製品を導入することになった背景

株式会社リゾームは、商業施設向けのグループウェアにおいて、顧客の購買データや個人情報を取り扱っており、セキュリティは非常に重要な課題となっていました。特に、主要な顧客としてセキュリティ意識の高い大手デベロッパー企業が多く、そのニーズに応えるための取り組みが求められていました。

導入前に企業が抱えていた課題

Amazon Guard Dutyで緊急度の高いインシデントを検知したことがきっかけとなり、セキュリティ対策の必要性が浮き彫りとなりました。検知内容を調査した結果、問題はなかったものの、稼働中のシステムでのセキュリティインシデント発生時の対応や、フォレンジック調査に関する専門的な知識や対策が不足していると感じられました。

導入前の課題に対する解決策

セキュリティの専門家としてGMOサイバーセキュリティ byイエラエにリスクアセスメント(脅威モデリング)を依頼することとなりました。このサービスを通じて、システムがどのような脅威にさらされ、攻撃される可能性があるかを洗い出すことが目的とされました。

製品の導入により改善した業務

リスクアセスメントを通じて得られた資料を基に、セキュリティ対策の改善やインフラ設定の見直しを行うことができました。具体的には、セキュリティ対策の推進や、検証環境でも本番環境と同等のセキュリティ意識を持って開発を進めるなどの取り組みが実施され、会社全体としてのセキュリティ強化が進められるようになりました。