製品を導入することになった背景

リモートワークやサテライトオフィスの普及に伴い、情報の不正な持ち出しやUSBデバイスの紛失が問題となっていました。特に、システム開発・運用を手掛ける株式会社 IDホールディングスでは、社員が客先常駐することも多く、PCの社外持ち出しを考慮したIT資産管理や情報漏洩対策が必要とされていました。このような背景から、セキュリティ課題への対応としてAssetViewの導入を検討することとなりました。

導入前に企業が抱えていた課題

株式会社 IDホールディングスでは、社員にPCの管理者権限を与えず、ソフトの無断インストールを防ぐ措置を取っていました。また、ファイルはサーバー上で一元管理し、情報漏洩を防ぐ対策を施していました。しかし、IT資産やライセンスの管理は人力で行われており、資産管理はExcel台帳で、アプリケーションの管理は年2回の手動取得という形で行われていました。特にUSBデバイスの使用許可の申請プロセスが煩雑で、個別の制御設定が必要でした。

導入前の課題に対する解決策

株式会社 IDホールディングスの傘下にある株式会社インフォメーション・ディベロプメントがAssetViewの販売代理店であることから、社員からの紹介を受け、AssetViewを知ることとなりました。AssetViewは、デバイス制御やIT資産管理などの機能を1つのソフトウェアで統合管理できる点や、PC操作ログ管理機能が非常に有用であると感じられたため、導入を決定しました。

製品の導入により改善した業務

AssetViewの導入により、株式会社 IDホールディングスは19拠点、2300台のPCでの利用を実現しました。特に、USBデバイス制御が遠隔からも可能となり、管理コンソール上での設定変更が容易になりました。また、Windowsの大型アップデート時には、PC更新管理機能を活用し、作業効率を大幅に向上させることができました。これにより、社員のテレワークや客先常駐時のセキュリティを確保しつつ、業務効率の向上を実現しました。