製品を導入することになった背景

株式会社クロスキャットは、2016年頃からタレントマネジメントツールの検討を開始し、2017年12月にESI(現スキルナビ)の採用を決定しました。この製品は、2018年4月から運用が始まり、初期データとして既存の人事システムから必要な情報をCSVファイル経由で取り込みました。この導入により、従業員個々のスキルに関する情報、これまでのキャリア、経歴、資格保有、居住地域の情報などが蓄積されています。

導入前に企業が抱えていた課題

導入前、株式会社クロスキャットは人事評価の方法が比較的現場の裁量に任せられていました。この状況は、制度の統一と透明性が求められる中で、企業全体としての人事評価制度の確立が必要であると感じられました。

導入前の課題に対する解決策

この課題に対して、2019年4月から新たな人事評価制度を運用するツールとしてESI(現スキルナビ)を活用することになりました。この新制度では、全社で人事評価の方法を統一し、管理職と従業員の双方から評価の透明性が上がるという声が寄せられています。

製品の導入により改善した業務

製品の導入により、コロナ禍での新たな課題にも柔軟に対応できました。従業員がテレワークで独立して働く環境下でも、ESI(現スキルナビ)により可視化された個別のスキルをもとに、従業員個々のスキルアップ研修を組むことができました。この結果、高い生産性を発揮できる人材の育成が可能となりました。