製品を導入することになった背景

三井住友銀行様では、産前産後休業・育児休業取得者(約1,700名)との書類郵送や私用メールでのやり取りが煩雑化。申請書の添付漏れや記入ミスが頻発し、承認者・人事・申請者双方の手間と社内ネットワーク非接続時の断絶リスクが課題となっていました。法令改正に伴う電子申請義務化もあり、休職中でも安定して申請できる非イントラ型システムの整備が急務でした。

導入前の課題に対する解決策

選定プロセスでは、クラウドで自宅PC・スマホからアクセス可能で、金融機関の厳格なセキュリティ要件を満たすMAJOR FLOW Z CLOUDを採用。IP制限やログ監視を実装しつつ、ドラッグ&ドロップで申請フォームを視覚作成。入力制御や自動差戻し機能により記入漏れ・添付漏れを防ぎ、申請者に直接差戻せるフロー設計で属人化を排除しました。

製品の導入により改善した業務

導入後は自宅や外出先からスマホで人事系申請が完結し、押印・郵送対応を廃止。入力制御で表記ゆれや漏れが激減し、差戻し件数は大幅減少。申請者自身が進捗をリアルタイムに確認できることで問い合わせも削減。取扱通知書の自動メール配信で郵送コスト・運用負荷を軽減し、業務の可視化・自動化・コンプライアンス強化を同時に実現しています。