製品を導入することになった背景

「ネット不動産」の普及を目指し、不動産業界や金融業界のDXを推進するRENOSY Xは、ネットでの不動産検索が一般的になってきましたが、内見から申し込み、契約までの過程がネット化されていないという課題を感じていました。しかし、宅地建物業法の改正により電子契約が解禁され、オンライン完結型の不動産取引が可能となりました。この変化を背景に、RENOSY Xはオンラインでの不動産取引をシームレスに進める世界を目指して活動を進めています。

導入前に企業が抱えていた課題

RENOSY Xは「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY」という住宅ローン申し込みプラットフォームサービスの運営を行っています。このサービスは不動産会社、金融機関、住宅ローン申込者をつなぐもので、多くの機微な情報を取り扱っています。そのため、セキュリティには非常に細心の注意を払う必要がありました。また、金融機関との取引において、第三者視点でのセキュリティ評価が必須となっていました。

導入前の課題に対する解決策

セキュリティの専門家であるGMOサイバーセキュリティ byイエラエにセキュリティ診断を依頼することで、RENOSY Xはセキュリティの問題に対処しようとしました。導入する金融機関ごとにカスタマイズが必要であったため、都度セキュリティ診断を行うことが求められました。また、大規模なシステムのアジャイル開発の特性上、システムの理解や変動への対応、予算内での診断、リスク対応の早期化など、多くの懸念が存在していました。

製品の導入により改善した業務

GMOサイバーセキュリティ byイエラエの診断により、RENOSY Xはセキュリティに関して自信を持ってサービスを提供することができるようになりました。特に、リスクが高い脆弱性に対して即時アラートを受け取ることができ、関係者間の判断を早めることができました。これにより、大きなスケジュールの遅れを防ぎ、期日通りにサービスのリリースを行うことができました。