製品を導入することになった背景

ラーメン、甘党を主力とするファストフードサービスチェーンを展開するスガキコシステムズ株式会社では、基幹システムを含めた業務システム内の情報を収集し、BIを利用する一部のユーザーを除いて問い合わせ業務用の仕組みをMicrosoft AccessやMicrosoft Excelのマクロを活用して構築していました。しかし、新たなバッチ処理の統合のために「Waha! Transformer」の「REST Serverオプション」を採用することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

スガキコシステムズ株式会社は、社内への情報提供のために各業務システムから分析用のDBへ情報を集約し、BIツールを用いて業務に役立てていました。しかし、BIツールを利用するパワーユーザー以外のために、Access・Excel VBA・ETLバッチ処理を使って情報を抽出する仕組みを個別に開発していました。このため、画面上での問い合わせ業務に関しては、都度の個別開発が必要であり、情報提供の効率化が求められていました。

導入前の課題に対する解決策

条件抽出するバッチ処理をETLに流せるようにするため、グループ会社での利用実績があるユーティリティーツール、PsExecを考慮しました。しかし、使い勝手の面での改善点が存在したため、システムの連動手順をマイクロサービス化し、シンプルなREST APIで連携できる「Waha! Transformer REST Serverオプション」を採用することとなりました。

製品の導入により改善した業務

「Waha! Transformer REST Serverオプション」の導入により、Microsoft AccessやExcelマクロを使用していた情報提供の仕組みをETLへのバッチ処理に移行し、現場への情報提供が容易になりました。この変更により、情報抽出の速度が大幅に向上し、利用者からのフィードバックも良好でした。また、今後の展開として、商品部以外の問い合わせ業務への拡張も視野に入れています。