製品を導入することになった背景

東海コープ事業連合は、コープぎふ、めいきん生協、みかわ市民生協、コープみえが組織する事業連帯の組織であり、組合員の願いを実現するための商品提供を行っています。2007年1月、東海コープ事業連合は汎用機での基幹系システム運用に課題を抱えており、高額な保守料やディスクの空き領域の有効活用ができない問題、パフォーマンスの問題などが存在していました。このような状況下で、使用していたデータベースのライセンス契約が2008年11月に終了することから、ダウンサイジングの実施が決定されました。

導入前に企業が抱えていた課題

東海コープ事業連合は、基幹系システムの運用において、1,000万円/月を超える高額な保守料の問題や、ディスクの空き領域が有効に活用できない問題、さらにはパフォーマンスの問題を抱えていました。また、データ移行に関しては、既存のシステムから新システムへの移行をCOBOLを使用して簡単に行えると考えていましたが、実際には様々な懸念点や問題点が浮上しました。

導入前の課題に対する解決策

データ移行の課題に対処するため、東海コープ事業連合は手動の作業からツールを導入しての対応に切り替えることを決定しました。ツールの選定の際のポイントとして、使い勝手の良いユーザインターフェースを重視し、Waha! Transformerを選択しました。Waha! Transformerの導入により、データ移行作業の効率が大幅に向上し、作業時間が短縮されました。

製品の導入により改善した業務

Waha! Transformerの導入により、データ変換作業の時間が大幅に短縮され、3人月での作業が可能となりました。COBOLを使用した場合、半年以上の教育時間が必要であったことを考慮すると、Waha! Transformerの導入は大きなメリットとなりました。また、基幹システムと複数のサーバとの連携が容易になり、データ作成の対応も迅速に行えるようになりました。