(Robotic Process Automation)」との違いと連携について解説します。RPAとは、人間がPCで行うクリックやキーボード入力といった定型的な操作を自動化する「ソフトウェアロボット」のことです。

RECERQA Scan」とRPAは競合するツールではなく、それぞれが得意な領域を補完し合うことで、より高度な自動化を実現するパートナー関係にあります。役割分担を人間に例えるなら、以下のようになります。

  • RECERQA Scan」:
    紙やPDFといった非構造化・半構造化データを読み解き、意味を理解して、システムが扱える構造化データ(表形式のデータ)に変換する「目」と「頭脳」の役割。
  • RPA:
    RECERQA Scan」が作成した構造化データを受け取り、会計システムや販売管理システムへ入力していく「手」の役割。

この2つを連携させることで、例えば請求書処理において以下のような一連の業務プロセス全体の自動化が可能になります。

  1. メールやFAXで受信した請求書PDFをRPAが所定のフォルダに自動保存する。
  2. RECERQA Scan」がフォルダ内の請求書を自動で読み取り、データ化する。
  3. RPAが抽出されたデータを会計システムに自動で入力・転記する。

実際に、「RECERQA Scan」はデータ連携ツールである「JENKA」との連携を発表しており、これはまさにOCRとRPA(またはそれに類する連携ツール)を組み合わせることで、手作業を徹底的に排除しようという思想の表れです。AI-OCRで「データ化」を、RPAで「データ入力」を自動化する。この組み合わせが、業務自動化の理想的な形の一つと言えるでしょう。

6.「RECERQA Scan」導入のメリットと注意点

最後に、本記事の締めくくりとして、RECERQA Scan」を導入するメリットを改めて整理すると共に、導入を検討する上で担当者が知っておくべき注意点にも触れておきます。どのようなツールにも長所と短所があります。両側面を客観的に理解し、自社の状況と照らし合わせることが、導入成功に向けた最も重要なステップです。

まずは、メリットと注意点の要点を一覧表で確認しましょう。

項目 詳細
主なメリット 属人化の解消
ベテランのノウハウに依存した業務を標準化
「データ資産」の創出
埋もれていた情報を分析・活用可能な資産へ転換
生産性の向上
単純な手入力作業からの解放と、高付加価値業務へのシフト
導入検討時の主な注意点 料金体系の確認
Webサイトに価格が非公開のため、必ず個別見積もりが必要
費用対効果の検証
削減工数とデータ活用の価値を事前に試算することが重要

この表が示すように、得られるメリットは大きい一方で、導入前には必ず確認・検証すべきステップが存在します。

6-1. メリット:属人化の解消と「データ資産」の創出

RECERQA Scan」導入における最大のメリットは、単に「手入力作業が楽になる」という直接的な効果だけではありません。より戦略的な二つの大きな価値をもたらします。

一つ目は、業務の属人化(特定の個人のスキルや経験に依存すること)の解消です。例えば、先の事例で見たように、複雑なカタログから最適な製品を探し出す業務がベテランの経験則に頼っている場合、その人がいなければ業務が滞ってしまいます。「RECERQA Scan」で情報をデータベース化し誰もが検索できるようにすることで、業務品質を標準化し、組織全体の対応力を底上げできます。

二つ目は、今まで活用されてこなかった情報の「データ資産」化です。PDFや紙の請求書、見積書、商品規格書に記載された情報は、そのままでは検索も分析もできません。これらを高精度にデータ化することで、初めて「資産」として活用できます。

  • 購買部門なら
    過去の価格推移を分析し、より有利な条件で価格交渉を行う。
  • 営業部門なら
    顧客の要望に合う商品を即座に提案し、商談の機会損失を防ぐ。
  • 経営層なら
    全社の取引データを可視化し、より精度の高い経営判断を下す。

このように、単純作業の削減にとどまらず、守りの効率化と攻めのデータ活用を同時に実現できる点が、RECERQA Scan」が持つ本質的な価値と言えるでしょう。

6-2. 注意点:料金体系の確認と費用対効果の検証

一方で、導入を具体的に進めるにあたっては、担当者が留意すべき点が二つあります。これらは導入の失敗を避けるための重要な確認事項です。

一つ目は、料金体系の確認です。前述の通り、RECERQA Scan」の料金プランはWebサイトで公開されておらず、個別見積もりが必要です。自社が処理したい帳票の種類や月間の枚数、必要なサポートレベルなどを整理した上で、必ず問い合わせを行い、正確なコストを把握してください。

二つ目は、費用対効果(ROI:Return on Investment)の慎重な検証です。見積もりで提示されたコストに対し、どれだけのリターンが見込めるのかを事前に試算することが不可欠です。検証にあたっては、以下の二つの視点を持つことをお勧めします。

  • 定量的な効果(削減コスト)現在の手入力作業にかかっている時間を算出し、人件費に換算することで、直接的なコスト削減額を試算します。
    例:月間50時間 × 時給2,500円 = 月額125,000円の削減
  • 定性的な効果(創出価値)データ資産化によって可能になる、価格交渉の有利化や、営業提案のスピードアップなどが、どれくらいの利益向上に繋がるかを考えます。算出は難しいですが、重要な判断材料です。

まずは無料の精度検証トライアルを活用して「技術的に自社の課題を解決できるか」を確認し、その後、見積もりと費用対効果の検証を通じて「投資対効果が見合うか」を判断するというステップを踏むことが、賢明な導入プロセスと言えるでしょう。

7.【まとめ】まずは無料の精度検証で実力を試す

この記事では、次世代AI-OCR「RECERQA Scan」の機能から活用事例、料金、そして導入のメリットと注意点までを、IT製品比較サイト「デジタル化の窓口」として中立的な視点から詳しく解説しました。非定型帳票の処理に課題を感じている企業にとって、その最初のステップは明確です。

本記事で明らかになった「RECERQA Scan」のポイントを改めて整理します。

  • 「設定不要」の手軽さ:
    生成AIの搭載により、従来必須だった帳票ごとのテンプレート設定が不要。
  • 圧倒的な高精度:
    特に非定型帳票において、大手製品を上回る精度を誇り、後工程の作業を削減。
  • データ資産化の実現:
    単なる文字起こしに留まらず、業務で活用できる「データ資産」を創出。
  • リスクゼロでの試用:
    本格導入の前に、自社の帳票で精度を試せる無料トライアルが用意されている。

百聞は一見にしかず、という言葉があるように、その真価を最も深く理解する方法は、実際に自社の課題となっている帳票でその実力を試してみることです。導入を検討されている方が次に行うべきアクションを、以下の表にまとめました。

ステップ 具体的なアクション 目的・得られること
Step 1 無料精度検証トライアルを申し込む ・自社が使う実際の帳票での客観的な精度を把握する。
・リスクなく、製品の実力をデータで確認する。
Step 2 担当者とのレビューMTGに参加する ・精度の結果について専門家から解説を受ける。
・自社の特殊な業務への活用方法について相談する。
Step 3 費用対効果を検証し、導入を判断する ・正式な見積もりを基に、投資対効果を具体的に試算する。
・データに基づいた合理的な導入判断を行う。

このプロセスを踏むことで、導入後の「こんなはずではなかった」という失敗を未然に防ぐことができます。

日々の手入力作業に追われ、本来注力すべき付加価値の高い業務に時間を割けていないと感じているご担当者様は、ぜひこの機会に、業務改革への第一歩として無料の精度検証トライアルを申し込んでみてはいかがでしょうか。

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AI OCRの比較表を表示する

「AI OCR」の製品比較表

※税込と表記されている場合を除き、全て税抜価格を記載しています

  • 製品名
  • 注目ポイント
  • 料金プラン
  • プラン名金額
  • 無料トライアル
  • 最低利用期間
  • 基本的な機能
    • 自動補正機能
    • 英語以外の言語対応
    • ワークフロー
    • Word変換
    • スマホでスキャン可
    • データベース連携
    • タイムスタンプ
    • 名刺スキャン
    • ベリファイ機能
    • レイアウト維持
    • 確認・修正・運用体制構築まで対応
    • 帳票種類分け(タグ付け)
    • 撮影画像対応
    • 英語対応
    • 縦書き対応
    • 手書き文字対応
    • 画像読み取り
    • 取消線対応
    • API連携
    • RPA連携
    • 準定型帳票対応
    • 非定型帳票対応
    • PDF編集
    • Excel変換
  • サービス資料
  • 無料ダウンロード
  • ソフト種別
  • サポート
導入実績3000契約以上
DX Suite Lite 30,000円/月額
備考
初期費用0円
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Standard 100,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠50,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
DX Suite Pro 200,000円/月額
備考
初期費用200,000円
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
DX Suite 標準サポート
・メールサポート
・活用サポートコンテンツ
オンボーディングサポート(2か月)
・専任担当者による導入・運用支援
・帳票定義設定サービス
・Web会議による個別サポート

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
オンプレミスプラン オープン価格
備考
高精度なAI-OCR をオンプレミス環境で利用可能なプラン
機密情報でも、高いセキュリティで大量処理ができます

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Trial for DX Suite 30,000円/月額
備考
無料枠18,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
Success Program for DX Suite 200,000円/月額
備考
無料枠200,000円分含む
無料枠を超過する読取は従量課金制
本番同様の環境で検証可能な1か月間のトライアルプラン
導入を成功に導くサポート付き

何人で使っても追加費用無し!複数部門での利用も可能です
1年
DX Suiteの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
紙をデジタルデータに
初期費用 50,000円
備考
標準版導入時の費用です。
標準版 10,000円/月額
備考
1,000枚毎の価格です。生成AIの利用は有償オプションです。
AI学習費用 50,000円~/帳簿
備考
カスタマイズ版導入時の費用です。
カスタマイズ版 20,000円/月額
備考
専用のAIを開発します。読み取り枚数は1,000枚毎です。無料で帳簿仕分け機能が利用できます。
なし
AISpectの資料サムネイル
クラウド型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
社内文書をAI電子化
初期費用 要相談
基本プラン 要相談
備考
全てのアップロードファイルにAI-OCRを適用でき、ユーザー・グループ作成上限数、同時利用制限数は無制限です。AI解析数は基本プランに1000件規模で無料付帯でき、ストレージ容量は300GBから1TBの大容量基本プランで提供しています。
制限なし
OPTiM 文書管理 with AI-OCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取定義もAIが学習
初期費用 要相談
利用料金 要相談
3ヵ月
スマートOCRの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
無料トライアル可能
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
スモールプラン(クラウド版) 36万円/年(月額3万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数1.8万枚前後
スタンダードプラン(クラウド版) 96万円/年(月額8万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数6.4万枚前後
エンタープライズプラン(クラウド版) 240万円/年(月額20万円相当)
備考
初期費用は不要!処理可能枚数24万枚前後
オンプレミスプラン(オンプレミス版) お客様に最適な プランをご提案いたします
備考
初期費用は不要!
1年
SmartReadの資料サムネイル
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
電帳法対応はAIで
初期費用 無料
無料トライアル 月額無料
備考
年間アップロード上限:120(月間上限:10)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:6ヶ月
スターターS1 月額 9,980円(税抜)
備考
年間アップロード上限:1,200(月間上限:100)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS2 月額 19,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:6,000(月間上限:500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
スターターS3 月額 29,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:12,000(月間上限:1,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
ビジネスB1 月額 34,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:18,000(月間上限:1,500)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB2 月額 39,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:24,000(月間上限:2,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
ビジネスB3 月額 49,800円(税抜)
備考
年間アップロード上限:36,000(月間上限:3,000)
ユーザー作成上限数:無制限
ファイル容量制限:無制限
ファイル保存期間:無制限
IPアドレス制限
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
Free 0円
備考
読み取り枚数:300枚
追加料金:追加利用不可
Basic 3,300円/月額
備考
読み取り枚数:1,500枚
追加料金:1,501枚目~(5.5円/1枚)
Standard 33,000円/月額
備考
読み取り枚数:15,000枚
追加料金:15,001枚目~(4.4円/1枚)
Advanced 110,000円/月額
備考
読み取り枚数:50,000枚
追加料金:50,001枚目~(3.3円/1枚)
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読み取り・要約・翻訳・計算まで自動で
初期費用 要相談
料金プラン 要相談
1ヶ月
RECERQA Scanの資料サムネイル
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
利用料金 要相談
無し
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン1(エントリプラン)) 30,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン2(SMBプラン)) 100,000円/月額
おてがる! AI-OCR(通常版_プラン3(ラージプラン)) 200,000円/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
クラウド版 300万円/年間
オンプレミス版 360万円/年間
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
利用料金 3万円~/月額
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
なし 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
invoiceAgent AI OCR Entry 3万円/月額
備考
OCR 年間96,000画像~
invoiceAgent AI OCR DEEPREAD Lite CPU 25万円/月額
備考
OCR 500画像/時~
1年
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用(クラウド型) 0円
備考
クラウド型を導入する場合は初期費用は発生しません。
初期費用(オンプレミス型) 300万円〜
クラウド型 5万円〜/月額
オンプレミス型 40万円〜/月額
1か月
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
Small 30,000円/月額
Medium 100,000円/月額
Enterprise 150,000円/月額
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
クラウド版 1,200,000円~
オンプレ版  2,000,000円~
12か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません
トライアル 0円
備考
まずは試してみたい方向け
・AI OCR 30枚まで
・同時処理枚数3枚まで
・ワークフロー数1つまで
・ワークフロー(インポートのみ可)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
ベーシック 3万円/月
備考
AI OCRのみ利用する方向け
・AI OCR 1,500 枚 / 月 (最大50 枚 / 日)
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
スタンダード 6万円/月
備考
一般的なプラン
・AI OCR 2,000 枚 / 月
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
スタンダードプラス 9万円/月
備考
生成AIも使いたい方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
プロ 18万円/月
備考
処理枚数が多い方向け
・AI OCR 無制限 ※キャンペーン中
・AI帳票仕分け 無制限
・AI類似変換 無制限
・表抽出 無制限
・RPA 無制限
・生成AI文字列変換 無制限
・同時利用数 3台
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
利用料金 660,000円(税込)
年間保守サービス 99,000円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 33,000円/月額(税込)
備考
※6,000項目まで
※6,000項目以上は従量利用料金、1項目3.3円(税込)
プラン2 110,000円/月額(税込)
備考
※60,000項目まで
※60,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
プラン3 220,000円/月額(税込)
備考
※200,000項目まで
※200,000項目以上は従量利用料金、1項目1.1円(税込)
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
備考
導入料金はお問合せください。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 200,000円
備考
WisOCR Basicのみ初期費用は100,000円です。
WisOCR Standard 100,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は5万フィールドまでです。
WisOCR Pro 200,000円/月額
備考
AI手書き・AI活字対応。月額での処理可能量は20万フィールドまでです。
WisOCR Basic 15,000円/月額
備考
AI活字対応。月額での処理可能量は10万フィールドまでです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
OmniPage 19.2 Ultimate 54,757円
備考
外国製ですので、為替相場で費用が変動することがあります。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
5 ダウンロード版 3,480円
5 パッケージ版 3,980円
制限なし
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
読取革命Ver.17 12,980円(税込)
備考
PC1台用/ダウンロード版
読取革命Ver.17 10,513円(税込)
備考
PC10-49台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,929円(税込)
備考
PC50-99台用/ライセンス版
読取革命Ver.17 9,345円(税込)
備考
PC100-499台用/ライセンス版
制限なし
読取革命の資料サムネイル
パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
トライアル導入 30,000円/月額
備考
本格的な導入の前にトライアルを利用できます。正式導入の費用は要問合せです。
制限なし
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円~500,000円
備考
・トライアル 初期費用なし
・ミニ 初期費用なし
・ライト/スタンダード 初期費用50万円
トライアル 50,000円/月額
備考
・月間300枚
超過費用150円/枚
ミニ 10,000円/月額
備考
・月間100枚
上限枚数に達した場合は利用停止
ライト 100,000円/月額
備考
・月間1000枚
超過費用75円/枚
スタンダード 30,0000円/月額
備考
・月間5000枚
超過費用60円/枚
1か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
パッケージ版 21,780円(税込)
ダウンロード版 14,080円(税込)
制限なし
オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
シングルライセンススタンダード 25,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
シングルライセンスコーポレート 35,000円(税込)
備考
年間保守費用不要
PC1台(1ユーザー) に 1ライセンスが必要です。
バッチ処理機能が搭載されています。
シートライセンススタンダード 35,000円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能は搭載されていません。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
シートライセンスコーポレート 37,800円(税込)
備考
表示は1ラインセンス
5ライセンス以上での購入です。
バッチ処理機能が搭載されています。
ライセンス料には初年度の年間保守料が含まれています。
年間保守料は自動更新となり保守費用は別途毎年発生します。
1年
オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
利用料金 要相談
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト パッケージ型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 220,000円(税込)~
備考
プランにより初期費用が異なります。
クラウド(SaaS)版Sコース 11,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 100 枚
クラウド(SaaS)版Mコース 33,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 500 枚
クラウド(SaaS)版Lコース 55,000円/月額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚
オンプレミス スタンドアロン版 211,200円/年額(税込)
備考
読み取りの制限なし
オンプレミス サーバ版(サブスクリプション型)Trial 1,056,000 円/年額(税込)
備考
読取枚数 1,000 枚 / 月
制限なし
クラウド型ソフト オンプレミス型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 要相談
月額費用 50,000円~/月額
備考
※プランによって異なる
※詳細なお見積りについてはお問い合わせください。
3か月
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
初期費用は発生しません。
プラン1 30,000円/月額
備考
読取箇所は月6,000項目までです。
プラン2 100,000円/月額
備考
読取箇所は月60,000項目までです。
プラン3 200,000円/月額
備考
読取箇所は月200,000項目までです。
1年
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /
初期費用 0円
備考
スキャナーとインターネット接続環境があれば初期費用は無料です。
プラン1(小型)通常版 33,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6千までです。
プラン2(中型)通常版 110,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月6万までです。
プラン3(大型)通常版 220,000円/月額(税込)
備考
読取箇所が月20万までです。
30日
クラウド型ソフト 
電話 / メール / チャット /

価格や製品機能など、見やすい一覧表から、気になる製品をまとめてチェック!

よくある質問

RECERQA Scanは、どのような書類の読み取りが得意ですか?

請求書、見積書、商品規格書、製品カタログなど、取引先やメーカーごとにフォーマットが異なる「非定型帳票」の読み取りが特に得意です。従来のOCRが苦手としてきた、レイアウトが統一されていない書類を高精度にデータ化できます。

RECERQA Scanでは、なぜ帳票ごとのテンプレート設定が不要なのですか?

ChatGPTなどにも利用される生成AIを搭載しているためです。AIが人間のように書類の文脈や意味(「これは社名」「これは合計金額」など)を理解するため、事前に読み取り箇所を指定するテンプレート設定作業が一切不要になります。

RECERQA Scanの読み取り精度はどのくらいですか?

ある導入企業の検証では、50種類の異なるフォーマットの帳票に対し98%という高い認識率を達成しています。これは、同条件で比較した他の大手AI-OCR製品の精度を約25%上回る数値です。

RECERQA Scanは手書きの文字も読み取れますか?

はい、手書き文字の読み取りにも対応しています。ただし、活字に比べると精度は書き手の癖や文字の崩れ具合に影響されるため、実際の書類で試せる無料の精度検証トライアルで確認することをお勧めします。

RECERQA Scanの料金プランを教えてください。

公式サイトに詳細な料金プランは公開されておらず、利用規模に応じた個別見積もり形式です。ただし、過去のプレスリリースでは「1枚10円」という価格が言及されており、コスト感を把握する上での一つの目安となります。正確な料金は問い合わせが必要です。

RECERQA Scan導入前に精度を試すことはできますか?

はい、無料の「精度検証トライアル」が用意されています。自社で実際に使用している帳票のPDFを3枚アップロードするだけで、24時間以内に読み取り精度のレポートを受け取ることができます。その後、専門家による結果レビューも受けられます。

RECERQA ScanはRPAと連携して利用することはできますか?

はい、RPAとの連携は非常に有効です。RECERQA Scanが帳票から抽出した構造化データを、RPAが会計システムなどへ自動入力するといった連携により、一連の業務プロセス全体の自動化が可能になります。

海外の請求書など、外国語の書類も読み取れますか?

はい、多言語OCRに対応しています。日本語に加えて英語、中国語、スペイン語など複数の言語に対応しているため、海外の取引先から送られてくる請求書(インボイス)なども、国内の帳票と同じプロセスでデータ化できます。

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