製品を導入することになった背景

イーライフ共和株式会社は、メーカーや得意先小売店と連携し、消費者ニーズに対応するための売場提案を行っています。小売店に対して新商品の紹介やセールスのアドバイスを行い、受注・納品を実施しています。また、鹿児島・熊本・福岡地域で日用品全般の中間流通機能を担っており、地域経済の発展や生活者の豊かな生活の創造に貢献しています。

導入前に企業が抱えていた課題

イーライフ共和株式会社は、約45,000種類の商品を取り扱い、得意先小売3200店舗や仕入先メーカー300社との取引を365日行っています。この大量のデータ処理には、電子取引が必要となっていました。しかし、従来のデータ処理はプログラミングに依存しており、変更依頼が多く発生していました。また、新しい基幹システムの導入が計画されていたが、過去のデータ移行や技術者の不足が課題となっていました。

導入前の課題に対する解決策

イーライフ共和株式会社は、EDIに特化したパッケージ製品を検討しましたが、EDI以外の用途でも活用できる可能性を持つBeaconIT Data Integration Suite for EDI(BDIS)を導入することに決定しました。この製品の導入により、プログラムや処理作業を自動化・ツール化することができ、システムの企画や現場業務の効率化を進めることができるようになりました。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、全社で120本のジョブが稼動し、1日あたり約15,000件のトランザクションデータを処理することができるようになりました。新しい取引先やEDIデータパターンの処理作成も、従来1日かかっていたものが約2時間で完了するようになりました。また、伝票発行も新しいシステムを利用して効率的に行うことができるようになり、取引先へのサービスも迅速に提供することができるようになりました。