ヒートマップツールの導入事例7選|導入前の課題や導入後の効果を紹介
最終更新日:2023/08/05
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『デジタル化の窓口』は、この国のデジタル課題「2025年の崖」に備えるため2022年にサービスをスタートしました。1,500以上のIT製品、4,000以上の導入事例を掲載し、特長・選び方を分かりやすく整理して解説することで、自社に最適な製品・サービスを見つけるお手伝いをする紹介サービスです。
目次
本記事では、企業がヒートマップツールを導入することで、どのような効果を得られたのかについて紹介します。導入した企業の業種と規模を確認し、導入前の課題から改善の施策、導入後の効果を知ることでヒートマップツールを導入する際の参考にしましょう。
導入事例1:Trinity Mirror
(導入製品:Appsee)
Appseeケーススタディ
業種 | 企業規模 |
---|---|
広告・放送・出版 | 不明 |
導入前の課題
老舗の大手新聞社Trinity Mirrorは、ニュースアプリにおける最大の課題は、膨大なニュースコンテンツに対応するためのアプリ数の増加でした。そのため、モバイル読者にもデスクトップや紙媒体からのブランドの声や感じを提供しつつ、モバイルならではのユーザエクスペリエンスを実現することが重要でした。ニーズに迅速に対応できる体制を整えるために、記事の編集プロセスを見直すという大きな企業決断が必要でした。
改善の施策
まず、Trinity MirrorはAppseeを導入しました。AppseeはUXアプリ解析のリーダーであり、リアルタイムかつ量的なデータとインサイトを提供します。このツールを用いることで、特定の傾向やトレンドがなぜ起きるのかを理解することができます。具体的には、ユーザ録画やタッチヒートマップなどのAppseeの先進テクノロジーを利用しました。クラッシュを検知して解決するために、クラッシュ録画機能を使ってクラッシュの背後にあるコンテキストを可視化し、ユーザの行動を把握しました。また、UI解析によりユーザインタラクションのインサイトを収集し、ナビゲーションを最適化しました。
導入後の効果
Appseeの導入により、Trinity Mirrorは多くの成果を上げました。クラッシュの検証を具体化できるようになり、99%のクラッシュ・フリー率を達成しました。また、UI解析により、ユーザが記事ページをスワイプせずに「もっと読む」リンクを利用することを発見しました。このアクショナブルなインサイトを元に、「もっと読む」リンクを最適化する施策を実施し、半年間でユーザの閲覧する記事が20%増加しました。
導入した製品:Appsee
Appseeの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/24035/
Appseeの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=24035
導入事例2:AILE Clinic(導入製品:Contentsquare)
顧客体験の活用でホリデーシーズンのショッピングを最適化
業種 | 企業規模 |
---|---|
製造 | 1,001名以上 |
導入前の課題
The North Faceでは、年末年始のホリデーシーズンに向けたオンラインギフトカタログの提供が重要であり、デジタル収益の主要な源泉となっています。しかし、顧客体験における改善の必要性があり、特にギフトカタログのパフォーマンス向上に焦点を当てる必要がありました。顧客が不満を感じる要素を特定し、戦略的な改善施策を講じることが求められていました。
改善の施策
The North Faceは、Contentsquareのユニークなメトリックと顧客体験測定機能を活用して、ギフトカタログの分析を開始しました。具体的には、露出率、平均クリック回数、クリックスルー率などの重要なデータを徹底的に精査し、顧客の行動パターンを理解しました。その結果、露出率の低いCTAボタンをファーストビューの上部に配置し、アイキャッチ画像全体がクリック可能な仕様に変更するという改善施策を実行しました。これにより、顧客が苦戦するポイントを解消し、ユーザーのカタログとのインタラクションを改善しました。
導入後の効果
これらの施策の効果は非常に良好でした。CTAボタンの位置変更により、露出率は50%改善されました。また、バナー画像全体をクリック可能な形に変更した結果、平均クリック回数は半減しました。さらに、これらの分析結果を反映した結果、顧客体験全体が改善されました。これにより、ギフトカタログのパフォーマンスが向上し、顧客満足度が向上しました。The North Faceは、CSインサイトを活用して戦略的な改善を実施し、成功裏に年末年始のショッピングシーズンに向けた準備を完了しました。
導入した製品:Contentsquare
Contentsquareの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/23393/
Contentsquareの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=23393
導入事例3:富士フイルムサービスクリエイティブ株式会社
(導入製品:User Insight)
データを活用したページ改善でPV2.8倍、CV率25.6%向上!チャットボットも同時活用し実現するツールを効果的に活用したDX化への挑戦とは。
※出典:富士フイルムサービスクリエイティブ株式会社様 ヒートマップ導入事例 – アクセス解析ツールのユーザーインサイト(User Insight)
業種 | 企業規模 |
---|---|
ビジネスサービス | 1,001名以上 |
導入前の課題
FAQの利用率と解決率の向上が求められていましたが、アクセス解析だけではお客様の行動が把握できず、クリック数の調査には多大な工数と手間がかかりました。ページデザインの改善や修正箇所の特定には正確な情報が必要でしたが、意見の主観的な影響も少なからずある中で、客観的なデータを得る手段が欲しかったのです。
改善の施策
User Insightを導入したことで、多角的なアクセス解析とキーワード分析が可能になりました。特にヒートマップの利用により、ページのクリックパターンや閲覧状況が視覚的に把握できるようになり、修正の方向性を明確にすることができました。また、FAQページには「解決しましたか?」のボタンを設置し、利用者のフィードバックを収集することで改善の方向性を把握しました。
導入後の効果
User Insightの活用により、FAQの利用率(閲覧数)は2.8倍に増加し、コンバージョン率も25.6%向上しました。ヒートマップを用いたページデザインの改善により、不要なクリックを減らし、利用者にとって使いやすいページに整備できました。特に「はい」ボタンのクリック率が40%増加したことは、FAQの使いやすさの向上に繋がりました。
さらに、急上昇ランキングやキーワードマイニング機能により、必要な情報に素早くアクセスできることで、利用者のニーズに合致したページの提供が可能になりました。これらの改善策とデータ分析により、お客様の満足度が向上し、FAQの効果的な活用が実現しました。
導入した製品:User Insight
User Insightの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/23294/
User Insightの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=23294
導入事例4:株式会社ヤマコー(導入製品:SiTest)
お客様のニーズをデータで理解し、導線を整理、コンテンツを改善
業種 | 企業規模 |
---|---|
製造 | 51名-100名 |
導入前の課題
弊社Webサイトは重要なお客様との接点であり、お問い合わせが多く寄せられています。しかし、近年直帰率が高まり、お問い合わせの数も伸び悩んでいました。サイトの内容が多岐にわたり煩雑で、お客様が目的の情報を見つけられず、お問い合わせが増えている状況でした。初めて訪れる方がどこを見ればよいかわからず、目的のページにたどり着けないという問題もありました。これらの課題を解決し、ユーザー目線の整理を行うため、根拠あるデータに基づいたSiTestの導入を決めました。
改善の施策
SiTestの導入により、ユーザー行動を理解し、効果的な改善施策を展開しました。特に、ランディングページの改善に取り組みました。初歩的な解説記事だけでは直帰率が高かったため、商材に興味を持つユーザーにも適したコンテンツを追加し、UI/UXを改善する方向で改修を行いました。ABテストを活用し、効果のある施策を迅速に導入できるようにしました。これにより、検索順位の上昇や直帰率の低下を実現しました。
導入後の効果
SiTestの導入直後から、特にランディングページの改善に成果を実感しました。ランディングページの直帰率が大幅に低下し、検索順位も上昇しました。商材に興味を持つユーザーが増加し、ページに滞在して情報をより深く理解してくれるようになりました。これにより、お問い合わせの数も増え、サイトの利用者満足度が向上しました。SiTestを活用して効果的な施策を導入することで、ユーザー体験が向上し、サイトの質が飛躍的に向上しました。
導入した製品:SiTest
SiTestの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/22551/
SiTestの事例一覧はこちら→https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=22551
導入事例5:株式会社メディアミックス研究所
(導入製品:QA Analytics & Heatmap)
株式会社メディアミックス研究所様
業種 | 企業規模 |
---|---|
IT・情報通信 | 不明 |
導入前の課題
弊社は、幅広いクライアントに対して、コーポレートサイトからECサイト・LPまでの制作・運用支援を行っております。しかしながら、地方のクライアントにおいては、サイト制作後の成長戦略やユーザー行動の分析に対する理解が十分ではない状況が見受けられます。数値やグラフを用いた提案資料は、直感的でなく伝わりづらいことが課題です。
改善の施策
そこで、次なる展開への根拠となるレポート・提案資料をよりわかりやすく効果的に伝えるために、ヒートマップツールの活用を提案いたします。ヒートマップツールは、ビジュアルでユーザー行動を直感的に把握できる利点があり、クライアントに理解していただきやすいでしょう。UI設計において、ユーザーがどのように動いているか、どこで悩んでいるか、どこが分かりづらいかなどを把握するために役立ちます。
導入後の効果
QA Heatmap Analyticsは、タグ設置が不要で手軽に導入可能なため、すぐに活用を開始できるメリットがあります。また、日本語サポートが充実しており、意見を真摯に受け止めて開発に反映してくれる姿勢も魅力的です。このツールを活用することで、サイトの改善施策によりユーザーの行動や課題をより詳細に把握し、効果的な施策を講じることができるでしょう。これにより、クライアントのサイトはビジネスとともに成長し、より良いユーザーエクスペリエンスを提供することが期待できます。
導入した製品:QA Analytics & Heatmap
QA Analytics & Heatmapの製品情報はこちら→ https://digi-mado.jp/products/22467/
QA Analytics & Heatmapの事例一覧はこちら→ https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=22467
導入事例6:株式会社TENTIAL(導入製品:Ptengine)
3ヶ月で100,000人のLINE@友だち登録を達成!ポップアップで「購入意欲の後押し」を実現する方法とは?
※出典:Ptengine|株式会社TENTIAL事例インタビュー|3ヶ月で100,000人のLINE@友だち登録を達成!
業種 | 企業規模 |
---|---|
ビジネスサービス | 21名-50名 |
導入前の課題
プロのwebライターとして、導入前の課題は次のようにまとめられます。顧客獲得のためにSEOや広告を活用してサイトへのユーザー呼び込みは成功していたものの、サイト内でのユーザー体験が改善されていなかったため、CVRが低くなっていました。サイト訪問者がなぜ購入しないのか、どのページをよく見ているのか、いつ離脱してしまうのかといったデータ不足がありました。この課題を解決するために、ユーザー行動の分析とサイト体験の改善が必要とされていました。
改善の施策
顧客獲得の成果を最大化するために、導入前の課題を解決するための施策は次のようになります。まず、Ptengineを導入し、サイトのユーザー行動を詳細に分析することで、サイト訪問者の行動パターンや離脱ポイントを特定しました。その上で、アクションを起こさなかったユーザーや特定のセグメントに対して、効果的なポップアップを展開しました。
Ptengineの豊富なテンプレートを活用してスピーディにポップアップを制作し、出現条件を細かく設定することでユーザーの体験を損なわないように配慮しました。さらに、ユーザーのセグメントごとに異なるポップアップを表示し、よりターゲットに合ったコンテンツを提供することで、クリック率を向上させました。これらの施策により、サイト訪問者の購入意欲を高めることを目指しました。
導入後の効果
Ptengineを導入してからの効果は大きな成果を上げました。まず、ユーザー行動の分析により、サイト内でのボトルネックを特定し、改善施策を行うことでCVRが大幅に向上しました。特に、ポップアップの効果性が顕著であり、ユーザーに対して適切なタイミングで表示されることで、邪魔になることを防ぎつつ、ユーザーの関心を引き付けることに成功しました。
また、セグメントごとに最適化したポップアップの配信により、ユーザーの購入意欲を後押しし、CVRの向上に寄与しました。これらの施策の効果により、3ヶ月でLINE@の友だち登録者数が100,000人増加し、特にセール開催時や新商品発売時には売上げのトップラインを上げる重要なチャネルとなっています。Ptengineの機能性と使い勝手の良さが、これらの成果を実現する一因となっています。
導入した製品:Ptengine
Ptengineの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/22032/
Ptengineの事例一覧はこちら→https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=22032
導入事例7:株式会社日本教育システム研究所
(導入製品:ミエルカヒートマップ)
「サポート面と使いやすさが決め手に」株式会社日本教育システム研究所様に導入理由をお聞きしました
業種 | 企業規模 |
---|---|
教育 | 不明 |
導入前の課題
以前、集客力のあるWEBページに改良したいという思いがありながら、自力での課題発見や改善案の考案に限界を感じていました。自身の知識やスキル不足もあり、Googleアナリティクスなどを使用しても、理解するのが難しく、何をどう考察すればよいのかが分からず、手詰まりの日々を過ごしていました。
改善の施策
その中で、Faber Companyさんの「ミエルカヒートマップ」ツールを知り、特に以下の3つのポイントに魅力を感じ、導入を決定しました。第一に、分かりやすく使いやすいUIがありました。第二に、改善が必要なポイントが一目でわかるヒートマップが提供されていました。そして第三に、初心者でも簡単に使用できる期待が持てました。
導入後の効果
現在、ヒートマップを活用して、「どこが読まれているか」「どこで離脱しているか」「お客様にとって魅力的なコンテンツ(=必要な情報)は何か、反対に不要なものは何か」という情報を得るのに大いに役立っています。それらのデータを基に、漠然としていたサイト改善案も具体化されました。仮説として「お客様にとって価値ある情報を、効果的に配置した」といえる改善案をまとめることができました。これから本格的なサイト改善に取り掛かるので、今から効果が楽しみです。
導入した製品:ミエルカヒートマップ
ミエルカヒートマップの製品情報はこちら→https://digi-mado.jp/products/21980/
ミエルカヒートマップの事例一覧はこちら→https://digi-mado.jp/case/?prd_id[]=21980
ヒートマップツール12製品の比較一覧
製品のおすすめポイント
- インスタント ヒートマップでユーザーの思考を可視化します
- セッションのレコーディング(視聴と学習)
- パワフルな分析情報とGoogle アナリティクスの統合
製品のおすすめポイント
- TwinHeatは他のヒートマップツールとの違い
- 圧倒的な読み取りやすさ、改善への活かしやすさ
- 見比べるとヒートマップの違いがはっきり現れる
製品のおすすめポイント
- パワフルなアプリ可視化解析のプラットフォーム
- ユーザがアプリを実際にはどのように利用しているのか可視化します
- インサイトからユーザエクスペリエンスを改善
製品のおすすめポイント
- コンテンツ毎、各種ビジネスゴールに対しての貢献度を分析
- ページ単位の分析では埋もれていた、コンテンツ毎の成果をあきらかに
- れまでのヒートマップツールとコンテンツアナリティクスとの違い
製品のおすすめポイント
- 自動化されたインサイトを手軽に活用できます
- 誰にでも理解できる指標、直感的に使えるビジュアルレポーティング機能
- 収益に影響を及ぼす前にエラーを発見できます
- Contentsquareがデジタルチーム全体で活用できる顧客のインサイトを提供
製品のおすすめポイント
- 誰でもわかる!簡単な解析。10種類のヒートマップでUI/UX改善
- 訪問者属性分析しリアリティのあるペルソナを想定
- 訪問者の動きを可視化するヒートマップです
製品のおすすめポイント
- ヒートマップ解析と録画再生機能(セッションリプレイ)でウェブサイトを解析する
- A/Bテスト機能とパーソナライズ機能でウェブサイトを改善する
- ポップアップ機能とEFO(エントリーフォーム最適化)
- 広告連携機能(AIリターゲティング)とレポート機能
製品のおすすめポイント
- グ不要・すぐ使える見慣れたアクセス解析ビュー
- セッションリプレイ&必要なときに必要な機能を追加できます
- 日本のユーザーの利用しやすさとサポートに強い公式WordPressプラグイン
製品のおすすめポイント
- Mouseflowでコンバージョンを増やします
- Mouseflow(マウスフロー)導入後のサポートも安心
- Mouseflow(マウスフロー)社とは?
製品のおすすめポイント
- Webサイトにおける無料で使えるヒートマップとは
- 5種類のヒートマップを無料で利用可能です
- PCとスマートフォンのヒートマップ解析ができます
製品のおすすめポイント
- タグ1つで誰もがサイトの力を最大限に引き出す環境へ
- ノーコードでWebサイトの改善や指標の計測ができる
- 企画・制作・プロダクトを一貫した顧客体験を届けられる
ヒートマップツールについての詳しい記事はこちら
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