製品を導入することになった背景

株式会社サイバー・コミュニケーションズは、デジタルマーケティングの分野で数多くの媒体社や広告会社と取引を行い、業界をリードする存在です。しかし、技術の進化によりデータの種類や量が増加し、従来のデータ管理・分析の方法では対応が困難になっていました。データを統合管理し、迅速にビジネスに活用する必要性が高まっていたため、分析基盤向けデータ統合サービス「trocco®(トロッコ)」の導入を決定しました。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、同社はデータが分散しており統合管理ができていないという課題を抱えていました。特定の問題解決のために構築されたシステムや個別担当者が管理するExcelファイルにデータが散在し、他の目的での利活用が難しい状況でした。また、エンジニアリソースの限界もあり、大量のデータを適切なタイミングで必要な場所に移動する作業は、エンジニアの貴重な時間を大きく奪っていました。

導入前の課題に対する解決策

「trocco®」の導入により、エンジニアでなくてもセールスやコンサルティング担当者がデータのインポートやエクスポートを簡単に行えるようになりました。これにより、エンジニアはアドホックな業務から解放され、より価値の高い業務に集中できるようになったのです。また、データ管理・分析の型にはまらない「ビッグデータ」の取り扱いも可能になり、データをスピーディにビジネスに活用する体制が整いました。

製品の導入により改善した業務

「trocco®」の導入後、データエンジニア3名分のリソースを節約することに成功しました。データ活用基盤の構築から分析、効果検証の領域で主に活用され、様々なデータソースを分析基盤にインポートする作業や、分析結果をデジタルマーケティングツールにエクスポートする作業が効率化されました。これにより、データエンジニアは創造的な業務に注力できる環境が整い、企業全体の業務効率が向上しました。